2008年5月 8日 (木)

『ウルトラマン プレミアステージ2』の感想

GWは名古屋に行ってきました。目的はいくつかありますが、主たる目的は5/2~5/6に中日劇場で開催されていた、『ウルトラマンプレミアステージ2』という舞台を鑑賞すること。この舞台は昨年開催して好評を博した『ウルトラマンプレミアステージ』の第2弾。この舞台の何が凄いって、通常のヒーローショーではなかなか観ることができない、変身前の俳優さんも多数出演しての本格的な舞台だということ。

例えば今年は、初代ウルトラマンのハヤタ・シンを演じる黒部進さん、ウルトラセブンのモロボシ・ダンを演じる森次晃嗣さん、ウルトラマンガイアの高山我夢を演じる吉岡毅志さん、ウルトラマンコスモスの春野ムサシを演じる杉浦太陽さんが出演しました。

それだけでも錚々たる顔ぶれですが、さらに『ウルトラマンメビウス』でGUYSのコノミ隊員を演じた平田弥里さんも出演しました。さらにさらに、ウルトラマンメビウスの声は五十嵐隼士さん、ウルトラマンヒカリの声は仁科克基さん、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)の声は団次朗さん、ウルトラマンエースの声は高峰圭二さんという豪華な面子が演じてくれているので、非常に楽しめます。

私は元々、俳優の皆さんが出演しない、純粋に着ぐるみキャラクターのみによるヒーローショーも好きな人間ですから(ヒーローのかっこいいアクションは見ていて楽しいのです)、35人のウルトラマンが総登場し(カーテンコールにしか出てこないウルトラマンもいますが)、変身前の役者さんも出演される舞台とあっては、興奮しないはずがありません。

何と、3回も観てしまいました。どの回もA席で鑑賞したのですが、1回鑑賞するのに5,000円必要なので、1万5千円の出費ということになります。名古屋への往復の新幹線代とホテル宿泊代をそれに足せば、多分5万円近くになると思うので、私はこのGWにウルトラマンのために5万円近く使ってしまった男ということになります。

ともあれ、『ウルトラマンプレミアステージ2』の内容を紹介しつつ、感想を述べていきましょう。舞台は第1部と第2部に分かれておりまして、第1部は『ウルトラエンターテイメントショー』と題された、歌と抽選会。黒部進さんや沢山のウルトラマンが登場するのは、第2部のライブステージです(一応、第1部にもウルトラマンタロウやコスモスほか、何人かのウルトラヒーローが登場しましたが)。

以下、第2部について紹介していきたいと思います。記憶が曖昧な部分がありますが、憶えている範囲で。

第2部の幕が開いた冒頭、まずはいきなりウルトラ兄弟と悪の宇宙人軍団の激闘!!ウルトラ兄弟の面子は、ゾフィーからタロウまでの6兄弟(初代ウルトラマンとセブンは少し遅れて登場)とメビウス。宇宙人軍団の代表格は、バルタン星人、キリエロイド、アパテー、ギギ、ザムシャーといった、こちらも錚々たる顔ぶれ(今回の舞台ではザムシャーは、最後まで悪の宇宙人としての役回りでした)。

激闘のさ中、暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人が遺した闇の鎧・アーマードダークネスが出現!!アーマードダークネスの攻撃に、ウルトラ兄弟は次々と倒れていきます。宇宙人軍団の目的は、主のエンペラ星人を失って彷徨っているアーマードダークネスを自分達でコントロールし、宇宙を憎しみで支配する事でした。激闘の中、何故かアーマードダークネスの力を求め、さらに何故かウルトラマンメビウスを憎んでいる宇宙人の少年・ニコの存在が明らかになります。

バルタン星人ら宇宙人軍団は、メビウスを憎むニコの心を利用して、アーマードダークネスの力を我が物にしようとしていました。そしてさらに、宇宙人軍団は、”命の星”と呼ばれる惑星フロスの生命エネルギー”フロスエナジー”をも我が物にしようとしていました。フロスエナジーの力を浴びた者は、強大な力を手に入れることができるという伝説があったのです。かつて、その力をめぐって醜い争いが起き、2人の勇者がフロスエナジーの力を”命の谷”に封印したとのこと。宇宙人軍団はアーマードダークネスとフロスエナジーの力で、宇宙を闇で包もうとしています。

宇宙人軍団の陰謀を知ったウルトラマンとウルトラセブンは、地球を訪れます。客席に現われるハヤタ、そしてダン!!会場が割れんばかりの歓声と拍手に包まれます。彼らが地球を訪れたのは、地球にいる2人のウルトラマン―ガイアとコスモスに協力を求めるためでした。舞台上に登場する、我夢(ガイア)とムサシ(コスモス)。またも大きな拍手が起こり、ハヤタ、ダン、我夢、ムサシという、昭和と平成の4大ヒーローが舞台上に集結しました。それだけでも5,000円払った価値があると思えるぐらいの、感慨深い光景が、自分の目の前に展開されていました。

コスモスはその慈愛の心で、何故かメビウスを憎んでいるニコの心を救うことを頼まれ、ガイアはフロスエナジーの封印を解く力を持つヴィオラ姫(演じるのはグラビアアイドルの小田あさ美さん)を守ることを頼まれたのでした。「生まれた星は違っても、僕らは同じウルトラ戦士」(我夢のセリフ。ウルトラマンの良さを単刀直入に語った感動的なセリフだと思います)という絆で結ばれた昭和と平成の4大ヒーローが、宇宙の平和を守るため行動を開始しました。

同じ頃、GUYSのアイハラ・リュウ隊長が、宇宙で消息を絶っていました。コノミ隊員が、リュウ隊長が訪れていたGUYSスペーシーの基地に着くと、基地は壊滅状態。そこには、GUYSスペーシーの生き残りの隊員、タケルとユウキがいました。タケルとユウキは謎のコントでコノミに状況を伝え、コノミはそれを奇跡的に理解(タケルとユウキは自分達のコントの意味が通じたことに大喜び)。コノミ隊員の解説によると、どうやらGUYSスペーシーの基地が宇宙人たちの襲撃を受け、リュウは宇宙人たちを追って出撃していったとのこと。と、そこにやってきたモロボシ・ダン!!

コノミ隊員はダンに会ったことがあるものの、タケルとユウキはダンと初対面。そこで、彼らとダンの間に、以下のようなやり取りが展開されます。

タケルもしくはユウキ「あんた誰?キムタク?」
タケルもしくはユウキ「馬鹿、違うよ、ブラッドピット」
ダン「よく言われる!!」(ここで観客が大爆笑)

この後、ダンが壊れて、タケル&ユウキと共に踊りながら、「ラーメン、つけめん、僕イケメン、宇宙のイケメン、ウルトラセブン!!」と叫び、さらにそれを何度も続けるので、会場が大爆笑。ウルトラセブンの渋いイメージが一変した瞬間でした。

我に返ったダンは、コノミ隊員たちにアーマードダークネスの脅威を語ります。と、そこにGUYSスペーシーの基地を襲撃した宇宙人(ギギやヒッポリト星人など)が戻ってきました。自分がここを食い止めると言って、コノミ隊員に惑星フロスに行くよう促すダン。そして、ダンが懐から取り出したものこそ、言わずと知れたウルトラアイ!!ダンが「デュワ!!」と叫んでウルトラアイを顔につけると、舞台が暗転し、ウルトラセブンが登場!!会場中から沸き起こる大声援。セブンと宇宙人軍団の激闘が展開しながら、場面が変わります。

ところ変わって、メビウスを憎むニコ。ニコは彼の憎しみの心を狙う宇宙人軍団に唆されて、アーマードダークネスにその身を捧げようとしています。メビウスが駆けつけますが、ニコはメビウスに対して心を開きません。それどころか、敵の数は多く、メビウス大ピンチ!!そこに駆けつけたのは、我らがウルトラマンコスモス!!コスモスが現われたことで撤退する宇宙人軍団。コスモスはムサシの姿に戻り、メビウスと協力してニコの心を救おうということになりました。

一方、フロスエナジーの封印を解けるヴィオラ姫のいる惑星カオスでは、善良な怪獣たちが楽しく踊っていました(怪獣たちが非常に可愛らしい)。そこにやってきたのは、ウルトラマンガイアこと高山我夢。ヴィオラ姫は我夢の訪問を受け、宇宙を闇に包もうとする宇宙人軍団の陰謀を挫くため、自分が惑星フロスに旅立つことを決意します。そしてヴィオラ姫を守り抜くことを誓う我夢(ガイア)。

ニコもフロスエナジーの力を求めて、惑星フロスを目指していました。その道中でニコは、昨年のプレミアステージにも登場した、ファントン星人の子供であるフォンタと知り合い、お母さんの思い出を語ります。ニコが大好きだったお母さんは、何とウルトラマンメビウスに殺されたというのです。そこに現われたムサシは、「メビウスは間違ってもそんなことをしない」と説得しますが、ニコは聞く耳を持ちません。

と、そこへ現われるバルタン星人たち!!宇宙人軍団は、あくまでニコを利用するつもりです。そこへ駆けつけるハヤタ。ハヤタはバルタンとの戦いを引き受け、ムサシとニコに先に惑星フロスに行くよう促します。怪獣たちを前にして、ベーターカプセルを掲げるハヤタ……と思ったら、ハヤタの右手には何と、しゃもじ!!当然変身できるはずもなく、場内大爆笑。さらに、バルタンがしゃもじの解説を淡々と語り、さらに爆笑。ようやく本物のベーターカプセルを取り出して、ハヤタがウルトラマンに変身!!感動!!しばしウルトラマンと怪獣たちの激闘が展開された後、またも場面が変わります。

ところ変わって惑星フロス。舞台上にウルトラマンナイスとウルトラマンゼアスのコンビが登場し、会場を爆笑の渦に巻き込みます。そこへGUYSスペーシーのお笑いコンビがやってきて、ナイス&ゼアスに対抗。コノミ隊員も駆けつけて、ナイス&ゼアスとの再会を祝しているところに、我夢とヴィオラ姫もやってきます。ヴィオラ姫の部下であるザックスが、騒いでいるナイス&ゼアスとGUYSスペーシー2名を見て、「姫、何やら怪しい一団が!!」と言っていたのが地味に面白かったです。

そこにヴィオラ姫を狙うザムシャーたちが現われ、ザックスは姫をかばって倒されてしまいます。怒った我夢は、コノミやナイス&ゼアスに惑星フロスへ急ぐよう促し、「ガイアーーーー!!」と叫んで変身!!これも大感動!!

