2008年8月24日 (日)

M78星雲光の国の色々な組織

一口にウルトラマンと言っても、その出自や出身地は様々。ウルトラマンガイアは、地球が授けた光の力ですし、ウルトラマンナイスはTOY一番星の出身で、ウルトラマンコスモスは宇宙のどこかの出身ということはわかっていますが、どこの星かまでは不明です。しかし、多くのウルトラマンがM78星雲光の国(ウルトラの星)出身であることは、ウルトラマン好きの方ならご存知でしょう。今回は、そんな光の国にある色々な組織を紹介してみたいと思います。

まずは、言わずと知れた宇宙警備隊。3万年前にエンペラ星人の襲撃を受けたことを契機に結成された組織で、全宇宙の平和と秩序を守ることを最大の任務としている組織です。初代隊長がウルトラの父で、現在の隊長はウルトラ兄弟の長男でもあるゾフィー。現在、ウルトラの父は大隊長です。有名なウルトラ兄弟はこの組織に所属していて、所属隊員は約100万人。色々な銀河系に支部を有しています。

それから、宇宙警備隊の中には一般の隊員たちとは別に、特別な任務をこなす部署もあるようです。その1つが、勇士司令部。宇宙警備隊の中でも特に優秀な人材が集められたエリート部隊で、大事件の際に出動するという設定です。この勇士司令部には、ウルトラマンネオスが所属しています。今のところ、映像作品で活躍した勇士司令部所属ウルトラマンはネオスだけです。また、古い書籍には、勇士司令部の長官はウルトラセブンの父親であるとの記述もあります。

また、宇宙保安庁という組織もあります。この組織は宇宙パトロール隊とも呼ばれ、宇宙警備隊各支部の警邏なども担当しているようです。この組織には、ウルトラセブン21(ツーワン)が所属しています。また、古い書籍には、初代ウルトラマンの父親が長官を務めていると書かれているものもあります。

宇宙警備隊には宇宙情報局というセクションもあります。情報収集を担当する部門のようです。ウルトラマンネオスが地球に派遣された際、勇士司令部・宇宙保安庁・宇宙情報局の間で次のようなやり取りがあったようです。宇宙情報局が地球のピンチを察知して、宇宙保安庁に出動を要請⇒宇宙保安庁はウルトラセブン21の地球派遣を決定したものの、セブン21の担当区域で大事件が発生したため、セブン21はすぐに地球に向かうことが困難になった⇒宇宙保安庁は勇士司令部に応援を求め、勇士司令部はウルトラマンネオスを地球に派遣することにした…というやり取りです。

宇宙警備隊のほかにも、光の国には様々な組織があります。例えば、ウルトラの母が隊長を務める銀十字軍です。要するに医療部隊です。現在ではウルトラの星の王女ユリアンも、この銀十字軍に所属しているようです。また、関連施設として、ウルトラの母が院長を務めるウルトラクリニック78というメディカルセンターもあります。

また、宇宙科学技術局という組織も重要です。科学者による組織です。かつて、ウルトラマンヒカリが所属していた組織で、ヒカリは長官への就任を打診されたこともあったようです。古い書籍には、ウルトラマンジャックの父親が長官を務めている旨、記述があります。ちなみに、ウルトラマンヒカリは科学者として、『命』の固形化技術を発見したとのこと。すなわち、ゾフィーがゼットンに敗れた初代ウルトラマンを救うために『命』を持ってくることができたのは、ヒカリの研究あってのことだというわけです。また、ヒカリが発見した『命』の固形化技術を実用化し、運用する上で、銀十字軍のウルトラの母も一役買っているようです。

ただ、ここで書いた設定も、映像作品の中で言及されたものはごくわずかで、今後の作品の設定によっては、上記の内容が「なかったこと」にされる可能性もあります。

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2008年8月17日 (日)

ウルトラマンキングについての昔からの疑問

『ウルトラマンレオ』第38話「決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟」と第39話「レオ兄弟 ウルトラ兄弟 勝利の時」におけるウルトラマンキングの言動については、以前から疑問を持っていました。今回は、それを自分なりに解釈してみました。

『ウルトラマンレオ』第38・39話は、こんなストーリーです。暗黒宇宙の支配者を自称するババルウ星人がウルトラマンレオの弟アストラに化けて、M78星雲ウルトラの星の軌道を司るウルトラキーを盗み出し、地球とウルトラの星を衝突させようと企みます。レオもウルトラ兄弟も、ウルトラキーを盗んだアストラがババルウ星人の変身であることに気付かず、ウルトラキーを取り戻そうとするウルトラ兄弟と、弟を庇うレオが対立してしまうのです。

ウルトラ兄弟の光線を受けてレオは倒れ、そこにウルトラマンキングが登場。洗礼光線でニセアストラの正体を暴きます。本物のアストラはババルウ星人によって宇宙の彼方で氷付けにされていて、そのアストラをレオが救い、レオによってババルウ星人が倒され、アストラによってウルトラキーも無事にウルトラの星に戻ったことで、事態は解決します。そして、活躍したレオとアストラは、ウルトラマンキングの提言によって「ウルトラ兄弟」の一員として認められたのです。

以上が、『ウルトラマンレオ』第38話・39話の、ごく大まかなストーリーです。私が問題にしたいのは、ニセアストラの正体を暴いた際のウルトラマンキングの行動。キングは、ニセアストラの正体を暴いただけでなく、同時にウルトラキーを折ったのです。ウルトラキーはウルトラの星の軌道をコントロールする大切なもの。それが盗まれたことによってウルトラの星と地球が衝突するかもしれない事態になったわけです。

最終的に、レオとアストラのウルトラダブルスパークという復元光線によってウルトラキーは修復され、ウルトラの星と地球の激突は回避されました。しかし、キングは何故ウルトラキーを折ってしまったのでしょうか。ウルトラキーがなければウルトラの星と地球は激突してしまうわけで、一見するとキングは事態をさらに面倒なものにしているようにも見えます。これが、私の以前からの疑問です。キングは何故ウルトラキーを折ったのか。

それに、レオとアストラにウルトラキーを修復する能力があるのならば、ウルトラ兄弟にも同様の能力があったのではないでしょうか。もしもウルトラ兄弟にはレオ兄弟のような能力がなかったとしても、奇跡の力を持つ伝説の超人・ウルトラマンキングならウルトラキーを復元できたのではないでしょうか。レオやアストラにできてキングにできないとは、納得できない気持ちがあったのです。

もちろん、キングにもできないことはあります。アストラの左足にはめられた鎖(マグマ星人に付けられた捕虜の証)は、キングの力をもってしても外せなかったそうです。しかし、レオ兄弟にもできるキー復元は、やはりキングにもできると思うのです。にもかかわらず、ウルトラ兄弟もキングも、ウルトラキーを修復していません。キングがウルトラキーを折った意図、それに壊れたウルトラキーを直さなかった理由を、いくつか考えてみました。

理由1:ウルトラ兄弟の安全を確保するため
ウルトラキーは、ウルトラの星の軌道を司る機能を有しているだけでなく、光線銃としての使い道もあります。その威力は絶大で、ウルトラセブンがまだ小さかった頃、ウルトラの父がウルトラキーを使って悪魔の星デモス一等星を破壊したそうです。

そんな強力な武器を持っているのがババルウ星人(ニセアストラ)で、しかも銃口がウルトラ兄弟に向けられた状況を見たキングは、さしあたってのウルトラ兄弟の安全を確保するためにも、やむを得ずウルトラキーを破壊したのではないでしょうか。ただし、キングにはウルトラキーを直す能力があると思います。 

理由2:ウルトラ兄弟に冷静さを取り戻させるため
ウルトラ兄弟はウルトラキーを盗んだニセアストラに対して激しく怒っており、初代ウルトラマンに至っては「俺たちはアストラを殺す」とまで明言している状態でした。常に冷静沈着なはずの初代ウルトラマンがそこまで激昂するとは、まさに自分を見失っている状態ではないでしょうか。

その様子を見たキングは、もしかしたらウルトラキーをウルトラ兄弟に託すわけにいかないと考えたのかもしれません。光の勇者ウルトラマンが、憎しみによって我を忘れている事態を、キングは好ましいと思わなかったのでしょう。キングは冷静さを失ったウルトラ兄弟に怒っていて、それでウルトラキーを折ったのかもしれません。ただし、私はキングにはウルトラキーを修復する能力があると見ていますので、何も考えなしに一時の感情でキーを折ったわけではないと思います。

理由3:レオ兄弟への試練
ゾフィーはウルトラキーを折ったキングに対して「なぜウルトラキーを?」と尋ね、キングは「キーなど問題ではない。お前たちは愚かしくもウルトラ兄弟7番目の弟になるやもしれぬレオを、殺すところであったではないか」と答えます。

上記のキングの言葉から、キングはレオの将来に強い期待を抱いているのがわかります。もしかすると、今回の事件を利用して、レオとアストラをウルトラ兄弟入りさせるためのテストにしようとしたのかもしれません。だから、あえてウルトラキーを折って、自分で直せるにも関わらず自分で直さず、レオとアストラに何とかさせようとしたのではないかと思うのです。

キングはニセアストラの正体を暴いた後、ババルウ星人を倒そうとしたウルトラ兄弟を止めて、「ババルウ星人など、いつでも倒せる」と言っています。これも、レオとアストラにすべてやらせてみようとの考えからの発言ではないでしょうか。いわば、レオ兄弟に試練を課したのです。もちろん、レオ兄弟が事態を解決させられなかった場合は、さすがに地球とウルトラの星の衝突を防ぐため、キングはウルトラキーを直したと思います。

理由4:ウルトラ兄弟への試練
キングはババルウ星人を追おうとしたウルトラ兄弟を止め、ウルトラの星に帰って星の軌道修正に努力するよう指示しました。ウルトラ兄弟はキングの指示を受け、ババルウ星人が生きていてウルトラキーも折れている状況なのに、ウルトラの星に帰りました。

私は以前から、「レオとアストラにウルトラキーを直せるなら、ウルトラ兄弟にだって同じような能力があるのではないか」と思っていました。しかし、ウルトラ兄弟はそんな能力を見せることなく、まだ事件が解決していない状況で、ウルトラの星に帰りました。1つには、「理由3」で述べたキングからレオ兄弟への試練を察したからだと思います。

もう1つ、ウルトラ兄弟はキングから自分たちへも試練が課されたことを感じたのではないかと思っています。ウルトラ兄弟にウルトラキー修復の能力があるとすれば、折れたキーを自分たちで直して、それをウルトラの星に持って帰れば事態は解決します。しかし問題は、キーが折れていることではなく、簡単にキーが盗まれてしまったことと、キーがなければ星の軌道が安定しないウルトラの星のシステムだったのではないでしょうか。

そもそも、ニセアストラにウルトラキーを盗まれなければ何も問題はなかったのです。ウルトラキーはウルトラの星のウルトラタワーという施設内にありますが、いかにババルウ星人がアストラに化けていたとは言え、星の軌道を司るキーを盗まれてしまうとは、セキュリティーに根本的な問題があったのは間違いないでしょう。

おまけに、ウルトラキーがなければ、ウルトラの星の軌道をコントロールすることが完全に不可能というのは、ウルトラの星の安全性の見地から、やはり問題があると思います。今回はウルトラキーを盗んだ犯人が地球にいることが判明していましたが、もしも犯人の居場所がわからなかったら…。

今回はウルトラキーを直せば、ウルトラの星と地球の衝突は回避できます。しかし、また同じようなことがあったとき、犯人の居場所がわからず、ウルトラキーなしで星の軌道を安定させる技術もなければ、そのときこそウルトラの星の最後です。

キングは、ウルトラキーを直すだけでその場凌ぎの対応に終わることを恐れ、将来のことまで見据えてウルトラキーなしで星の軌道を変える努力をするよう、ウルトラ兄弟に指示したのではないでしょうか。いわばそれは、ウルトラ兄弟への試練です。

以上4つの理由のどれか、あるいは上記すべての理由の複合によって、ウルトラマンキングはウルトラキーを折り、さらに自ら修復することもしなかったのだと、とりあえず考えています。

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2008年8月11日 (月)

知らないキャラクターを見かけたら

人間というのは人それぞれ個性あるものなので、同じような状況に直面しても、対応方法は人によって異なります。例えば、東京ディズニーランド(TDL)や東京ディズニーシー(TDS)で、自分の知らないディズニーキャラクターを見かけた人はどのように対応するのでしょうか。キャラクターに思い入れある者としては少し悲しくなってしまう発言を聞いてしまうことがあります。

TDLのエレクトリカルパレードには、実写+アニメーションのマイナー映画『ピートとドラゴン』から、少年のピートと、彼の友達であるドラゴン・エリオットが出演しています。ところが、『ピートとドラゴン』は日本未公開である上、DVDも発売されていないので、知らない人の方が多いのが現実です。

せっかくピート少年が「僕はピートで、これはエリオットだよ」と英語で自己紹介してくれているのに、パレードを見ている人々の口からは「あれ、誰?恐竜?」などの声が聞こえてくることもしばしば。まぁ仕方ないことですが、『ピートとドラゴン』を実際に見たことがあって好きな人間からすると、少々悲しいことではあります。

それから、ドナルドダックのおじさんであるスクルージ・マクダックは、よくドナルドと間違われます。スクルージに対して「ドナルド」と呼びかけている人を見かけたことも、一度や二度ではありません。これも、ドナルドとスクルージの両方を好きな人間としては、少々悲しいことです。

スクルージを知らないのは仕方がないとは言え、ドナルドとは外見が異なるのですから、せめて「ドナルドに似ているけれど、ドナルドではない知らないキャラクター」と認識してほしいというのは、身勝手な注文でしょうか。「スクルージのことを知ってくれとは言わない、でもせめて、ドナルドとは別物だということを理解してほしい」と思うときがあります。「デイジーというドナルドの彼女もいるぐらいだから、きっとドナルドの親戚か何かだろう」とまで機転を利かせてくれれば一番嬉しいのですが。

そうは言っても、やはり興味や思い入れがあるかないかで、キャラクターを見る目はだいぶ変わってくるようです。私はパークで会えるドナルドとスクルージの外見を「見るからに異なる。明らかに違う」と思っていますが、それぞれのキャラクターに興味がなければ、「似ている」と思うだけで区別がつかない人が多いのかもしれません。

スクルージの見た目に何となく違和感を感じても、「いつものドナルドとは違う雰囲気もあるけど、ドナルドやデイジー以外のアヒルなんて私は知らないから、きっとこれもドナルドなんだろう」という感じで、強引に自分の知っているものに当てはめて納得してしまう人もいるようです。ドナルドとは違うことに気付きながら、わざわざ調べるほど興味がないから、「ドナルドってことにしておこう」と考える人もいるようです。

「ドナルドとはちょっと違うように見えるアヒル」が一体何者なのか、わざわざ調べようとする人もいれば、「きっとドナルドなんだろう」で納得してしまう人もいる。この違いは、興味があるかないか、興味があるとしてもどの程度の興味かによるような気がします。

ディズニーではありませんが、例えば複数のウルトラマンがズラ~ッと並んだときに、「どれがどのウルトラマンなのか、全然分からない」という意見を時折聞くことがあります。例えば、「ウルトラセブン」というキャラクターを知っていても、ちょっとマニアックでセブンに似ている「ウルトラセブン21」というキャラクターが出てきても、セブンだと思い込んでしまう人は多いようです。せめて、別物だと認識してほしいというのが、ファンとしての身勝手かもしれない願いです。

そうは言っても、私自身も、自分に興味のない部分で無意識にやっていることがありそうなので、あまり偉そうなことは言えないかもしれません。気をつけたいと思っています。

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2008年8月 8日 (金)

ウルトラマンの必殺技

Dscf1194ウルトラマンの必殺技と言えば、スペシウム光線が有名です。ウルトラマンに全く興味のない人でも名前ぐらいは知っている場合が少なくないほどです。しかし、あまりに有名すぎて、どのウルトラヒーローもスペシウム光線を武器にしているかのような誤解、あるいはウルトラマンの必殺技はスペシウム光線だけかのように誤解している人もいます。まぁ、興味がなければ仕方のないところですが。

ちょっと興味のある人ならば、八つ裂き光輪は知っているでしょう。別名をウルトラスラッシュと呼びます。しかし、ウルトラマンの必殺技で知っているのはスペシウム光線と八つ裂き光輪だけという人も多いはず。今回は、ウルトラマンの必殺技を色々と紹介してみたいと思います(初代ウルトラマン限定です)。

さて、もっとも有名なスペシウム光線ですが、右腕を縦、左腕を横にして十字に組んで発射する、ウルトラマンのもっとも代表的な必殺技です。『ウルトラマン』の劇中において、スペシウムは火星にある物質と設定され、バルタン星人の苦手な物質とされています。また、『ウルトラマンメビウス』においては、人類が火星でスペシウムを採掘しているという設定が語られました。

そのスペシウム・エネルギーをリング状にして敵を切断するのが、八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)です。色々なバリエーションがあり、レッドキング二代目との戦いでは2つに分裂したり、『ウルトラマンメビウス』でのメフィラス星人戦では敵を追跡するホーミング機能が披露されました。

『ウルトラマン80』の劇中において、バルタン星人六代目に苦戦するウルトラマン80が、かつて初代ウルトラマンに教わった八つ裂き光輪を思い出してバルタン星人を撃破するという話があります。つまり、ウルトラマン80の八つ裂き光輪はウルトラマン直伝です。

そのほか、ケロニアを倒したウルトラアタック光線、レッドキング二代目を空中に持ち上げて金縛りにしたウルトラエアキャッチ、キーラを倒したウルトラサイコキネシス、バルタン星人二代目の光波バリヤーを無効化したウルトラアイスポット(別名:ウルトラ眼光)、メフィラス星人に使用したスラッシュ光線、ゼットンに使用したキャッチリング、ジェロニモンの無重力光線を跳ね返したリバウンド光線(別名:ウルトラバリヤー)、ジャミラを倒したウルトラ水流、ジラースを倒したウルトラ霞斬りなどなど、ウルトラマンの技は実に多彩です。

特に、ウルトラアタック光線はスペシウム光線が効かないケロニアに使用され、ウルトラサイコキネシスはスペシウム光線も八つ裂き光輪も通用しないキーラに使用されていることに注目したいです。普段はスペシウム光線と八つ裂き光輪で戦うウルトラマンですが、それらの技が通用しない敵に対しては、さらなる奥の手を披露して倒すということです。ウルトラマンは色々と隠された能力を持っているようです。

また、ウルトラ念力と言えばウルトラセブンの印象がありますが、ウルトラマンも強力な念力技を持っていることも特徴です。レッドキングを空中で金縛りにしたウルトラエアキャッチや、キーラを爆死させたウルトラサイコキネシスも念力技です。ジェロニモンの攻撃を防ぐ際にもウルトラ念力が使われました。

スペシウム光線や八つ裂き光輪のほかに、多彩な隠し技を持っているところは、初代ウルトラマンの魅力の1つ、そして強さの証明だと思っています。もしかしたら、初代ウルトラマンの能力で一番凄いのは、毎年七夕の夜にガヴァドン座を空に浮かび上がらせることができる能力かもしれませんが…。

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2008年5月 8日 (木)

『ウルトラマン プレミアステージ2』の感想

GWは名古屋に行ってきました。目的はいくつかありますが、主たる目的は5/2~5/6に中日劇場で開催されていた、『ウルトラマンプレミアステージ2』という舞台を鑑賞すること。この舞台は昨年開催して好評を博した『ウルトラマンプレミアステージ』の第2弾。この舞台の何が凄いって、通常のヒーローショーではなかなか観ることができない、変身前の俳優さんも多数出演しての本格的な舞台だということ。

例えば今年は、初代ウルトラマンのハヤタ・シンを演じる黒部進さん、ウルトラセブンのモロボシ・ダンを演じる森次晃嗣さん、ウルトラマンガイアの高山我夢を演じる吉岡毅志さん、ウルトラマンコスモスの春野ムサシを演じる杉浦太陽さんが出演しました。

それだけでも錚々たる顔ぶれですが、さらに『ウルトラマンメビウス』でGUYSのコノミ隊員を演じた平田弥里さんも出演しました。さらにさらに、ウルトラマンメビウスの声は五十嵐隼士さん、ウルトラマンヒカリの声は仁科克基さん、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)の声は団次朗さん、ウルトラマンエースの声は高峰圭二さんという豪華な面子が演じてくれているので、非常に楽しめます。

私は元々、俳優の皆さんが出演しない、純粋に着ぐるみキャラクターのみによるヒーローショーも好きな人間ですから(ヒーローのかっこいいアクションは見ていて楽しいのです)、35人のウルトラマンが総登場し(カーテンコールにしか出てこないウルトラマンもいますが)、変身前の役者さんも出演される舞台とあっては、興奮しないはずがありません。

何と、3回も観てしまいました。どの回もA席で鑑賞したのですが、1回鑑賞するのに5,000円必要なので、1万5千円の出費ということになります。名古屋への往復の新幹線代とホテル宿泊代をそれに足せば、多分5万円近くになると思うので、私はこのGWにウルトラマンのために5万円近く使ってしまった男ということになります。

ともあれ、『ウルトラマンプレミアステージ2』の内容を紹介しつつ、感想を述べていきましょう。舞台は第1部と第2部に分かれておりまして、第1部は『ウルトラエンターテイメントショー』と題された、歌と抽選会。黒部進さんや沢山のウルトラマンが登場するのは、第2部のライブステージです(一応、第1部にもウルトラマンタロウやコスモスほか、何人かのウルトラヒーローが登場しましたが)。

以下、第2部について紹介していきたいと思います。記憶が曖昧な部分がありますが、憶えている範囲で。

第2部の幕が開いた冒頭、まずはいきなりウルトラ兄弟と悪の宇宙人軍団の激闘!!ウルトラ兄弟の面子は、ゾフィーからタロウまでの6兄弟(初代ウルトラマンとセブンは少し遅れて登場)とメビウス。宇宙人軍団の代表格は、バルタン星人、キリエロイド、アパテー、ギギ、ザムシャーといった、こちらも錚々たる顔ぶれ(今回の舞台ではザムシャーは、最後まで悪の宇宙人としての役回りでした)。

激闘のさ中、暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人が遺した闇の鎧・アーマードダークネスが出現!!アーマードダークネスの攻撃に、ウルトラ兄弟は次々と倒れていきます。宇宙人軍団の目的は、主のエンペラ星人を失って彷徨っているアーマードダークネスを自分達でコントロールし、宇宙を憎しみで支配する事でした。激闘の中、何故かアーマードダークネスの力を求め、さらに何故かウルトラマンメビウスを憎んでいる宇宙人の少年・ニコの存在が明らかになります。

バルタン星人ら宇宙人軍団は、メビウスを憎むニコの心を利用して、アーマードダークネスの力を我が物にしようとしていました。そしてさらに、宇宙人軍団は、”命の星”と呼ばれる惑星フロスの生命エネルギー”フロスエナジー”をも我が物にしようとしていました。フロスエナジーの力を浴びた者は、強大な力を手に入れることができるという伝説があったのです。かつて、その力をめぐって醜い争いが起き、2人の勇者がフロスエナジーの力を”命の谷”に封印したとのこと。宇宙人軍団はアーマードダークネスとフロスエナジーの力で、宇宙を闇で包もうとしています。

宇宙人軍団の陰謀を知ったウルトラマンとウルトラセブンは、地球を訪れます。客席に現われるハヤタ、そしてダン!!会場が割れんばかりの歓声と拍手に包まれます。彼らが地球を訪れたのは、地球にいる2人のウルトラマン―ガイアとコスモスに協力を求めるためでした。舞台上に登場する、我夢(ガイア)とムサシ(コスモス)。またも大きな拍手が起こり、ハヤタ、ダン、我夢、ムサシという、昭和と平成の4大ヒーローが舞台上に集結しました。それだけでも5,000円払った価値があると思えるぐらいの、感慨深い光景が、自分の目の前に展開されていました。

コスモスはその慈愛の心で、何故かメビウスを憎んでいるニコの心を救うことを頼まれ、ガイアはフロスエナジーの封印を解く力を持つヴィオラ姫(演じるのはグラビアアイドルの小田あさ美さん)を守ることを頼まれたのでした。「生まれた星は違っても、僕らは同じウルトラ戦士」(我夢のセリフ。ウルトラマンの良さを単刀直入に語った感動的なセリフだと思います)という絆で結ばれた昭和と平成の4大ヒーローが、宇宙の平和を守るため行動を開始しました。

同じ頃、GUYSのアイハラ・リュウ隊長が、宇宙で消息を絶っていました。コノミ隊員が、リュウ隊長が訪れていたGUYSスペーシーの基地に着くと、基地は壊滅状態。そこには、GUYSスペーシーの生き残りの隊員、タケルとユウキがいました。タケルとユウキは謎のコントでコノミに状況を伝え、コノミはそれを奇跡的に理解(タケルとユウキは自分達のコントの意味が通じたことに大喜び)。コノミ隊員の解説によると、どうやらGUYSスペーシーの基地が宇宙人たちの襲撃を受け、リュウは宇宙人たちを追って出撃していったとのこと。と、そこにやってきたモロボシ・ダン!!

コノミ隊員はダンに会ったことがあるものの、タケルとユウキはダンと初対面。そこで、彼らとダンの間に、以下のようなやり取りが展開されます。

タケルもしくはユウキ「あんた誰?キムタク?」
タケルもしくはユウキ「馬鹿、違うよ、ブラッドピット」
ダン「よく言われる!!」(ここで観客が大爆笑)

この後、ダンが壊れて、タケル&ユウキと共に踊りながら、「ラーメン、つけめん、僕イケメン、宇宙のイケメン、ウルトラセブン!!」と叫び、さらにそれを何度も続けるので、会場が大爆笑。ウルトラセブンの渋いイメージが一変した瞬間でした。

我に返ったダンは、コノミ隊員たちにアーマードダークネスの脅威を語ります。と、そこにGUYSスペーシーの基地を襲撃した宇宙人(ギギやヒッポリト星人など)が戻ってきました。自分がここを食い止めると言って、コノミ隊員に惑星フロスに行くよう促すダン。そして、ダンが懐から取り出したものこそ、言わずと知れたウルトラアイ!!ダンが「デュワ!!」と叫んでウルトラアイを顔につけると、舞台が暗転し、ウルトラセブンが登場!!会場中から沸き起こる大声援。セブンと宇宙人軍団の激闘が展開しながら、場面が変わります。

ところ変わって、メビウスを憎むニコ。ニコは彼の憎しみの心を狙う宇宙人軍団に唆されて、アーマードダークネスにその身を捧げようとしています。メビウスが駆けつけますが、ニコはメビウスに対して心を開きません。それどころか、敵の数は多く、メビウス大ピンチ!!そこに駆けつけたのは、我らがウルトラマンコスモス!!コスモスが現われたことで撤退する宇宙人軍団。コスモスはムサシの姿に戻り、メビウスと協力してニコの心を救おうということになりました。

一方、フロスエナジーの封印を解けるヴィオラ姫のいる惑星カオスでは、善良な怪獣たちが楽しく踊っていました(怪獣たちが非常に可愛らしい)。そこにやってきたのは、ウルトラマンガイアこと高山我夢。ヴィオラ姫は我夢の訪問を受け、宇宙を闇に包もうとする宇宙人軍団の陰謀を挫くため、自分が惑星フロスに旅立つことを決意します。そしてヴィオラ姫を守り抜くことを誓う我夢(ガイア)。

ニコもフロスエナジーの力を求めて、惑星フロスを目指していました。その道中でニコは、昨年のプレミアステージにも登場した、ファントン星人の子供であるフォンタと知り合い、お母さんの思い出を語ります。ニコが大好きだったお母さんは、何とウルトラマンメビウスに殺されたというのです。そこに現われたムサシは、「メビウスは間違ってもそんなことをしない」と説得しますが、ニコは聞く耳を持ちません。

と、そこへ現われるバルタン星人たち!!宇宙人軍団は、あくまでニコを利用するつもりです。そこへ駆けつけるハヤタ。ハヤタはバルタンとの戦いを引き受け、ムサシとニコに先に惑星フロスに行くよう促します。怪獣たちを前にして、ベーターカプセルを掲げるハヤタ……と思ったら、ハヤタの右手には何と、しゃもじ!!当然変身できるはずもなく、場内大爆笑。さらに、バルタンがしゃもじの解説を淡々と語り、さらに爆笑。ようやく本物のベーターカプセルを取り出して、ハヤタがウルトラマンに変身!!感動!!しばしウルトラマンと怪獣たちの激闘が展開された後、またも場面が変わります。

ところ変わって惑星フロス。舞台上にウルトラマンナイスとウルトラマンゼアスのコンビが登場し、会場を爆笑の渦に巻き込みます。そこへGUYSスペーシーのお笑いコンビがやってきて、ナイス&ゼアスに対抗。コノミ隊員も駆けつけて、ナイス&ゼアスとの再会を祝しているところに、我夢とヴィオラ姫もやってきます。ヴィオラ姫の部下であるザックスが、騒いでいるナイス&ゼアスとGUYSスペーシー2名を見て、「姫、何やら怪しい一団が!!」と言っていたのが地味に面白かったです。

そこにヴィオラ姫を狙うザムシャーたちが現われ、ザックスは姫をかばって倒されてしまいます。怒った我夢は、コノミやナイス&ゼアスに惑星フロスへ急ぐよう促し、「ガイアーーーー!!」と叫んで変身!!これも大感動!!