惑星フロスでは、ヴィオラ姫やコノミと、ニコが出会います。そこに駆けつけたメビウスと、コノミ隊員が再会。この場面は記憶が結構曖昧なのですが、駆けつけたムサシが宇宙人軍団に対して、「コスモ~ス!!」と叫んで感動の変身。そこに救援に駆けつけたのは、我らがウルトラマンとセブンですが、彼らこそフロスエナジーを封印した伝説の勇者!!最初からウルトラマンとセブンが狙いだった宇宙人軍団の罠にはまって、ウルトラマンとセブンは敵に捕らえられてしまいます。その後、我夢とムサシの前にウルトラの父と母も登場。

そして、メビウスを憎むニコは、ついにアーマードダークネスの中へ!!ニコを助けるため、メビウスもアーマードダークネスの中へ。その後、ニコの母親を殺したのはメビウスではなく、メビウスに化けたババルウ星人だったことが判明し、ニコの疑いは晴れます。

アーマードダークネスに飛び込んだメビウスとニコ、そして敵に捕まったウルトラマンとセブン、事態を打開するため”命の谷”に飛び込んだコスモスは、会場の人々の声援とフロスエナジーの力によって見事に復活。ゾフィー兄さんを始めとするウルトラ戦士たちも駆け付け、ウルトラ戦士VS宇宙人軍団の最終決戦の火蓋が切って落とされました。

まずはゾフィー、ジャック、エース、タロウ、レオ、80、メビウスたちの戦い。その乱戦が終わると、キリエロイドの前にウルトラマンティガが現われました。闇の力で宇宙を支配しようとするキリエロイドに対し、「TAKE ME HIGHER」をBGMに「人は自分自身の力で希望の光になれる!!」と宣言するティガが、まさにティガでかっこいい!!ティガのかっこよさが存分に表現された登場の仕方だったと思います。

ティガがゼペリオン光線でキリエロイドを倒して舞台裏に消えると、今度はナイスとゼアスが登場。「待って~、あ~行っちゃった~」とつぶやいているのはナイス。ナイスの息子はティガのファン(これは事実)なので、ティガの写真を撮りたかったとのこと。そこへ現われたヒッポリト星人に対して、「しょうがない、君で我慢するか」といった感じで、ナイスとゼアスはヒッポリト星人を翻弄します。翻弄されたあげく、ヒッポリト星人はゼアスのスペシュッシュラ光線とナイスのベリーナイス光線に倒されてしまいました。哀れ、ヒッポリト星人。

そして敵に苦戦するガイアの前には、ウルトラマンアグルが登場!!私が3回観たうちの最後の公演では、ガイアはアグルに対して「藤宮!!」と呼びかけていました。最初の2回は「アグル!!」だったので、恐らく吉岡毅志氏による生のアドリブだったのでしょう。『ウルトラマンガイア』を好きな方ならわかると思いますが、ガイアが「藤宮!!」と喋ったことに大感動!!超興奮!!「ちょうど身体がなまっていたところだ、手を貸してやる」と言うアグルに対し、「素直じゃないところも相変わらずだな」と返すガイア。あ~本物だ、本物のガイアとアグルが今目の前に!!ガイアとアグルらしいやり取りが展開されていて、このシーンは本気で感動&笑いました。

ピンチのコノミ隊員のところには、ウルトラマンヒカリが颯爽と登場!!その声はリュウ隊長!!かっこつけながら、「俺だぜ、コノミ」と言うリュウさん(姿はウルトラマンヒカリ)に笑ってしまいました。分身したバルタンを、ヒカリは鮮やかに倒します。続いてのコスモスの戦いには、やはりウルトラマンジャスティスが加勢。盛り上がります。

しぶとく生き残った宇宙人軍団は、自らの身体をアーマードダークネスに捧げ、アーマードダークネスは完全に覚醒。アーマードダークネスの力によって窮地に陥るウルトラ戦士たち!!舞台上には、ゾフィーからタロウまでの6兄弟と、レオ、80、メビウス、ヒカリ、ティガ、ガイア、アグル、コスモス、ジャスティス、ゼアス、ナイスがいました。17人のウルトラマンが束になってもアーマードダークネスには勝てません。

そこへ届く、ウルトラマンキングの声!!キングの声を聞いたウルトラ戦士たちは、最後の力を振り絞ります。まず、メビウス、ヒカリ(リュウ隊長と合体している)、そしてコノミ隊員の3人が一緒に「メビウ~ス」と叫び、フェニックスブレイブが登場!!フェニックスブレイブの攻撃と、他のウルトラマンたちの合体攻撃によって、ついにアーマードダークネスを倒すことができたのでした。

平和が戻って舞台も終幕。カーテンコールには、本編に登場しなかったウルトラマンたち(例えばウルトラマンマックスやウルトラマンダイナなど)も含めて総勢35人のウルトラマンが登場。ただし、ウルトラマン、セブン、ガイア、コスモスは変身前の俳優さんが出ているので、変身後の姿では出てきません。

カーテンコールでは本編で活躍した役者やヒーローだけでなく、本編で活躍しなかったヒーローたちの姿も見られることが楽しみの1つですが、なかでも出色だったのはウルトラマンジョーニアス!!マイナーなウルトラマンゆえ、舞台の端っこにいたのですが、自らが主役であるかと言わんばかりの猛烈なアピールを、客席に向けてしていました。それがまた、カッコイイの何の。最後、ジョーニアスの印象が強烈すぎて、今回のプレミアステージの良かったところを思い浮かべると、必ずジョーニアスが真っ先に脳裏に浮かぶという恐るべき事態になってしまいました。それぐらい、最後のジョーニアスが素敵でした。来年は、ジョーニアスをメインで活躍させるぐらいの勢いの舞台が観たいです。

『ウルトラマンプレミアステージ2』の内容と感想を書いてきましたが、後半は記憶が曖昧な部分も多く(燃えるシーンのオンパレードで、興奮しすぎて覚えていなかったり)、また書き続けて私自身が力尽きた面もあるので、かなり簡略になってしまいましたが、私の興奮の一端でもお伝えできたのであれば、望外の幸せです。

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2008年4月30日 (水)

『アンドロメロス』のメカバルタン

ウルトラマンの宿敵と言えば、バルタン星人。実際、バルタン星人が登場したウルトラ作品は数多いです。バルタン星人が登場した主な作品を列挙すれば、『ウルトラマン』、『ウルトラファイト』(帯番組)、『帰ってきたウルトラマン』、『ザ☆ウルトラマン』(アニメ作品)、『ウルトラマン80』、『ウルトラマンパワード』、『ウルトラマンコスモス ファーストコンタクト』(劇場用映画)、『ウルトラマンマックス』などがあります。細かいものを含めれば、もっと多くの作品にバルタン星人は登場しています。

Imgp2750 そして、ここで紹介する「メカバルタン」も、そんなバルタン星人の中の1人です。名前からもわかるとおり、身体の一部を機械化されたバルタン星人で、ソフビ人形や指人形などのグッズも発売されているキャラクターです。最近では(2月の話ですが)、データカードダス『大怪獣バトル』の怪獣カードとして登場したのも、記憶に新しいところです。

そんなメカバルタンが登場した作品は、1983年に放送された帯番組『アンドロメロス』。ウルトラシリーズの番外編で、雑誌でのグラビア特写+漫画連載という形での活躍を経て、TV化された作品です。コンセプトとしては、「鎧を着たウルトラマン」ということで、雑誌展開の頃は、宇宙警備隊の隊長・ゾフィーがコスモテクター(アンドロ族の戦士から譲り受けた鎧)を着て、「アンドロメロス」を名乗っていました。

TV版『アンドロメロス』は、アンドロ族の戦士ブノワがコスモテクターを身に付け、2代目アンドロメロスとして、そしてアンドロ警備隊の隊長として活躍しました。胸には、初代アンドロメロスであるゾフィーから授かった、ウルトラクロスという勲章を付けています(→アンドロメロスとアンドロ超戦士たちのソフビの画像がコチラ)。