惑星フロスでは、ヴィオラ姫やコノミと、ニコが出会います。そこに駆けつけたメビウスと、コノミ隊員が再会。この場面は記憶が結構曖昧なのですが、駆けつけたムサシが宇宙人軍団に対して、「コスモ~ス!!」と叫んで感動の変身。そこに救援に駆けつけたのは、我らがウルトラマンとセブンですが、彼らこそフロスエナジーを封印した伝説の勇者!!最初からウルトラマンとセブンが狙いだった宇宙人軍団の罠にはまって、ウルトラマンとセブンは敵に捕らえられてしまいます。その後、我夢とムサシの前にウルトラの父と母も登場。

そして、メビウスを憎むニコは、ついにアーマードダークネスの中へ!!ニコを助けるため、メビウスもアーマードダークネスの中へ。その後、ニコの母親を殺したのはメビウスではなく、メビウスに化けたババルウ星人だったことが判明し、ニコの疑いは晴れます。

アーマードダークネスに飛び込んだメビウスとニコ、そして敵に捕まったウルトラマンとセブン、事態を打開するため”命の谷”に飛び込んだコスモスは、会場の人々の声援とフロスエナジーの力によって見事に復活。ゾフィー兄さんを始めとするウルトラ戦士たちも駆け付け、ウルトラ戦士VS宇宙人軍団の最終決戦の火蓋が切って落とされました。

まずはゾフィー、ジャック、エース、タロウ、レオ、80、メビウスたちの戦い。その乱戦が終わると、キリエロイドの前にウルトラマンティガが現われました。闇の力で宇宙を支配しようとするキリエロイドに対し、「TAKE ME HIGHER」をBGMに「人は自分自身の力で希望の光になれる!!」と宣言するティガが、まさにティガでかっこいい!!ティガのかっこよさが存分に表現された登場の仕方だったと思います。

ティガがゼペリオン光線でキリエロイドを倒して舞台裏に消えると、今度はナイスとゼアスが登場。「待って~、あ~行っちゃった~」とつぶやいているのはナイス。ナイスの息子はティガのファン(これは事実)なので、ティガの写真を撮りたかったとのこと。そこへ現われたヒッポリト星人に対して、「しょうがない、君で我慢するか」といった感じで、ナイスとゼアスはヒッポリト星人を翻弄します。翻弄されたあげく、ヒッポリト星人はゼアスのスペシュッシュラ光線とナイスのベリーナイス光線に倒されてしまいました。哀れ、ヒッポリト星人。

そして敵に苦戦するガイアの前には、ウルトラマンアグルが登場!!私が3回観たうちの最後の公演では、ガイアはアグルに対して「藤宮!!」と呼びかけていました。最初の2回は「アグル!!」だったので、恐らく吉岡毅志氏による生のアドリブだったのでしょう。『ウルトラマンガイア』を好きな方ならわかると思いますが、ガイアが「藤宮!!」と喋ったことに大感動!!超興奮!!「ちょうど身体がなまっていたところだ、手を貸してやる」と言うアグルに対し、「素直じゃないところも相変わらずだな」と返すガイア。あ~本物だ、本物のガイアとアグルが今目の前に!!ガイアとアグルらしいやり取りが展開されていて、このシーンは本気で感動&笑いました。

ピンチのコノミ隊員のところには、ウルトラマンヒカリが颯爽と登場!!その声はリュウ隊長!!かっこつけながら、「俺だぜ、コノミ」と言うリュウさん(姿はウルトラマンヒカリ)に笑ってしまいました。分身したバルタンを、ヒカリは鮮やかに倒します。続いてのコスモスの戦いには、やはりウルトラマンジャスティスが加勢。盛り上がります。

しぶとく生き残った宇宙人軍団は、自らの身体をアーマードダークネスに捧げ、アーマードダークネスは完全に覚醒。アーマードダークネスの力によって窮地に陥るウルトラ戦士たち!!舞台上には、ゾフィーからタロウまでの6兄弟と、レオ、80、メビウス、ヒカリ、ティガ、ガイア、アグル、コスモス、ジャスティス、ゼアス、ナイスがいました。17人のウルトラマンが束になってもアーマードダークネスには勝てません。

そこへ届く、ウルトラマンキングの声!!キングの声を聞いたウルトラ戦士たちは、最後の力を振り絞ります。まず、メビウス、ヒカリ(リュウ隊長と合体している)、そしてコノミ隊員の3人が一緒に「メビウ~ス」と叫び、フェニックスブレイブが登場!!フェニックスブレイブの攻撃と、他のウルトラマンたちの合体攻撃によって、ついにアーマードダークネスを倒すことができたのでした。

平和が戻って舞台も終幕。カーテンコールには、本編に登場しなかったウルトラマンたち(例えばウルトラマンマックスやウルトラマンダイナなど)も含めて総勢35人のウルトラマンが登場。ただし、ウルトラマン、セブン、ガイア、コスモスは変身前の俳優さんが出ているので、変身後の姿では出てきません。

カーテンコールでは本編で活躍した役者やヒーローだけでなく、本編で活躍しなかったヒーローたちの姿も見られることが楽しみの1つですが、なかでも出色だったのはウルトラマンジョーニアス!!マイナーなウルトラマンゆえ、舞台の端っこにいたのですが、自らが主役であるかと言わんばかりの猛烈なアピールを、客席に向けてしていました。それがまた、カッコイイの何の。最後、ジョーニアスの印象が強烈すぎて、今回のプレミアステージの良かったところを思い浮かべると、必ずジョーニアスが真っ先に脳裏に浮かぶという恐るべき事態になってしまいました。それぐらい、最後のジョーニアスが素敵でした。来年は、ジョーニアスをメインで活躍させるぐらいの勢いの舞台が観たいです。

『ウルトラマンプレミアステージ2』の内容と感想を書いてきましたが、後半は記憶が曖昧な部分も多く(燃えるシーンのオンパレードで、興奮しすぎて覚えていなかったり)、また書き続けて私自身が力尽きた面もあるので、かなり簡略になってしまいましたが、私の興奮の一端でもお伝えできたのであれば、望外の幸せです。

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2008年4月30日 (水)

『アンドロメロス』のメカバルタン

ウルトラマンの宿敵と言えば、バルタン星人。実際、バルタン星人が登場したウルトラ作品は数多いです。バルタン星人が登場した主な作品を列挙すれば、『ウルトラマン』、『ウルトラファイト』(帯番組)、『帰ってきたウルトラマン』、『ザ☆ウルトラマン』(アニメ作品)、『ウルトラマン80』、『ウルトラマンパワード』、『ウルトラマンコスモス ファーストコンタクト』(劇場用映画)、『ウルトラマンマックス』などがあります。細かいものを含めれば、もっと多くの作品にバルタン星人は登場しています。

Imgp2750 そして、ここで紹介する「メカバルタン」も、そんなバルタン星人の中の1人です。名前からもわかるとおり、身体の一部を機械化されたバルタン星人で、ソフビ人形や指人形などのグッズも発売されているキャラクターです。最近では(2月の話ですが)、データカードダス『大怪獣バトル』の怪獣カードとして登場したのも、記憶に新しいところです。

そんなメカバルタンが登場した作品は、1983年に放送された帯番組『アンドロメロス』。ウルトラシリーズの番外編で、雑誌でのグラビア特写+漫画連載という形での活躍を経て、TV化された作品です。コンセプトとしては、「鎧を着たウルトラマン」ということで、雑誌展開の頃は、宇宙警備隊の隊長・ゾフィーがコスモテクター(アンドロ族の戦士から譲り受けた鎧)を着て、「アンドロメロス」を名乗っていました。

TV版『アンドロメロス』は、アンドロ族の戦士ブノワがコスモテクターを身に付け、2代目アンドロメロスとして、そしてアンドロ警備隊の隊長として活躍しました。胸には、初代アンドロメロスであるゾフィーから授かった、ウルトラクロスという勲章を付けています(→アンドロメロスとアンドロ超戦士たちのソフビの画像がコチラ)。

メカバルタンは、その『アンドロメロス』という番組に登場したのです。アンドロ超戦士たちが戦った敵をグア軍団と呼びますが、メカバルタンはそのグア軍団の一員として登場し、アンドロ超戦士たちと戦い、アンドロマルスの必殺技コスモバズーカで倒されました。真相は定かではありませんが、初代ウルトラマンと戦ったバルタン星人が復活させられたものという説もあるようです。

メカバルタンは非常にマイナーなキャラクター(そもそも登場作品がマイナー)ですが、紛れもなくバルタン星人の一員です。バンダイから発売された「不滅のバルタン星人セット」という商品にも、メカバルタンは入っています。

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2008年4月17日 (木)

こんなウルトラマンを見てみたい

『ウルトラセブンX』や『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』のような形ではなく、TVで1年間放送される形式の新しいウルトラ作品が作られるとしたら、「こんな設定だったら嬉しいなぁ」と思う個人的願望・妄想を述べてみたいと思います。

これまでのウルトラ作品には、『ウルトラマンメビウス』のように旧作を完全に同一世界と設定した上で構築した作品だけではなく、『ウルトラマンティガ』のように旧作とは全く異なる新しい世界観を舞台にした作品があると思います。面白ければどっちでも良いというのが本音ではありますし、究極の理想は両方を同時並行でやってくれることです。

でも、諸般の事情でどちらかになるのであれば、できれば『ウルトラマンメビウス』のように、旧作を包含した世界観で活躍するウルトラマンが見たいです。先輩ヒーローとの競演も望めますしね。ただし、先輩ヒーローとの共演が最大の売りになってはいけません。最大の見所はほかの部分であって、客演はあくまで「あるかもしれない」おまけ程度でいいです。なければないで、構いません。

しかもその際、主役のウルトラマンがウルトラ兄弟の一員であったり、ウルトラ兄弟候補生だったりする必要性はないと思っています。以前にも、M78星雲出身とされながら、ウルトラ兄弟ではないウルトラマンは何人かいました。『ウルトラマンUSA』の3人や、ウルトラマングレート、ウルトラマンパワード、ウルトラマンネオス、ウルトラセブン21、ウルトラマンマックス、ウルトラマンゼノンなどです。しかし彼らが活躍した作品は、『ウルトラマンメビウス』のように旧作を同一世界と設定したものではなかったり、あるいは旧作との関連が曖昧だったりしたものが多かったです。

今度は、『ウルトラマンメビウス』のような過去にウルトラ兄弟が活躍した世界の延長上に、ウルトラ兄弟ではないウルトラマンが登場してほしいと思います。いっそ、M78星雲光の国が存在する世界の地球に、ウルトラマンレオのようなM78星雲出身ではないウルトラマンが現われたり、あるいは平成3部作のように宇宙人ではないウルトラマンが主役でもいいと思います。例えばウルトラマンガイアは地球から光を授かりましたが、そのような宇宙人ではないウルトラマンが、ウルトラ兄弟が存在する世界に現われたらどうなるか、ちょっと興味があります(もしかして、今度の映画がそういう趣旨なのでしょうか?)。

また、ウルトラの父は16万歳で、ウルトラ兄弟最年長のゾフィーは2万5千歳ですが、その間の世代のウルトラマンたちはいないのでしょうか。ウルトラ兄弟はみんなゾフィーより年下ですが、ゾフィーが隊長を務める宇宙警備隊には100万人のウルトラ戦士が所属しているそうなので、きっと5万歳の戦士とか3万5千歳の戦士とかがいることでしょう。ゾフィーよりも年上で戦い慣れしているけれども、ウルトラ兄弟には加入していない…そんなウルトラマンが地球に来ても良いと思います。

あるいは、青いウルトラマン。『ウルトラマンメビウス』劇中でのセリフから、青い体の宇宙警備隊員はウルトラマンヒカリが初めての事例のようですが、そのヒカリに続いて宇宙警備隊に加入した青いウルトラマンが地球にやってきたら、どのような活躍を見せてくれるか興味があります。

いっそ、複数の新たなウルトラマンが活躍する作品で、どうでしょうか。映画『ウルトラマンUSA』で3人のウルトラ戦士がM78星雲から派遣されてきたように、『ウルトラマンガイア』にウルトラマンアグルが登場していたように、ビデオ版『ウルトラマンネオス』にウルトラセブン21が登場していたように、『ウルトラマンメビウス』にウルトラマンヒカリが登場していたように。

例えば、新たにM78星雲から地球に派遣された赤い体のウルトラマン(年齢は7万歳ぐらい)と、たまたまM78星雲から科学調査で地球にやってきて何故か地球を守ることになった青いウルトラマンの組み合わせとか。あるいは、宇宙警備隊の青き体のルーキー戦士と、謎の光の力でウルトラマンへの変身能力を身に付けた地球人の組み合わせとか。初代ウルトラマンの伯父さんにあたるベテランのウルトラ戦士と、M78星雲以外の星から来たコメディ系ウルトラマン(ゼアスやナイスのような)の組み合わせとか。

異なる性格、異なる立場、異なる出自のウルトラマンが複数出てくる物語を、ぜひ見てみたいです。言うなれば、私は『仮面ライダーアギト』のようなものを望んでいるのかもしれません。私は平成の仮面ライダーの中では『アギト』がダントツで好きなのですが、『アギト』にアギト、ギルス、G3-Xといった異なる特徴を持つ3人ライダーが出てきたような展開を、ウルトラマンでも見たいのかもしれません。

最初に述べたように、先輩ヒーローの客演は「あるかもしれない」程度でいいです。あれば嬉しいですが、その作品の良さをファンが談義したときに、客演回しか語られない場合は非常に寂しいですから。客演が多すぎても、客演のありがたみが薄れることもありうるでしょうし、新ヒーローのカッコよさが霞んでしまうのもどうかと思いますので。旧作との繋がりはあっても客演はほとんどない、『ウルトラマン80』のような感じでもいいのではないでしょうか。

まぁ、冒頭で述べたように、究極の理想はM78星雲の世界観と、それとは全く異なる世界観の物語の両方を見られることなんですけどね。どうも、『ウルトラマンティガ』など平成三部作の頃にはウルトラ兄弟の存在が軽視され、逆に『ウルトラマンメビウス』の頃には府非M78星雲出身のウルトラマンが軽視されていたような印象があるので、どちらかだけに偏ると寂しい感じがするんですよね。

「初代ウルトラマンだってセブンだって、タロウだってレオだって、ジョーニアスだってパワードだって、ティガだってガイアだって、コスモスだってネクサスだって、ゼアスだってナイスだって、マックスだってメビウスだって、みんなウルトラマンなんだ!!」ということを強調しておきたいです。

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2008年4月 6日 (日)

1980年代生まれの私にとってのウルトラマン

私は1980年代の前半の生まれです。1980年から1981年にかけてTVで放送していた『ウルトラマン80』は、私が生まれたときにはすでに終わっていました。その後、国産ウルトラのTVシリーズが放送されたのは、よく知られているように、1996年の『ウルトラマンティガ』でした。

私が幼少期を過ごしたのは、まさに『ウルトラマン80』と『ウルトラマンティガ』の空白期にあたる期間です。通常なら、ウルトラマンに興味を持つことすらないまま育ってしまっても、おかしくない時代に生まれ育ったと言えると思います。実際、私と同年代の友人には、ウルトラマン好きがほとんどいません。しかし、私はウルトラマンが大好きです。それは何故なのか、そして、1980年代に生まれたということが、私のウルトラマンに対するスタンスにどんな影響を与えているのか、お話しようと思います。

私の場合、父親がウルトラマンに興味を持っている人だったというのが、まずは要因として大きいようです。そのため、幼少の頃にTVでリアルタイムに放送しているウルトラマンはなかったわけですが、父の影響でよくウルトラマンやゴジラ、あるいは仮面ライダーのビデオをレンタルしていました。それがまず、私が他の1980年代生まれと違ってウルトラマンに興味を持つ契機になったと思います。

リアルタイムで放送しているTVシリーズはなかったと言いましたが、30分番組ではなく10分間の帯番組、しかもウルトラシリーズの番外編もOKということであれば、実は放送している番組がありました。ウルトラシリーズの番外編と言うべき帯番組『アンドロメロス』です(1983年の放送)。

この番組にはウルトラマンは登場しませんが、メカバルタンやマグマ星人といったウルトラシリーズゆかりのキャラクターが登場していますし、アンドロメロスはウルトラ兄弟の長男・ゾフィーとも親しい間柄だそうなので、ウルトラシリーズの仲間と呼んで差し支えないでしょう。ただし、私はまだ小さかったためか、『アンドロメロス』を見ていた記憶はありません。ちょっと残念です。

同時に、やはり幼少時代に見てはいないのですが、『アンドロメロス』と同じぐらいに公開されていた2本の映画の存在は特筆しておくべきでしょう。1つは1983年の『ウルトラマンZOFFY』、もう1つは1984年の『ウルトラマン物語(ストーリー)』です。

どちらもウルトラ兄弟の活躍を前面に押し出した映画で、前者は我らがゾフィー兄さんがウルトラ兄弟の活躍を紹介してくれる作品で、「帰ってきたウルトラマン」が初めて「ウルトラマンジャック」と劇中で呼称された作品でもあります。また、後者はウルトラマンタロウを主役に据え、タロウの成長を描いた作品。

私は上記2つの映画を幼少時代に映画館に見に行ってはいないのですが、それら2つの作品があったこともあってか、1980年代~1990年代前半の『てれびくん』などの幼年雑誌には、いつも「ウルトラ兄弟」の特集が掲載されていたと記憶しています。つまり、TV放送がなくても、『てれびくん』などの雑誌を親に買ってもらっていた1980年代の子供たちの中には、ウルトラ兄弟の活躍をTVで見たことはなくても、知識としてはよく知っていた子供たちがいたのです。私もその1人。

つまり、子供時代の私にとっては、「ウルトラ兄弟」というのは、自分たちが生まれる前に大活躍していたらしい伝説の存在でした。しかし、そんな伝説の存在の活躍を見ることができるのはビデオと再放送だけという時代が長く続いていました。リアルタイムでウルトラ兄弟の活躍を見ることができない状態で、ウルトラマンという存在は海外に向けて展開し始めます。

例えば、1987年にアメリカでTV放送され、日本では1989年に劇場公開されたアニメ作品『ウルトラマンUSA』。オーストラリアでTV放送され、日本では1990年にビデオで発売された『ウルトラマングレート』(後に日本のTVでも放送)。アメリカでTV放送され、日本では1993年にビデオで発売された『ウルトラマンパワード』(後に日本のTVでも放送)。

『ウルトラマン80』と『ウルトラマンティガ』の狭間の時代に子供時代を過ごし、ウルトラ兄弟を伝説の存在として認識していた私が直面した新作ウルトラが、これらの海外製作作品でした。アニメ作品やビデオ発売の作品であっても、私はそれらの作品を心から楽しみました。再放送ではない、昔の作品を収録したビデオでもない、私が生まれる前には存在していなかった「新しいウルトラマン」だったからです。ただ、それらの作品の特徴として、ウルトラマンの出身地はM78星雲ではあるものの、ウルトラ兄弟の設定が使われていないことは特徴的でした。

そして、ついに復活した国産ウルトラの『ウルトラマンティガ』において、ティガはM78星雲出身ですらなくなっていました。続く『ウルトラマンダイナ』や『ウルトラマンガイア』も同様です。それもあって、この時期のウルトラシリーズを見ていなかった人も少なくないと聞きます。しかし、私にとっては初めての「新しい国産ウルトラTVシリーズ」です。いくらウルトラ兄弟が私にとって伝説の存在でも、見ないわけにはいきません。そして見ると、M78星雲やウルトラ兄弟が関係なくても、問題なく面白いです。結果的に考えれば、平成三部作はM78星雲と関係ない物語・設定にしたおかげで、ウルトラマンの可能性の幅が広がったと思うので、私としては大成功だったと思っています。

そして今でもウルトラマンへの興味は尽きないわけですが、振り返ってみると私は、子供の頃にウルトラ兄弟の知識を仕入れて彼らを伝説のヒーローと認識し、その後に海外製作のウルトラマン、実写ではないアニメのウルトラマン、そしてM78星雲が全く関係ないウルトラマンの活躍をリアルタイムで楽しんで大人になりました。

どれも楽しめ、嫌いなウルトラマンや興味のないウルトラマンは一切存在しない、言い換えればウルトラマンは全部好きな私は、「ウルトラ兄弟が出ていなければ嫌だ」とか、「平成の作品は面白いけど昭和はダサい」といった偏見・食わず嫌いからは免れることができたように思います。その点から言えば、1980年代に生まれ育ったことは得でした。あらゆるウルトラマンを受け入れることのできる時代に生まれ育ったのだと思います。

ところが、その分、「コイツが『俺たちのウルトラマン』だ!!」と胸を張って言えるウルトラヒーローに事欠くような気がします。私が幼少の頃、初めて登場した新しいウルトラマンは、『ウルトラマンUSA』のウルトラマンスコット、ウルトラマンチャック、ウルトラウーマンベスでした。そして続いて、ウルトラマングレートです。私はその時代に子供時代を過ごしたので物凄く思い入れがあるヒーローたちですが、一般的にはどうでしょうか。

「ウルトラセブンが一番好き」とか、「ウルトラマンレオが子供の頃のヒーロー」とか、「昔、ウルトラマンコスモスになりたいと思っていた」という類の人なら、たくさんいるような気がします。ですが、ウルトラマンスコットやウルトラマングレートに深い思い入れを抱いている人は、そんなに多くはないでしょう。少なくとも、それらのヒーローの活躍を幼少期~小学生の頃ぐらいに楽しんでいた人は、そんなに多くはないと思うのです。

『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のような映画を、スコット、チャック、ベス、グレート、パワードあたりを登場させて製作し、新ウルトラマンの目の前にスコットやグレートが現われても、狂喜乱舞する人はさほど多くはないでしょう。1980年代に生まれ育ったおかげで、どんなウルトラマンでも食わず嫌いせずに受け入れられるようにはなりましたが、その代わり、一抹の寂しさを感じる部分もあります。

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2008年3月24日 (月)

ディズニーとパワーレンジャー

今回は、ディズニー関連企業が製作している映画やTV番組と、日本の特撮ヒーローの、両方に興味がある私ならではの記事を書いてみたいと思います。

日本に生まれ育った方ならば、ちゃんと見たことはなくても、赤や黄色などのカラフルな色で色分けされた、複数の構成員で成り立っている特撮ヒーローの存在を、何となく知っている人が多いと思います。そのようなヒーローの代表例が、ゴレンジャーです。

それらのヒーローは正確に言えば、東映が製作している「スーパー戦隊シリーズ」と呼ばれるシリーズに属するヒーローたちのことで、1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』に始まり、2006年の『轟轟戦隊ボウケンジャー』で、記念すべきシリーズ第30作目を迎えました。今は第32作目の『炎神戦隊ゴーオンジャー』がTV朝日系列で放送されています。

第1作目の『秘密戦隊ゴレンジャー』は2年間放送されたものの、第2作目の『ジャッカー電撃隊』が視聴率不振で9ヵ月で放送が終了したため(最終回が1977年12月)、シリーズには若干のブランクがあります。しかし、シリーズ第3作『バトルフィーバーJ』が1979年2月に始まって以降、約30年間1度も途切れることなくシリーズが継続している、日本の特撮番組でも稀有のシリーズです。通常のアニメやドラマでも、あまり例があるものではないでしょう。

そのスーパー戦隊シリーズのヒーローは、実はアメリカの子供たちにもよく知られているそうです。何故ならアメリカでは、日本のスーパー戦隊シリーズの各作品を『パワーレンジャー』シリーズとしてリメイクして放送しているからです。その『パワーレンジャー』シリーズの第1作は、日本のスーパー戦隊シリーズ第16作『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992~1993年)をリメイクしたもので、1993年にアメリカで放送されました。

アメリカの『パワーレンジャー』シリーズは、ヒーローの戦闘シーンは日本で放送された映像を流用している場合も多いそうですが、新規撮影シーンもあるそうです。また、変身前の人間体は海外の俳優が演じております。つまり『パワーレンジャー』シリーズでは、アメリカの役者さんが、日本でもお馴染みのカラフルな衣装のヒーローに変身する描写を見られるわけです。

元々、『パワーレンジャー』の企画は、アメリカのサバン・エンターテイメント社が、日本の東映に持ちかけたもの。サバン・エンターテイメントの経営者が、日本の戦隊ヒーローの大ファンだったからだそうです。そして、サバン・エンターテイメントによって、日本の戦隊シリーズ作品が次々と『パワーレンジャー』シリーズとしてリメイクされ、アメリカで人気を博すこととなりました。その間、サバン・エンターテイメントはFOXファミリー・グループに入ります。

そして、ここでようやくディズニーの登場です。ディズニーは2001年に、FOXファミリー・グループを買収しました。要するに、ディズニーは『パワーレンジャー』シリーズの商品化権を獲得したのです。そして、先月発売された『Disney A to Z』日本語版371ページの記述によれば、2003年の『パワーレンジャー・ニンジャストーム』が、ディズニーが単独で製作した初めての『パワーレンジャー』作品になるのだとか。

もっとわかりやすく言えば、『パワーレンジャー・ニンジャストーム』以降の『パワーレンジャー』シリーズの作品は、ディズニーが製作しているということになります。以下、ディズニー製作による『ニンジャ・ストーム』以降の『パワーレンジャー』シリーズの作品名と、その元ネタとなった日本の戦隊シリーズの作品名を紹介していきます。

●日本:『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002~2003年) ⇒ アメリカ:『パワーレンジャー・ニンジャストーム』(2003年)

●日本:『爆竜戦隊アバレンジャー』(2003~2004年) ⇒ アメリカ:『パワーレンジャー・ダイノサンダー』(2004年)

●日本:『特捜戦隊デカレンジャー』(2004~2005年) ⇒ アメリカ:『パワーレンジャー・S.P.D』(2005年)

●日本:『魔法戦隊マジレンジャー』(2005~2006年) ⇒ アメリカ:『パワーレンジャー・ミスティックフォース』(2006年)

●日本:『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006~2007年) ⇒ アメリカ:『パワーレンジャー・オペレーション・オーバードライブ』(2007年)

●日本:『獣拳戦隊ゲキレンジャー』(2007~2008年) ⇒ アメリカ:『パワーレンジャー・ジャングルフューリー』(2008年)

ディズニー製作の第2作目『パワーレンジャー・ダイノサンダー』は、ディズニー以前から通算して、『パワーレンジャー』シリーズの第10作目にあたります。ただし、ディズニーが関わっていない第1作目は、シーズン1・シーズン2・シーズン3と製作されているので、これを1つの作品ではなく3つの作品と見なすと、『ダイノサンダー』は第12作目ということになります。

ともかく『パワーレンジャー』シリーズは、ディズニーが関わっていない時期も含めて15年(第1作が1993年)、ディズニー単独製作の『ニンジャストーム』から数えても5年以上続いているわけです。

今や、アメリカのディズニー・テーマパークでは、ミッキーマウスやスティッチに混じって、パワーレンジャーもパレードなどに登場することがあるそうです。私は海外のディズニー・テーマパークには行った事がないので、直接見たことはありませんが…。

何はともあれ、日本発のヒーローがディズニー・テーマパークのパレードに参加しているというのは、考えてみると結構凄いことなのではないかと思ってみたりもします。しかし、草薙聡志『アメリカで日本のアニメは、どう見られてきたか?』(徳間書店、2003年)という本によると、パワーレンジャーの元ネタとなったヒーローが日本のものであることは、アメリカの子供たちにはあまり知らされていないそうです。

ちなみに、日本では現在、上記で紹介したディズニー製作のシリーズ作品以前の、『パワーレンジャー・ライトスピードレスキュー』(元ネタは『救急戦隊ゴーゴーファイブ』)を、トゥーンディズニーで視聴することができます。

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2008年3月16日 (日)

ウルトラマンダイナ好きに50の質問

平成ウルトラTVシリーズの第1作目の『ウルトラマンティガ』、そしてガイアとアグルという2人のウルトラマンが活躍する壮大な物語が描かれた平成ウルトラ3作目の『ウルトラマンガイア』に挟まれた『ウルトラマンダイナ』という作品は、ちょっと地味な印象があります。『ティガ』の完全な続編として作られているのも若干影響しているかもしれません。

しかし、私は『ティガ』も『ガイア』も好きですが、『ウルトラマンダイナ』も大好きです。平成ウルトラ三部作はどれも面白く、甲乙つけがたい魅力があります。『ダイナ』だけが地味に思われるのは勿体ないです。そんなダイナの魅力を語るため、「ウルトラマンダイナ好きに50の質問」を作ってみました。そして、自ら答えてしまいます。興味のある方はご覧ください。

Q1:ハンドルネーム、性別、年齢などを、差し支えない範囲で答えてください。

HNはパルティアホースカラー、性別は男、年齢は20代。

Q2:TVシリーズの『ウルトラマンダイナ』はリアルタイムで視聴していましたか?

もちろん観ておりました。

Q3:ウルトラマンダイナの3タイプのうち、どれが一番好きですか?

フラッシュタイプです。次がミラクルタイプ。

Q4:ダイナの技で一番好きなのは何ですか?

やはりソルジェント光線です。

Q5:ハネジローについて、どう思いますか?

可愛いですよねぇ。もっと活躍させてほしかったというのが本音です。
むしろ、『迷子珍獣ハネジロー』という番組を1年間放送してくれても、全然構わないのですが。

Q6:もしもダイナに会えて、お願い事を聞いてくれるとしたら、何をお願いしますか?

ミラクルタイプの念力技で、私を宙に浮かせてほしいです。ウルトラマンの手に乗せてもらって飛ぶとかではなく、自分で飛んでいる雰囲気を味わいたいのです。

Q7:ウルトラマンダイナに質問してみたいことはありますか?

レボリウムウェーブで消し去った怪獣たちは、どうなるのか聞きたいです。

Q8:TVの『ウルトラマンダイナ』に登場する怪獣・宇宙人・ロボットなど(地球人以外)の中で、特に好きなのは?

ソドム、ヒマラ、ミジー星人、ガラオン、スヒューム、シルドロン(クローンシルドロンを含む)、クローンシルバゴン、ガイガレード、ネオガイガレード、グライキス。ハネジローは別格で。

Q9:『ウルトラマンダイナ』の中で特に好きなエピソードは?

第8話「遥かなるバオーン」、第12話「怪盗ヒマラ」、第20話「少年宇宙人」、第21話「発熱怪獣3000度」、第25・26話「移動要塞浮上せず!」、第29話「運命の光の中で」、第30話「侵略の脚本」、第44話「金星の雪」、第47話「さらばハネジロー」、第49・50・51話「最終章Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」

Q10:ゲスト出演者も含め、『ダイナ』で一番好きな登場人物は(人間で)?

主人公のアスカ・シンです。やっぱり、愛着が湧くキャラクターですよね。ゴンドウ参謀も結構好きです。

Q11:あなたはスーパーGUTSに入隊してみたいですか?

ぜひ入隊してみたいです。基本的に楽しそうですよね。…と思いましたが、私ごときにはとうてい彼らのように悪と戦うことはできないと思いますので、誘われてもやめておきます。

Q12:ある朝、目が覚めたらあなたはアスカ隊員でした。とりあえず、何をしますか?

ハネジローを肩に乗せて歯磨き。ハネジローに新聞を取ってきてもらう。そんなハネジローと一緒の日常を楽しみたいです。

Q13:OPテーマやEDテーマをカラオケで歌ったことはありますか?

もちろんです。特にOPテーマは大好きなので。歌っていると燃える曲ですよね。

Q14:分離したガッツイーグルを操縦できるなら、α号(スペリオルも含む)、β号、γ号のどれを操縦したいですか?

やっぱりα号でしょうか。

Q15:アスカ隊員について一言

超ファインプレーの後に失策をしてしまう短所を直しましょう。…そこが好きでもあるんですが。

Q16:ヒビキ隊長について一言

あなたの口から発せられる、重みのある言葉が大好きです。

Q17:コウダ副隊長について一言

アスカに負けず劣らず熱くなるときがありますよね。

Q18:リョウ隊員について一言

第15話で「この世で一番大切なもの」として言い放った、「乙女の純情よ!!」の言葉を、胸に刻みつけて生きていきます。

Q19:ナカジマ隊員について一言

フライドチキン、私も好きなんですよ。

Q20:カリヤ隊員について一言

第8話でアスカに言った、「1つずつ食えよ」はもっともなご意見だと思います。それから、あなたの提言通り、新たなウルトラマンの名前が「ダイナ」ではなく「スーパーデラックス」だったら、劇場版で「スーパーデラックスが、死んだぁ!?」と言ってくれたのでしょうか。

Q21:マイ隊員について一言

あなたも立派なスーパーGUTSの一員です。

Q22:フカミ総監について一言

前作『ティガ』のサワイ総監に比べて、少し地味ですよね。

Q23:ミヤタ参謀について一言

一途ですよね。また、宇宙刑事シャイダー(の人間体)に似てますよね、当たり前ですが。

Q24:ゴンドウ参謀について一言

誕生日をお祝いしてあげたいです。ミヤタ参謀だけが祝ってもらえるなんて、さすがにゴンドウ参謀が可哀相なのです。

Q25:シイナ参謀について一言

本編に直接絡む描写がなかったからわかりませんが、何となくハネジローのことが好きそう。あくまで何となくであって、根拠は全くありません。むしろ、ハネジローと戯れるシイナ参謀を見たかった。

Q26:イルマ参謀について一言

『ティガ』時代よりもさらに理知的に見えますね。

Q28:シンジョウ・マユミ婦長について一言

『ティガ』時代よりもお美しく見えます。ちょっと暗めですが。

Q28:アスカ隊員の父親カズマについて一言

渋いですね。私も、アスカと同様に、あなたは生きているとずっと信じながら番組を見ておりました。

Q29:ミジー星人について一言

いい加減、地球侵略は諦めて地球人として暮らしてはどうでしょうか。

Q30:ティガとダイナは同族だと思いますか?

個人的には、外見や能力が似ていることから、出自は同じなのだろうと思っています。

Q31:『ウルトラマンダイナ』で思い切り泣いたエピソードはありますか?

第20話「少年宇宙人」と第47話「さらばハネジロー」です。

Q32:『ウルトラマンダイナ』で思い切り笑ったエピソードはありますか?

『ダイナ』は笑える話が多いと思うので、挙げるのが難しいのですが、ヒマラがタヌキを大切にしているところは大笑いした記憶があります。タヌキをタヌキだとちゃんと認識した上で大事にしているところがいいですね。あと、やっぱりバオーンやミジー星人ですかね。

Q33:ある日、自分の足元にリーフラッシャーが落ちていたら、どうしますか?

周りに誰もいないことを確認して、変身できなくてもいいから、とりあえず変身ポーズをやってみる。

Q34:もしもあなたがダイナだったら、戦いたくない怪獣・宇宙人はいますか?

ブンダーは嫌です。

Q35:TPCは太陽系の色んな惑星や衛星に基地を持っていますが、どこか行ってみたい星や基地はありますか?

最終章に登場した、木星の衛星ガニメデの基地に興味があります。

Q36:『ダイナ』が『ティガ』の完全な続編であることについて、どう思いますか?

面白い試みだったと思います。ただ、そのために『ダイナ』を思い切り語る上で『ティガ』を知っておかないと都合が悪い部分もあるという意味で、損している面はあると思います。

Q37:アスカとダイゴの出会いについて、何か感じたことはありますか?

やはり、新旧ヒーローの出会いということで、感動しましたね。

Q38:ダイナもティガと同じように、実は超古代では闇の戦士ダイナダークだったとしたら、どう思いますか?

そんなことを知ったら、あまりのショックに卒倒します。ティガダークの設定ですら、あまり好きではありませんので。

Q39:スーパーGUTSの隊員の中で、一番友達になりたいのは?

カリヤ隊員でお願いします。何となく楽しそうなので。

Q40:スーパーGUTSの隊員の中で、恋人にするなら誰を選びますか?

リョウ隊員でお願いします。

Q41:スーパーGUTSではなくブラックバスターにスカウトされたら、どうしますか?

とりあえず、ガッツシャドーを操縦してみたいので、入隊してみます。あれ、スーパーGUTSは断る予定だったのに、何故かブラックバスター入隊には積極的ですね。

Q42:シリーズ通しての敵であるスフィアって、結局何だったと思いますか?

よくわかりませんが、昔は地球人と同じような生物だったのでしょうかね。

Q43:もし、あなたが『ウルトラマンダイナ』の続編にゲスト出演できるとしたら、どんな役柄がいいですか?

スーパーGUTSの事務職員役。人事課とか。戦闘要員ではないのに、地球の平和のために働いているという誇りを持っている男で、ついでにリョウ隊員に惚れているという設定でお願いします。

Q44:今さら尋ねますが、あなたは何故、『ウルトラマンダイナ』という作品が好きなのでしょうか?

バラエティに富んだ作風で、1話1話が異なる雰囲気で色んな要素を楽しめるのが好きなのだと思います(ただし、私は1話完結ではない連続物ストーリーのウルトラ作品も好きなので、これは主たる要因ではなさそうです)。それに、ダイナのデザインや戦い方が好きですし、主要登場人物も好きな方が多いからです。

Q45:映画『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ』はどうでしたか?

面白い映画ですよね。冒頭だけに登場するゲランダが好きです。デスフェイサーもかっこいいです。当時、実写のウルトラマンが超巨大怪獣に立ち向かっていく映像に興奮したものです。

Q46:映画『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア』はどうでしたか?

ダイナの出番は少ないですが、好きな映画ですよ。声だけではなく、アスカの姿も見たかったですけどねぇ。それと、一瞬だけ出てきたハネジローを、もっと大々的に活躍させても、私は一向に構わなかったのですが。

Q47:最終回でダイナが闇に飲み込まれてしまった展開について、どう思いますか?

あれはあれで良いと思います。アスカはあの後きっと、リョウのところに帰ってくることでしょう。

Q48:続編のビデオ作品『帰ってきたハネジロー』をご覧になったことはありますか?

観ました。あれは、ハネジローやミジー星人が好きな方は観るべき作品です。

Q49:ダイナ以外に好きなウルトラマンはいますか?

ウルトラマンならタロウでもレオでもジョーニアスでもパワードでもティガでもコスモスでもネクサスでも、みんな好きです。私にとって、「ウルトラマン」と「好きなもの」は同義語のようなもんです。

Q50:最後に一言どうぞ

今度の映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』はティガが主役なので、もちろんティガの活躍には期待しますが、ダイナにも負けないぐらいの活躍を期待したいと思います。

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2008年3月 3日 (月)

ウルトラマンの指人形で雛祭り

Imgp2752_2ウルトラシリーズの指人形には、多くの種類がありまして、中には「こんなキャラクターまで指人形になっているのか!?」と驚くようなキャラクターがラインナップに加わっていることがあります。

今回は、その指人形を使って、雛祭りの人形に見立ててみようという企画。私には姉妹がいない関係もあって、雛祭りというものに対して実感がわかない方なのですが、今回はお遊びでウルトラマンの指人形を雛人形の代わりにしてみたのです。ただし、私が所持しているものだけで行ったので、限界はあります。

まず、ウルトラヒーロー(1人だけ、微妙な人がいますが)だけで飾ったバージョンの全体像が、右上の写真。

Imgp2757 そして、左の写真がお内裏様と三人官女。

お内裏様はウルトラマン80とユリアンのカップルです。

そして、三人官女は向かって左側から、ウルトラウーマンベス、ウルトラの母、そしてウルトラマンジャスティス(スタンダードモード)。「ジャスティスは女性なのか?」というもっともな疑問が生じるところですが、まぁ女性ウルトラ戦士は数に限りがありますし、ジャスティスは変身前の人間体が女性なので、妥協したということでご了承ください。

Imgp2758 続いては、五人囃子。右の写真です。

ここは、コミカルな描写に慣れていそうな皆さんを選んでみました。向かって左から順に、ウルトラマンゼアス、ウルトラマンナイス、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンダイナ(フラッシュタイプ)、ウルトラマンマックスです。

マックスあたりは、もしかしたら不本意に思うかもしれません。基本的には渋い喋り方をするウルトラマンですから。しかし、『ウルトラマンマックス』第16話「わたしはだあれ?」で見せたコミカルさは、ここに入れるにふさわしい活躍ぶりでした。

Imgp2761 そして、随臣の2人が宇宙警備隊の隊長であるゾフィーと、アンドロ警備隊の隊長であるアンドロメロス。向かって左側がアンドロメロスです。冒頭で述べた、「微妙な人」というのは、メロスのことです。厳密に言えば、ウルトラヒーローとはちょっと異なりますから。しかし、広義のウルトラシリーズのキャラクターですし、ゾフィーの親友でもありますから、ゾフィーと一緒に並べてみたかったのです。指人形の種類の豊富さを説明するのにうってつけですしね。

Imgp2765 ウルトラヒーローの最後は、仕丁の3人。

向かって左側から、ウルトラマンチャック、ウルトラマンノア、ウルトラマンゼノンです。この3人を選んだ理由は、何となくです。強いて理由を挙げるなら、『ウルトラマンUSA』で登場したウルトラ戦士たちのリーダーだったチャック、伝説の存在であるノア、そしてゾフィーと同じような役回りで初登場したゼノンということで、個人的にちょっと特殊な感じ、一般のウルトラ戦士よりもやや格上の感じがする皆さんということで、この3人を選びました。

Imgp2766 続いては、怪獣・宇宙人チーム(ウルトラマンもたいていの場合は宇宙人ですが、この場合は悪の宇宙人ということで)。まずは、左の写真が全体像ということになります。

怪獣・宇宙人チームの皆さんは、下の方から見ていきましょうか。

一番下にいる仕丁は、向かって左側から『ウルトラマン物語(ストーリー)』に登場したグランドキング、宇宙恐竜ゼットン、そして暴君怪獣タイラントです。この3匹は、「ウルトラシリーズの怪獣の中で一番強いのは誰か?」といったような類の議論をすると、必ずと言っていいほど名前の挙がる3匹と言っても過言ではないでしょう。

Imgp2771 続いて随臣の2人は、ウルトラマンノアのライバルであるダークザギ(向かって左側)と、ウルトラの父のライバルであるエンペラ星人(向かって右側)。何となく、悪の二大巨頭のような印象がある2人を並べてみました。

そして、その上にいる五人囃子は、向かって左側から順に、ガッツ星人、ヒッポリト星人、異次元人ヤプール、メフィラス星人、テンペラー星人です。これまた大物感のある5人の宇宙人・異次元人を並べてみました。

Imgp2767 そして、さらにその上の三人官女はバルタン星人3人衆。もはや男とか女とか、そんなことはお構いなしに、有名宇宙人3人を並べてみました。

しかし、同じバルタン星人とは言え、その姿は三者三様。それもそのはずで、真ん中は初代ウルトラマンと戦った初代バルタン星人ですが、向かって左側はウルトラマンパワードと戦ったパワードバルタン星人。そして向かって右側は、アニメ『ザ☆ウルトラマン』においてウルトラマンジョーニアスと戦ったバルタン星人。色んなバルタン星人が出ているのが、指人形の魅力でもあります。

そして、一番上のお内裏様はザラブ星人(向かって左)とダダ(向かって右)です。何となく、頭の形が似ているので、この2人でいいかと考えてしまいまして…。ともかく、雛祭りをウルトラマンの指人形でやってみました。実は、この写真を撮ったのは今日ではないんですけどね。

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2008年2月27日 (水)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 最終回

ついに終わってしまった『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』。最終回(第13話)は色々と感無量でした。

冒頭の、ゼットンとゴモラの戦い、迫力がありました。リトラとエレキングと一緒でも勝てなかったゼットンに敢然と立ち向かっていくゴモラの姿は、今までに何度も述べたことですが、まさにヒーローそのものでした。カッコよかったです。

そして、レイのことを心配し、レイと一緒に惑星ボリスから脱出しようと行動するヒュウガとハルナ、レイたちが無事にペンドラゴンに戻ってくることを信じるクマノとオキ…ZAPクルーの面々も最後まで魅力的でカッコよかったです。彼らの活躍は今回で最後になるかもしれないと思うと、勿体ない・寂しいと感じてしまうほど、本当に良いチームでした。

主役のレイも、回を重ねるに従って頼もしく見えるようになり、さらには好感を抱ける主人公になっていったように思います。最終回は「もう1人の怪獣使い」たるケイトとの”レイオクニクス・バトル”、つまり怪獣使いであるレイオニクス(レイブラッド星人の遺伝子を受け継ぐ者)が、怪獣バトルを通じて怪獣の苦痛を自分も味合うことになる戦いに挑む姿が、まさに主人公でした。

ゴモラはゼットンの強力な攻撃に倒れ、それによってレイもダメージを負います。そこへ駆けつけたヒュウガとハルナのドラゴンスピーダーですが、ゼットンの光線をまともに食らいそうになるハルナ。レイの「やめろ~!!」の叫び声と共に起き上がり、ハルナを守ってゼットンの光線を浴びるゴモラの姿は、正真正銘のヒーロー!!ゴモラの行動はレイの意思によるだけではなく、ゴモラ自身の意思でもあったと思っています。

さらに、そこに飛来するキングジョーブラック。ゼットンとキングジョーブラックの、最強どうしの激闘が展開します。両者どちらも譲らぬ大バトルは、かなりの迫力。ゼットンとキングジョー(ブラック)が戦っているというシチュエーションだけでも興奮しますが、その興奮に拍車をかける激闘!!見ていて飽きません。

ヒュウガとハルナが着陸してレイの元へと駆け寄ったとき、レイはついに覚醒しました。まばゆい光に包まれ、レイはレイモンになったのです。その覚醒のためにレイに戦いを仕掛けていたケイトが、喜びの声をあげます。レイの覚醒に応じて、ゴモラもEXゴモラにパワーアップ!!

EXゴモラは改造ゴモラとも呼ばれる怪獣で、元々はプレイステーション2のゲームソフト『ウルトラマン Fighting Evolution REBIRTH』で初登場したキャラクターです。その後、実写の映像作品には登場することがないまま、ゲームのデータカードダス『大怪獣バトル ウルトラモンスターズ』にも登場し、ソフビ人形も発売されていました。今回、そんな経歴を持つEXゴモラが、ついに実写の映像作品に初登場したわけです。

EXゴモラはゲーム中で得意としていた必殺技を次々に繰り出し、ゼットンとキングジョーブラックの二大最強怪獣を圧倒します。物凄い威力に見えるEXゴモラの超振動波を食らったゼットンは、ついに大爆発したのでした。EXゴモラは凶悪そうな面構えをしてはいますが、恐らく内面は以前と変わらないのでしょう、レイモンとEXゴモラは勝利した後頷き合います。

そして、石に封印されてしまったウルトラマンを復活させようと試みするレイモン。しかし、途中でレイモンはレイの姿に戻ってしまい、ウルトラマンは復活しません。一方、レイオニクス・バトルに敗れた、レイの姉・ケイトは、すべてのレイオニクスと戦い勝ち残ったレイオニクスこそが、レイブラッド星人の後継者に選ばれるという、データカードダスのゲームのストーリーにも通じる話、あるいは続編を作ろうと思えば活用できそうな話を語ります。そして消えていくケイト。

それはともかくとしても、レイを連れてボリスを脱出しようとするヒュウガとハルナ。自分は人間ではないからと、それを断るレイ。しかし、ヒュウガとハルナはレイが大切な仲間であることを訴え、ついにレイも一緒に行くことを承諾します。このあたりはお決まりの展開と言えるかもしれませんが、良かったです。

レイも含め、ZAPメンバー全員無事でボリスを脱出しようと発信しようとしたペンドラゴンですが、そこに現われてペンドラゴンを掴んだのは、キングジョーブラック!!そう言えば、キングジョーブラックはEXゴモラに圧倒されはしていたものの、止めを刺された描写はありませんでした。ペンドラゴン、最後の最後で大ピンチ!!

そこへ、「ヘァッッッ!!」という独特の掛け声が響き、キングジョーブラックの体を掴む銀色の手が画面に映りました。その声、その手だけで、その正体が誰なのかわかります。そう、我らがウルトラマンです!!声が聞こえ、手が見えただけで圧倒的な存在感を感じさせるウルトラマンの姿に、まさに感動。最終回にして、ついに復活したウルトラマンの勇姿に興奮。

キングジョーブラックをペンドラゴンから引き剥がそうと試みるウルトラマンですが、さすがにキングジョーブラックは強力で、ビクともしません。そこでウルトラマンは、高々と左手を振り上げ、八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)を発生させ、至近距離でキングジョーブラックに叩き込みます。その描写がカッコイイことカッコイイこと…。そして一刀両断されるキングジョーブラックの左腕。

さすがのキングジョーブラックも、片腕を失ってはどうしようもなく、ウルトラマンによってペンドラゴンから引き離され、両者はもつれ合ったままボリスの地表へと落下していきます。ペンドラゴンは最後の最後で、ウルトラマンによって救われたのです。そしてその直後、人工太陽がボリスの大気圏に突入し、人工太陽は大爆発。ボリスの地表は真っ赤に燃え上がります。

「ウルトラマンは…どうなったんだろう」と、視聴者の気持ちを代弁するクマノ。そして、「ウルトラマンは不死身です。絶対、無事ですよ」と、これまた視聴者の気持ちを代弁するオキ。ウルトラマンが生きていることを信じ、そして自分たちの無事を喜び合うZAPの面々は、ハルナの兄であるハルナ・ヒロキが操縦するゴースタードラゴンと共に、地球へと帰っていくのでした…。

非常に、良い最終回だったと思います。1話から全体的に見れば、序盤から中盤にかけてはストーリーの進展が遅く、終盤に詰め込んで一気に謎の解決を進めた感じがありますが、それはそれで終盤を盛り上げることに一役買っていた面はあると思います。それに、「大怪獣バトル」の名に恥じない、本当に見応えある怪獣たちの激闘を楽しむことができました。出演者の皆様も魅力的なので、13話だけでは勿体ないと思いますし、ぜひ続編を作ってもらいたいと心から感じる作品です。

ウルトラマンの安否が曖昧な点については不満な感想を抱く方もいらっしゃるようですので、続編を作ってくれれば、そこで明らかにできますね。実際、過去の作品でも、そういう事例はありました。

1994年10月10日に日本テレビ系列で単発TVスペシャルとして放送された『ウルトラセブン 地球星人の大地』では、セブンがメトロン星人の地下基地の爆発に巻き込まれて、生死不明になってしまいます。その後、続編として1998年から発売された『ウルトラセブン』(ウルトラセブン誕生30周年記念3部作)で、セブンが生きていたこと(ただし、モロボシ・ダンは自分がセブンであるという記憶を失っていました)が判明します。そんな感じで、続編でウルトラマンの安否を描くのもアリではないかと思います。

『ウルトラギャラクシー』はBS放送とネット配信だけでしたから、やはり地上波での放送よりも視聴する人は限られてしまうと思います。無料で毎週ネット配信していると言っても、やはり地上波と違って認知度はあまり高くないようですし、PCよりはTVの方が観やすいという方も多いようですから。ぜひ地上波で放送して、多くの人に見てもらえる機会ができればいいなぁと、心底思いますし、願っています。本当に、楽しい作品でした。

第1話の感想
第2話の感想
第3話の感想
第4話の感想
第5話の感想
第6話の感想
第7話の感想
第8話の感想
第9話の感想
第10話の感想
第11話の感想
第12話の感想

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2008年2月20日 (水)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第12話

いよいよ最終回が間近となった、『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第12話「レイブラッド」の感想を綴ります。非常に盛り上がった回で、しかも、ついにレイに関する様々な謎が明らかとなりました。

今回は冒頭から、ケイトが操る宇宙恐竜ゼットンと、レイが操るゴモラ、エレキング、リトラの見応えある激闘が展開されました。さすがに前回、オキが「ウルトラマンでも勝てなかった強敵」と叫んでいただけあって、ゼットンは並みの怪獣とはレベルが違うということがよくわかるような強敵ぶりを発揮していました。

ゼットンは体当たりしてくるリトラを片手で振り払い、リトラ渾身のファイヤーストライクも片手ではじき返してしまいます。また、ゴモラとエレキングが2人がかりで格闘戦を挑んでも歯が立たず、ゼットンに投げ飛ばされ、蹴散らされる始末。戦闘の途中、ゼットンの飛び蹴りや踵落としといった、かつてのゼットンには見られなかった攻撃方法も見ることができて面白かったです。

エレキングの放電光線はゼットンの胸に吸収され、全く通用しません。吸収した放電光線を増幅して打ち返した光線(初代ウルトラマンを倒した光線と同様)と、さらに火球の連続攻撃を浴びて、エレキングは力尽きてしまいました。エレキングは別に死んでしまったわけではないようですが、いつも回転している頭の角が動かなくなっていたので、相当のダメージを受けたことだけは確かなようです。

また、ゴモラの超振動波もゼットンのバリアに阻まれ、ゼットンを倒すことはできません。ゴモラの超振動波とリトラのファイヤーストライクの連携攻撃によって、何とかゼットンのバリアを打ち破り、ゼットンにダメージを与えることに成功しました。ゴモラとリトラはその攻撃ですべての力を使い果たしてしまったようですが、ゼットンにはまだ余力があるようです。

あくまで私の印象ですが、今回のゼットンは、過去の作品に登場した、どのゼットンよりも強いように見えました。初代ウルトラマンを倒した初代ゼットン、初代ゼットンとは異なりウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)のスペシウム光線に敗れたゼットン2代目、ウルトラマンパワードと相討ちになったパワードゼットン、ウルトラマンマックスがウルトラマンゼノンから授かった新武器でようやく倒せた『ウルトラマンマックス』登場のゼットン、ウルトラマンメビウスがウィンダムとミクラスの援護を受けて何とか勝てたマケットゼットン…それら過去のゼットンよりも、今回のゼットンはさらに強さが際立っているように感じました。

そして、今回忘れることができないのは、ケイトが語ったレイの真実。レイは案の定、隕石によって惑星ボリスに運ばれてきた赤ちゃんが成長した姿で、もちろん地球の人間ではなく、その正体はレイブラッド星人の遺伝子を受け継ぐ者。

レイブラッド星人とは、かつて何万年にもわたって宇宙を支配した全知全能の宇宙人で、その力は異次元人ヤプールもヒッポリト星人も恐れさせたのだとか。かなりのスケール感を誇る存在ですね。今のレイブラッド星人はすでに肉体が消滅し、精神体のような存在になっているそうですが、その残留思念だけでも大きな力を持っているとか。

ケイトが「お人好しの宇宙人」と呼ぶウルトラマンは、怪獣出現の気配を察知して惑星ボリスにやってきたものの、レイブラッド星人の力によって石の姿にされてしまったのだそうです。しかし、我らがウルトラマンは石にされてもなお、愛する人間たちを守るため、残った力でヴィンセント島に結界を張り、レイがレイブラッド星人として覚醒しないように、レイの心に働きかけていたのだとか。ウルトラマンの心意気が泣けるではないですか。

しかし今や、そのウルトラマンの命が消えかかっていることもあって、レイの覚醒も近いようです。ケイトの口から、レイの本当の名前がレイモンであること(すでにソフビが発売されています)や、ケイトはレイの姉であるといった事実も語られました。

一方、どうやらレイブラッド星人とは関係ない目的で動いているらしいキングジョーブラックの行動によって、惑星ボリスの人工太陽のシステムに重大な影響が生じ、数日以内に人工太陽が爆発するという事態になってしまいました。

果たして、惑星ボリスにいる人間たちは人工太陽の爆発までにボリスを脱出できるのか、レイはレイブラッド星人として覚醒するのか、覚醒したとしてどうなってしまうのか、レイはケイトのゼットンや、あるいはキングジョーブラックに勝てるのか、そしてウルトラマンは復活するのか…次回はいよいよ最終回。絶対に見逃せない展開になってまいりました。

第1話の感想
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2008年2月14日 (木)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第11話

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第11話のサブタイトルは、「ウルトラマン」。最終回が近いこともあって、ついにレイが石の巨人=ウルトラマンのいる場所にたどり着くことができました。以下、その感想やストーリーの概略などを綴ります。

冒頭、レイたちがベラルゴシティで見つけた写真に写っていた少女カレンが、レイの前に現われます。惑星ボリスを怪獣無法地帯に変えた元凶であるブルトンが飛来した研究所は、カレンの父親の研究所だったのです。

カレンとどこかで出会ったことがあるような気がするレイは、カレンに対して自分の事を憶えていないかと必死に尋ねますが、カレンはレイとは初対面のはずだと言います。ただ、カレンは廃墟となったベラルゴシティで泣いている赤ちゃんを見つけ、レッドキングとアーストロンが戦っている危険な状況から救ったという話をします。そして、安全な場所でその赤ちゃんと一緒にいたところにゴースタードラゴンが飛来して、そのとき赤ちゃんが光になって消えてしまったとのこと。どうやらその赤ちゃんは、ブルトンと共に飛来した謎の赤ちゃんと同一である可能性が高いです。前にも書きましたが、恐らく、その赤ちゃんこそレイなのでしょう。