メカバルタンは、その『アンドロメロス』という番組に登場したのです。アンドロ超戦士たちが戦った敵をグア軍団と呼びますが、メカバルタンはそのグア軍団の一員として登場し、アンドロ超戦士たちと戦い、アンドロマルスの必殺技コスモバズーカで倒されました。真相は定かではありませんが、初代ウルトラマンと戦ったバルタン星人が復活させられたものという説もあるようです。

メカバルタンは非常にマイナーなキャラクター(そもそも登場作品がマイナー)ですが、紛れもなくバルタン星人の一員です。バンダイから発売された「不滅のバルタン星人セット」という商品にも、メカバルタンは入っています。

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2008年4月17日 (木)

こんなウルトラマンを見てみたい

『ウルトラセブンX』や『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』のような形ではなく、TVで1年間放送される形式の新しいウルトラ作品が作られるとしたら、「こんな設定だったら嬉しいなぁ」と思う個人的願望・妄想を述べてみたいと思います。

これまでのウルトラ作品には、『ウルトラマンメビウス』のように旧作を完全に同一世界と設定した上で構築した作品だけではなく、『ウルトラマンティガ』のように旧作とは全く異なる新しい世界観を舞台にした作品があると思います。面白ければどっちでも良いというのが本音ではありますし、究極の理想は両方を同時並行でやってくれることです。

でも、諸般の事情でどちらかになるのであれば、できれば『ウルトラマンメビウス』のように、旧作を包含した世界観で活躍するウルトラマンが見たいです。先輩ヒーローとの競演も望めますしね。ただし、先輩ヒーローとの共演が最大の売りになってはいけません。最大の見所はほかの部分であって、客演はあくまで「あるかもしれない」おまけ程度でいいです。なければないで、構いません。

しかもその際、主役のウルトラマンがウルトラ兄弟の一員であったり、ウルトラ兄弟候補生だったりする必要性はないと思っています。以前にも、M78星雲出身とされながら、ウルトラ兄弟ではないウルトラマンは何人かいました。『ウルトラマンUSA』の3人や、ウルトラマングレート、ウルトラマンパワード、ウルトラマンネオス、ウルトラセブン21、ウルトラマンマックス、ウルトラマンゼノンなどです。しかし彼らが活躍した作品は、『ウルトラマンメビウス』のように旧作を同一世界と設定したものではなかったり、あるいは旧作との関連が曖昧だったりしたものが多かったです。

今度は、『ウルトラマンメビウス』のような過去にウルトラ兄弟が活躍した世界の延長上に、ウルトラ兄弟ではないウルトラマンが登場してほしいと思います。いっそ、M78星雲光の国が存在する世界の地球に、ウルトラマンレオのようなM78星雲出身ではないウルトラマンが現われたり、あるいは平成3部作のように宇宙人ではないウルトラマンが主役でもいいと思います。例えばウルトラマンガイアは地球から光を授かりましたが、そのような宇宙人ではないウルトラマンが、ウルトラ兄弟が存在する世界に現われたらどうなるか、ちょっと興味があります(もしかして、今度の映画がそういう趣旨なのでしょうか?)。

また、ウルトラの父は16万歳で、ウルトラ兄弟最年長のゾフィーは2万5千歳ですが、その間の世代のウルトラマンたちはいないのでしょうか。ウルトラ兄弟はみんなゾフィーより年下ですが、ゾフィーが隊長を務める宇宙警備隊には100万人のウルトラ戦士が所属しているそうなので、きっと5万歳の戦士とか3万5千歳の戦士とかがいることでしょう。ゾフィーよりも年上で戦い慣れしているけれども、ウルトラ兄弟には加入していない…そんなウルトラマンが地球に来ても良いと思います。

あるいは、青いウルトラマン。『ウルトラマンメビウス』劇中でのセリフから、青い体の宇宙警備隊員はウルトラマンヒカリが初めての事例のようですが、そのヒカリに続いて宇宙警備隊に加入した青いウルトラマンが地球にやってきたら、どのような活躍を見せてくれるか興味があります。

いっそ、複数の新たなウルトラマンが活躍する作品で、どうでしょうか。映画『ウルトラマンUSA』で3人のウルトラ戦士がM78星雲から派遣されてきたように、『ウルトラマンガイア』にウルトラマンアグルが登場していたように、ビデオ版『ウルトラマンネオス』にウルトラセブン21が登場していたように、『ウルトラマンメビウス』にウルトラマンヒカリが登場していたように。

例えば、新たにM78星雲から地球に派遣された赤い体のウルトラマン(年齢は7万歳ぐらい)と、たまたまM78星雲から科学調査で地球にやってきて何故か地球を守ることになった青いウルトラマンの組み合わせとか。あるいは、宇宙警備隊の青き体のルーキー戦士と、謎の光の力でウルトラマンへの変身能力を身に付けた地球人の組み合わせとか。初代ウルトラマンの伯父さんにあたるベテランのウルトラ戦士と、M78星雲以外の星から来たコメディ系ウルトラマン(ゼアスやナイスのような)の組み合わせとか。

異なる性格、異なる立場、異なる出自のウルトラマンが複数出てくる物語を、ぜひ見てみたいです。言うなれば、私は『仮面ライダーアギト』のようなものを望んでいるのかもしれません。私は平成の仮面ライダーの中では『アギト』がダントツで好きなのですが、『アギト』にアギト、ギルス、G3-Xといった異なる特徴を持つ3人ライダーが出てきたような展開を、ウルトラマンでも見たいのかもしれません。

最初に述べたように、先輩ヒーローの客演は「あるかもしれない」程度でいいです。あれば嬉しいですが、その作品の良さをファンが談義したときに、客演回しか語られない場合は非常に寂しいですから。客演が多すぎても、客演のありがたみが薄れることもありうるでしょうし、新ヒーローのカッコよさが霞んでしまうのもどうかと思いますので。旧作との繋がりはあっても客演はほとんどない、『ウルトラマン80』のような感じでもいいのではないでしょうか。

まぁ、冒頭で述べたように、究極の理想はM78星雲の世界観と、それとは全く異なる世界観の物語の両方を見られることなんですけどね。どうも、『ウルトラマンティガ』など平成三部作の頃にはウルトラ兄弟の存在が軽視され、逆に『ウルトラマンメビウス』の頃には府非M78星雲出身のウルトラマンが軽視されていたような印象があるので、どちらかだけに偏ると寂しい感じがするんですよね。

「初代ウルトラマンだってセブンだって、タロウだってレオだって、ジョーニアスだってパワードだって、ティガだってガイアだって、コスモスだってネクサスだって、ゼアスだってナイスだって、マックスだってメビウスだって、みんなウルトラマンなんだ!!」ということを強調しておきたいです。

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2008年4月 6日 (日)

1980年代生まれの私にとってのウルトラマン

私は1980年代の前半の生まれです。1980年から1981年にかけてTVで放送していた『ウルトラマン80』は、私が生まれたときにはすでに終わっていました。その後、国産ウルトラのTVシリーズが放送されたのは、よく知られているように、1996年の『ウルトラマンティガ』でした。

私が幼少期を過ごしたのは、まさに『ウルトラマン80』と『ウルトラマンティガ』の空白期にあたる期間です。通常なら、ウルトラマンに興味を持つことすらないまま育ってしまっても、おかしくない時代に生まれ育ったと言えると思います。実際、私と同年代の友人には、ウルトラマン好きがほとんどいません。しかし、私はウルトラマンが大好きです。それは何故なのか、そして、1980年代に生まれたということが、私のウルトラマンに対するスタンスにどんな影響を与えているのか、お話しようと思います。

私の場合、父親がウルトラマンに興味を持っている人だったというのが、まずは要因として大きいようです。そのため、幼少の頃にTVでリアルタイムに放送しているウルトラマンはなかったわけですが、父の影響でよくウルトラマンやゴジラ、あるいは仮面ライダーのビデオをレンタルしていました。それがまず、私が他の1980年代生まれと違ってウルトラマンに興味を持つ契機になったと思います。

リアルタイムで放送しているTVシリーズはなかったと言いましたが、30分番組ではなく10分間の帯番組、しかもウルトラシリーズの番外編もOKということであれば、実は放送している番組がありました。ウルトラシリーズの番外編と言うべき帯番組『アンドロメロス』です(1983年の放送)。

この番組にはウルトラマンは登場しませんが、メカバルタンやマグマ星人といったウルトラシリーズゆかりのキャラクターが登場していますし、アンドロメロスはウルトラ兄弟の長男・ゾフィーとも親しい間柄だそうなので、ウルトラシリーズの仲間と呼んで差し支えないでしょう。ただし、私はまだ小さかったためか、『アンドロメロス』を見ていた記憶はありません。ちょっと残念です。

同時に、やはり幼少時代に見てはいないのですが、『アンドロメロス』と同じぐらいに公開されていた2本の映画の存在は特筆しておくべきでしょう。1つは1983年の『ウルトラマンZOFFY』、もう1つは1984年の『ウルトラマン物語(ストーリー)』です。

どちらもウルトラ兄弟の活躍を前面に押し出した映画で、前者は我らがゾフィー兄さんがウルトラ兄弟の活躍を紹介してくれる作品で、「帰ってきたウルトラマン」が初めて「ウルトラマンジャック」と劇中で呼称された作品でもあります。また、後者はウルトラマンタロウを主役に据え、タロウの成長を描いた作品。