そして、今まで怪獣が出現していなかったヴィンセント島に、ついに怪獣が現われます。いや、正確には怪獣ではなく、「超獣」です。案の定、怪獣に詳しいオキは「怪獣」と「超獣」の違いを強調していました。現われたのは、かつて異次元人ヤプールによって何度も地球侵略の手先として使われた、ミサイル超獣ベロクロン。今まで、ウルトラマンエースと戦ったベロクロンとベロクロンⅡ世、ウルトラマンタロウと戦った改造ベロクロンⅡ世、ウルトラマンメビウスと戦ったベロクロンがいます。すべて、ヤプールの差し金です。

ベロクロンが現われた理由は不明ながら、とりあえず戦いに赴くレイ。ゴモラを呼び出して戦います。しかし、さすがに「怪獣より強い」という謳い文句の超獣が相手とあって、ゴモラは単純な力勝負では、ベロクロンに若干押され気味のように見受けられました。苦戦するゴモラを、ペンドラゴンが援護。隙ができたベロクロンにゴモラが攻勢をかけようとした、まさにそのとき、新たな敵が現われてゴモラを攻撃しました。

現われたのは蛾超獣ドラゴリー。2体の超獣に挟まれて、さすがのゴモラも危うい状況です。そんなわけで、レイはエレキングを呼び出しました。2匹の怪獣VS2匹の超獣の対決です。なかなか燃える構図。

ベロクロンはやはり強く、大苦戦するゴモラ。一度はベロクロンの攻撃をまともに受けて、ゴモラは倒れてしまいました。しかし、ペンドラゴンの援護を受けて形勢逆転。ゴモラは超振動波によってベロクロンを撃破しました。一方、エレキングもドラゴリーに押されていました。やはり、超獣の力は怪獣を上回るのか。

そこへ、ゴモラが援護に入り、こちらも形勢逆転。エレキングは口から発射した光線で、ドラゴリーを撃破しました。この戦い、エレキングの安否が気がかりだったんですよ。と言いますのは、ドラゴリーはかつて『ウルトラマンA』第8話「太陽の命 エースの命」において、巨大魚怪獣ムルチ(2代目)をバラバラに引き裂いて惨殺した過去を持つ超獣。エレキングもムルチと同じように倒されたらどうしようかと。それに、エレキングは『ウルトラギャラクシー』第9話において、そのムルチの強化版であるゾアムルチと戦いました。そんなめぐり合わせのエレキングを心配してしまいましたが、幸い杞憂に終わりました。

2匹の怪獣VS2匹の超獣の対決は、なかなか迫力があって見応え充分でした。最終的には怪獣側が勝ちましたが、1対1でまともに戦えば超獣の方がやはり強いのではないかと思えたバトルでした(1対1でまともに戦って、怪獣アストロモンスに負けた超獣オイルドリンカーという例は過去にありますが)。

今まで怪獣が現われなかったヴィンセント島に怪獣(正確には超獣ですが)が現われたことについて、ヴィンセント島にいるメンバーの副リーダー・アトウは、ZAPスペーシーが来たせいではないかと疑います。特に、怪獣を操れるレイの存在を怪しみ、レイとアトウの間で一触即発の状態に。そこに、「巨人の声が聞こえなくなったから怪獣が現われたのでは」と口を挟むカレン。カレンは、レイの脳裏に何度もイメージとして現われた石の巨人=ウルトラマンを、直接見たことがあったのです。

カレンは、ヴィンセント島を1人で探検しているときに、石の巨人を見つけたのだとか。それ以来、石の巨人はカレンの心に語りかけてきて、近々救援が来てくれることを教えて励ましてくれていたのだそうです。しかし最近、その巨人の声が聞こえなくなってしまったため、それがヴィンセント島に怪獣(正確には超獣)が現われた原因ではないかと、カレンは語ります。

カレンの案内で、ついに巨人のもとへとたどり着いたレイ。レイは、巨人がまだかすかに生きていること、しかしその命は尽きようとしていること、巨人が自らの命を削って人間を守るために結界を張って怪獣出現を食い止めていたこと、その結界の力が弱まってきていることなどを感じ取ります。一体何があってウルトラマンは石の巨人となってしまっているのかは不明ですが、とにかくウルトラマンがそんな姿になってまで人間を守ろうとしていることが、感慨深かったです。しかしウルトラマンは、レイの「俺は何者なんだ」という問いには答えてくれません。

レイがウルトラマンに出会った頃、ペンドラゴンの近くには宇宙恐竜ゼットンが現われていました。かつてウルトラマンをも倒した強敵です。ハルナ・ヒロキとハルナ・ジュンの兄妹がドラゴンスピーダーで応戦し、ゼットンを翻弄するも、もちろんそれだけではゼットンを倒せるわけがありません。そこにレイが、リトラの背中に乗って駆け付けます。さらに現われるゴモラ、エレキング。レイの誇る3体の怪獣たちは、果たしてゼットンに勝てることができるのでしょうか…というところで今回はおしまい。

今回はストーリー的にも重要で、ゴモラ・エレキングと超獣たちの戦いも迫力があったので面白かったです。いよいよ残すところ2話となった『ウルトラギャラクシー』。最終回が近いと思うと寂しいですが、残り2話も楽しみに見たいと思います。4月にはDVDも発売されるらしいので、それも楽しみですね。

第1話の感想
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2008年2月 6日 (水)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第10話

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第10話「予期せぬ再会」の感想。今回はストーリーも進展し、怪獣たちの格闘も大いに盛り上がったのではないかと思っております。

ようやくヴィンセント島にたどり着いたZAPクルーたちは、そこでスペース・ペンドラゴンと同型のゴースタードラゴンを発見。そして、ついに生存者を発見。しかも53人も。おまけにその生存者の中には、死んだとばかり思われていたハルナの兄もいました。思わず兄に抱き付き泣いてしまうハルナ副長。ここはもらい泣きするオキの気持ちもわかろうというもの。ハルナ副長は兄が宇宙大怪獣ベムスターに殺されたとばかり思っていて、それを現実として受け止めつつ戦ってきたわけですから、兄が生きていて心底嬉しかったことでしょう。

ハルナ副長の兄であるヒロキの語るところによれば、生存者たちが避難してきたヴィンセント島だけには何故か怪獣が現われないとのこと。もしかして、レイをヴィンセント島に呼んだと思われる石の巨人=ウルトラマンのおかげか!?やはり、ヴィンセント島にウルトラマンがいるのか!?謎の核心が近付いてきた感じがします。

しかし、ZAPクルーと53人の生存者が惑星ボリスを脱出するためには、飛行不能のゴースタードラゴンと、ペンドラゴンのメインエンジンを修理する必要があります。その部品を確保するため、ZAPクルーとハルナ・ヒロキ、それに、惑星ボリスに怪獣たちを呼び寄せたブルトンが隕石として落ちてきたときの状況を知るアトウが、ヴィンセント島を出てグランケープ補給基地に向かいます。

しかし、グランケープ補給基地には、円盤生物ノーバ、満月超獣ルナチクス、再生怪獣サラマンドラが待ち構えていました。ノーバはウルトラマンレオとウルトラマンメビウスを苦しめ、ルナチクスは月の文明を破壊し、サラマンドラは何度も再生できる特殊能力を持っていて、いずれも強敵です。

レイはその強敵怪獣たちにゴモラを立ち向かわせます。いくらゴモラでも厳しい戦いになりそうだと思っていたら、ゴモラはあっと言う間に超振動波でノーバを倒してしまいました。続いてゴモラは、ルナチクスとサラマンドラに向かっていきます。その間に、ペンドラゴンは必要な部品を確保することに成功。本来は輸送船であるペンドラゴンの本領発揮です。

しかし、そこに突如、前回ペンドラゴンを襲った謎の4機の円盤が飛来。円盤は地上の怪獣たちに向けて攻撃し、その攻撃でルナチクスとサラマンドラは倒されてしまいました。そして、生き残ったゴモラの前に、4機の円盤が合体して降り立ってきました。

その姿を見たクマノが、ようやく気付きます。それは、かつてペダン星人が地球に送り込んできた宇宙ロボット・キングジョーであることに。そして、今回のキングジョーはかつてのキングジョーと異なり黒いボディを持っていることから、クマノは「キングジョーブラック」と命名。個人的に、クマノがキングジョーブラックと名付けたことが面白かったです。

ゴモラとキングジョーブラックの、手に汗握る激闘が展開!!いや、非常に見応えのある、力と力のぶつかり合いでした。しかし、次第にゴモラはキングジョーブラックに圧倒されて劣勢になっていきます。そして、キングジョーブラックに至近距離で必殺のペダニウムランチャーを向けられたゴモラ、絶体絶命の大ピンチ!!

と、そこに上空から助けに現われるリトラ!!キングジョーブラックの注意が上空に向いた隙に逃げるゴモラ。そして、キングジョーブラックが上空に向けて攻撃しようとしたとき、背後からキングジョーブラックに尻尾を巻き付けて放電するエレキング!!素晴らしい連携攻撃、そして燃える展開!!

エレキングがキングジョーブラックの動きを封じている隙に、攻撃しようとするゴモラとリトラでしたが、キングジョーブラックは円盤形態に分離してエレキングの尻尾から逃れます。そして再び合体して三大怪獣と対峙するキングジョーブラック。敵ながらカッコイイぞ、キングジョーブラック!!

ゴモラ、エレキング、リトラの三匹で同時に立ち向かっても、キングジョーブラックには歯が立ちません。とりあえず、確保した物資をヴィンセント島に運ぶことを優先して、その場を逃げるZAPクルーたち。レイは初めての敗北です。

ヴィンセント島に戻ったレイの前に、レイの記憶に残る少女(ベラルゴシティに写真が落ちていた)が現われたところで、今回は終わりです。キングジョーブラックの存在感が凄まじく、また初めてのゴモラ、エレキング、リトラの揃い踏みも見られて、いつも以上に食い入るように見入ってしまった回でした。

次回のサブタイトルは「ウルトラマン」。ついにヴィンセント島にも怪獣が現われ、レイの出自に関しても掘り下げが行われるようです。超獣ベロクロンとドラゴリー、そして宇宙恐竜ゼットンが新たに登場。次回もますます盛り上がりそうです。

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2008年1月29日 (火)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第9話

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』の第9話「ペンドラゴン浮上せず!」の感想を記します。とりあえず、今回のサブタイトルはまず間違いなく、『ウルトラマンダイナ』第25・26話のサブタイトル「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!」前編・後編が元ネタになっているものと思われます。

ZAPスペーシーの皆さんは、怪獣無法地帯と化した惑星ボリスの生存者を求めて、ヴィンセント島に向かいます。そして場面が変わって、『ウルトラマンメビウス』で初登場した宇宙礫岩怪獣グロマイトと土塊怪獣アングロスの戦い。四つ足怪獣どうしの対決です。

『ウルトラマンメビウス』に登場したアングロスは、サイコキノ星人によって作り出された怪獣でしたが、今回のアングロスはどこから来たのでしょうか。サイコキノ星人が作ったアングロスをブルトン(第7話に登場)がボリスに呼び出したのでしょうか。それとももしかしたら、サイコキノ星人の誰かが、飼っていたアングロスをボリスに捨てていったのでは…そうだとしたら、きっと見知らぬ惑星に捨てられて、アングロスはさぞ悲しかったことでしょう。土の塊なので、きっと涙すら流せなかったに違いありません(と、ここまで妄想した後で公式HPを見たら、どうやらサイコキノ星人に捨てられたわけではないらしいことが判明しました)。

そんなアングロスの過去に関する妄想はともかく、グロマイトVSアングロス。グロマイトは自慢の強固な体表によってアングロスのドリル攻撃を物ともしません。グロマイト優勢か?そんな2体の激闘のさなかに飛来した、形状の異なる4機の円盤が、あっと言う間にアングロスを爆破してしまいます。哀れ、アングロス…。続いて、グロマイトも謎の円盤によって倒されてしまいます。哀れ、グロマイト…。

数話ぶりに登場した”もう1人の怪獣使い”たるケイトが、その謎の円盤を見て、「ペダン星人め、何の目的で」とつぶやきます。ペダン星人と言えば、『ウルトラセブン』第14・15話で宇宙ロボット・キングジョーを地球に送り込んできた宇宙人。劇中ではまだ正体が明かされていませんが、今回の謎の円盤も、ペダン星人が作り出したキングジョーの強化版”キンジョーブラック”の円盤形態なのです。今回のキングジョーブラックは円盤形態だけの登場だったので、本格的活躍は次回になるようです。

キングジョーブラックを見たオキは、「見たことがあるような」と言うものの、それを作った宇宙人の名前までは思い出せない様子。「珍しいな、オキが名前を知らないなんて」と言うヒュウガ船長ですが、それに対して自分の専攻は「怪獣学」で、「れっきとした生物学者」だから、宇宙人や円盤のことに詳しくなくても当然だと返答するオキが、地味に面白かったです。

このへんは、大学の仕組み(学部・学科や専攻)について詳しくない人には、ピンと来ないかもしれません。大学は細かく専門分野が分かれていて、自分の好きな研究テーマを選んで研究するものなので、自分の専門ではない分野については疎くなりがちなのです。同じ日本史専攻でも、奈良時代を研究している人が江戸時代について無知なんてことは、往々にしてありえます。病院が外科や内科、歯科などのように分かれているのと同じだと思えばわかりやすいはずです。

それはともかく、キングジョーブラックは問答無用でペンドラゴンを攻撃してきたため、ペンドラゴンは墜落して海中に沈んでしまいます。このアクシデントでペンドラゴンはかなりのダメージを負い、”魔法使い”と呼ばれるほどのクマノも修理を諦めかけますが、ヒュウガの励ましを受けて、「今度も見せてあげますよ、飛びきりの魔法を」と、力強く宣言。かなり、かっこいいです。それにしても、ボリスを訪れてから、クマさんは修理ばかりの日々を送っている印象がありますので、少し休ませてあげたいです。

ペンドラゴンの修理中、何とアリゲラの群れが出現。アリゲラも『ウルトラマンメビウス』に出てきた怪獣ですが、まさか群れで出てくるとは思わなかったので、びっくり。しかし、アリゲラは目のない生物で、超音波を発して周囲を認識している怪獣。それを知っていたオキはアリゲラの嫌がるノイズを発生させて、レイが怪獣を呼び出すまでもなくアリゲラの群れを追い払うことに成功します。円盤には詳しくなかったものの、さすがに「怪獣学」を専攻していた生物学者であるオキの、面目躍如たるものです。

魔法使いクマノの努力で、ようやく発進できる状態になったペンドラゴンを、今度はゾアムルチが襲います。ゾアムルチは『ウルトラマンメビウス』第32話に登場した巨大魚怪獣で、『帰ってきたウルトラマン』第33話と『ウルトラマンA』第7・8話に登場したムルチと同種族の怪獣を、メイツ星人が強化改造したもの。

そのゾアムルチに、レイが前回バトルナイザーに収容した、宇宙怪獣エレキングが立ち向かいます。水中を得意とする2大怪獣の激闘が展開。レイがエレキングに対して「反撃を許すな」という指令を与えているのを見て、「エレキングも大変だなぁ」と感じてしまいましたが、このエレキングにはそんな指示を遂行できるほどの実力があります。強力な電流攻撃で、見事ゾアムルチを倒したのでした。エレキングが口から発射した光弾連続発射が、かっこよかったです。

しかし、ゾアムルチが吐いた光線の衝撃で、ペンドラゴンは飛び立つための電力がまたもや不足してしまいます。そのピンチを乗り切るため、レイは再びエレキングを召還。エレキングが放つ電気エネルギーをペンドラゴンに使うのです。しかし、何故か現われたのは通常のエレキングではなく、小型のリムエレキング。これにはレイも首をかしげています。でも、このときはリムエレキングぐらいの電力の方が危険も少なく、ペンドラゴンが飛び立つためにはかえって良かったようです。

何はともあれ、再び海面に浮上したペンドラゴンは、改めて生存者探しとウルトラマンの所在確認に向かいます。今回もストーリーは大きく動きませんでしたが、次回予告を見ると、死んだかと思われていたハルナの兄(演じるは影丸茂樹氏)を始めとする生存者たちが登場するようですね。

しかも、今回お休みだったゴモラとリトラ、そしてエレキングの3体揃い踏みも見られるようですし、キングジョーブラックも本格的に登場し、さらにノーバ、サラマンドラ、ルナチクスといった強豪も出てくるようです。地球怪獣、宇宙怪獣、超獣、円盤生物、宇宙ロボットが一気に登場するということで、これは興奮する面子ですし、ストーリー的にも間違いなく重要になるでしょうから、次回もますます見逃せません。

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2008年1月24日 (木)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第8話ほか

先週土曜日放送の『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第8話のサブタイトルは、「水中の王者」。宇宙怪獣エレキングの登場です。

エレキングは『ウルトラセブン』第3話「湖のひみつ」で初登場したときも湖の中から現われましたが、戦う場所は主に地上だったため、水の中での戦いが得意というイメージはありませんでした。しかし今回は、サブタイトルの通り、「水中の王者」と呼ぶにふさわしい戦いぶりを披露してくれました。

ゴモラとエレキングの戦いは見応えがありました。水中で苦しむゴモラの姿や、エレキングの攻撃を華麗なジャンプで避けるゴモラなど、あまり見たことのない映像を見ることができて面白かったです。

物語冒頭では、アーストロンとケルビムが激闘を繰り広げています。この両者は、『ウルトラマンメビウス』第20話「総監の伝言」において、アーストロンがケルビムによって操られ、いわばケルビムが上司、アーストロンが部下であるかのように見える演出がなされていました。それをご存知の方なら、この両雄の対決は面白かったかもしれません。私は、部下のアーストロンが上司のケルビムに反抗して、ついに倒してしまったかのように見えて楽しかったです。

今回は、ストーリー的には大したことはありません。色々あった末に、レイが新戦力としてエレキングを獲得するという話です。最近、ゴモラとリトラは苦戦する戦いが増えてきていましたから、ここで戦力補強というのも、悪くないような気がします。

ストーリー的に大したことがなかったとは言え、物語の最後では、いよいよ佳境に入っていくことを暗示しております。ペンドラゴンが、微弱な救難信号をキャッチし、同時にレイが石の巨人・ウルトラマンからテレパシーと思われる手段で呼びかけられ、救難信号の発信源が特定されました。石の巨人はやはりウルトラマンなのか、どうして石になっているのかなど、いよいよ核心に迫っていくものと期待されます。

来週はアングロスやグロマイト、ゾアムルチなど、『ウルトラマンメビウス』でデビューした怪獣たちが何匹か出てくるようですね。また、公式HPによれば、リムエレキングも出てくるとか。『ウルトラマンメビウス』ではマケット怪獣だったリムエレキングがどのようにして出てくるのか、非常に気になるところです。

そして、いよいよキングジョーブラックも登場するようです。キングジョーブラックは去年の夏、池袋で開催されたウルトラマンフェスティバルにおいてデビューした、黒いキングジョー。その後、各地のショーやイベントに登場し、またゲームの『大怪獣バトル』でも活躍しておりましたが、映像作品に登場するのは初めてということになりますね。予告でケイトが「ペダン星人め」とつぶやいていたので、キングジョーブラックはペダン星人が作った設定で登場するのでしょう。活躍に期待したいです。

ところで、来月にはバンダイのソフビ「ウルトラ怪獣シリーズ」のラインナップに、過去に発売されたことのある怪獣・宇宙人たちがリニューアルされて加わるらしいです。また、ババルウ星人も新たにラインナップに加わるということで、個人的に楽しみにしております。データカードダス『大怪獣バトル』の応援カードも付属しますしね。

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2008年1月17日 (木)

ウルトラギャラクシー、超ウルトラ8兄弟、ウルトラヒーローバトル劇場の話題など

1/12~1/14の3連休は、ほとんどウルトラマンのためだけに費やした休日でした。その3連休と今日までの間に、『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第7話「怪獣を呼ぶ石」の放送があったり、今秋公開の映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の登場ウルトラマンの一部が正式に明らかになったりしました。

また私の個人的なことで言えば、銀座・博品館での『ウルトラヒーローバトル劇場』第7弾を観ました。しかも2回も。そして、学習院大学で行われた満田かずほ監督のトークショーと、『ウルトラセブン』第29話上映会にも参加しました。今回は、それらの話題を一気にお届けします。

まず『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第7話の簡単な感想から。
惑星ボリスに怪獣たちを呼び寄せていた存在が、四次元怪獣ブルトンだと判明しました。時空間を歪ませて、過去の地球や宇宙から怪獣を集結させていたというのは、ゲームの『大怪獣バトル』とも同じ展開で、なかなか良かったです。

また、ブルトンはCGで表現されていましたが、その動きや質感も良かったのではないでしょうか。少なくとも、初代のブルトンの雰囲気を損なうものではなかったと思います。ゴロゴロ逃げ回るブルトンを追いかけるゴモラの動きが、ちょっと可愛かったです。1ヶ月前、惑星ボリスに落ちてきた隕石(巨大化してブルトンに)の中から現われた謎の赤ちゃんは、恐らくレイなのでしょうね。

そして、ブルトンはゴモラとの対戦中、ネロンガ、テレスドン、レッドキングを呼び寄せます。今回登場した怪獣のうち、リトラ(『ウルトラQ』)とフログロス(『ウルトラマンネクサス』)以外、初代の『ウルトラマン』に初登場した怪獣ばかり。その『ウルトラマン』出身のゴモラ、レッドキング、テレスドン、ネロンガの戦いは大迫力。激しい肉弾戦が繰り広げられて、非常に楽しかったです。

怪獣たちのコミカルさも、たまりません。自分の火炎で誤ってネロンガを倒してしまったテレスドンの、「しまった!」という感じで頭をかかえたポーズや、ペンドラゴンによってブルトンが倒されたのを見てうろたえるレッドキングの反応など、見逃せません。ゴモラに岩を投げつけようとしたレッドキングが、リトラの火炎に邪魔されてまたもや岩を投げることができなかったのも、可笑しかったです。

レッドキングは最初、ゴモラとネロンガ、テレスドンが戦っているとき、積極的には戦いに参加していきません。ネロンガやテレスドンが倒されてからゴモラに向かっていきますが、2代目レッドキングを彷彿とさせて良かったです。『ウルトラマン』第25話では2代目レッドキングが、ドラコとギガスの戦闘を観戦している様子が描かれていました。レッドキングは、怪獣たちの戦いを観戦するのも好きなのでしょう。

最後、戦い終わって喜び合うゴモラとリトラが、かなり可愛かったです。そして、ラストでレイが、「石の巨人が…、ウルトラマンが俺を呼んでいる」と言っていました。これから、ストーリーも核心部分に入っていくのでしょうか。ともあれ、今回の話はかなり満足度が高く、大変面白かったです。

映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』ですが、ついにウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイア、ウルトラマンメビウスの登場が確定しましたね。下馬評通りではありますが、せっかくティガが主役でダイナやガイアが出るのですから、メビウスや昭和のウルトラ兄弟の活躍だけではなく、平成三部作ファンが歓喜するような内容や演出にも期待したいところです。

昨年末の銀座・博品館では、ティガが主役の『ウルトラヒーローバトル劇場』第6弾が開催され、平成三部作ファン(特にティガのファン)が本当に歓喜するような素晴らしいショーが展開されたので、映画にも期待したいところです。

ともかく、マドカ・ダイゴ、アスカ・シン、高山我夢、ヒビノ・ミライの共演が見られるかと思うと、胸は高鳴るばかりです。それに加えて、恐らくはハヤタ、モロボシ・ダン、郷秀樹、北斗星司も出てくれると思いますから、さらに楽しみです。

ところで、ウルトラマンガイアの人間体・高山我夢を演じる吉岡毅志氏のブログ「たけしマン語録」でも、映画出演が発表されています。吉岡氏のブログのコチラの記事には、『ウルトラマンガイア』の主題歌を吉岡氏が替え歌したものが載せてあるのですが、その歌詞が最高。爆笑しました。

そして、週末に銀座・博品館劇場で見た、『ウルトラヒーローバトル劇場(シアター)』第7弾の感想など。実は、ブログには書きませんでしたが、11月のセブン主役の第5弾、12月のティガ主役の第6弾も見てきまして、それぞれ面白かったです。このウルトラヒーローバトル劇場は、ウルトラマンも怪獣もたくさん登場するので満足度が高く、アクションもかっこよくて見応えがあり、ストーリーもシリアスあり笑いあり涙ありで、とても楽しいショーなのです(第1部と第2部の間の休憩を含んで2時間近く)。

そして、先日の3連休に鑑賞してきた第7弾は、ウルトラマンナイスとウルトラマンゼアスが主役。ナイスはチョコボールを食べて変身、ゼアスは歯磨きをして変身するウルトラマン…となれば、笑い満載のショーになることは間違いありません。実際、最高に面白かったです。

登場ウルトラマンもナイスとゼアスの他に、ゾフィー、ウルトラマンメビウス、ウルトラマンレオ、アストラ、ウルトラマンマックス、ウルトラマンゼノン、ウルトラマンキングという豪華メンバー。これは楽しいです。

まずはウルトラヒーローバトル劇場ではお馴染み、ナイスの前座から始まります。今回はメビウスに変身するミライ君の物真似などを披露してくれました。そして本編は、アクションが最高にかっこいいのですが、それ以上に終始笑いが絶えません。場内が爆笑の渦に包まれる瞬間が何回あったことか。

例えば、ゼアスがウルトラマンシャドー(ベンゼン星人が作った戦闘用ロボット)に立ち向かうことができず(映画『ウルトラマンゼアス2』を知っている人なら、これだけでも嬉しい展開です)、1人で立ち向かったナイスがボロボロに傷ついてしまうシーンがあります。その後、自分の無力さを歎くゼアスに対して、救援にやってきたレオが叫びます、「その顔は何だ、その目は、その涙は何だ!!」と。しかし、勢い余って「お前のその涙で、死んだナイスが生き返るとでも言うのか」と叫んでしまい、メビウスに「いや、死んでません」と突っ込まれ、謝るレオ兄さんに場内爆笑。

さらに、ふがいないゼアスを鍛えるため、レオは左腕のアームブレスレットを外し、に変化させてゼアスに投げ渡します。ここでまた場内爆笑。「まずは走り込みだ」というレオの指示で、会場内を走っていくレオ、ゼアス、メビウス…。『ウルトラマンゼアス2』、『ウルトラマンレオ』、『ウルトラマンメビウス』第34話を踏まえた上での、物凄く面白い演出だったと思います。このシーンは第2幕に出てきました。

第1幕が終わると、何と第2幕の予告編映像が流れ出しました。いきなりスクリーンに、「ナイス、ナイスー!!」と叫ぶゼアスの姿などが映し出され、BGMは『ウルトラマンメビウス』の予告でも使われている曲で、場内爆笑。そして、第1幕と第2幕の間の休憩時間には、何と唐突にベンゼン星人が現われ、自分のテーマソングである『孤独のバラード~ベンゼン星人のテーマ~』を歌い出しました。面白過ぎます。

ナイスやゼアスが出てくるとコミカルなシーンが多くなりますが、しかし、だからこそ、かっこいいシーンが際立つのです。ラスト近く、ベンゼン星人はナイスと偽ナイス(善良なババルウ星人が変身している)に対して苦戦し、「どうして、私がこんなお笑いウルトラ戦士に…」とつぶやきますが、それに対してナイスが言い放った「お笑いを嗤う者は、お笑いに泣くんだー!!」の台詞のかっこいいこと。

いや~しかし、腹がよじれるぐらい笑えるシーンが満載で、本気で死ぬかと思いました。よく無事に生還できたものです。もしかしたら、本当は私はショー中に何度か笑い死にしていて、ゾフィー兄さんが持ってきてくれた「命」によって、気付かぬうちに蘇生していたのかもしれません。そうだとしたら、ありがとう、ゾフィー兄さん!!ゾフィー兄さんもかっこいいだけではなく、非常に面白かったです。ナイスが会場の子供たちに向かって、「ナイスナイスナ~イス」と叫ぶことを要求しているときに、澄ましているマックスやゼノン(むしろゼノンは納得いかない様子でしたが)に対して、1人だけノリノリで拳を振り上げていたゾフィー兄さんの姿、私は忘れません。

実は今回のウルトラヒーローバトル劇場、私は2回見に行ったのですが、1回目を見たときにあまりに面白かったので、帰りに連れと共同出資でビデオカメラを購入してしまいました。ウルトラヒーローバトル劇場はビデオ撮影や、フラッシュを使わない限りでの写真撮影が自由なので、「こんな面白いショーは、自分の記憶だけでなく、映像として残していつでも見られるようにしたい」と思ったのです。それぐらい面白い、最高のショーでした。