私は上記2つの映画を幼少時代に映画館に見に行ってはいないのですが、それら2つの作品があったこともあってか、1980年代~1990年代前半の『てれびくん』などの幼年雑誌には、いつも「ウルトラ兄弟」の特集が掲載されていたと記憶しています。つまり、TV放送がなくても、『てれびくん』などの雑誌を親に買ってもらっていた1980年代の子供たちの中には、ウルトラ兄弟の活躍をTVで見たことはなくても、知識としてはよく知っていた子供たちがいたのです。私もその1人。

つまり、子供時代の私にとっては、「ウルトラ兄弟」というのは、自分たちが生まれる前に大活躍していたらしい伝説の存在でした。しかし、そんな伝説の存在の活躍を見ることができるのはビデオと再放送だけという時代が長く続いていました。リアルタイムでウルトラ兄弟の活躍を見ることができない状態で、ウルトラマンという存在は海外に向けて展開し始めます。

例えば、1987年にアメリカでTV放送され、日本では1989年に劇場公開されたアニメ作品『ウルトラマンUSA』。オーストラリアでTV放送され、日本では1990年にビデオで発売された『ウルトラマングレート』(後に日本のTVでも放送)。アメリカでTV放送され、日本では1993年にビデオで発売された『ウルトラマンパワード』(後に日本のTVでも放送)。

『ウルトラマン80』と『ウルトラマンティガ』の狭間の時代に子供時代を過ごし、ウルトラ兄弟を伝説の存在として認識していた私が直面した新作ウルトラが、これらの海外製作作品でした。アニメ作品やビデオ発売の作品であっても、私はそれらの作品を心から楽しみました。再放送ではない、昔の作品を収録したビデオでもない、私が生まれる前には存在していなかった「新しいウルトラマン」だったからです。ただ、それらの作品の特徴として、ウルトラマンの出身地はM78星雲ではあるものの、ウルトラ兄弟の設定が使われていないことは特徴的でした。

そして、ついに復活した国産ウルトラの『ウルトラマンティガ』において、ティガはM78星雲出身ですらなくなっていました。続く『ウルトラマンダイナ』や『ウルトラマンガイア』も同様です。それもあって、この時期のウルトラシリーズを見ていなかった人も少なくないと聞きます。しかし、私にとっては初めての「新しい国産ウルトラTVシリーズ」です。いくらウルトラ兄弟が私にとって伝説の存在でも、見ないわけにはいきません。そして見ると、M78星雲やウルトラ兄弟が関係なくても、問題なく面白いです。結果的に考えれば、平成三部作はM78星雲と関係ない物語・設定にしたおかげで、ウルトラマンの可能性の幅が広がったと思うので、私としては大成功だったと思っています。

そして今でもウルトラマンへの興味は尽きないわけですが、振り返ってみると私は、子供の頃にウルトラ兄弟の知識を仕入れて彼らを伝説のヒーローと認識し、その後に海外製作のウルトラマン、実写ではないアニメのウルトラマン、そしてM78星雲が全く関係ないウルトラマンの活躍をリアルタイムで楽しんで大人になりました。

どれも楽しめ、嫌いなウルトラマンや興味のないウルトラマンは一切存在しない、言い換えればウルトラマンは全部好きな私は、「ウルトラ兄弟が出ていなければ嫌だ」とか、「平成の作品は面白いけど昭和はダサい」といった偏見・食わず嫌いからは免れることができたように思います。その点から言えば、1980年代に生まれ育ったことは得でした。あらゆるウルトラマンを受け入れることのできる時代に生まれ育ったのだと思います。

ところが、その分、「コイツが『俺たちのウルトラマン』だ!!」と胸を張って言えるウルトラヒーローに事欠くような気がします。私が幼少の頃、初めて登場した新しいウルトラマンは、『ウルトラマンUSA』のウルトラマンスコット、ウルトラマンチャック、ウルトラウーマンベスでした。そして続いて、ウルトラマングレートです。私はその時代に子供時代を過ごしたので物凄く思い入れがあるヒーローたちですが、一般的にはどうでしょうか。

「ウルトラセブンが一番好き」とか、「ウルトラマンレオが子供の頃のヒーロー」とか、「昔、ウルトラマンコスモスになりたいと思っていた」という類の人なら、たくさんいるような気がします。ですが、ウルトラマンスコットやウルトラマングレートに深い思い入れを抱いている人は、そんなに多くはないでしょう。少なくとも、それらのヒーローの活躍を幼少期~小学生の頃ぐらいに楽しんでいた人は、そんなに多くはないと思うのです。

『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のような映画を、スコット、チャック、ベス、グレート、パワードあたりを登場させて製作し、新ウルトラマンの目の前にスコットやグレートが現われても、狂喜乱舞する人はさほど多くはないでしょう。1980年代に生まれ育ったおかげで、どんなウルトラマンでも食わず嫌いせずに受け入れられるようにはなりましたが、その代わり、一抹の寂しさを感じる部分もあります。

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2008年3月24日 (月)

ディズニーとパワーレンジャー

今回は、ディズニー関連企業が製作している映画やTV番組と、日本の特撮ヒーローの、両方に興味がある私ならではの記事を書いてみたいと思います。

日本に生まれ育った方ならば、ちゃんと見たことはなくても、赤や黄色などのカラフルな色で色分けされた、複数の構成員で成り立っている特撮ヒーローの存在を、何となく知っている人が多いと思います。そのようなヒーローの代表例が、ゴレンジャーです。

それらのヒーローは正確に言えば、東映が製作している「スーパー戦隊シリーズ」と呼ばれるシリーズに属するヒーローたちのことで、1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』に始まり、2006年の『轟轟戦隊ボウケンジャー』で、記念すべきシリーズ第30作目を迎えました。今は第32作目の『炎神戦隊ゴーオンジャー』がTV朝日系列で放送されています。

第1作目の『秘密戦隊ゴレンジャー』は2年間放送されたものの、第2作目の『ジャッカー電撃隊』が視聴率不振で9ヵ月で放送が終了したため(最終回が1977年12月)、シリーズには若干のブランクがあります。しかし、シリーズ第3作『バトルフィーバーJ』が1979年2月に始まって以降、約30年間1度も途切れることなくシリーズが継続している、日本の特撮番組でも稀有のシリーズです。通常のアニメやドラマでも、あまり例があるものではないでしょう。

そのスーパー戦隊シリーズのヒーローは、実はアメリカの子供たちにもよく知られているそうです。何故ならアメリカでは、日本のスーパー戦隊シリーズの各作品を『パワーレンジャー』シリーズとしてリメイクして放送しているからです。その『パワーレンジャー』シリーズの第1作は、日本のスーパー戦隊シリーズ第16作『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992~1993年)をリメイクしたもので、1993年にアメリカで放送されました。

アメリカの『パワーレンジャー』シリーズは、ヒーローの戦闘シーンは日本で放送された映像を流用している場合も多いそうですが、新規撮影シーンもあるそうです。また、変身前の人間体は海外の俳優が演じております。つまり『パワーレンジャー』シリーズでは、アメリカの役者さんが、日本でもお馴染みのカラフルな衣装のヒーローに変身する描写を見られるわけです。

元々、『パワーレンジャー』の企画は、アメリカのサバン・エンターテイメント社が、日本の東映に持ちかけたもの。サバン・エンターテイメントの経営者が、日本の戦隊ヒーローの大ファンだったからだそうです。そして、サバン・エンターテイメントによって、日本の戦隊シリーズ作品が次々と『パワーレンジャー』シリーズとしてリメイクされ、アメリカで人気を博すこととなりました。その間、サバン・エンターテイメントはFOXファミリー・グループに入ります。

そして、ここでようやくディズニーの登場です。ディズニーは2001年に、FOXファミリー・グループを買収しました。要するに、ディズニーは『パワーレンジャー』シリーズの商品化権を獲得したのです。そして、先月発売された『Disney A to Z』日本語版371ページの記述によれば、2003年の『パワーレンジャー・ニンジャストーム』が、ディズニーが単独で製作した初めての『パワーレンジャー』作品になるのだとか。

もっとわかりやすく言えば、『パワーレンジャー・ニンジャストーム』以降の『パワーレンジャー』シリーズの作品は、ディズニーが製作しているということになります。以下、ディズニー製作による『ニンジャ・ストーム』以降の『パワーレンジャー』シリーズの作品名と、その元ネタとなった日本の戦隊シリーズの作品名を紹介していきます。

●日本:『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002~2003年) ⇒ アメリカ:『パワーレンジャー・ニンジャストーム』(2003年)

●日本:『爆竜戦隊アバレンジャー』(2003~2004年) ⇒ アメリカ:『パワーレンジャー・ダイノサンダー』(2004年)

●日本:『特捜戦隊デカレンジャー』(2004~2005年) ⇒ アメリカ:『パワーレンジャー・S.P.D』(2005年)

●日本:『魔法戦隊マジレンジャー』(2005~2006年) ⇒ アメリカ:『パワーレンジャー・ミスティックフォース』(2006年)

●日本:『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006~2007年) ⇒ アメリカ:『パワーレンジャー・オペレーション・オーバードライブ』(2007年)

●日本:『獣拳戦隊ゲキレンジャー』(2007~2008年) ⇒ アメリカ:『パワーレンジャー・ジャングルフューリー』(2008年)

ディズニー製作の第2作目『パワーレンジャー・ダイノサンダー』は、ディズニー以前から通算して、『パワーレンジャー』シリーズの第10作目にあたります。ただし、ディズニーが関わっていない第1作目は、シーズン1・シーズン2・シーズン3と製作されているので、これを1つの作品ではなく3つの作品と見なすと、『ダイノサンダー』は第12作目ということになります。

ともかく『パワーレンジャー』シリーズは、ディズニーが関わっていない時期も含めて15年(第1作が1993年)、ディズニー単独製作の『ニンジャストーム』から数えても5年以上続いているわけです。

今や、アメリカのディズニー・テーマパークでは、ミッキーマウスやスティッチに混じって、パワーレンジャーもパレードなどに登場することがあるそうです。私は海外のディズニー・テーマパークには行った事がないので、直接見たことはありませんが…。

何はともあれ、日本発のヒーローがディズニー・テーマパークのパレードに参加しているというのは、考えてみると結構凄いことなのではないかと思ってみたりもします。しかし、草薙聡志『アメリカで日本のアニメは、どう見られてきたか?』(徳間書店、2003年)という本によると、パワーレンジャーの元ネタとなったヒーローが日本のものであることは、アメリカの子供たちにはあまり知らされていないそうです。

ちなみに、日本では現在、上記で紹介したディズニー製作のシリーズ作品以前の、『パワーレンジャー・ライトスピードレスキュー』(元ネタは『救急戦隊ゴーゴーファイブ』)を、トゥーンディズニーで視聴することができます。

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2008年3月16日 (日)

ウルトラマンダイナ好きに50の質問

平成ウルトラTVシリーズの第1作目の『ウルトラマンティガ』、そしてガイアとアグルという2人のウルトラマンが活躍する壮大な物語が描かれた平成ウルトラ3作目の『ウルトラマンガイア』に挟まれた『ウルトラマンダイナ』という作品は、ちょっと地味な印象があります。『ティガ』の完全な続編として作られているのも若干影響しているかもしれません。

しかし、私は『ティガ』も『ガイア』も好きですが、『ウルトラマンダイナ』も大好きです。平成ウルトラ三部作はどれも面白く、甲乙つけがたい魅力があります。『ダイナ』だけが地味に思われるのは勿体ないです。そんなダイナの魅力を語るため、「ウルトラマンダイナ好きに50の質問」を作ってみました。そして、自ら答えてしまいます。興味のある方はご覧ください。

Q1:ハンドルネーム、性別、年齢などを、差し支えない範囲で答えてください。

HNはパルティアホースカラー、性別は男、年齢は20代。

Q2:TVシリーズの『ウルトラマンダイナ』はリアルタイムで視聴していましたか?

もちろん観ておりました。

Q3:ウルトラマンダイナの3タイプのうち、どれが一番好きですか?

フラッシュタイプです。次がミラクルタイプ。

Q4:ダイナの技で一番好きなのは何ですか?

やはりソルジェント光線です。

Q5:ハネジローについて、どう思いますか?

可愛いですよねぇ。もっと活躍させてほしかったというのが本音です。
むしろ、『迷子珍獣ハネジロー』という番組を1年間放送してくれても、全然構わないのですが。

Q6:もしもダイナに会えて、お願い事を聞いてくれるとしたら、何をお願いしますか?

ミラクルタイプの念力技で、私を宙に浮かせてほしいです。ウルトラマンの手に乗せてもらって飛ぶとかではなく、自分で飛んでいる雰囲気を味わいたいのです。

Q7:ウルトラマンダイナに質問してみたいことはありますか?

レボリウムウェーブで消し去った怪獣たちは、どうなるのか聞きたいです。

Q8:TVの『ウルトラマンダイナ』に登場する怪獣・宇宙人・ロボットなど(地球人以外)の中で、特に好きなのは?

ソドム、ヒマラ、ミジー星人、ガラオン、スヒューム、シルドロン(クローンシルドロンを含む)、クローンシルバゴン、ガイガレード、ネオガイガレード、グライキス。ハネジローは別格で。

Q9:『ウルトラマンダイナ』の中で特に好きなエピソードは?

第8話「遥かなるバオーン」、第12話「怪盗ヒマラ」、第20話「少年宇宙人」、第21話「発熱怪獣3000度」、第25・26話「移動要塞浮上せず!」、第29話「運命の光の中で」、第30話「侵略の脚本」、第44話「金星の雪」、第47話「さらばハネジロー」、第49・50・51話「最終章Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」

Q10:ゲスト出演者も含め、『ダイナ』で一番好きな登場人物は(人間で)?

主人公のアスカ・シンです。やっぱり、愛着が湧くキャラクターですよね。ゴンドウ参謀も結構好きです。

Q11:あなたはスーパーGUTSに入隊してみたいですか?

ぜひ入隊してみたいです。基本的に楽しそうですよね。…と思いましたが、私ごときにはとうてい彼らのように悪と戦うことはできないと思いますので、誘われてもやめておきます。

Q12:ある朝、目が覚めたらあなたはアスカ隊員でした。とりあえず、何をしますか?

ハネジローを肩に乗せて歯磨き。ハネジローに新聞を取ってきてもらう。そんなハネジローと一緒の日常を楽しみたいです。

Q13:OPテーマやEDテーマをカラオケで歌ったことはありますか?

もちろんです。特にOPテーマは大好きなので。歌っていると燃える曲ですよね。

Q14:分離したガッツイーグルを操縦できるなら、α号(スペリオルも含む)、β号、γ号のどれを操縦したいですか?

やっぱりα号でしょうか。

Q15:アスカ隊員について一言

超ファインプレーの後に失策をしてしまう短所を直しましょう。…そこが好きでもあるんですが。

Q16:ヒビキ隊長について一言

あなたの口から発せられる、重みのある言葉が大好きです。

Q17:コウダ副隊長について一言

アスカに負けず劣らず熱くなるときがありますよね。

Q18:リョウ隊員について一言

第15話で「この世で一番大切なもの」として言い放った、「乙女の純情よ!!」の言葉を、胸に刻みつけて生きていきます。

Q19:ナカジマ隊員について一言

フライドチキン、私も好きなんですよ。

Q20:カリヤ隊員について一言

第8話でアスカに言った、「1つずつ食えよ」はもっともなご意見だと思います。それから、あなたの提言通り、新たなウルトラマンの名前が「ダイナ」ではなく「スーパーデラックス」だったら、劇場版で「スーパーデラックスが、死んだぁ!?」と言ってくれたのでしょうか。

Q21:マイ隊員について一言

あなたも立派なスーパーGUTSの一員です。

Q22:フカミ総監について一言

前作『ティガ』のサワイ総監に比べて、少し地味ですよね。

Q23:ミヤタ参謀について一言

一途ですよね。また、宇宙刑事シャイダー(の人間体)に似てますよね、当たり前ですが。

Q24:ゴンドウ参謀について一言

誕生日をお祝いしてあげたいです。ミヤタ参謀だけが祝ってもらえるなんて、さすがにゴンドウ参謀が可哀相なのです。

Q25:シイナ参謀について一言

本編に直接絡む描写がなかったからわかりませんが、何となくハネジローのことが好きそう。あくまで何となくであって、根拠は全くありません。むしろ、ハネジローと戯れるシイナ参謀を見たかった。

Q26:イルマ参謀について一言

『ティガ』時代よりもさらに理知的に見えますね。

Q28:シンジョウ・マユミ婦長について一言

『ティガ』時代よりもお美しく見えます。ちょっと暗めですが。

Q28:アスカ隊員の父親カズマについて一言

渋いですね。私も、アスカと同様に、あなたは生きているとずっと信じながら番組を見ておりました。

Q29:ミジー星人について一言

いい加減、地球侵略は諦めて地球人として暮らしてはどうでしょうか。

Q30:ティガとダイナは同族だと思いますか?

個人的には、外見や能力が似ていることから、出自は同じなのだろうと思っています。

Q31:『ウルトラマンダイナ』で思い切り泣いたエピソードはありますか?

第20話「少年宇宙人」と第47話「さらばハネジロー」です。

Q32:『ウルトラマンダイナ』で思い切り笑ったエピソードはありますか?

『ダイナ』は笑える話が多いと思うので、挙げるのが難しいのですが、ヒマラがタヌキを大切にしているところは大笑いした記憶があります。タヌキをタヌキだとちゃんと認識した上で大事にしているところがいいですね。あと、やっぱりバオーンやミジー星人ですかね。

Q33:ある日、自分の足元にリーフラッシャーが落ちていたら、どうしますか?

周りに誰もいないことを確認して、変身できなくてもいいから、とりあえず変身ポーズをやってみる。

Q34:もしもあなたがダイナだったら、戦いたくない怪獣・宇宙人はいますか?

ブンダーは嫌です。

Q35:TPCは太陽系の色んな惑星や衛星に基地を持っていますが、どこか行ってみたい星や基地はありますか?

最終章に登場した、木星の衛星ガニメデの基地に興味があります。

Q36:『ダイナ』が『ティガ』の完全な続編であることについて、どう思いますか?