ちなみに、私はウルトラマンナイスのテーマソングが大好きなのですが、それをProject DMM(今回は松原さんがいませんでしたが)が歌う生歌で聴けて最高でした。しかも、その生歌の最中に、ナイスが激しくかっこいい戦闘を繰り広げたのですよ。ウルトラヒーローバトル劇場は毎回、DMMの皆さんが生歌を披露して下さるのも楽しみです。12月のショーでは、『ウルトラマンメビウス』第35話(ヒカリとババルウ星人の戦いの場面)で流れた「誓いを君に」の生歌も聴けて本当に良かったです。

次回のウルトラヒーローバトル劇場は4/5と4/6。今度の主役はウルトラマンヒカリ。必ず見に行きますよ。そして個人的な要望をいくつか。いつかまたウルトラヒーローバトル劇場で、ナイスとゼアスが主役のショーをやってほしいです。そして、できることなら、ジョーニアスやスコットやグレートなど、活躍の機会が少ないウルトラ戦士も、脇役で構わないので登場してほしいです。

今回のウルトラヒーローバトル劇場については、「ブロ愚 ~おろか日記 blog style~」さんの下記の記事で、詳細なストーリーを知ることができます。興味のある方は、ぜひ読んでみてください。必見です。

銀座博品館劇場:ウルトラヒーローバトル劇場 第7弾(第1幕)
銀座博品館劇場:ウルトラヒーローバトル劇場 第7弾(第2幕:その1)
銀座博品館劇場:ウルトラヒーローバトル劇場 第7弾(第2幕:その2)

1/13には、学習院大学で開催された満田監督トークショー&『ウルトラセブン』第29話上映会に参加。新聞でも報道されておりましたが、今年取り壊される予定の、学習院大学のピラミッド校舎と呼ばれる建物は、『ウルトラセブン』第29話の撮影に使用され、劇中でセブンとプロテ星人との戦闘中に破壊されるシーンも出てきました。その縁があっての今回のイベントです。

満田監督は大変ウィットに富んだ話し方をされる人で、会場からの質問にも、ユーモアあふれる返答をされていたのが印象的でした。

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2008年1月11日 (金)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第6話

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第6話「もう一人の怪獣使い」の感想を書きます。全体の印象として、今回はドラマ部分に力を入れている印象が強かったものの、だからと言って怪獣たちの戦闘シーンを疎かにしているわけではなかったので、無難にまとまっていたなぁというのが、率直な感想です。でも、後半には燃える展開がありました。

冒頭、主人公レイと同様に「もう一人の怪獣使い」である謎の女・ケイトの策略によって、レイはZAPの仲間たちにベラルゴシティを壊滅させた犯人である可能性を疑われた状態で、何も語ることなくZAPの元を離れます。そんな、惑星ボリスの荒野を1人歩くレイを襲ったのは、古代怪獣ツインテール。第3話でツインテールの天敵とも言うべきグドンが登場していましたが、ここでツインテールが登場。

普段なら、ここでレイはゴモラを召還するところですが、前回の戦いでのダメージが回復していないということで、リトラが召還されます。体長15mのリトラ(『ウルトラQ』のリトラは体長5mでしたが、『ウルトラギャラクシー』では15m)が、体長45mのツインテールを持ち上げるという荒業を見せてくれて結構面白い戦いになったのですが、CGが多用されていたので、その点で不満を抱く人はいるかもしれません(個人的には気にならないレベルでしたが)。

しかし、やはり自分の3倍もの体長の相手との戦いは厳しいのか、善戦空しく、リトラはツインテールの攻撃にやられる寸前となってしまいます。しかし、ここでレイがツインテールを攻撃してリトラの窮地を救います。リトラを必死に守るレイの姿が、レイのことを「悪い奴じゃない」というクマノ隊員の言葉を証明するかのような行動に見えました。そして、リトラとレイによって、ついに倒されるツインテール。

しかし、謎の女・ケイトはオキ隊員を人質にした状態でガンQを召還。レイもやむなく、まだダメージが回復していなかったゴモラを召還し、ガンQと戦わせます。しかしながら、ゴモラはガンQに苦戦。得意の尻尾攻撃も阻まれてしまいます。

そこに、ZAPの残りの面々が助けに現われ、ゴモラも奮起。ケイトに「力をセーブしていたのか」と言わしめるほどの迫力の攻撃をガンQに繰り広げます。ハルナのドラゴンスピーダーとリトラの連携攻撃もガンQに炸裂。さらにゴモラがガンQの動きを封じたところに、クマノ隊員が1回しか使えないと説明する最強の武器・ハイパーオメガ砲で、ついに強敵ガンQを倒したのでした。ヒュウガ隊長・ハルナ副長・クマノ隊員が駆け付けてからの展開に燃えました。

ケイトは人間たちとの関わりがレイを思わぬ形に強くする可能性を感じ、しばらく様子を見るため立ち去ります。ケイトの正体は分からず仕舞い。まだまだ謎は続くようです。しかし、今回はZAPクルーたちのレイへの信頼、レイが操る怪獣たちとZAPの効果的な連携が見られました。レイとZAPクルーたちと、そして怪獣たちの協力があれば、どんな謎にでも立ち向かっていける、そんなことを感じた回でした。

ちなみに、次回は四次元怪獣ブルトンが登場するようです。ブルトンはゲームの『大怪獣バトル』でも次元を歪ませて怪獣たちを召還している重要な存在なので、『ウルトラギャラクシー』でも重要な存在になりそうです。個人的にもブルトンは結構好きなので、活躍が楽しみです。

最後に一言。サドラたちはまたもや不憫でしたね…。

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2007年12月31日 (月)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第5話

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第5話「ベラルゴシティの罠」の感想を綴ります。

何と言うか、凄く面白く、とても楽しめたのですが、それ以上に感無量な回でした。今回の放送で登場した怪獣は、『ウルトラマン』で初登場したゴモラ、『帰ってきたウルトラマン』で初登場したサドラ、『ウルトラマンティガ』で初登場したゴルザ(の強化タイプであるファイヤーゴルザ)、『ウルトラマンガイア』で初登場したガンQ、『ウルトラマンネクサス』で初登場したバンピーラ。色々な作品で活躍していた様々な怪獣たちが世界観の壁を越えてたくさん出てきて、本当に感無量でした。

今回の第5話について、「平成怪獣は要らない」といった趣旨の感想をブログに書かれている方もおりますが、私とは真逆の感想です。私はウルトラマンについて、昭和だろうと平成だろうと、M78星雲出身であろうとなかろうと、みんなウルトラマンであることについては同じであると考えております。昭和も平成も、どちらも必要です。子供の頃に熱中したヒーローであろうと、大人になってから登場したヒーローであろうと、関係ありません。「自分にとっての特別なウルトラマン」がいても全然おかしくはないと思いますが、それ以外は要らないという意見には賛同できません。

もちろん、怪獣についても同様です。昭和の作品に出た怪獣であろうと、平成の作品に出た怪獣であろうと、愛すべきウルトラ怪獣であるという点について異なるところはないと思っています。昭和のウルトラヒーローも平成のウルトラヒーローも、昭和のウルトラ怪獣も平成のウルトラ怪獣も、どちらも欠けることなく多くの人に愛されてほしいというのが私の念願なので、色々な作品の怪獣が夢の共演を果たした今回は、本当に嬉しかったのです。

そして、今回の放送を見て自分で驚いてしまったのですが、私はゴモラに物凄く感情移入しながら視聴しているようです。ゴモラは力強くカッコイイのですが、同時にレイの命令に従って戦っている姿に可愛さも感じてしまっております。ですから、得意技のことごとくをファイヤーゴルザに破られ、ファイヤーゴルザの攻撃に苦しむゴモラを見ていて、心の中で「頑張れ」の大合唱。ヒーローショーで、子供たちが敵に苦戦するヒーローを応援するのと同じような感覚を、私はゴモラに感じながら見ていたのでした。

ゴモラとファイヤーゴルザの戦いは本当に手に汗握る、白熱したバトルだったと思います。かなり燃えました。また、バンピーラと戦うゴモラがスライディング攻撃を披露したのにはひたすら感嘆しました。大満足です。

非常に楽しめた『ウルトラギャラクシー』第5話ですが、大晦日ですので、今回の感想はこの程度にしておきます。でも、最後に1つだけ。ファイヤーゴルザに大量虐殺されたサドラたちは、だいぶ可哀相でしたね。

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2007年12月25日 (火)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第4話ほか

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第4話「ベムスター参上!」の感想を述べてみます。今回はサブタイトルにもあるとおり、宇宙大怪獣ベムスターの登場です。ベムスターは『帰ってきたウルトラマン』第18話で初登場し、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)がウルトラセブンから授かったウルトラブレスレットを使ってようやく勝つことができた強敵です。

今回、怪獣の戦闘場面はゴモラ&リトラのコンビVSベムスターの1回しかありませんでしたが、ネロンガVSグドンとネロンガVSゴモラの2回の戦闘場面があった前回よりも、心なしか満足度が高いような気がしました。あくまで個人的な印象ではありますが、ゴモラとベムスターが力と力でぶつかり合っていた分、ネロンガの透明化という特殊能力にゴモラが翻弄されていた前回よりも、手に汗握る迫力が出ていたのかもしれません。

そのゴモラとベムスターの戦いですが、とにかくベムスターの強さが印象深かったです。お腹の口から何でも吸収してしまう能力はもちろん健在で、それだけでも十分に強力であるわけですが、それだけではなくゴモラの尻尾攻撃を難なく受け止めてしまったベムスターの姿には驚きました。ゴモラの尻尾攻撃と言えば、かつて初代ウルトラマンを圧倒した技。それを易々と受け止めるベムスターの強さが際立っていました。

そこでベムスターの弱点を見抜いたのは、『ウルトラマンメビウス』に出てきたテッペイをも凌駕するように見える怪獣博士オキ。オキはベムスターが腹部からエネルギーを吸収する際、ほんの一瞬だけ動きを止めることを見抜きました。それを聞いたレイは、リトラにベムスター攻撃を指示。

すると何と、リトラは「火の鳥」にパワーアップ!!パワーアップしたリトラはまるでガンフェニックストライカーのインビンシブル・フェニックスを髣髴とさせる強力な必殺技をベムスターに叩き込みます。それすら吸収してしまうベムスターですが、その動きが止まった一瞬を利用してゴモラがベムスターに突進し、すかさず超振動波をお見舞いして、ベムスターを撃退することに成功したのでした。見事な連係プレーです。

戦い終えたレイに、ハルナがお礼を言います。ベムスターは惑星ボリスにいたハルナの兄の命を奪った疑いが濃厚なので、いわばレイはハルナの仇討ちを手伝ってくれた恩人なのです。「礼は要らない」と言うレイでしたが、ハルナはそれを承知で、自分の素直な気持ちをレイに伝えたのでした。

余談ながら、写真で登場したハルナの兄は影丸茂樹氏でした。『ウルトラマンティガ』でGUTSのシンジョウ隊員、平成版『ウルトラセブン』でウルトラ警備隊のカジ隊員(後に参謀)、『ウルトラマンネオス』でHEARTのウエマツ隊員、『ウルトラマンコスモス』でSRCのカワヤ医師、『ウルトラマンネクサス』のTV未放映エピソードで刑事の高槻、『ウルトラマンメビウス』でカドクラなどなど、ウルトラシリーズに色々な役で出演されている影丸氏が写真だけとは言えまたもや登場したことで、思わず笑ってしまいました。

さて、ハルナの素直な気持ちを受けて何か思うところあったらしいレイは、戦い後にコーヒーを持ってきてくれたオキに対して、「ありが…とう」と、意外にも素直にお礼を言います(言い方が『ウルトラマンメビウス』第1話におけるミライ君を思い出させます)。その言葉を聞いたクマノ隊員の「レイが?」という驚き方がちょっと面白かったです。

驚くZAP隊員たちの視線を避けるかのように自室(なのでしょう)に戻ったレイは、バトルナイザーを取り出し、ゴモラとリトラに対して「よくやったぞ」と、素直な気持ちを伝えるのでした。話の冒頭で、オキに対してゴモラもリトラも怪獣を倒すための道具に過ぎないと語っていたレイですが、その冒頭でのセリフが本心ではなかったことがわかる良いシーンだったと思います。突っ張っていたレイも、実は素直な心の持ち主だということがわかるシーンだったので、レイというキャラクターへの親しみが増したような気がします。

そして、今回はレイの記憶にまつわる部分で、重要な話がありました。レイの脳裏に浮かぶ、謎の「岩山の巨人」について、オキが何か特徴を覚えていないかと尋ねると、レイは胸にクリスタルのようなものがあったと証言したのです。それを聞いた怪獣博士オキは、後でレイに対して、あるものを見せます。あるものとは、何と初代ウルトラマンのデータです。

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』は前回までに、地球では怪獣が絶滅しているということや、昭和ウルトラシリーズに登場した怪獣も平成シリーズに登場した怪獣も、世界観の別を関係なく過去に存在していたことが明らかになっていました。例えば、オキは『ウルトラQ』や『ウルトラマン』に登場した怪獣も、それらの作品とは世界観の異なる『ウルトラマンティガ』の登場怪獣のどちらも知っていたのです。しかし、過去にウルトラマンが存在していたのかどうかは明確に語られていませんでした。

しかし、今回はオキがレイに初代ウルトラマンのデータを見せたことで、過去にウルトラマンが存在していた世界観だということが明確になりました。となると、『ウルトラマンティガ』に登場したゴルザもいる世界観なので、過去にウルトラマンティガも現われたことがあるのでしょうか。また、次回は『ウルトラマンガイア』に登場したガンQが出るようですが、ウルトラマンガイアも過去に存在した世界観なのでしょうか。非常に気になります。

ともあれ、レイの頭に浮かぶ岩山の巨人がウルトラマンである可能性も出てきたわけで、今後の展開がとても楽しみになってきました。次回は第2話に出たゴルザ(『ウルトラマンティガ』に初登場)の復活と、第1話に出たサドラの再登場、さらに『ウルトラマンネクサス』のスペースビーストであるバンピーラ、そして『ウルトラマンガイア』のガンQと、色々な世界観の怪獣たちが一気に出演。とても面白くなりそうです。

そして先週土曜日には、『ウルトラセブンX』が最終回を迎えました。『セブンX』の世界がオリジナルの『ウルトラセブン』のパラレルワールドで、セブンXはオリジナルのウルトラセブンと同一人物だったというのは、番組開始当初に私が予想していたのと大差ない結末となりました。ただ、私はセブンとジンが一心同体になったのではなく、セブンがジンに変身しているのだと予想(つまり、ジンとモロボシ・ダンは同一人物だと予想)していたので、その点は予想を外した形となりました。

最終回にはモロボシ・ダンと友里アンヌも登場。個人的にはなくても良いシーンのように感じましたが、賛否両論ありそうですね。どちらかというと、セブンの姿が何故セブンXの姿に変わっているのかなど、そういった謎の説明をしてくれた方が嬉しかったです。しかし、色々と不満点もあったのですが、何だかんだで楽しんで視聴していた『ウルトラセブンX』でした。

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2007年12月18日 (火)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第3話

先週の土曜日から配信が始まった『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』の第3話の感想を書いてみます。「透明怪獣襲撃!」というサブタイトルからもわかるように、今回活躍した怪獣は透明怪獣ネロンガ。

ネロンガは『ウルトラマン』第3話に登場した怪獣で、41年ぶりに新作で動く姿を見せてくれたということになります。ただし、去年放送の『ウルトラマンメビウス』第21話に、怪獣墓場を漂うネロンガの姿が少しだけ映ったことはあります。また、同じく『ウルトラマンメビウス』において、防衛チームGUYSのマケット怪獣ミクラスが、電気怪獣のデータを使用してエレキ・ミクラスにパワーアップした際、ネロンガのデータも使用されています。そのため、ミクラスは透明化能力をも身に付けたのです。

ともあれ、今回のネロンガにはとにかく驚かされました。私はネロンガには「強い」というイメージを全く持っておりませんでしたが、今回登場したネロンガは強いのなんの。『ウルトラマン』第3話に登場したときのネロンガは、得意の電流攻撃を仁王立ちのウルトラマンに胸で受け止められ、それだけではなく科学特捜隊のアラシ隊員すら電流攻撃の直撃を浴びせたにもかかわらず死なせることができなかったので、私はネロンガに強いイメージを持っていなかったのです。

ところが今回のネロンガは、透明化能力によってグドンやゴモラを翻弄し、電流攻撃によってグドンを倒してしまいました。アラシ隊員を殺せなかったネロンガがグドンを倒した姿は、かなり衝撃的でした。強くなっているのはいいのですが、透明化能力がまるで瞬間移動しているかのようにしか見えなかったのには、少し違和感を感じましたが。

そして、人間ドラマの部分で目立っていたのは、ZAPスペーシーのハルナ副長。主人公のレイをなかなか信用しない姿は、『ウルトラマンネクサス』に出てきたナイトレイダーの凪副隊長を彷彿とさせるものがありました。そんなハルナのキャラクターは見る人によって、好みが分かれそうな気がします。私は別にハルナのようなタイプは嫌いではないのですが、レイからバトルナイザーを預かっていることを忘れているあたりはさすがにどうかと思いました。いくらなんでもマヌケ過ぎるのではないかと。

もっとも残念だったのは、ハルナとレイの話がクローズアップされたおかげで、オキの怪獣遭遇による狂喜乱舞シーンがなかったこと。前回、ジュランの毒花粉にすら逃げるどころか喜んでしまう怪獣オタクぶりを見せたオキですが、今回はネロンガを見ることすらなかったことがちょっとかわいそうでしたし、視聴者の立場としても、オキのはしゃぎっぷりを見られなかったのは残念です。オキの狂喜乱舞・興奮ぶりは、「大怪獣バトル」を盛り上げる重要な要素だと思うからです。怪獣に遭遇したオキの喜びっぷりを見ていると、それを見ている私まで何だか興奮してくるんですよね。

今回は人間ドラマの比重が大きかった分、そしてオキの興奮が見られなかった分、「大怪獣バトル」の要素が少し薄いような印象を受けました。冒頭にはグドンとネロンガの戦いがあり、後半にはゴモラとネロンガの戦いがあったわけですが、前回よりも興奮が若干少なめです。もしかしたら、ネロンガが透明化能力を駆使して消えている時間が長いので、まさに怪獣プロレスとも言うべき巨大怪獣の肉弾戦を満喫できた前回・前々回に比べて、満足感が薄いのかもしれません。

それでも面白かったことは確かなので、次回も期待したいところです。次回は宇宙大怪獣ベムスター登場。サブタイトルが「ベムスター参上!」となっているのは、ベムスターが初登場した『帰ってきたウルトラマン』第18話のサブタイトルが「ウルトラセブン参上!」だからでしょうね。

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2007年12月10日 (月)

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 第2話

12/8(土)からバンダイチャンネルその他で無料配信が始まった、『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第2話「五人目のクルー」を、さっそく見てみました。今回の登場怪獣は、ゴモラ、リトラ、ゴルザ、テレスドン、ジュラン、ムカデンダー(死体)といった、1話に続いて豪華な顔ぶれです(1話についてはコチラ)。

とりあえず、死体だけの登場だったムカデンダーが、前回のペギラ同様、少し残念。結構特殊な形をしているムカデンダーとゴモラの戦いは、きっと見応えがあったと思うのですが。しかし、ムカデンダーの死体に付いていた爪痕を見て、それがゴモラによるものだと瞬時にわかるオキは凄いです。

あの世界では、大学で怪獣学を専攻した人はみんなオキのようになるのか、それともオキは特に成績優秀者だったのか、気になります。やっぱり怪獣学の試験では、「宇宙大怪獣アストロモンスが、オイル超獣オイルドリンカーに勝利したことの意義を1000字以内で論述せよ」(注)なんて問題が出るのでしょうか。とりあえず、後述するジュランの毒花粉を見て、逃げるどころか「ジュランの毒花粉ですよ♪」と喜んでしまうような人は、怪獣学を専攻している人の中でもオキぐらいだと思いたいものです。

(注) 宇宙大怪獣アストロモンスと、オイル超獣オイルドリンカーは、どちらも『ウルトラマンタロウ』第1話に登場しました。一般的に、「怪獣兵器である『超獣』は、『怪獣』よりも強い」とされていますが、アストロモンスは「怪獣」であるにもかかわらず、「超獣」オイルドリンカーを易々と倒してしまいました。『ウルトラマンタロウ』の作品コンセプトが、前作でウルトラマンエースが戦った「超獣」よりもさらに強い「怪獣」が登場するというものだったからのようです。

それはともかくとして、今回の話では原始怪鳥リトラと巨大植物ジュラン(通称マンモスフラワー)の戦いが見られました。どちらもモノクロ作品『ウルトラQ』にしか登場していない怪獣なので、今回が初のカラー作品出演となりました。特にリトラは『ウルトラQ』第1話に登場した怪獣であり、なおかつ「ウルトラ史上、初めて人類に味方した怪獣」でもあります。色んな意味で記念すべき怪獣です。『ウルトラQ』では、人間を守るため、古代怪獣ゴメスを命懸けの技・シトロネラアシッド(口から吐く強力な酸)で倒し、絶命しました。

ジュランは毒花粉によってZAPのヒュウガとオキを危機に陥れますが、リトラは2人を守るためにジュランと戦い、最後の技・シトロネラアシッドを使ってジュランを倒すことに成功しました。その結果として死を待つばかりとなってしまったリトラですが、何と主人公・レイが持つバトルナイザーにカードとなって回収されることで、復活。記憶を失っているレイ自身もそのバトルナイザーの機能には驚いていたようです。

その後、ZAPを襲う地底怪獣テレスドンと、超古代怪獣ゴルザがいいです。テレスドンは、前回披露する機会のなかった火炎攻撃を披露して、視聴者を楽しませてくれます。ゴルザは、『ウルトラマン80』終了後、16年ぶりに国産TVシリーズとして復活した『ウルトラマンティガ』の第1話に登場した怪獣です(その後、『ティガ』18話に再登場し、『ウルトラマンダイナ』43話にも別の個体が登場)。ゴルザも得意の超音波光線を披露してくれます。

ピンチのZAPの面々のもとに現われたのは、復活したリトラ!そして、何とリトラの背中にはレイが、まるでサーフィンのような格好で乗っている!ちょっと笑ってしまいましたが、羨ましいぞ、レイ!ともかく、そのリトラと、前回に続いてレイが呼び出したゴモラの2体がゴルザとテレスドンに立ち向かいます。テレスドンとゴルザに挟撃されるゴモラをリトラが援護し、そして最後はゴルザもテレスドンも、ゴモラの攻撃によって敗れたのです。今回も、やはりゴモラは強いです。

記憶を失ったレイ、レイの人間離れした身体能力、レイの意識に浮かぶ岩山の巨人、謎の機能を持つバトルナイザー、地球ではとっくに絶滅したはずの怪獣たちが跋扈する惑星ボリス…色々な謎がある『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』は、ストーリーも興味深いですし、次々と登場するウルトラ怪獣たちが見応えある激闘を披露してくれますので、単純に楽しいです。次回も見逃せないですね。

次回は『ウルトラマン』第3話で初登場した透明怪獣ネロンガと、『帰ってきたウルトラマン』第5話でデビューした地底怪獣グドンが登場します。

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2007年12月 3日 (月)

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル 第1話

12/1(土)より、BS11でついに放送が始まった『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』。私はバンダイチャンネルの無料配信(ご存じない方はバンダイチャンネルのHPをご参照ください)を利用して、放送日にさっそく視聴しました。感想としましては、物凄く面白いです。

プロジェクトDMMが歌う主題歌「エターナルトラベラー」も壮大でカッコイイ曲で最高なのですが、その歌が流れている間、これでもかこれでもかと登場する、歴代ウルトラ怪獣たち!ゴモラ、エレキング、リトラ、グドン、ドラゴリー、ガンQ、ベムスター、アーストロン、ゴルザ、ベロクロン、テレスドン、ネロンガ、ケルビム、バンピーラ、サラマンドラ、サドラ、レッドキング(順番は適当)…OPのこの映像だけでも見る価値があります。

まず冒頭から、『ウルトラマンネクサス』の溝呂木(ダークメフィストに変身する)の登場!いや、今回は溝呂木ではなくZAPスペーシーのクマノ隊員なわけですが、今はまだ溝呂木の印象が抜けません。あの溝呂木が、隊長の命令に従順に従って宇宙船を修理している姿に、つい笑ってしまいます。スペースペンドラゴンに干渉エネルギーを与えたのは、実はあなたではないのですか、クマノさん?…なんてことをつい疑ってしまいます。

そして、『ウルトラマンメビウス』のテッペイと同じ役回りのオキ隊員。「この怪獣なら知ってる、ペギラだろ」と言うクマノに対して、「違いますよ、チャンドラーです」と言うオキ隊員を見て噴き出しそうになりました。いや~、私もペギラとチャンドラーの違いは非常に重要だと思っております。たとえ、ペギラの着ぐるみに耳をくっつけただけなのがチャンドラーだったとしても。オキが大学で専攻していたという「怪獣学」、私も学んでみたいものですが、きっと理系なんでしょうね。文系の私にはキツイかもしれません。

そう言えば、この『ウルトラギャラクシー』第1話のサブタイトルは「怪獣無法惑星」。チャンドラーが登場した『ウルトラマン』第8話のサブタイトルは「怪獣無法地帯」です。チャンドラーのほか、レッドキング、ピグモン、マグラー、スフランが登場した豪華な回です。『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」でのチャンドラーは、レッドキングに負けて羽をもぎ取られるという悲惨な役回りでしたが、今回の『ウルトラギャラクシー』第1話「怪獣無法惑星」では、チャンドラーとそっくり(耳があるかないかの違いだけ)なペギラが、いきなり氷付けの死体で登場するという、これまた可哀相な役回りでしたね。

スペースペンドラゴンのハルナ副長。『ウルトラマンマックス』第17話で、氷の美女ニーナを演じた方ですね。そのときと、だいぶ印象が違う気がしました。

サドラとテレスドン、そしてレッドキングの戦いに大興奮!サドラが初登場した『帰ってきたウルトラマン』第3話では、サドラが戦ったのはデットンという怪獣でしたが、このデットンは『ウルトラファイト』に登場したテレスドンの着ぐるみをそのまま流用した怪獣でした。そのため、デットンはテレスドンの弟などと言われておりました。今回は、サドラとテレスドンの戦いが見られましたね。テレスドンの初登場は『ウルトラマン』第22話です。この戦いにおいて、12万トンのテレスドンを軽々と投げ飛ばすレッドキング(2万トン)の怪力がさすがです。

そして、謎の青年レイがバトルナイザーでゴモラを召喚!ゴモラ、素晴らしくカッコイイ!!ゴモラとレッドキングの夢の対決!!『ウルトラマンメビウス』でも、同じ話に登場しながら激突することはなかったこの両者の戦いが見られるなんて、まさに夢のようです。そして、私のイメージではレッドキングよりもゴモラの方が強いのですが(ゴモラは初代ウルトラマンを苦戦させましたが、レッドキングはそうでもないですから)、思った通りにゴモラがレッドキングを圧倒。

ゴモラの尻尾とレッドキングの尻尾が激突!ゴモラの物凄くカッコイイ回転尻尾攻撃!そして、苦戦するレッドキングが岩を見て「お、岩だぜ、しめしめ」みたいに思っている感じの顔と手付きが最高!最後は、ゴモラの超振動波でレッドキングを撃破。何とも興奮する大バトルでした。

いや~、何とも興奮する作品で、非常に面白かったです。CGとは言えスペースペンドラゴンもかなりカッコイイですし、カッコイイことだらけの番組です。これは毎週、楽しみに見てしまいますね。バンダイチャンネルで無料配信していて、放送時間をあまり気にすることなく見られるので、深夜に放送している『ウルトラセブンX』よりも視聴しやすいと言えるのではないでしょうか。

来週は、『ウルトラQ』のリトラとマンモスフラワー・ジュランが出てくるようですね。なんて豪華な番組なんでしょうか。その上、ゴモラとテレスドンとゴルザの戦いが見られるですと!!古代怪獣ゴモラVS超古代怪獣ゴルザの戦いは見ものです。これは鼻血が出そうな作品ですね。公式HPを見る限り、今年のウルトラマンフェスティバルなど各地のイベント・ショーで活躍しているキングジョーブラックも出るみたいです。見逃せない作品になりそうです。

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2007年11月30日 (金)

ウルトラヒーローショーの感想(東武動物公園)

Dscf1844もう終わってしまいましたが、東武動物公園では今月4日、11日、18日、25日に「ウルトラヒーロースペシャルショー~大怪獣バトルウルトラモンスターズ~」という、ウルトラマンのショーが開催されていました。子供たちに人気のゲーム「大怪獣バトル」をモチーフにしたウルトラマンのショーで、4日にはGUYSのアマガイ・コノミ隊員、25日にはヒビノ・ミライ隊員がゲストで登場した、なかなか豪華なショーです。

なかなか楽しいショーだったので、感想と内容紹介文を書いてみたいと思います(コノミ隊員もミライ隊員も来ていない日のショー内容です)。「大怪獣バトル」をモチーフにしているだけあって、色んな有名怪獣を見ることができました。