面白い試みだったと思います。ただ、そのために『ダイナ』を思い切り語る上で『ティガ』を知っておかないと都合が悪い部分もあるという意味で、損している面はあると思います。

Q37:アスカとダイゴの出会いについて、何か感じたことはありますか?

やはり、新旧ヒーローの出会いということで、感動しましたね。

Q38:ダイナもティガと同じように、実は超古代では闇の戦士ダイナダークだったとしたら、どう思いますか?

そんなことを知ったら、あまりのショックに卒倒します。ティガダークの設定ですら、あまり好きではありませんので。

Q39:スーパーGUTSの隊員の中で、一番友達になりたいのは?

カリヤ隊員でお願いします。何となく楽しそうなので。

Q40:スーパーGUTSの隊員の中で、恋人にするなら誰を選びますか?

リョウ隊員でお願いします。

Q41:スーパーGUTSではなくブラックバスターにスカウトされたら、どうしますか?

とりあえず、ガッツシャドーを操縦してみたいので、入隊してみます。あれ、スーパーGUTSは断る予定だったのに、何故かブラックバスター入隊には積極的ですね。

Q42:シリーズ通しての敵であるスフィアって、結局何だったと思いますか?

よくわかりませんが、昔は地球人と同じような生物だったのでしょうかね。

Q43:もし、あなたが『ウルトラマンダイナ』の続編にゲスト出演できるとしたら、どんな役柄がいいですか?

スーパーGUTSの事務職員役。人事課とか。戦闘要員ではないのに、地球の平和のために働いているという誇りを持っている男で、ついでにリョウ隊員に惚れているという設定でお願いします。

Q44:今さら尋ねますが、あなたは何故、『ウルトラマンダイナ』という作品が好きなのでしょうか?

バラエティに富んだ作風で、1話1話が異なる雰囲気で色んな要素を楽しめるのが好きなのだと思います(ただし、私は1話完結ではない連続物ストーリーのウルトラ作品も好きなので、これは主たる要因ではなさそうです)。それに、ダイナのデザインや戦い方が好きですし、主要登場人物も好きな方が多いからです。

Q45:映画『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ』はどうでしたか?

面白い映画ですよね。冒頭だけに登場するゲランダが好きです。デスフェイサーもかっこいいです。当時、実写のウルトラマンが超巨大怪獣に立ち向かっていく映像に興奮したものです。

Q46:映画『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア』はどうでしたか?

ダイナの出番は少ないですが、好きな映画ですよ。声だけではなく、アスカの姿も見たかったですけどねぇ。それと、一瞬だけ出てきたハネジローを、もっと大々的に活躍させても、私は一向に構わなかったのですが。

Q47:最終回でダイナが闇に飲み込まれてしまった展開について、どう思いますか?

あれはあれで良いと思います。アスカはあの後きっと、リョウのところに帰ってくることでしょう。

Q48:続編のビデオ作品『帰ってきたハネジロー』をご覧になったことはありますか?

観ました。あれは、ハネジローやミジー星人が好きな方は観るべき作品です。

Q49:ダイナ以外に好きなウルトラマンはいますか?

ウルトラマンならタロウでもレオでもジョーニアスでもパワードでもティガでもコスモスでもネクサスでも、みんな好きです。私にとって、「ウルトラマン」と「好きなもの」は同義語のようなもんです。

Q50:最後に一言どうぞ

今度の映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』はティガが主役なので、もちろんティガの活躍には期待しますが、ダイナにも負けないぐらいの活躍を期待したいと思います。

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2008年3月 3日 (月)

ウルトラマンの指人形で雛祭り

Imgp2752_2ウルトラシリーズの指人形には、多くの種類がありまして、中には「こんなキャラクターまで指人形になっているのか!?」と驚くようなキャラクターがラインナップに加わっていることがあります。

今回は、その指人形を使って、雛祭りの人形に見立ててみようという企画。私には姉妹がいない関係もあって、雛祭りというものに対して実感がわかない方なのですが、今回はお遊びでウルトラマンの指人形を雛人形の代わりにしてみたのです。ただし、私が所持しているものだけで行ったので、限界はあります。

まず、ウルトラヒーロー(1人だけ、微妙な人がいますが)だけで飾ったバージョンの全体像が、右上の写真。

Imgp2757 そして、左の写真がお内裏様と三人官女。

お内裏様はウルトラマン80とユリアンのカップルです。

そして、三人官女は向かって左側から、ウルトラウーマンベス、ウルトラの母、そしてウルトラマンジャスティス(スタンダードモード)。「ジャスティスは女性なのか?」というもっともな疑問が生じるところですが、まぁ女性ウルトラ戦士は数に限りがありますし、ジャスティスは変身前の人間体が女性なので、妥協したということでご了承ください。

Imgp2758 続いては、五人囃子。右の写真です。

ここは、コミカルな描写に慣れていそうな皆さんを選んでみました。向かって左から順に、ウルトラマンゼアス、ウルトラマンナイス、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンダイナ(フラッシュタイプ)、ウルトラマンマックスです。

マックスあたりは、もしかしたら不本意に思うかもしれません。基本的には渋い喋り方をするウルトラマンですから。しかし、『ウルトラマンマックス』第16話「わたしはだあれ?」で見せたコミカルさは、ここに入れるにふさわしい活躍ぶりでした。

Imgp2761 そして、随臣の2人が宇宙警備隊の隊長であるゾフィーと、アンドロ警備隊の隊長であるアンドロメロス。向かって左側がアンドロメロスです。冒頭で述べた、「微妙な人」というのは、メロスのことです。厳密に言えば、ウルトラヒーローとはちょっと異なりますから。しかし、広義のウルトラシリーズのキャラクターですし、ゾフィーの親友でもありますから、ゾフィーと一緒に並べてみたかったのです。指人形の種類の豊富さを説明するのにうってつけですしね。

Imgp2765 ウルトラヒーローの最後は、仕丁の3人。

向かって左側から、ウルトラマンチャック、ウルトラマンノア、ウルトラマンゼノンです。この3人を選んだ理由は、何となくです。強いて理由を挙げるなら、『ウルトラマンUSA』で登場したウルトラ戦士たちのリーダーだったチャック、伝説の存在であるノア、そしてゾフィーと同じような役回りで初登場したゼノンということで、個人的にちょっと特殊な感じ、一般のウルトラ戦士よりもやや格上の感じがする皆さんということで、この3人を選びました。

Imgp2766 続いては、怪獣・宇宙人チーム(ウルトラマンもたいていの場合は宇宙人ですが、この場合は悪の宇宙人ということで)。まずは、左の写真が全体像ということになります。

怪獣・宇宙人チームの皆さんは、下の方から見ていきましょうか。

一番下にいる仕丁は、向かって左側から『ウルトラマン物語(ストーリー)』に登場したグランドキング、宇宙恐竜ゼットン、そして暴君怪獣タイラントです。この3匹は、「ウルトラシリーズの怪獣の中で一番強いのは誰か?」といったような類の議論をすると、必ずと言っていいほど名前の挙がる3匹と言っても過言ではないでしょう。

Imgp2771 続いて随臣の2人は、ウルトラマンノアのライバルであるダークザギ(向かって左側)と、ウルトラの父のライバルであるエンペラ星人(向かって右側)。何となく、悪の二大巨頭のような印象がある2人を並べてみました。

そして、その上にいる五人囃子は、向かって左側から順に、ガッツ星人、ヒッポリト星人、異次元人ヤプール、メフィラス星人、テンペラー星人です。これまた大物感のある5人の宇宙人・異次元人を並べてみました。

Imgp2767 そして、さらにその上の三人官女はバルタン星人3人衆。もはや男とか女とか、そんなことはお構いなしに、有名宇宙人3人を並べてみました。

しかし、同じバルタン星人とは言え、その姿は三者三様。それもそのはずで、真ん中は初代ウルトラマンと戦った初代バルタン星人ですが、向かって左側はウルトラマンパワードと戦ったパワードバルタン星人。そして向かって右側は、アニメ『ザ☆ウルトラマン』においてウルトラマンジョーニアスと戦ったバルタン星人。色んなバルタン星人が出ているのが、指人形の魅力でもあります。

そして、一番上のお内裏様はザラブ星人(向かって左)とダダ(向かって右)です。何となく、頭の形が似ているので、この2人でいいかと考えてしまいまして…。ともかく、雛祭りをウルトラマンの指人形でやってみました。実は、この写真を撮ったのは今日ではないんですけどね。

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2008年2月27日 (水)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 最終回

ついに終わってしまった『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』。最終回(第13話)は色々と感無量でした。

冒頭の、ゼットンとゴモラの戦い、迫力がありました。リトラとエレキングと一緒でも勝てなかったゼットンに敢然と立ち向かっていくゴモラの姿は、今までに何度も述べたことですが、まさにヒーローそのものでした。カッコよかったです。

そして、レイのことを心配し、レイと一緒に惑星ボリスから脱出しようと行動するヒュウガとハルナ、レイたちが無事にペンドラゴンに戻ってくることを信じるクマノとオキ…ZAPクルーの面々も最後まで魅力的でカッコよかったです。彼らの活躍は今回で最後になるかもしれないと思うと、勿体ない・寂しいと感じてしまうほど、本当に良いチームでした。