Dscf1830 まずショーが始まる10分前に、ピグモンとトッピー(東武動物公園のキャラクター)が前座として登場してから、ショーが開始。ショーが始まると、いきなりウルトラマンヒカリとヒッポリト星人の激闘!ヒッポリト星人に対して「地球を去れ」と言うヒカリですが、逆に不意をつかれてヒッポリト星人の攻撃にやられ、消息不明となってしまいます。ヒッポリト星人は「楽しいゲームの始まり」を高笑いで宣言し、舞台裏に消えていきました。

いきなり緊張感のある冒頭でしたが(すでに泣いている子供あり)、ヒッポリト星人が消えると、BGMは一気に明るい雰囲気に。ヒーローショーには恒例の司会のお姉さんが笑顔で登場し、鑑賞上の諸注意を子供たちに説明した後、本題の「大怪獣バトル」の話題へ。

Dscf1834 するとそこに、ウルトラマンゼアスが登場!大怪獣バトルと聞いては黙っていられないそうです。ゼアスの手には、ピグモンから貰ったというバトルナイザーが。バトルナイザーとは、「大怪獣バトル」のゲームにおいて、怪獣たちを召還し操るためのアイテムです。ゼアスがそのバトルナイザーでカードをスキャンし、「モンスロード!」と叫ぶと、何とゴモラがカードから実体化したという設定でステージ上に登場。ゼアスがゲームで育成中のゴモラだそうです。

ゼアスの指示にしたがってシッポ攻撃を披露するゴモラが可愛いです。そして、司会のお姉さんが持っていたカードの怪獣たちも一気に実体化させることに。ステージ上に登場したのは、宇宙恐竜ゼットン、宇宙忍者バルタン星人、怪獣酋長ジェロニモン、宇宙大怪獣ベムスター、異次元超人エースキラー。往年の人気怪獣が勢ぞろいです!司会のお姉さんが1匹ずつ、肩書きまで含めて紹介しているのが良かったです。

さて、この実体化させた怪獣たちを使って、「大怪獣バトル」を楽しもうという話になります。通常のゲームではプレーヤーがボタンを連打することによって怪獣たちが勝敗を決しますが、今回は怪獣たちが実体化しているので、ボタン連打ではなく足踏みで戦うという設定が面白かったです。お手本として、まずはゼアスの選んだ怪獣とお姉さんの選んだ怪獣が戦います。ここで、ゼットンとバルタン星人、もしくはゼットンとエースキラーの、夢の対決が見られます(ショーは1日に2回あるので、回によってゼットンと戦う相手が変わるようです)。Dscf1880 

お手本の後は、いよいよゼアスと会場の子供たちでバトルという展開に。ゼアスは自分が育てたゴモラを使い、子供たちはまだ戦いを披露していないジェロニモン、ベムスター、バルタン星人(見る回によってはエースキラー)の中から選ぶことに。一応、会場の子供たちの声を聞いて選ぶという話ではありますが、ショーの都合上、バルタン星人もしくはエースキラーが司会のお姉さんによって必ず選ばれる段取りになっていたようです。会場の子供たちはイスから立ち上がり、その場で足踏みしてバルタン星人もしくはエースキラーに力を送り、ゼアスのゴモラと戦います(ゼアスももちろん、必死に足踏み)。

そんな具合にゼアスと子供たちが楽しく遊んでいたのですが、急に怪獣たちの様子がおかしくなり、ゼアスに襲い掛かってきました(ゴモラとバルタン星人もしくはエースキラーを除く)。慌てて怪獣たちをカードに戻そうとするゼアスですが、ゼアスが育てたゴモラと子供たちが選んだバルタン星人(もしくはエースキラー)以外の怪獣が、カードに戻りません。

Dscf1848 さすが(?)のウルトラマンゼアスと言えど、ゼットン、ジェロニモン、ベムスター、エースキラー(もしくはバルタン星人)といった強豪怪獣を1度に相手にするのは無理。ここで、なかなかコミカルな演出が施されておりまして、怪獣たちのラインダンスが見られて爆笑しました。いいもの見ました。

ゼアスも怪獣たちにつられてラインダンスを踊った後、怪獣は一斉にゼアスをたこ殴り。ゼアス大ピンチ!ゼアスが窮地に陥ったところに耳慣れた効果音と共に、ウルトラマンメビウスとウルトラセブンが現われます!会場が沸きます。

セブンがエメリウム光線でジェロニモンを倒し、メビウスがライトニングカウンター・ゼロでベムスターを撃破。メビウスがベムスターに対して光線技・メビュームシュートではなく、打撃技のライトニングカウンター・ゼロを使用したのは、相手が腹部で光線を吸収するベムスターだったからなのだろうと思い、妙なところで感心してしまいました。また、セブンがまず真っ先にジェロニモンを倒したのは、ジェロニモンが死んだ怪獣を蘇生させる能力を持っているからかもしれません。さすがセブン!

Dscf1883一方、ゼアスはゼットンとエースキラー(もしくはバルタン星人)の2体に襲われ、大ピンチ。「何で僕だけ~(相手が2匹なんだ)」と言うゼアスが笑えます。そこに現われたのは、ゼアスが育てたゴモラと、子供たちが選んだバルタン星人(もしくはエースキラー)!何と、2匹はゼアスを助けに来たのです。思わぬ援軍を得たゼアスは、ゼットンとエースキラー(もしくはバルタン星人)を何とか追い払います。

ゼアスの元にセブンとメビウスが到着。セブンはゼアスに、謎の怪電波を調査するため地球に来ていたウルトラマンヒカリが消息不明になったため、自分とメビウスが地球に来たという事情を語ります。そしてセブンは、ゼアスの持つバトルナイザーが謎の怪電波に反応していることを発見。どうやら、本来は「大怪獣バトル」のカードである怪獣たちが実体化できたのも、その怪獣たちが暴れたのも怪電波と関係があるらしいということが判明します。

Dscf1849そしてセブンは怪電波の正体を探り、メビウスはヒカリを捜索することになります。そしてゼアスはセブンによって、仲間になった2匹の怪獣たちと一緒に逃げたゼットンたちを追うよう指示を受けました。しかし、ゴモラとバルタン星人(もしくはエースキラー)だけは何故暴れなかったのでしょうか。それを司会のお姉さんは、ゼアスと子供たちが、自分たちが育て選んだ2匹の怪獣を愛しているからだと説明します。

そして、逃げた怪獣たちを探すために客席まで降りてきたゼアスとバルタン星人(エースキラー)に、会場がどよめきます。しかし、怪獣たちは見つからず、ゼアスは疲れてしまいます。そのゼアスに対して、ステージ上にいたゴモラは自分の背中に乗るよう促します。何と、ゼアスをおんぶしてあげようというのです。ゼアスが「優しいなぁ」とゴモラの背中に飛び乗ろうとしたところ、バルタン星人(エースキラー)が自分も乗せてもらおうとやってきてゴモラの背中に飛び乗り、さすがにゴモラが潰れてしまい、「何やってんだよ、お前~、ハハハ~」みたいなゼアスと怪獣たちの微笑ましい光景が展開。この光景を見てしまうことによって、ラストの展開が涙腺を刺激するものとなります。

と、そこに消息不明だったウルトラマンヒカリが登場!「無事だったのか」と喜ぶゼアスでしたが、何故かゴモラとバルタン星人(エースキラー)はヒカリに対して威嚇行動。ゼアスが「どうしたんだよ、ヒカリは僕たちの仲間だよ」と言うものの、2匹は威嚇をやめません。一方のヒカリも問答無用で怪獣たちを攻撃。ゼアスは様子のおかしいヒカリを止めようとするものの、ヒカリは「邪魔をするな」と言ってゼアスまで攻撃。

Dscf1852そこにメビウスが登場。ゼアスと一緒にヒカリを止めようとするものの、ヒカリはゼアスとメビウスに襲い掛かります。ゼアスは怪獣たちに逃げることを促し、ゴモラたちは退却。そこへ司会のお姉さんがやってきて、あることに気付きます。本来は右腕に装着されているはずのヒカリのナイトブレスが、左腕に装着されていたのです。お姉さんの指摘を受け、メビウスとゼアスはヒカリが偽者だということに気付きます。

問答無用でナイトシュート(やはり左右逆)を発射してメビウスとゼアスを攻撃しようとするヒカリに対して、メビウスが先にメビュームスラッシュを発射。そしてさらにゼアスの攻撃を受けたニセヒカリは、ついに正体を現わします。正体はやはりヒッポリト星人でした。怪電波を出していたのもヒッポリトです。しかし、それでもヒッポリト星人は余裕。生き残っていたゼットンとエースキラー(バルタン星人)を呼び出し、メビウスとゼアスを追い詰めます。

Dscf1858 と、そこにビーム一閃、吹っ飛ぶヒッポリト星人。現われたのはウルトラセブンと、正真正銘本物のウルトラマンヒカリ!驚くヒッポリト星人に対し、「俺たちを甘く見ていたのはお前の方だったようだな」と言い放つヒカリ。そして、宇宙警備隊の誇りに賭けて会場の子供たちを守ることを誓うセブン。そして、メビウスはウルトラマンと地球の人々の絆を語り、最後にゼアスが「それが僕たちウルトラマンの底力なんだ」と力強く叫び、バトル開始。

ゼットンと戦うメビウスはメビュームシュートを放つものの、ゼットンバリヤーに阻まれトドメを刺すには至らず。しかしゼットンを退却させることには成功。メビウスは逃げたゼットンを追います。

続いてはセブン&ヒカリのタッグとエースキラー(バルタン星人)の戦い。このとき流れるBGMが「ウルトラ六兄弟」!ヒカリは6兄弟ではないものの、盛り上がるので細かいことは気にせず見ていると、セブンは必殺のアイスラッガーを手に取り、ヒカリはナイトビームブレードを発動。アイスラッガーとナイトビームブレードの同時斬り、さらにエメリウム光線とブレードショットの同時発射によって倒れるエースキラー(バルタン星人)。何ともカッコイイです。Dscf1859

そして、ヒッポリト星人と戦うのは、今回のショーの主役とも言うべきウルトラマンゼアス。ゼアスはウルトラかかと落とし(映画『ウルトラマンゼアス2』で披露した技)などを駆使して戦いつつ、会場の子供たちに呼びかけます。もう1度、仲間の怪獣たちを呼ぼうと。そしてみんなで「モンスロード!」と叫ぶと、再びゴモラとバルタン星人(エースキラー)が登場。

Dscf1888会場の子供たちはまたも立ち上がって足踏みを始め、ゴモラたちに力を送ります。ゴモラの尻尾攻撃、バルタン星人の白色破壊光線(もしくはエースキラーのエメリウム光線)、そしてゼアスのスペシュッシュラ光線を一気に浴びて、さすがのヒッポリト星人もダウンします。「これが、僕と、怪獣と、子供たちの力だ~」と叫んで光線を放つゼアスがカッコよかったです。

しかし、ヒッポリト星人は倒れる寸前、最後の切り札を投入。まだ生き残っていたゼットンに自分の残りエネルギーを分け与え、ゼットンが巨大化(本当に一回り大きい着ぐるみゼットンが登場)。巨大ゼットンに一斉に飛び掛るウルトラ戦士とゴモラ、バルタン星人(エースキラー)ですが、全く歯が立ちません。Dscf1887

しかし、大好きなゼアスと子供たちを守るため、ボロボロになっても何度も何度も立ち上がるゴモラとバルタン星人(エースキラー)!見た目こそ怪獣ですが、彼らの心意気はまさにヒーローそのもの!ゴモラたちに励まされ、立ち上がるウルトラ戦士たち。セブンの指示を受けて、再び巨大ゼットンに挑むウルトラヒーロー!

そして、メビウス、ヒカリ、セブン、ゼアスの4人が一斉に腕を掲げて「メビウ~ス!」と叫ぶと、そこに現われるメビウス・フェニックスブレイブ!みんなの想いが結集した奇跡の不死鳥の力は、巨大ゼットンの攻撃を全く寄せ付けず、メビュームナイトシュートで一気に撃破。

ようやく激戦が終わり、平和が戻りました。みんなに迷惑をかけてしまったと謝るヒカリに対し、みんなの力があったから勝てたのだと寛大な心を見せるセブン。そこにゼアスが、「今回の最高殊勲賞、忘れてませんか?」と言うと、「ああゼアス、君もよく頑張った」と言うヒカリ。

Dscf1863しかし、ゼアスが言う最高殊勲賞とは一緒に戦ってくれたゴモラとバルタン星人(エースキラー)のこと。2匹の怪獣たちがゼアスや子供たちを守りたいと強く願ったからこそ、ウルトラ戦士たちも励まされ、奇跡を起こすことができた…まさに、怪獣たちこそ最高殊勲賞。ゴモラとバルタン星人(エースキラー)もヒーローなのです。照れる怪獣たちが可愛いです。

Dscf1889 そして怪獣たちに「さあ、一緒に帰ろうか」と呼びかけるゼアス。しかし、怪獣たちはうつむいたまま動こうとしません。セブンやヒカリもうつむいてしまいます。状況を飲み込めないゼアスに対して、メビウスが言います、「ゼアス、お別れのときが来たんだよ」と。そうです、怪獣たちを実体化させていたのは、ヒッポリト星人が発していた怪電波。ヒッポリト星人を倒したことによって、怪獣たちの実体化も終わろうとしているのです。

「そんな、じゃあもう、一緒にいられない!?」と、悲しむゼアス。ゼアスはもちろん顔の表情が変わらないわけですが、全身で悲しさを表現します。しかしやがて、ゼアスは2匹の怪獣たちを抱き締め、「ありがとう、君たちは僕たちにもたくさんの愛情を与えてくれたよ。よく頑張ったね。一緒に笑ったり、敵に立ち向かったり、すべてが…すべてが僕たちの思い出だよ」と言って、怪獣たちにお礼を言います。Dscf1890

そして、ついに実体化の効力が切れます。2匹の怪獣たちはゼアスに対しサムズアップをし、消えていきました…。ゼアスもそれに応じ、「さよなら…」とつぶやいた後、悲しむゼアス。2匹の怪獣たちはゼアスに忘れがたい思い出を残して、消えていったのでした。

心配そうに、「せっかく仲良くなれた怪獣たちに、もう会えないのかな」とつぶやく司会のお姉さん。それに答えて「そんなことはない」と言うヒカリとセブン。ゴモラたちは実体化こそできなくなっても、カードとして永遠に生き続けることができると、2人は説明します。ゴモラたちが消えたあたりの床から、怪獣たちのカードを拾ってきてゼアスにそっと手渡すヒカリ。

それを受け取ったゼアスはカードの中に生き続ける彼らと再会できた嬉しさに震え、「悲しさと嬉しさがいっぺんに来て、どうしていいかわからないよ~」と飛び跳ねます。悲しさと嬉しさの涙でいっぱいになった(ようにも見える)ゼアスに思わず感動してしまうシーンでした。

Dscf1865 最後に、メビウスが「こちらから嫌いになれば、相手も自分を嫌いになる。でも、こちらが好きになってあげれば、相手も自分を好きになってくれるさ」と語り(兄さんたちから教わった言葉として!)、ゼアスの愛情によって育てられたゴモラと、子供たちに選ばれた怪獣を想起させます。そして、みんながウルトラマンを愛し続けてくれる限り、ウルトラマンは地球を守り続けると語ってラストです。

非常に燃えるシーン満載で、最後は切なく、楽しめるストーリーでした。しかも「大怪獣バトル」をしっかり物語に組み込めているあたり、本当に良かったと思います。このショーを見た「大怪獣バトル」好きの子供たちは、ますます「大怪獣バトル」を好きになることでしょう。ゼアスと怪獣たちの友情に泣ける話でした。

Dscf1837 ちなみに、BS11で12/1から放送予定の『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』は、バンダイチャンネルなどで無料配信されるそうですね。『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』は昭和・平成問わず、過去のウルトラ作品から怪獣たちが大挙出演する作品なので、ネットで無料配信されるのは嬉しいことですね。

ついでながら、東武動物公園は『ウルトラマンネクサス』の撮影に頻繁に使われている場所なので、その意味でも楽しかったです。

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2007年11月24日 (土)

ウルトラヒーローの光剣

ウルトラマンの必殺技・武器と言えば、スペシウム光線やエメリウム光線をはじめとする光線技が有名ですが、例えば八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)やウルトラブレスレット、あるいはレオキックなどのように、光線以外の技や武器でもよく知られているものや、頻繁に使用されるものがあります。ここで取り上げる「光剣」系の技も、その1つです。

光剣とは、要するに『スター・ウォーズ』シリーズにおけるライトセーバーと同様の類だと思ってもらえばわかりやすいかもしれません。日本の特撮作品で言えば、宇宙刑事シリーズのレーザーブレードのような武器ですね。そのような光剣をウルトラマンが使うことに違和感を持たれる方もいそうな気がしますが、実際に光剣を使って敵と戦うウルトラマンは何人か存在します。

その第一は、私の記憶が間違っていない限り、オーストラリアを舞台に活躍したウルトラマングレート。腕から発生させるグレートスライサーという光剣技を持っています。左右どちらの腕からも発生させることが可能なようで、『ウルトラマングレート』最終回では、二刀流のダブルグレートスライサーを披露しています。初めて見たとき、かなりカッコイイと感じた必殺技です。

続いては、『ウルトラマンガイア』に登場したウルトラマンアグルのアグルブレード。右腕に発生させる光の剣です。そして、『ウルトラマンガイア』第26話で番組から一旦姿を消し、第41話「アグル復活」でウルトラマンアグル(V2)として復活したアグルは、アグルセイバーという光剣を使うようになります(フェンシング風に使用)。アグルセイバーはアグルブレードの発展型だそうで、セイバーの方がブレードよりも細長くなっています。個人的な印象ですが、「ウルトラマンアグルと言えば、光剣!!」というイメージが強いです。

Dscf1198 そして、アグルに対して当初は光剣技を持っていなかったウルトラマンガイア。『ウルトラマンガイア』第26話で、アグルの光を授かってウルトラマンガイア(V2)になったガイアは、アグルの必殺技も使えるようになります。

アグルから受け継いだ技の1つが、アグルブレードです。アグルと同様に右腕から発生させて使用します。そして、ガイアはアグル以上に、アグルブレードを積極的に駆使した戦いを披露するようになります。『ウルトラマンガイア』第42話での、ガイアと精神寄生獣ビゾームとの光剣対決は、個人的に大好きなバトルです。

そして、ウルトラマンネオス。ネオスはビデオとDVDで発売された『ウルトラマンネオス』の主役のため、結構マイナーなウルトラマンですが、かっこいい光剣を持っています。その名はウルトラ・ライト・ソード。右腕に発生させたエネルギーを光の剣に変えて、敵を斬ります。

『ウルトラマンネクサス』の後半から登場した、ネクサスの新形態であるジュネッスブルーも光剣を使います。右腕のアームドネクサスが変形したシュトロームソードです。『ウルトラマンネクサス』第27話で初披露した後、何度か使っています。確か、一番最初の使用時は敵を斬ることではなく、敵の攻撃を弾く用途に使われていたような記憶があります。

もっとも圧巻なのは、ウルトラマンマックスのギャラクシーソード。ギャラクシーソードは、マックスがウルトラマンゼノンから授かった武器・マックスギャラクシーから発生させる光剣。それまでのウルトラマンの光剣が自分自身の腕から発生させていたのに対し、マックスは腕に装着した武器から光剣が出てくるという違いがあります。

圧巻と言ったのは、『ウルトラマンマックス』の最終回があるからです。マックスは超巨大化能力を持っていて、最終回では何と900メートルもの大きさに巨大化した(普段は48メートル)のですが、その大きさから発生されるギャラクシーソードも想像を絶する大きさ。何と、地上でそれを使用した際、ソードの先が地球大気圏を越えて宇宙空間にまで達するほどの長さだったのです。

Dscf1250_2 そして、ウルトラマンメビウスとウルトラマンヒカリも光剣を使います。メビウスが左腕のメビウスブレスから発生させるメビュームブレード、ヒカリが右腕のナイトブレスから発生させるナイトビームブレードを使用します。『ウルトラマンメビウス』第16話での、ザムシャーとメビウス・ヒカリの対決は印象深かったです。

ヒカリのナイトビームブレードはメビウスのメビュームブレード以上の切れ味を誇るようで、ブレードからブレードショットという光弾を発射できるのも特徴です。

ヒカリがナイトブレスをメビウスに一時的に貸していた際、メビウスはメビウス・ブレイブという姿に変身して、メビュームナイトブレードという光剣を使えるようになりました。そのメビュームナイトブレードは、ブレードオーバーロードやブレードスラッシュなど、様々な必殺技をも発動させます。

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2007年11月14日 (水)

誰もが知ってるウルトラの戦士

Imgp2749記事タイトルの「誰もが知ってるウルトラの戦士」とは、アニメ『ザ☆ウルトラマン』の主題歌の一節。そして、右の写真にいるウルトラマンが、『ザ☆ウルトラマン』の主人公であるウルトラマンジョーニアスです。あまり使われませんが、通称をウルトラマンジョーと言います。右の写真は先月に発売されたアルティメットソリッド4の、アニメカラーヴァージョンのジョーニアス。

「誰もが知ってる」と言うものの、実際はかなりマイナーなウルトラマンと言えそうです。そもそも、アニメ版のウルトラ作品があるということさえ、知らない人も多いのではないでしょうか。もしかしたら、番組タイトルが『ザ☆ウルトラマン』なのに、主役がジョーニアスという名前であることも、彼が有名になれないことに一役買っているかもしれません。

それに、『ザ☆ウルトラマン』は今のところLDでしか発売されていないため、なかなか視聴することができません。私も、『ザ☆ウルトラマン』という作品をほとんどまともに視聴したことがありません。自宅にLDを視聴できる環境がありませんし、それに『ザ☆ウルトラマン』がTVで放送していた1979年4月~1980年3月には、私はまだ生まれていなかったためです。

Imgp2747 しかし、私はジョーニアスが大好きです。何より、そのデザインが好きです。子供の頃に初めてジョーニアスの姿を見たとき、額に輝く星型のアストロスポットと、胸の星型カラータイマーに、他のウルトラマンとは一線を画す雰囲気を感じて何ともカッコイイと思ったのです(もちろん、他のウルトラマンも大好きですが)。

私がジョーニアスを好きになったきっかけは、それだけではありません。アニメ作品でデビューしたジョーニアスですが、実写スーツ、要するに着ぐるみもしっかり製作されていて、ほかのウルトラマンと共演した実写映画が存在します(後述)。その作品がTVで放送されているのを、子供の頃に見た経験があるのです。つまり私は、アニメ版『ザ☆ウルトラマン』をまともに見たことはないものの、実写でのジョーニアスの活躍を子供の頃に偶然見ていました。それが、私をジョーニアス好きにさせた一因だと考えられます。

さて、マイナーなウルトラマンジョーニアスですが、その設定には後の実写ウルトラシリーズに影響を与えたと思われる部分もあります。まず、ジョーニアスはM78星雲出身ではなく(ウルトラの星U40の出身)、『ザ☆ウルトラマン』の世界観も実写ウルトラ兄弟のシリーズとは別物です。『ザ☆ウルトラマン』よりも前に登場したウルトラマンレオとアストラもM78星雲出身ではありませんが、『ウルトラマンレオ』という番組の世界観はウルトラ兄弟も存在するものです。平成のウルトラシリーズにはM78星雲と関係ない世界観を舞台にした作品が多いですが、その魁は『ザ☆ウルトラマン』だったと言えるかもしれません。

また、ジョーニアスの特徴として、ジョーニアスに変身するヒカリ超一郎(科学警備隊の隊員)とジョーニアスとは、明確に別人格として描かれていました。そのため、ジョーニアスの考えとヒカリ超一郎の考えが対立するという描写も、『ザ☆ウルトラマン』の劇中であったようです。昭和のウルトラ兄弟たちが、一心同体となった地球人と人格が別なのか一緒なのかわかりにくい部分があったのに比べると、ジョーニアスとヒカリの関係は特殊です。ジョーニアスとヒカリの関係と同じようなパターン(ウルトラマンと、一心同体になった人間が別々の人格)は、後に『ウルトラマングレート』、『ウルトラマンパワード』、『ウルトラマンコスモス』、『ウルトラマンマックス』などでも描かれています。

ところで、私が子供の頃にTVで見た、着ぐるみのジョーニアスとウルトラ兄弟が共演した実写映画とは、1979年7月公開の『ウルトラマン怪獣大決戦』です。1979年7月と言えば、まだアニメ『ザ☆ウルトラマン』が放送している時期。その頃、ジョーニアスはTVではアニメ作品、映画館では実写作品の中で同時に活躍していたということになります。

『ウルトラマン怪獣大決戦』は、冒頭でM78星雲光の国の「銀の広場」に歴代ウルトラマンが集結し、そこでウルトラマンキングが初代ウルトラマンに地球防衛を命令するというシーンがあります。この歴代ウルトラマン集結シーンに、ジョーニアスも登場するのです。

しかもその際、ジョーニアスの実写での戦いが、新規撮影映像として紹介されます。その意味で、とても貴重な映画です。この映画にはほかにもジョーニアスが登場する場面があって、レオとアストラを差し置いて、まるでウルトラ兄弟の一員であるかのように描かれています。恐らく、アニメ出身とは言え最新のウルトラマンということで、特別に配慮されたのでしょう。

それ以後、ジョーニアスは2002年の映画『新世紀ウルトラマン伝説』などでも、実写で登場し、ほかのウルトラマンと共演しています。ジョーニアス好きの私としましては、今後も何らかの形で、実写作品でジョーニアスの活躍を見たいと思っています。ジョーニアスの着ぐるみは、アニメのジョーニアスに比べて格好悪いという意見もよく見聞きしますが、あれはあれで味があると思うので、私は結構好きです(ただし、着ぐるみをアニメ版に忠実な造形にリニューアルするとしたら、それはそれで良いと思います)。要するに、アニメ版でも実写版でもジョーニアスのデザインが好きです。

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2007年11月 4日 (日)

ウルトラヒーローのスターマーク

Dscf1248以前、「ゾフィーの『ウルトラブレスター』について」という記事で、ウルトラ兄弟の長男であるゾフィーの、両腕に付いている突起物”ウルトラブレスター”について考察しました。今回は、ゾフィーの胸に付いている突起物”スターマーク”についてです。 特に、ウルトラマンヒカリのスターマークとの比較もしてみたいと思っています。

ゾフィーのスターマークは、怪獣軍団を撃退した功績によって贈られた勲章と設定されています。この、怪獣軍団撃退というのが、いつの出来事なのは私は存じておりません。

3万年前、エンペラ星人が怪獣軍団を引き連れてM78星雲光の国を襲った事件は有名ですが、ゾフィーは2万5千歳なので、そのときにはまだゾフィーはいなかったはず。…光の国とエンペラ星人の戦いが1万年ぐらい続いていたとしたら、話は別ですが。ともあれ、映像作品の中では語られていない部分でゾフィーは相当活躍していたはずで(何しろ宇宙警備隊の隊長ですからね)、その語られていない戦いでゾフィーは勲章を賜るほど活躍したのでしょう。

ちなみに、ゾフィーのスターマークと言えば、左右に6個ずつ付いているというのがもっとも一般的ですが、実は映像作品に登場するたびに、その数が違います。左右7個ずつだったり、左右8個ずつだったりするときがあるのです。これらの事情を深く考えると面倒なことになるので、その時々の製作者がゾフィーの設定をあまり厳密に考えていなかったための矛盾だと、とりあえず思っておくことにします。

Dscf1250 現在では、ゾフィーのスターマークは左右6個ずつというのが一般的な設定です。『ウルトラマン』最終回にゾフィーが初登場したときや、『ウルトラマンメビウス』に登場したときは左右6個ずつだったのです。

ところで、スターマークと言えば、ウルトラマンヒカリ(右の写真)も胸に付けています。その数はまたゾフィーと異なり、どうやら左右9個ずつのようです。これは何故でしょうか。

恐らく、ゾフィーとヒカリのスターマークの性格の違いを2つの面から考えると良さそうです。まず、ゾフィーはもともと宇宙警備隊に所属し、怪獣軍団撃退の功績によりスターマークを授かりました。

ウルトラマンヒカリは、今でこそ宇宙警備隊に所属していますが、スターマークを貰ったときは宇宙科学技術局に所属していました。そして、ヒカリがスターマークを授かった理由もゾフィーとは全く異なっていて、『ウルトラマンメビウス超全集』(小学館)によれば、「数多くの調査研究で功績」をあげたことによるそうです。