主役のレイも、回を重ねるに従って頼もしく見えるようになり、さらには好感を抱ける主人公になっていったように思います。最終回は「もう1人の怪獣使い」たるケイトとの”レイオクニクス・バトル”、つまり怪獣使いであるレイオニクス(レイブラッド星人の遺伝子を受け継ぐ者)が、怪獣バトルを通じて怪獣の苦痛を自分も味合うことになる戦いに挑む姿が、まさに主人公でした。

ゴモラはゼットンの強力な攻撃に倒れ、それによってレイもダメージを負います。そこへ駆けつけたヒュウガとハルナのドラゴンスピーダーですが、ゼットンの光線をまともに食らいそうになるハルナ。レイの「やめろ~!!」の叫び声と共に起き上がり、ハルナを守ってゼットンの光線を浴びるゴモラの姿は、正真正銘のヒーロー!!ゴモラの行動はレイの意思によるだけではなく、ゴモラ自身の意思でもあったと思っています。

さらに、そこに飛来するキングジョーブラック。ゼットンとキングジョーブラックの、最強どうしの激闘が展開します。両者どちらも譲らぬ大バトルは、かなりの迫力。ゼットンとキングジョー(ブラック)が戦っているというシチュエーションだけでも興奮しますが、その興奮に拍車をかける激闘!!見ていて飽きません。

ヒュウガとハルナが着陸してレイの元へと駆け寄ったとき、レイはついに覚醒しました。まばゆい光に包まれ、レイはレイモンになったのです。その覚醒のためにレイに戦いを仕掛けていたケイトが、喜びの声をあげます。レイの覚醒に応じて、ゴモラもEXゴモラにパワーアップ!!

EXゴモラは改造ゴモラとも呼ばれる怪獣で、元々はプレイステーション2のゲームソフト『ウルトラマン Fighting Evolution REBIRTH』で初登場したキャラクターです。その後、実写の映像作品には登場することがないまま、ゲームのデータカードダス『大怪獣バトル ウルトラモンスターズ』にも登場し、ソフビ人形も発売されていました。今回、そんな経歴を持つEXゴモラが、ついに実写の映像作品に初登場したわけです。

EXゴモラはゲーム中で得意としていた必殺技を次々に繰り出し、ゼットンとキングジョーブラックの二大最強怪獣を圧倒します。物凄い威力に見えるEXゴモラの超振動波を食らったゼットンは、ついに大爆発したのでした。EXゴモラは凶悪そうな面構えをしてはいますが、恐らく内面は以前と変わらないのでしょう、レイモンとEXゴモラは勝利した後頷き合います。

そして、石に封印されてしまったウルトラマンを復活させようと試みするレイモン。しかし、途中でレイモンはレイの姿に戻ってしまい、ウルトラマンは復活しません。一方、レイオニクス・バトルに敗れた、レイの姉・ケイトは、すべてのレイオニクスと戦い勝ち残ったレイオニクスこそが、レイブラッド星人の後継者に選ばれるという、データカードダスのゲームのストーリーにも通じる話、あるいは続編を作ろうと思えば活用できそうな話を語ります。そして消えていくケイト。

それはともかくとしても、レイを連れてボリスを脱出しようとするヒュウガとハルナ。自分は人間ではないからと、それを断るレイ。しかし、ヒュウガとハルナはレイが大切な仲間であることを訴え、ついにレイも一緒に行くことを承諾します。このあたりはお決まりの展開と言えるかもしれませんが、良かったです。

レイも含め、ZAPメンバー全員無事でボリスを脱出しようと発信しようとしたペンドラゴンですが、そこに現われてペンドラゴンを掴んだのは、キングジョーブラック!!そう言えば、キングジョーブラックはEXゴモラに圧倒されはしていたものの、止めを刺された描写はありませんでした。ペンドラゴン、最後の最後で大ピンチ!!

そこへ、「ヘァッッッ!!」という独特の掛け声が響き、キングジョーブラックの体を掴む銀色の手が画面に映りました。その声、その手だけで、その正体が誰なのかわかります。そう、我らがウルトラマンです!!声が聞こえ、手が見えただけで圧倒的な存在感を感じさせるウルトラマンの姿に、まさに感動。最終回にして、ついに復活したウルトラマンの勇姿に興奮。

キングジョーブラックをペンドラゴンから引き剥がそうと試みるウルトラマンですが、さすがにキングジョーブラックは強力で、ビクともしません。そこでウルトラマンは、高々と左手を振り上げ、八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)を発生させ、至近距離でキングジョーブラックに叩き込みます。その描写がカッコイイことカッコイイこと…。そして一刀両断されるキングジョーブラックの左腕。

さすがのキングジョーブラックも、片腕を失ってはどうしようもなく、ウルトラマンによってペンドラゴンから引き離され、両者はもつれ合ったままボリスの地表へと落下していきます。ペンドラゴンは最後の最後で、ウルトラマンによって救われたのです。そしてその直後、人工太陽がボリスの大気圏に突入し、人工太陽は大爆発。ボリスの地表は真っ赤に燃え上がります。

「ウルトラマンは…どうなったんだろう」と、視聴者の気持ちを代弁するクマノ。そして、「ウルトラマンは不死身です。絶対、無事ですよ」と、これまた視聴者の気持ちを代弁するオキ。ウルトラマンが生きていることを信じ、そして自分たちの無事を喜び合うZAPの面々は、ハルナの兄であるハルナ・ヒロキが操縦するゴースタードラゴンと共に、地球へと帰っていくのでした…。

非常に、良い最終回だったと思います。1話から全体的に見れば、序盤から中盤にかけてはストーリーの進展が遅く、終盤に詰め込んで一気に謎の解決を進めた感じがありますが、それはそれで終盤を盛り上げることに一役買っていた面はあると思います。それに、「大怪獣バトル」の名に恥じない、本当に見応えある怪獣たちの激闘を楽しむことができました。出演者の皆様も魅力的なので、13話だけでは勿体ないと思いますし、ぜひ続編を作ってもらいたいと心から感じる作品です。

ウルトラマンの安否が曖昧な点については不満な感想を抱く方もいらっしゃるようですので、続編を作ってくれれば、そこで明らかにできますね。実際、過去の作品でも、そういう事例はありました。

1994年10月10日に日本テレビ系列で単発TVスペシャルとして放送された『ウルトラセブン 地球星人の大地』では、セブンがメトロン星人の地下基地の爆発に巻き込まれて、生死不明になってしまいます。その後、続編として1998年から発売された『ウルトラセブン』(ウルトラセブン誕生30周年記念3部作)で、セブンが生きていたこと(ただし、モロボシ・ダンは自分がセブンであるという記憶を失っていました)が判明します。そんな感じで、続編でウルトラマンの安否を描くのもアリではないかと思います。

『ウルトラギャラクシー』はBS放送とネット配信だけでしたから、やはり地上波での放送よりも視聴する人は限られてしまうと思います。無料で毎週ネット配信していると言っても、やはり地上波と違って認知度はあまり高くないようですし、PCよりはTVの方が観やすいという方も多いようですから。ぜひ地上波で放送して、多くの人に見てもらえる機会ができればいいなぁと、心底思いますし、願っています。本当に、楽しい作品でした。

第1話の感想
第2話の感想
第3話の感想
第4話の感想
第5話の感想
第6話の感想
第7話の感想
第8話の感想
第9話の感想
第10話の感想
第11話の感想
第12話の感想

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2008年2月20日 (水)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第12話

いよいよ最終回が間近となった、『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第12話「レイブラッド」の感想を綴ります。非常に盛り上がった回で、しかも、ついにレイに関する様々な謎が明らかとなりました。

今回は冒頭から、ケイトが操る宇宙恐竜ゼットンと、レイが操るゴモラ、エレキング、リトラの見応えある激闘が展開されました。さすがに前回、オキが「ウルトラマンでも勝てなかった強敵」と叫んでいただけあって、ゼットンは並みの怪獣とはレベルが違うということがよくわかるような強敵ぶりを発揮していました。

ゼットンは体当たりしてくるリトラを片手で振り払い、リトラ渾身のファイヤーストライクも片手ではじき返してしまいます。また、ゴモラとエレキングが2人がかりで格闘戦を挑んでも歯が立たず、ゼットンに投げ飛ばされ、蹴散らされる始末。戦闘の途中、ゼットンの飛び蹴りや踵落としといった、かつてのゼットンには見られなかった攻撃方法も見ることができて面白かったです。

エレキングの放電光線はゼットンの胸に吸収され、全く通用しません。吸収した放電光線を増幅して打ち返した光線(初代ウルトラマンを倒した光線と同様)と、さらに火球の連続攻撃を浴びて、エレキングは力尽きてしまいました。エレキングは別に死んでしまったわけではないようですが、いつも回転している頭の角が動かなくなっていたので、相当のダメージを受けたことだけは確かなようです。

また、ゴモラの超振動波もゼットンのバリアに阻まれ、ゼットンを倒すことはできません。ゴモラの超振動波とリトラのファイヤーストライクの連携攻撃によって、何とかゼットンのバリアを打ち破り、ゼットンにダメージを与えることに成功しました。ゴモラとリトラはその攻撃ですべての力を使い果たしてしまったようですが、ゼットンにはまだ余力があるようです。

あくまで私の印象ですが、今回のゼットンは、過去の作品に登場した、どのゼットンよりも強いように見えました。初代ウルトラマンを倒した初代ゼットン、初代ゼットンとは異なりウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)のスペシウム光線に敗れたゼットン2代目、ウルトラマンパワードと相討ちになったパワードゼットン、ウルトラマンマックスがウルトラマンゼノンから授かった新武器でようやく倒せた『ウルトラマンマックス』登場のゼットン、ウルトラマンメビウスがウィンダムとミクラスの援護を受けて何とか勝てたマケットゼットン…それら過去のゼットンよりも、今回のゼットンはさらに強さが際立っているように感じました。

そして、今回忘れることができないのは、ケイトが語ったレイの真実。レイは案の定、隕石によって惑星ボリスに運ばれてきた赤ちゃんが成長した姿で、もちろん地球の人間ではなく、その正体はレイブラッド星人の遺伝子を受け継ぐ者。

レイブラッド星人とは、かつて何万年にもわたって宇宙を支配した全知全能の宇宙人で、その力は異次元人ヤプールもヒッポリト星人も恐れさせたのだとか。かなりのスケール感を誇る存在ですね。今のレイブラッド星人はすでに肉体が消滅し、精神体のような存在になっているそうですが、その残留思念だけでも大きな力を持っているとか。

ケイトが「お人好しの宇宙人」と呼ぶウルトラマンは、怪獣出現の気配を察知して惑星ボリスにやってきたものの、レイブラッド星人の力によって石の姿にされてしまったのだそうです。しかし、我らがウルトラマンは石にされてもなお、愛する人間たちを守るため、残った力でヴィンセント島に結界を張り、レイがレイブラッド星人として覚醒しないように、レイの心に働きかけていたのだとか。ウルトラマンの心意気が泣けるではないですか。

しかし今や、そのウルトラマンの命が消えかかっていることもあって、レイの覚醒も近いようです。ケイトの口から、レイの本当の名前がレイモンであること(すでにソフビが発売されています)や、ケイトはレイの姉であるといった事実も語られました。

一方、どうやらレイブラッド星人とは関係ない目的で動いているらしいキングジョーブラックの行動によって、惑星ボリスの人工太陽のシステムに重大な影響が生じ、数日以内に人工太陽が爆発するという事態になってしまいました。

果たして、惑星ボリスにいる人間たちは人工太陽の爆発までにボリスを脱出できるのか、レイはレイブラッド星人として覚醒するのか、覚醒したとしてどうなってしまうのか、レイはケイトのゼットンや、あるいはキングジョーブラックに勝てるのか、そしてウルトラマンは復活するのか…次回はいよいよ最終回。絶対に見逃せない展開になってまいりました。

第1話の感想
第2話の感想
第3話の感想
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2008年2月14日 (木)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第11話

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第11話のサブタイトルは、「ウルトラマン」。最終回が近いこともあって、ついにレイが石の巨人=ウルトラマンのいる場所にたどり着くことができました。以下、その感想やストーリーの概略などを綴ります。

冒頭、レイたちがベラルゴシティで見つけた写真に写っていた少女カレンが、レイの前に現われます。惑星ボリスを怪獣無法地帯に変えた元凶であるブルトンが飛来した研究所は、カレンの父親の研究所だったのです。

カレンとどこかで出会ったことがあるような気がするレイは、カレンに対して自分の事を憶えていないかと必死に尋ねますが、カレンはレイとは初対面のはずだと言います。ただ、カレンは廃墟となったベラルゴシティで泣いている赤ちゃんを見つけ、レッドキングとアーストロンが戦っている危険な状況から救ったという話をします。そして、安全な場所でその赤ちゃんと一緒にいたところにゴースタードラゴンが飛来して、そのとき赤ちゃんが光になって消えてしまったとのこと。どうやらその赤ちゃんは、ブルトンと共に飛来した謎の赤ちゃんと同一である可能性が高いです。前にも書きましたが、恐らく、その赤ちゃんこそレイなのでしょう。

そして、今まで怪獣が出現していなかったヴィンセント島に、ついに怪獣が現われます。いや、正確には怪獣ではなく、「超獣」です。案の定、怪獣に詳しいオキは「怪獣」と「超獣」の違いを強調していました。現われたのは、かつて異次元人ヤプールによって何度も地球侵略の手先として使われた、ミサイル超獣ベロクロン。今まで、ウルトラマンエースと戦ったベロクロンとベロクロンⅡ世、ウルトラマンタロウと戦った改造ベロクロンⅡ世、ウルトラマンメビウスと戦ったベロクロンがいます。すべて、ヤプールの差し金です。

ベロクロンが現われた理由は不明ながら、とりあえず戦いに赴くレイ。ゴモラを呼び出して戦います。しかし、さすがに「怪獣より強い」という謳い文句の超獣が相手とあって、ゴモラは単純な力勝負では、ベロクロンに若干押され気味のように見受けられました。苦戦するゴモラを、ペンドラゴンが援護。隙ができたベロクロンにゴモラが攻勢をかけようとした、まさにそのとき、新たな敵が現われてゴモラを攻撃しました。

現われたのは蛾超獣ドラゴリー。2体の超獣に挟まれて、さすがのゴモラも危うい状況です。そんなわけで、レイはエレキングを呼び出しました。2匹の怪獣VS2匹の超獣の対決です。なかなか燃える構図。

ベロクロンはやはり強く、大苦戦するゴモラ。一度はベロクロンの攻撃をまともに受けて、ゴモラは倒れてしまいました。しかし、ペンドラゴンの援護を受けて形勢逆転。ゴモラは超振動波によってベロクロンを撃破しました。一方、エレキングもドラゴリーに押されていました。やはり、超獣の力は怪獣を上回るのか。

そこへ、ゴモラが援護に入り、こちらも形勢逆転。エレキングは口から発射した光線で、ドラゴリーを撃破しました。この戦い、エレキングの安否が気がかりだったんですよ。と言いますのは、ドラゴリーはかつて『ウルトラマンA』第8話「太陽の命 エースの命」において、巨大魚怪獣ムルチ(2代目)をバラバラに引き裂いて惨殺した過去を持つ超獣。エレキングもムルチと同じように倒されたらどうしようかと。それに、エレキングは『ウルトラギャラクシー』第9話において、そのムルチの強化版であるゾアムルチと戦いました。そんなめぐり合わせのエレキングを心配してしまいましたが、幸い杞憂に終わりました。

2匹の怪獣VS2匹の超獣の対決は、なかなか迫力があって見応え充分でした。最終的には怪獣側が勝ちましたが、1対1でまともに戦えば超獣の方がやはり強いのではないかと思えたバトルでした(1対1でまともに戦って、怪獣アストロモンスに負けた超獣オイルドリンカーという例は過去にありますが)。

今まで怪獣が現われなかったヴィンセント島に怪獣(正確には超獣ですが)が現われたことについて、ヴィンセント島にいるメンバーの副リーダー・アトウは、ZAPスペーシーが来たせいではないかと疑います。特に、怪獣を操れるレイの存在を怪しみ、レイとアトウの間で一触即発の状態に。そこに、「巨人の声が聞こえなくなったから怪獣が現われたのでは」と口を挟むカレン。カレンは、レイの脳裏に何度もイメージとして現われた石の巨人=ウルトラマンを、直接見たことがあったのです。

カレンは、ヴィンセント島を1人で探検しているときに、石の巨人を見つけたのだとか。それ以来、石の巨人はカレンの心に語りかけてきて、近々救援が来てくれることを教えて励ましてくれていたのだそうです。しかし最近、その巨人の声が聞こえなくなってしまったため、それがヴィンセント島に怪獣(正確には超獣)が現われた原因ではないかと、カレンは語ります。

カレンの案内で、ついに巨人のもとへとたどり着いたレイ。レイは、巨人がまだかすかに生きていること、しかしその命は尽きようとしていること、巨人が自らの命を削って人間を守るために結界を張って怪獣出現を食い止めていたこと、その結界の力が弱まってきていることなどを感じ取ります。一体何があってウルトラマンは石の巨人となってしまっているのかは不明ですが、とにかくウルトラマンがそんな姿になってまで人間を守ろうとしていることが、感慨深かったです。しかしウルトラマンは、レイの「俺は何者なんだ」という問いには答えてくれません。

レイがウルトラマンに出会った頃、ペンドラゴンの近くには宇宙恐竜ゼットンが現われていました。かつてウルトラマンをも倒した強敵です。ハルナ・ヒロキとハルナ・ジュンの兄妹がドラゴンスピーダーで応戦し、ゼットンを翻弄するも、もちろんそれだけではゼットンを倒せるわけがありません。そこにレイが、リトラの背中に乗って駆け付けます。さらに現われるゴモラ、エレキング。レイの誇る3体の怪獣たちは、果たしてゼットンに勝てることができるのでしょうか…というところで今回はおしまい。

今回はストーリー的にも重要で、ゴモラ・エレキングと超獣たちの戦いも迫力があったので面白かったです。いよいよ残すところ2話となった『ウルトラギャラクシー』。最終回が近いと思うと寂しいですが、残り2話も楽しみに見たいと思います。4月にはDVDも発売されるらしいので、それも楽しみですね。

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