また、最近発売された『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』に付属された『ザ・ウルトラマンヒカリ』(文章は赤星政尚氏)の記述によれば、ヒカリは「『命』の固形化」技術を発見する上で功績があったようです。『ウルトラマン』最終回で、ゾフィーが「私は命を2つ持ってきた」という、およそ人間の常識では考えられないセリフを喋っていましたが、それはヒカリがいたからこそ可能だったということのようです。そのような科学的功績を評価されて、ヒカリはスターマークを授かりました。

要するに、ゾフィーのスターマークは宇宙警備隊の戦士としての勲章、ヒカリの場合は宇宙科学技術局の科学者としての勲章ということになります。ゾフィーのスターマークとヒカリのスターマークで数や形状が異なるのは、恐らく両者の所属の違い、もしくは勲章授与の理由の違いによるものだと考えられます。はっきりと設定されているわけではなく、私の個人的推測に過ぎませんが、ゾフィーとヒカリのスターマークについて、とりあえず以上のように考えてみました。

Dscf1201 ところで、やや余談になりますが、ゾフィーとヒカリのほかにも、「スターマークらしきもの」を胸に付けているウルトラヒーローがいます。アニメーション作品『ウルトラマンUSA』に登場した、ウルトラマンチャックです(右の写真)。

『ウルトラマンUSA』という作品については、コチラの過去記事をご覧いただければ幸いですが、昭和のほかのウルトラシリーズや『ウルトラマンメビウス』とは、世界観を共有していません。しかし一応、ウルトラマンチャックはM78星雲ウルトラの星から地球に派遣されてきたらしいので、参考ぐらいにはなると思います(出身はウルトラの星ではないとか)。

ウルトラマンチャックの胸には、水色の丸型模様が付いています。これがスターマークなのか否か、定かではありません(ついでに言うと、胸の真ん中に付いている星はカラータイマーではありません)。ただ、「もしかしたらスターマークかも」と思わせる要素としては、見た目以外に、ウルトラマンチャックの立場があります。

『ウルトラマンUSA』にはチャックのほかに、ウルトラマンスコットとウルトラウーマンベスという2人のウルトラ戦士が登場していて、チャックと3人で「ウルトラチーム」というグループを結成しています。ウルトラマンチャックは、そのウルトラチームのリーダーなのです。

そのような、ほかのウルトラ戦士よりも明確に立場が上である描写は、ウルトラ兄弟を率いるゾフィーの姿に通ずるものが感じられます。そのようなウルトラマンチャックの立場から、「もしかしたら、チャックの胸に付いているものも、何らかの功績によるスターマークなのかも」と考えてしまうのです。

ただ、先述したように、『ウルトラマンUSA』の世界観は『ウルトラマンメビウス』の世界観とは異なります。「M78星雲」という共通の要素はありますが、『USA』世界のM78星雲にゾフィーやヒカリが存在しているか、もしくは『メビウス』世界のM78星雲にチャックが存在しているか、わかりません。そのため、そもそもウルトラマンチャックをゾフィーやヒカリと同列に論じるべきではないのかもしれません、そのため、あくまで余談です。

Imgp2723 ついでながら、ゾフィーやヒカリが活躍した地球と、チャックが活躍した地球が別物だとしても、M78星雲にはゾフィーもヒカリもチャックもいたら面白いだろうなと思っております。ウルトラの星からは、あらゆる次元・時空・平行世界の地球に行ける、そんな技術があるのではないかと密かに思っております。映画『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』では、人間が時空移動メカを開発していたぐらいですからね。まぁ、ウルトラマンチャックがゾフィーやウルトラマンヒカリと同じ世界に存在したら、さらに考察が厄介になりますが。

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2007年10月20日 (土)

ウルトラマンは現在のヒーローか、ノスタルジーの対象か

Dscf1192昨夜、寝る前にパラパラとめくっていた、ファンタスティックコレクションの1冊『ウルトラマンメビウス アーカイブドキュメント』(朝日ソノラマ)の、赤星政尚氏(『ウルトラマンメビウス』のシリーズ構成・脚本を担当していた方)の言葉が何となく目に止まりました。次の言葉です。

たかが子供番組をイイ大人が想いを込めて作ってる―子供番組に対して、そんな視点が在ることを知り得なければ、ウルトラシリーズ(のみならず、当時の子供番組)を、ノスタルジーの対象以外には捉えられないフツーのオトナになってた、ような気はしなくもない。この仕事をしていない、ような確信もある。
(『ウルトラマンメビウス アーカイブドキュメント』81ページより引用)

私も赤星氏が述べているような、ウルトラシリーズの作り手たちの真剣さなり、作品に込めた想いを感じながら、ウルトラマンの活躍を観てきました。だから私にとってウルトラマンとは、「ノスタルジーの対象」どころか、大人になった現在も変わらぬ、憧れのヒーローです。その意味では、世間一般から見れば「オタク」であることは確かでしょう。

しかし、どうやら「オタク」であるらしい私としては、円谷プロダクションを孫会社化したTYO(円谷エンタープライズを子会社化)の吉田博昭社長が数日前の会見で述べていた次のような言葉に、ある種の嫌悪感を抱かざるを得ませんでした。

「『(ミニチュア)のちゃちさがいいんだよね』というのはオタク。あまりに少数の人たちの異常な愛着にこだわってはいけない」

TYOの吉田社長は上記のように言いました。しかし、私はミニチュア特撮が好きですが、「ちゃち」だから好きなのではありません。「ちゃちではない」と思うから好きなのです。仮に何らかの作品を見て、特撮部分を「ちゃちだ」と感じたら、「ミニチュア特撮がちゃちだから、よくない」と思うことはあっても、「ちゃちさがいい」とは感じません。

吉田社長はミニチュア特撮を「ちゃちだ」と言い切った上で、CGを積極的に活用していくことを述べていますが、CGはすでに最近のウルトラシリーズでも積極的に活用されているはず。吉田社長は、そのことをどこまで認識して発言していらっしゃるのか、私には疑問に思えました。少なくとも吉田社長は、最近のウルトラシリーズをまともに観たことがないのではないかと感じたのです。

最近のウルトラシリーズを見ていて、私が「ちゃちだ」と感じる部分は、ミニチュア特撮の部分よりもCGの部分に多いです。CGにはミニチュア特撮では表現しきれない映像を作れる利点があると思うので、私はCGを積極的に活用することには反対しませんが、現状では「ちゃちなミニチュア特撮」よりも「ちゃちなCG映像」の方が目立つのです。ですから、吉田社長の発言にはまったく納得できません。

吉田社長の発言には、これまでのウルトラシリーズを作ってきた人々への敬意や、特撮への愛着、最近のウルトラシリーズへの理解、ウルトラシリーズのファン(オタクも含みます)を大切にする気持ちなどなどが、微塵も感じられませんでした。吉田社長は、冒頭で引用した赤星政尚氏の「たかが子供番組をイイ大人が想いを込めて作ってる」という認識を、果たして持っているでしょうか。

吉田社長は、「『ミニチュアのちゃちさがいい』というのはオタク」と言いますが、私はどちらかといえば、「ミニチュアのちゃちさがいい」というのは「オタク」よりもむしろ、赤星氏が言う意味での「ノスタルジーの対象以外には捉えられないフツーのオトナ」に多いのではないかと思います。多くの「オタク」はウルトラマンの映像表現が進化することを願っているはずで、決して「ちゃちさ」を求めてはいないと思います。

そして私は、現段階ではミニチュア特撮よりもCGの方が「ちゃちだ」と感じるため、CGはミニチュア特撮では表現しきれない部分の使用に活用すべきと思っています。ミニチュアもCGも、双方の利点をうまく組み合わせた映像が見たいのです。どちらかが必要ないとは思いません。

吉田社長の言葉を聞いて、ウルトラマンの将来に不安を抱いたのは確かです。私にとって現在でも憧れのヒーローであるウルトラマンが、私にとって「ノスタルジーの対象」にならないことを願っています。

Dscf1190 しかし、ウルトラマンの将来に不安もありますが、楽しみなこともあります。まだ仮題ですが、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』が来年秋公開と発表されたからです。主役はウルトラマンティガで、ティガに変身するダイゴ役の長野博さん(V6)も出演されるとのことで、期待が高まります。

円谷プロの公式HPを見ると、ティガのほかに、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、ウルトラマンエースの4兄弟の登場は確定のようです。「超8兄弟」ということならば後3人ですが、色々飛び交っている撮影の目撃情報や噂・憶測から推測すると、残りはウルトラマンメビウス、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイアということになりそうですね。昭和と平成のウルトラマンたちの共闘が見られるわけで、期待が高まります。

ただ、初代~エースの4兄弟とメビウスの世界観、ティガ・ダイナの世界観、ガイアの世界観は全く別物。メビウスの世界にウルトラ兄弟は存在していても、ティガは存在しないはず。逆もまた然り。このあたりを、どう料理するのでしょうか。映画『ウルトラマンティガ・ダイナ&ガイア 超時空の大決戦』パターンでしょうか。

同映画では、世界観の異なるティガ・ダイナとガイアの3大ウルトラヒーローが、何でも願いを叶える赤い玉の力(+ガイアに変身する高山我夢が開発した時空移動メカ)で、「ウルトラマンがTVで放送されている世界」にワープしてきます。同じようなパターンになるのでしょうか。

また、TVシリーズの際、ティガは最後にウルトラマンに変身する能力を失い、ダイナは消息不明。このあたりはどうするのでしょうか。どうとでも解釈できるように曖昧に描くのでしょうか。まぁ、まだメビウス・ダイナ・ガイアの出演について確実な情報があるわkではありませんが、色々考えてしまいます。いずれにしても、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(仮題)の公開を楽しみにしたいです。

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2007年10月13日 (土)

ウルトラファンに100の質問

ネット上で見つけたので、たまにはこんなのもやってみようかと思い、回答してみました。赤文字部分が質問事項、黒文字が私の回答です。

Q.1 ハンドルネームを教えてください
パルティアホースカラー

Q.2 ハンドルネームの由来ってウルトラから?
いえ、関係ありません

Q.3 生年月日は?
1980年代前半の10月です。
生まれたときにはすでに『ウルトラマン80』の放送が終了していました。

Q.4 性別は?
男です

Q.5 血液型は?
A型です

Q.6 お住まいを差し支えない範囲でおしえてください
関東地方です

Q.7 ウルトラファンになったきっかけはなんですか?
親の影響だと思われます

Q.8 リアルタイムで見た最初のウルトラシリーズは?
『ウルトラマンG(グレート)』と『ウルトラマンパワード』。
国産ウルトラに限るなら、『ウルトラマンティガ』です

Q.9 リアルタイムで見た最後のウルトラシリーズは?
『ウルトラマンメビウス』です。
まだ放送中のものでもよければ、『ウルトラセブンX』です。

Q.10 あなたの一番好きなウルトラヒーローは誰?
基本的にみんな大好きなので選ぶのは大変ですが、あえて1人選ぶならウルトラマンタロウです。

Q.11 あなたが一番強力だと思う技は?
子供の頃から「ウルトラ兄弟最強はタロウ!」と信じていたので、ウルトラ兄弟のエネルギーを集めたタロウのコスモミラクル光線(映画『ウルトラマン物語』参照)が最強だと思いたいです。

Q.12 もし、ウルトラヒーローに変身できるとしたら誰になりたい?
一通りのウルトラマンに変身してみたいですが、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンジョーニアス、ウルトラマンスコット、ウルトラセブン21、ウルトラマンアグルあたりを特に強く希望します。
ジョーニアスやスコット、あるいはセブン21に変身できたら、大活躍して知名度を押し上げたいと思います。セブン21がセブンとは別人であることを世間に知らしめるのです。

Q.13 その時、使ってみたい必殺技は?
タロウのスワローキックが大好きなので、ぜひやってみたいです。ジョーニアスならプラニウム光線、スコットならウルトラ・エナジー・ボール。セブン21なら、本編で一度しか使われなかったヴェルザード(21スラッガー)。
それから、アグルになれたら降臨ポーズと挑発ポーズ(手招き)は必ずやります。必殺技ではありませんが、ある意味で必殺技のようなもんです。

Q.14 ウルトラシリーズで一番好きな防衛隊(チーム)は?
XIG…でしょうかね、あえて選ぶならば。規模の大きさが好きです。

Q.15 勤務してみたいと思う防衛軍の基地は?
やはりXIGのエリアルベース。高いところは苦手なので多分無理ですが。

Q.16 また、その理由は?
何となく、かっこいいので。

Q.17 防衛隊の携行武器の中で一番好きなものは?
GUYSのトライガーショットでしょうか。メテオール弾を撃ってみたいです。

Q.18 搭乗してみたい防衛隊の戦闘機は?
GUTSのガッツウイング1号。黄色ベースのデザインが好きなのです。

Q.19 一番好きな隊長は?
正体がウルトラセブンということもあって、MACのモロボシ・ダン隊長は好きです。

Q.20 この隊長が上司だったらなあ、と思える隊長は?
GUYSのサコミズ隊長、GUTSのイルマ隊長、スーパーGUTSのヒビキ隊長

Q.21 この隊員が同僚だったらきついなあ、と思う隊員は?
ナイトレーダーの石堀隊員は嫌です。何と言っても正体がダークザギですからね。

Q.22 一番残業が多そうな防衛隊は?
ウルトラ警備隊とかMATあたり。特に根拠はありませんが。

Q.23 あなたがコスプレするとしたらどの隊員服?
とりあえず、まずは科学特捜隊から始めてみましょうか。

Q.24 恋人にしたいと思う男性隊員または女性隊員は?
W.I.N.R.のジュリー・ヤング隊員、XIG(チーム・クロウ)の稲城リーダー、チームEYESのアヤノ隊員、DASHのミズキ隊員あたりでお願いします。

Q.25 絶対に恋人にしたくない隊員は?
男性隊員すべてです

Q.26 片思いで悩みそうな隊員は?
スーパーGUTSのカリヤ隊員。「好き、嫌い、好き、嫌い」と、花占いでもやるんじゃないでしょうか。思い詰めそうなイメージがあります。

Q.27 不覚にも泣いてしまったというエピソードはありますか?
『ウルトラマンダイナ』の「少年宇宙人」とか「さらばハネジロー」とか、『ウルトラマンメビウス』最終回とか、色々あります。

Q.28 これは笑ったというエピソードは?
『ウルトラマンマックス』の「わたしはだあれ?」や『ウルトラマンメビウス』の「初めてのお使い」他、『ウルトラマンダイナ』の半分ぐらいのエピソード、『ウルトラマンタロウ』の各エピソードなど色々。

Q.29 あなたのお薦めエピソードを教えてください
やっぱり、『ウルトラマンメビウス』第12話「初めてのお使い」は最高です。

Q.30 一番嫌いというかつまらないエピソードは?
特に思いつきません

Q.31 ここでクイズです。仮面ライダーは10歳。では、ウルトラマンは何歳?
質問の意図が理解できません。

Q.32 あなたの好きな怪獣&星人ベスト3を教えてください(3以上でもいいよ)
バルタン星人(初代)、メフィラス星人(初代)、ゼットン(初代)、ヒッポリト星人、テンペラー星人(タロウ版)、タイラント、ピッコロ、レッドキング(3代目)、グランドキング、ゾンネル(初代&2代目)、ミズノエノリュウ、ブリッツブロッツ、Σズイグル、コダイゴン・ジ・アザー、ザムシャーなどなど

Q.33 怪獣ごっこをする時になりたい怪獣&星人は?
ニセアストラ

Q.34 あなたがなれるとしたらどの怪獣・宇宙人になりたいですか?
ダイダラホーシ、チャリジャ、エアロヴァイパー。過去に行ってみたいので。

Q.35 着ぐるみの完成度が高いなーって思うのはなに?
ウルトラマンアグル…あたりで

Q.36 はじめて買ってもらったウルトラ関係のおもちゃは?
覚えてないです。多分、ウルトラヒーローのソフビです。

Q.37 子供の頃買ってもらったウルトラ関係のオモチャで今でも持っているものは?
悔しいことに、ほとんど知り合いの子供にあげてしまいました。

Q.38 あなたの心に残る名台詞は?
「一部には汚い心の人間もいる。しかし、多くの人間は美しい心を持っている。少ない悪人の為に多くの善人を見捨てるわけにはいかない!」(BYウルトラマンタロウ)
細部がうろ覚えですが。

Q.39 また、迷台詞は?
「ガイア、変身だ!!」(BYウルトラマンアグル)
でも、嫌いではありません。

Q.40 あなたが一番カッコイイと思うサブタイトルを教えてください
「ウルトラの星光る時」

Q.41 一番カッコワルイと思うサブタイトルは?
「あっ! キリンも象も氷になった!!」

Q.42 お気に入りのゲスト出演キャラは?
GUYSオーシャンのイサナ隊長は印象深かったですね

Q.43 子供心に「それはいくらなんでも変だろ??」と思ったシーンは?
変というわけではありませんが、初登場のウルトラの父が、「長旅の疲れ」という理由でいきなりヒッポリト星人に負けてしまったことに納得がいきませんでした。

Q.44 新しいシリーズが作られるなら、どんな感じのウルトラヒーローが見たい?
M78星雲光の国出身で、宇宙警備隊に所属しているけれど、ウルトラ兄弟ではないウルトラマンの話。特に、ゾフィーや初代ウルトラマンよりも年上で、ウルトラの父よりは年下の3万歳とか4万歳あたりのベテラン戦士が主役の話がいいです。
それがダメなら、ウルトラマンヒカリに次ぐ、M78星雲出身の青いウルトラマン。

Q.45 次にウルトラシリーズが制作されたら出演して欲しい俳優は?(主役脇役を問いません)
ギャラとかスケジュールとか気にしなくて良いのならば、仲間由紀恵さん

Q.46 それはどんな役で?
防衛チームの隊長

Q.47 一番好きな主題歌は?
『ウルトラマンレオ』の前期OP

Q.48 オープニングロゴタイトルで一番好きなのは?
『ウルトラマン』

Q.49 主題歌を全部歌詞を見ないで歌えるのは何曲?
数えるのが面倒なのでわかりません

Q.50 携帯の着メロに、ウルトラシリーズの曲を使っている?
使っています

Q.51 それはどんな曲?
『ウルトラマンレオ』の前期OPとか『ウルトラマンタロウ』の主題歌とか、『ウルトラマン80』の前期OPとか、昭和ウルトラの主題歌いくつか

Q.52 ウルトラ関連のゲームって持ってる?
『ウルトラマン ファイティング・エボリューション3』など。
古いところでは、セガサターンの『光の巨人伝説』など。
ウルトラ単独でなくてもよいのならば、『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』などもあります。

Q.53 それは面白かった?
もちろん。特にFE3は最高です。ウルトラマンに興味があって、ゲームもそれなりにやる人ならば、ぜひ買うべきです。80先生どころか、もうそうウルトラセブンまで出る凄まじいゲームですよ。
また、『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』は、『ウルトラマンガイア』という作品が大好きな私にとっては面白いゲームでした。

Q.54 一番好きな変身アイテムは?
アグレイター

Q.55 一番好きな変身シーンは?
『ウルトラマンガイア』第24話「アグルの決意」でのアグル変身シーンが大好きです。

Q.56 遊びや学校の工作なりで、ウルトラキャラおよび戦闘機等を作ったことがある?
ウルトラマンのパズルを作ったことがあります。登場キャラは初代ウルトラマン、セブン、タロウ、グレート、パワード、ネオス(パイロット版)、セブン21(パイロット版)。その頃はネオスとセブン21が最新ヒーローで、私は彼らが大好きだったのです。今でこそネオス、セブン21、グレート、パワードはマイナーなウルトラマンですが、その4人がいなければ、私はウルトラマンを「卒業」していたかもしれません。

Q.57 あなたの家族や周りの友達にウルトラシリーズのファンはいる?
最近、自分にとって身近な人間をウルトラファンに変貌させることに成功しました。

Q.58 あなたの子供にもウルトラシリーズを見て欲しい?
強制はしませんが、ぜひ見てほしいと心の底から願います。

Q.59 もし、家族や恋人に「ウルトラファンやめて」と言われたら?
そんな家族や恋人は、こっちから縁を切ります。他人に迷惑をかけたり、規則を破るようなことでなければ、何を好きになろうと個人の自由であるはずだからです。幸い、私の周りにはそんな理不尽なことを要求する人はいません。

Q.60 ウルトラヒーローをライブショーなどで生で見たことがある?
もちろん。映像作品とはまた異なる楽しみ方があります。
生の迫力は最高ですし、TVでは見られない夢の共演が見られるのも魅力です。

Q.61 トーナメントで戦ったら一番強いと思うウルトラヒーローは?
ウルトラマンタロウであってほしいです。

Q.62 逆に一番弱いと思われるウルトラヒーローは?
やっぱりウルトラマンナイスでしょうかね

Q.63 トーナメントで戦ったら一番強いと思う怪獣&星人は?
まぁ、エンペラ星人あたりでしょうかねぇ。

Q.64 逆に一番弱いと思われる怪獣&星人は?
マグラーとかでしょうかね。巨大化しない星人なども考慮すれば、だいぶ考えるのが面倒になりますね。

Q.65 歴代戦闘機同士で戦ったら一番強そうなのはどれ?
GUYSの戦闘機は強そうです。

Q.66 カラオケでウルトラシリーズの主題歌を唄うとしたらどれ?
『TAKE ME HIGHER』は歌っているのがV6なので、ウルトラに興味のない人と一緒でも歌いやすいです。

Q.67 歴代男性隊員の中で一番のイケメンは誰?
わかりません。

Q.68 歴代女性隊員の中で一番の美人は誰?
『ウルトラマンパワード』のヤング隊員が好きです。

Q.69 ウルトラシリーズに出演した俳優・女優さんで実際に会った事のある人は誰?
赤井英和氏なら見かけたことがあります

Q.70 好きな脚本家は?
パッと思いついたところで、赤星政尚氏

Q.71 好きな監督は?
円谷一氏とか飯島敏宏氏とか満田かずほ氏とか北浦嗣巳氏とか佐野智樹氏とか

Q.72 ここでクイズです。円谷英二の本名は?
円谷英一

Q.73 ウルトラヒーローの戦闘時の声と言ったら?
シュワ

Q.74 怪獣&星人の声、または音と言ったら?
ピギャ~オ

Q.75 子供の頃、見ていて怖かったエピソードはどれ?
『ウルトラマンG』第3話ですかね。

Q.76 印象に残る声優さんっている?
映画『ウルトラマン物語』で、ウルトラマンタロウの子供時代の声を演じた野沢雅子さん

Q.77 初代ウルトラマン(ABC)の顔で好きなタイプは?
Cタイプ

Q.78 ダダ(ABC)の顔で好きなタイプは?
Aタイプ

Q.79 小さい頃に見てトラウマになったエピソードってある?
特にありません

Q.80 ウルトラ作品のDVD等で買ったものってどのくらいある?
『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』とか、ウルフェスのDVDとか。
今まではレンタル店に置いてあるものはあまり買わないようにしていましたが、今後は金銭的に余裕が生じたら、もっと色々集める方針です。
VHSも含めれば、『ウルトラマンZOFFY』なども持っています。

Q.81 あなたのウルトラ関連の宝物って?
ウルトラマンと出会えたということ自体が、私にとっての宝物です

Q.82 それは高かった?
お金で買えるものではありません

Q.83 ウルトラシリーズ以外で好きな特撮ものって何?
仮面ライダーシリーズの一部とゴジラシリーズの一部とスーパー戦隊シリーズの一部でしょうかね。ゴジラシリーズで一番好きなのは『怪獣総進撃』、好きな怪獣はアンギラス二代目です。好きな仮面ライダーはV3。

Q.84 新しいウルトラQは見た?
『ウルトラQダークファンタジー』のことですよね。それは見ていません。『ウルトラQ ザ・ムービー』なら見ました(きっと、これのことを聞いているわけではないのでしょうが)。

Q.85 その感想は?
『ウルトラQダークファンタジー』は見ていないので…

Q.86 ウルトラマンジャックって呼び方どう?
私が物心付いたときから存在していた名称なので、個人的には何の違和感もありません。むしろ、「帰ってきたウルトラマン」よりも「ウルトラマンジャック」を先に覚えてしまったもので…。自分の好きなように呼べばいいんじゃないでしょうか。

Q.87 芸能界一のウルトラファンって誰だと思う?
福田沙紀さんはかなりウルトラマンが好きみたいですけどね。ウルトラマンパワードが好きと公言している芸能人なんて、なかなかいませんよ。しかし、ティガとダイナのことを「最高」と言っておきながら、私の知る限りガイアについては言及していないのが気になるのですが。

Q.88 アニメのウルトラマンをリアルタイムで見た?
いいえ。『ウルトラマンUSA』は後でビデオを借りて見ましたが(大好きな作品です)。

Q.89 海外のウルトラってどう?
『ウルトラマンUSA』と『ウルトラマンG』は大好きです。
『ウルトラマンパワード』は戦闘シーンにもっと迫力があれば好き。パワード自体はかっこいいデザインだと思っていますし、W.I.N.R.のメンバーも好きです。

Q.90 サイトを持ってますか?
ここですね

Q.91 それはウルトラメイン?もしくは関連のコーナーがある?
ウルトラマンの記事を書くことはあります

Q.92 ウルトラ関連のオフ会に参加した事は?
ありません。

Q.93 ウルトラ映画を劇場に観に行った事がある?
ありますよ。

Q.94 その作品は?
ゼアスの1作目とコスモスの1作目と、メビウス&ウルトラ兄弟

Q.95 これからもウルトラ作品は愛されていくと思う?
夢を信じ続ける限り、光はそこにある(ヒビキ隊長風に)

Q.96 ウルトラファンで良かったなと思う事はありますか?
常に思っています。ウルトラマンと出会えたことで、楽しい人生を送れていますから

Q.97 10年後もウルトラファンだと思いますか?
思います

Q.98 これからのウルトラに何を望みますか?
旧作のヒーロー(ウルトラ兄弟だけでなく)が、現在の子供にとってもヒーローであること。『ウルトラマンメビウス』のように、旧作のヒーローにも再び活躍する機会を与えてほしいです。

Q.99 あなたにとってウルトラとは?


Q.100 お疲れ様です。最後に何かひと言どうぞ
シュワッハッハッハ

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2007年9月27日 (木)

ゾフィーの「ウルトラブレスター」について

Imgp2710ウルトラ兄弟の長兄であるゾフィーの胸と両腕には、丸型の突起物がいくつも付いています。胸の突起物を「スターマーク」と言います。現在では、怪獣軍団を撃退した功績によって与えられた勲章と設定されています。

両腕に付いている突起物は「ウルトラブレスター」と言います。現在では、宇宙警備隊の隊長である証と設定されています。

宇宙警備隊とは、全宇宙の平和を守るために結成された組織で、初代隊長がウルトラの父。現在ではゾフィーが隊長を務め、ウルトラの父は大隊長になっています。宇宙警備隊の隊員は100万人ほどいると言われ、地球で活躍したウルトラ兄弟たちも、この宇宙警備隊の隊員なのです。

ところで、ゾフィーはいつから宇宙警備隊の隊長に就任したのでしょうか。ゾフィーの初登場はTVシリーズ『ウルトラマン』の最終回。宇宙恐竜ゼットンに敗北したウルトラマンを救出するために現われますが、このときゾフィーはウルトラマンに対して、「宇宙警備隊員ゾフィ」と名乗っています(当時は「ゾフィー」ではなく「ゾフィ」と表記されていました)。

ゾフィーがわざわざ名前と所属を名乗っていることから考えて、ゾフィーとウルトラマンはこのときが初対面と見るほかないでしょう。後のウルトラ兄弟の設定を考えると、いささか違和感はあります。それはともかくとして、ここで問題にしたいのは、ゾフィーが宇宙警備隊の「隊長」ではなく、「隊員」と名乗ったことです。

『ウルトラマン』最終回の時点で、ゾフィーの両腕にはウルトラブレスターが付いていました。宇宙警備隊・隊長の証と設定されているウルトラブレスターを身に付けながら、ゾフィーは「隊員」を名乗りました。この矛盾を、どのように解釈すべきでしょうか。

色々考えてみたのですが、こんなところが妥当でしょうか。『ウルトラマン』最終回の時点で、ゾフィーはまだ正式には宇宙警備隊の「隊員」ですが、「隊長」に昇格する内示の類はすでに出ていて、隊長への正式就任の前にウルトラブレスターを装着することについても、ウルトラの父から許可を得ていたとか。

しかし、公式設定かどうかは存じませんが、一般的には「ウルトラマン救出の功績によって、ゾフィーは宇宙警備隊の隊長に任命された」と言われることが多いように思います。しかし、そうだとすると、宇宙警備隊・隊長の証であるウルトラブレスターの説明がしにくいように思われます。ゾフィーはまだ隊員で、しかも隊長昇格が決まっていたわけでもないのに、隊長の証たるウルトラブレスターを付けていたことになるからです。

あるいはもしかしたら、ゾフィーは宇宙警備隊の隊員だった最初の頃から、何らかの理由でずっとウルトラブレスターを付けていて、隊長に就任したゾフィーが、「私の両腕に付いている『ウルトラブレスター』を、今後は宇宙警備隊・隊長の地位を証明するものとして扱うこと」を隊長権限で決めたのでしょうか。

つまり、「ゾフィーが隊長に就任したことによって初めて、『ウルトラブレスター』は宇宙警備隊・隊長の証という制度ができた。ウルトラの父が隊長だった頃は、そんな制度はなかった」、隊長になったゾフィーが新たな制度・規則を創った結果と見る考え方です。

私の最初の考えでは、隊長就任の内示を受けたゾフィーが、ウルトラの父に許可をもらって隊長への正式就任を前にしてウルトラブレスターを付けていたということでした。しかし、これではゾフィーが隊長就任の内示を受ける前は、ウルトラの父がウルトラブレスターを装着していたということになってしまいます。それはそれで、なかなか想像しにくいところではあります。

Imgp2711 ゾフィーが隊長就任の内示を受ける前はウルトラの父がウルトラブレスターを付けていたのか、それともゾフィーは元々ウルトラブレスターを付けていて、隊長への就任を機に、自分が付けているウルトラブレスターを「隊長の証」とする制度を新設したのか(ウルトラの父との相談はあったかもしれませんが)、一体どちらなのでしょうか。

私はゾフィーのウルトラブレスターについて、この記事で述べたような2つの考え方を示してみました。しかし、そのどちらかが正しい保証はありません。円谷プロダクションの思惑ひとつで、設定は如何様にも変わってしまいますしね。ゾフィーのウルトラブレスターについて、いつか謎が解明される日は来るのでしょうか。

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2007年9月14日 (金)

初代ウルトラマンに憧れていたウルトラマンゼアス

ウルトラマンゼアスは1996年に、映画『ウルトラマンゼアス』で初登場しました。出身地はZ95星雲ピカリの国。地球をクリーンにする使命を帯びて、地球にやってきました。

地球では朝日勝人という名前で、超宇宙防衛機構Mydo(マイド)の見習い隊員をしています(普段のMydoアジア本部は、カムフラージュのためガソリンスタンドになっています)。変身アイテムはピカリブラッシャー(後にピカリブラッシャー2)と呼ばれる電動歯ブラシで、歯を綺麗に磨くことで変身できます。

映画1作目におけるゼアスは「潔癖症」という弱点を持ち、自分の身体が汚れると思うように力を発揮できず、また光線技も練習中の状態でした。翌1997年に公開された『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』では、戦うことへの自信を失うという精神的弱さも見せました。

しかし、そのような弱点や未熟さを努力で克服し、ウルトラ戦士として成長していく姿が、ゼアスの魅力でもあります。2作目ではMydoの正隊員になっていますし、潔癖症も克服していたようですし。人々の声援で立ち上がる姿も私は好きです。映画2作目では、戦う自信を取り戻したゼアスは、新たな技を放って敵に勝利するという成長ぶりも見せました。

ところで、このウルトラマンゼアスですが、Z95星雲ピカリの国出身とか、電動歯ブラシで変身とか、潔癖症とか、防衛チームが普段はガソリンスタンドとか、そういう設定からもうかがえるように、『ウルトラマンゼアス』はコメディの要素が非常に強いです。何しろ、とんねるずの2人がMydoの隊長・副隊長(2作目では参謀・副参謀)ですし、ゼアスに変身する朝日勝人を演じたのも、当時のとんねるずのマネージャーの方ですからね。

しかし、映画を見ていない方には想像しにくいでしょうが、実は過去のウルトラシリーズとのつながりもそれなりに意識したセリフや設定が劇中に出てきます。特に、初代ウルトラマンについては明確に劇中で語られます。

まず、ウルトラマンゼアスの必殺技はスペシュッシュラ光線ですが、これは初代ウルトラマンのスペシウム光線を左右逆にした構えで発射します。つまり、左手を縦に右手を横にして十字に組んで発射するのです。このスペシュッシュラ光線はゼアスがスペシウム光線を真似たもので、鏡に向かって発射ポーズの練習をして習得したものなので、スペシウム光線とは左右逆になってしまったのです(そのように推測させる演出がなされています)。

そして、これは2作目ですが、レディベンゼン星人が地球に送り込んだウルトラマンシャドー(悪のウルトラマンで、実はロボット)を倒すためにMydoが考案した作戦は、ゼットン光線と同等の威力を持つ兵器でシャドーのカラータイマーを破壊しようというものでした。これは言うまでもなく、初代ウルトラマンが宇宙恐竜ゼットンの光線でカラータイマーを攻撃されて敗北した、過去の歴史を踏まえた上での作戦なのです(これは明確に劇中で語られます)。

そのほか、映画1作目には黒部進氏をはじめ科学特捜隊のメンバーがチラッと出演し、2作目ではモロボシ・ダンの森次晃嗣氏が、Mydoの隊長を演じるなど、旧作ファンを喜ばせる要素もあります。森次氏はモロボシ・ダンではなく、薩摩萬という名前での出演でしたが、朝日勝人(ゼアス)が出現させたカプセル怪獣を見て、「カプセル怪獣か、懐かしいなぁ」と言うシーンがあるなど、旧作を知る人間にとっては思わず嬉しくなるシーンがありました。

以上のように、ウルトラマンゼアスはM78星雲のウルトラマンとの関係もほのめかしていましたが、2006年の『ウルトラマンメビウス』はウルトラマン80以来、25年ぶりのウルトラマンが地球に出現という設定になったため、ゼアスの活躍はメビウスが活躍した世界とは別世界のものということになってしまって、個人的には少し残念でした(ゼアスがメビウス以降に地球に来たのだと考えれば、強引に同じ世界と見ることも不可能ではなさそうですが)。

昨年公開された映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』は、初期の企画段階ではベンゼン星人操る怪獣軍団が登場する予定だったらしいです。ベンゼン星人とは、ウルトラマンゼアスの宿敵です。『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』が、『ウルトラマンゼアス』から数えて平成ウルトラ映画の10作目にあたることから、ベンゼン星人の登場が検討されたのかもしれませんね。

ともかく、ウルトラマンゼアスはウルトラマン・シリーズ誕生30周年を記念するウルトラヒーローです。独特な設定のためもあってか、あまり大きく取り上げられる機会が多くないゼアスですが、彼がウルトラマン80以来の純国産ウルトラヒーローだったことは、特筆しておきたいと思います。

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2007年8月29日 (水)

ウルトラマンフェスティバル2007 2回目

Dscf1255先日、池袋のサンシャインで開催中(もうすぐ終了)の『ウルトラマンフェスティバル2007』に行ってきました。実は2回目です。

1番の目玉とも言うべきライブステージの内容が、8/11から第2部に変わっていて、私が前回行ったときは第1部だったので、第2部見たさに、2回目の『ウルトラマンフェスティバル2007』に行ったのでした。

ライブステージ第2部のタイトルは『ウルトラマンメビウス外伝~奇跡の不死鳥(フェニックス)現る!~』です。タイトルからして、主役はウルトラマンメビウスなのですが、実は一番目立っていたのはウルトラマンナイスかもしれません。

チョコボールを食べて変身し、カラータイマーは胸の真ん中ではなく左胸に位置し、パパパンチやキキキックなどの通常技とベリーナイス光線などの必殺技を駆使して敵と戦うウルトラヒーローです。

Dscf1251_2 身長は初代ウルトラマンより1m低い39mで、体重は3万9千トン、ジャンプ力は390m、走行速度は時速390Km、飛行速度はマッハ3.9。これらの設定からもわかるとおり、かなりコメディ要素の強いウルトラマンです。

今回のライブステージは、このウルトラマンナイスが大活躍。非常に笑えるショーになっておりました。何しろ、まばゆい光とともに舞台下からせりあがってくるという、非常に神々しい演出で登場したのが一体誰かと思いきや、鎖でグルグル巻きにされているウルトラマンナイスだったのですから。これには場内から笑いが巻き起こっていました。Dscf1236

しかし、ナイスはギャグで会場を沸かせるだけではなく、やるところはきっちりやってくれます。傷つきながらも、仲間の救援に向かおうとするウルトラマンヒカリにエネルギーを分け与えたり、アークボガールの体内に吸収されたウルトラ戦士たちを救い出したり、ちゃんとまともな活躍もしています。

Dscf1242_2

まず冒頭、エンペラ星人の側近であるエンディール星人とジオルゴンに、ウルトラマンメビウス、ヒカリ、ネオス、ウルトラセブン21の4人が苦戦しているところからショーは始まります。その上、メビウスが倒したはずの暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人が復活。エンペラ星人の攻撃で4人のウルトラヒーローは倒されてしまいます。衝撃的な冒頭です。

Dscf1228その後、ウルトラマンナイス、ウルトラマンネクサス、ウルトラマンマックス、ウルトラマン、ウルトラセブン、ゾフィーも登場しました。ナイスのエネルギーをもらって復活したヒカリはメビウスのピンチに現われ、メビウスとヒカリがエンペラ星人の攻撃を受けそうになったとき、我らがゾフィー兄さんがM87光線でエンペラ星人の攻撃を弾くなど、見所満載でした。

セブンのアイスラッガーとマックスのマクシウムソードによる同時攻撃や、メビウス・フェニックスブレイブのメビュームブレードとナイトビームブレードの二刀流攻撃なども印象的な場面でした。

Dscf1244今年のウルトラマンフェスティバルで初登場したエンディール星人とジオルゴンも非常に個性的なキャラクターなので、今後も何かの機会に登場してくれたら嬉しいですね。もっと詳細な内容については、「ブロ愚~おろか日記 blog style~」さんが詳しいです。

第1部のDVDはすでに発売中だったので、買ってきました。特典として、1995年のウルトラマンフェスティバル・ライブステージ第1部が収録されています。1995年のときの主役はウルトラマンネオスとウルトラセブン21です。Dscf1124_2

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2007年8月 9日 (木)

ウルトラマンフェスティバル2007

先日、東京・池袋で開催中の『ウルトラマンフェスティバル2007』に行ってきました。私は約10年ぶりのウルトラマンフェスティバル参加です。

以前行ったときは、まだ『ウルトラマンティガ』も放送されていない時代で、大きく扱われていたウルトラマンは新登場のウルトラマンネオス&ウルトラセブン21と、海外勢のウルトラマングレート&ウルトラマンパワードの4人でした。今年はウルトラセブン40周年で、なおかつ『ウルトラマンメビウス』の放送が3月に終わったばかりということで、以前とはだいぶ雰囲気が異なっていたような気がします。

今年の展示は40周年を記念して、ウルトラセブン関連が中心。『ウルトラセブン』第1話の台本や番組企画書、撮影に使用されたセブンのマスクやブーツ、ウルトラホーク1号、ウルトラ警備隊のキリヤマ隊長やアンヌ隊員の制服などが展示されていて、それだけでも見る価値があります。

『ウルトラファイト』で使用されたセブンのマスクまで展示してあったので、とても楽しめました。ウルトラ警備隊の作戦司令室を再現したセットがあったり、実物大のアイスラッガーがあったりして、それらも大きな見所です。

実物大アイスラッガーが展示してある「ふれあい広場」では、時折小さい催しが行われ、色々なウルトラマンや怪獣がやってきます。私が見たときはウルトラマンタロウとウルトラマンガイア、それにウルトラマンメビウスがいました。

子供たちはそこでウルトラマンと握手したり、写真を撮ることが可能です(大人も勇気を出せば可能です)。会場の入口にもウルトラマンがいて、私が行ったときにはウルトラマンダイナがいました。ここでも写真を撮れます。私が行った日ではありませんが、8/1には「ふれあい広場」にGUYSのミライ隊員が登場して、メビウスの変身ポーズを披露してくれたらしいですね。

ウルトラマンフェスティバルと言えば、大迫力のライブステージも欠かせません。ウルトラマンと怪獣たちの激闘を目の前で見ることができるのですから、これはたまりません。ウルトラマンや宇宙人の光線技は、照明やステージ上の大きなスクリーンに映し出される映像をうまく使って表現しています。ピンチのウルトラマンを応援する子供たちの声が会場に響き渡り、その声援を受けて何度でも立ち上がるウルトラマンの姿は、生で見るとなかなか感動的です。

私が見たライブステージは「第1部 ウルトラセブン伝説~漆黒の悪魔VS光の戦士たち~」というタイトルで、ウルトラセブンがストーリーの中心です。メビウスによってエンペラ星人が倒されたことを機会に、セブンは宇宙警備隊の任務を離れ、再び恒点観測員の任務に就任したものの、そのセブンの前に再び悪の脅威が迫り…という内容です。

登場ウルトラマンは、ウルトラ6兄弟、ウルトラマンメビウス、ウルトラマンヒカリ、ウルトラの父、ウルトラの母、ウルトラマンキング、ウルトラマンティガ、ウルトラマンコスモスという豪華メンバーです。上記のウルトラマンたちの中で、私が生で見たことがあるのは初代ウルトラマンとセブン、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、それにウルトラマンキングだけで、生で見たことのないウルトラマンをたくさん見ることができたので楽しかったです。

敵もゼットンやゴモラ、マグマ星人などの有名怪獣から、ダンカンなどのマイナー怪獣、それにキングジョーブラック、エンディール星人、ジオルゴンといったウルトラマンフェスティバルのオリジナル怪獣も登場して、非常に多彩かつ豪華でした。エンディール星人とジオルゴンはエンペラ星人の腹心という設定です。

ちなみに、ライブステージについては「ブロ愚 ~おろか日記 blog style~」さんのコチラの記事が臨場感たっぷりの記述で読み応えがあるので、オススメです。興奮のライブステージの詳細を知りたい方は、ぜひご覧ください。

そして、ライブステージを見た後はウルトラマンデパートで買い物。ここではたくさんのウルトラマン関連グッズを手に入れることができます。限定グッズも販売されているので、見逃せません。

ライブステージは8/11から、「第2部 ウルトラマンメビウス外伝~奇跡の不死鳥(フェニックス)現る!~」というタイトルに変わりますね。内容や登場ウルトラマン・怪獣などが変わります。興味のある方は、行ってみてはいかがでしょうか。子供を連れず大人だけで来ている人も、多少います。

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2007年8月 1日 (水)

ウルトラマン FE3

最近、『ウルトラマン ファイティング・エボリューション3』(以下、ウルトラマンFE3)というゲームソフト(プレイステーション2用ソフト)のベスト版を買いました。先月、ベスト版という形で再販されたものです。

ウルトラマンFE3のオリジナル版発売当初は、このゲームの存在を知らず、後で知って興味を持ったときには、すでに中古で1万円を超える価格で売買されていて、購入を控えていたのです。それほどの人気ゲームでした。それが今月、廉価なベスト版で再販されたので、ようやく購入したのです。

時間を見つけてプレイしておりますが、非常に楽しいです。昭和・平成を問わず、ウルトラマンに興味がある人の多くが楽しめるゲームになっているような気がします。まず特筆すべき点として重要なのは、登場キャラクターの多さです。自分で操作できるキャラクターとしては、一定の条件を満たすことで出現する隠しキャラクターも含めて、以下のようなキャラクターが登場します。

ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウ、ゾフィー、ウルトラマンレオ、アストラ、ウルトラマン80、ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイア、ウルトラマンアグル、ウルトラマンコスモス、ウルトラマンジャスティス、ウルトラマンレジェンド、バルタン星人、ゴモラ、ダダ、ゼットン、キングジョー、グドン、ツインテール、ベムスター、バキシム、エースキラー、エースロボット、タイラント、マグマ星人、レッドキング、もうそうウルトラセブン、ゴルザ、イーヴィルティガ、レイキュバス、ニセウルトラマンダイナ、ガンQ、グローカービショップ

以上のキャラクターの中で個人的に注目したのが、アストラとウルトラマン80、そして「もうそうウルトラセブン」です。アストラと80先生がゲームに登場してくれる上、自分で操作できるとは嬉しい限りです。「もうそうウルトラセブン」はウルトラマン80が戦った敵で、暴走族を恨む少年の心がウルトラセブンの人形に乗り移って巨大化したものです。エメリウム光線を使うほか、少年が得意としていたサッカーを応用したキック技を得意としています。

そのほか、マグマ星人が攻撃の際に呼び出すレッドギラス・ブラックギラス、敵としてのみ登場のシルバーブルーメなどなど、色んな要素がいっぱいです。原作にアレンジを加えつつ再現したウルトラモードは面白く、マグマ星人に苦戦するセブンを助けにレオが現われてきりもみキックを放ったり、ウルトラマンを倒したゼットンをゾフィーで倒してみたり、タロウがいる地球に向かおうとするタイラントをセブンやエースで食い止めることなどもできます。

ウルトラマンたちの技も豊富。例えば初代ウルトラマンで言えば、スペシウム光線や八つ裂き光輪はもちろんのこと、ケロニアを倒したウルトラアタック光線、レッドキング二代目を金縛りにしたウルトラエアキャッチ、ジャミラを倒したウルトラ水流、ゼットンに使用したキャッチリング、メフィラス星人に使用したスラッシュ光線など多彩な技が使えます。セブンならエメリウム光線だけで3種類あり、ウルトラノック戦法も使えます。

また、ウルトラマンの声や怪獣の鳴き声なども原作準拠で、戦闘シーンでは各ウルトラマンに関する原曲をアレンジしたBGMが流れます。ピンチになるとウルトラマンのカラータイマーは点滅を始め、その音は各ウルトラマンで異なります。「フォフォフォ」とお馴染みの声を披露するバルタン星人に対して、ウルトラマンタロウが「ストリウム光線」と叫んで必殺技を浴びせたりできるので、面白いです。

今、ウルトラマンFE3を非常に楽しんでいます。ただし、慣れるまでがなかなか大変で、苦労しましたが。

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2007年7月27日 (金)

ゾフィーVSブラキウム

2003年9/29~2004年10/1までの約1年間、テレビ東京系列で『ウルトラマンボーイのウルころ』という番組が放送されていました。毎週月曜~金曜の、朝6:40から6:45までの5分間に放送されていた帯番組です。

この番組は、M78星雲光の国(ウルトラの星)の小学生であるウルトラマンボーイが主役。いつか宇宙警備隊の隊員になって地球で活躍したいと思っているボーイが、歴代のウルトラ戦士や地球の特捜チームが怪獣や宇宙人と戦う映像をウルトラころせうむで見て、戦い方や地球のことを学ぶという構成になっていました。

毎回、ボーイに地球のことを教えてくれる先生として先輩ウルトラマンが登場していたのも特徴です。ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイア、ウルトラマンアグルといった平成ウルトラマンの出番が多かったのですが、初代ウルトラマンとウルトラセブンも先生として出演していました。

以上の先輩ウルトラマンたちの中で、ボーイは何故かウルトラマンアグルだけ「アグルさん」とさん付けで呼び、他のウルトラマンは呼び捨てでした。理由は全く不明です。それからボーイにとって、光の国の王女ユリアン(『ウルトラマン80』で初登場)が憧れのお姉さん的存在だそうです。

ところで、ウルトラマンボーイがウルトラ戦士の戦いを学ぶ際に見ていた映像は、基本的に旧作のものを使っていた(ウルトラシリーズの外伝とも言うべき『アンドロメロス』の映像まで使っていた)のですが、たまに新撮の映像が流されることがあり、多くのウルトラファンを喜ばせました。『ウルトラファイト』の再来とまで言っていた人もいます。

例えば、ウルトラマンダイナがフック星人(『ウルトラセブン』に出てきた宇宙人)およびレイビーク星人(『ウルトラマンティガ』に出てきた宇宙人)と戦い、ダイナが苦戦しているところに何とウルトラマンエースが登場。エースの助言を受けたダイナが見事2大宇宙人に勝利するといった、新規撮影映像がたまに見られたのです。地球侵略の相談をしていたバルタン星人とマグマ星人が喧嘩を始めるなんて面白いものもあります。

そのような新規撮影映像の中で私がもっとも楽しんだのが、宇宙警備隊の隊長にしてウルトラ兄弟の長男でもあるゾフィーの戦いです。まだ『ウルトラマンメビウス』放送前でしたから、ゾフィーの新たな戦いをテレビで見ることができたのをだいぶ喜んだ記憶があります。そんなゾフィーの相手は、ブラックホール怪獣ブラキウムでした。

ブラキウムは腹でブラックホールを作り出して何でも吸収してしまう能力を持っているらしく、いわばベムスターの強化版のような強敵。さすがのゾフィーも大苦戦です。そこに『ウルトラマンティガ』の特捜チームGUTSの戦闘機が現われ、ゾフィーを援護した後、ゾフィーは渾身のウルトラ霞斬り(初代ウルトラマンがジラースを倒した必殺技)を放ち、ブラキウムを撃退しました(ただし、ブラキウムは死んでいません)。

なかなか楽しめるゾフィーの戦いだったのですが、実はDVD化されています。『ウルトラマンボーイのウルころ ウルトラころせうむ 究極!スーパーバトル入門』(バンダイビジュアル)というDVDで、ゾフィーとブラキウムの戦闘を見ることができます。

ところで、ここを読んでいるウルトラファンの中にも、ブラックホール怪獣ブラキウムの名前を聞き慣れない方がいるのではないでしょうか。それもそのはずで、ブラキウムが初めて登場した作品は、全国のプラネタリウムでスライド上映のような形で上映された『ウルトラマン プラネタリウム特別編』という作品です。この作品の存在を知っている人の方が稀でしょう。

このプラネタリウム作品に登場するブラキウムはバルタン星人の手下で、プラネタリウムですから当然宇宙空間を舞台に、初代ウルトラマンと戦いました。ゾフィーと同じく、ウルトラマンも苦戦。何せ、ブラキウムはブラックホールを作り出せるので、スペシウム光線も通用しないのです。そこに、ウルトラ超戦士のウルトラマンネオスとウルトラセブン21が駆け付け、3人でブラキウムとバルタン星人を倒すというお話です。コチラのHPで、もう少し詳しいあらすじを画像付きで見ることができます。

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2007年7月15日 (日)

ウルトラの星の王女ユリアン

M78星雲ウルトラの星(光の国)には、意外なことに王族がいるらしいです。何故なら、TVシリーズ『ウルトラマン80』で初登場したウルトラの女戦士ユリアンは、ウルトラの星の王女、または王族の娘と設定されているからです。

しかし、ユリアン以外の王族の実態は不明です。ウルトラマンキングという存在が、その名前ゆえに誤解されてしまうことがありますが、彼はウルトラの星の王様というわけではありません。ウルトラ族の伝説の超人で、王族ではないのです。「ウルトラマンキング」という名前は地球での呼び名だと、『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』の中でキング自身が語っています。

そのユリアンは、『ウルトラマン80』第43話で初登場。ただし、このときは地球人の姿のみの登場で、本来のウルトラ族の姿を見せてくれるのは、第49話まで待たねばなりません。地球での仮の姿はUGMの準隊員・星涼子。ブライトブレスレットを使ってユリアンに変身します。

ユリアンは、侵略星人ガルタン大王に追われて地球にやってきます。ガルタン大王は、かつてウルトラの星を侵略しようとして、逆に自分の息子をウルトラ一族に倒されてしまい、ウルトラ一族への復讐を企んでいたそうです。逆恨みもいいところですが、ともかくそれゆえにユリアンを襲ってきたわけです。

さて、ユリアンは女戦士とは言うものの、まともに戦っている姿が見られるのは『ウルトラマン80』第49話だけです。続く第50話(最終回)では、戦うことなく80と一緒にM78星雲に帰ってしまいました。そのため、ユリアンの戦闘能力が実際どれほどのものなのかわかりません。しかし49話では、80の必殺技(サクシウム光線とバックルビーム)が通用しない強敵(プラズマ&マイナズマ)を、80との合体技ウルトラダブルパワーで葬っているので、それなりに強いのかもしれません。

ユリアンは『ウルトラマンメビウス』第1話にも登場。ウルトラの父の命令で地球に向かうメビウスを、ウルトラマンレオ、アストラ、ウルトラマン80と一緒に見送りました。『メビウス』でのユリアンの登場はそれっきりで、再登場はしませんでしたが、『ウルトラマンメビウス超全集』や『ウルトラマンメビウス アーカイブドキュメント』には、現在のユリアンが銀十字軍に所属しているとの記述があります。これは、『ウルトラマン80』での初登場時にはなかった設定です。銀十字軍とは、ウルトラの母が隊長を務める看護部隊。要するに、今のユリアンはウルトラの母の部下にあたるわけですね。

ユリアンは非常にマイナーですが、貴重な女性ウルトラ戦士ということで、私は結構好きだったりします。着ぐるみが制作されているウルトラマンに限定すると、女性はウルトラの母とウルトラウーマンベス(アニメ作品『ウルトラマンUSA』に登場した女性戦士、詳しくはコチラ)、そしてユリアンの3人しかいませんからね。着ぐるみが制作されていないウルトラ戦士も含めれば、アニメ作品『ザ☆ウルトラマン』に登場した、ウルトラマンジョーニアスの妹であるアミアなどがいますが。

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2007年7月 4日 (水)

アストラは実は強い

アストラはウルトラマンレオの双子の弟で、ウルトラ兄弟の一員。故郷の獅子座L77星がマグマ星人に襲撃された際、兄のレオとはぐれて、マグマ星人に捕らわれて捕虜にされていた過去を持っています。そんなアストラを助けたのが、ウルトラ族の伝説の超人・ウルトラマンキングでした。

アストラの左足についている鎖はマグマチックチェーンと言って、ウルトラマンキングの力をもってしても外すことができなかった、マグマ星人の特殊な鎖です。要は捕虜にされていたときの名残というわけですね。

ところで、このアストラですが、実は兄のウルトラマンレオよりも強いのではないかと思ってしまうぐらい、高い戦闘能力を有しています。『ウルトラマンレオ』第38・39話で、ババルウ星人に氷付けにされてしまったことや、兄のレオが最初は未熟な戦士だったことなどから、アストラに弱いイメージを持つ人もいますが、実はかなり強いです。

ババルウ星人に氷付けにされたこと以外では、いつもレオのピンチに駆け付け、レオが苦戦していた強敵を蹴散らす大活躍を見せてくれます。レオとの合体技・ウルトラダブルフラッシャーはもちろん強いのですが、アストラ単独でも強いのです。

『ウルトラマンレオ』第46話でアストラは、円盤生物ハングラーに苦戦するレオを助けに現われます。このときのレオは負傷していたこともあって、絶体絶命のピンチでした。そこに颯爽と現われたアストラは、ウルトラリダクションという技で身体をミクロ化させてハングラーの体内に侵入、内部から爆発させるという荒業で、あっと言う間にハングラーをやっつけてしまったのです。

ハングラーは、負傷していたとは言えレオを苦戦させた強敵。そのハングラーをものの数秒で片付けてしまったのですから、アストラを「レオより強いかもしれない」と思っても、あながち的外れではないでしょう。

そんなアストラは『ウルトラマンレオ』第39話で、兄のレオと共に、ウルトラマンキングからウルトラ兄弟入りを許されました。アストラがウルトラ兄弟の仲間入りをしたことは『ウルトラマンレオ』劇中でしっかり語られ、現在の公式設定でもアストラは正式にウルトラ兄弟の一員ということになっているのですが、どうもウルトラ兄弟が勢ぞろいしたときに、「アストラだけいない」状態が少なくありません。

例えば、『ウルトラマンメビウス超全集』の表紙には、アストラを除くウルトラ兄弟(ウルトラマンメビウスと、ゾフィーからウルトラマン80まで)とウルトラの父が載っています。ウルトラ兄弟の一員なのに、1人だけ表紙に載せてもらえないアストラが不憫です。そんな風に、アストラはほかのウルトラ兄弟に比べて扱いが悪い・小さいことが少なくないんですよね。恐らく、主役の番組を持っていないことに加えて、同じく主役の番組がないゾフィー兄さんに比べて、人気や知名度がないことが主な原因でしょう。地味な印象は否めませんしね。

しかし、ウルトラマンレオに勝るとも劣らない迫力で怪獣を蹴散らすアストラの姿を見て以来、私はアストラのことが好きです。アストラがウルトラ兄弟のほかの面子と同等の扱いを受けられるように、アストラを応援したいと思っています。頑張れ、アストラ!!

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2007年6月29日 (金)

ウルトラ兄弟の人数

「ウルトラ兄弟」という言葉が、ウルトラマンシリーズの劇中で初めて使われたのは、『帰ってきたウルトラマン』の最終回です。『帰ってきたウルトラマン』の最終回において、敵のバット星人の口から、ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマンの4人が「ウルトラ兄弟」だと語られました。

その後、『ウルトラマンA(エース)』の第1話で、上記の4人に加えてウルトラマンエースが登場し、「ウルトラ5兄弟」と呼ばれるようになります。

続く『ウルトラマンT(タロウ)』では、さらにウルトラマンタロウが加わって、「ウルトラ6兄弟」が確立されます。「ウルトラ6兄弟の歌」というものが作られているぐらいなので、「ウルトラ兄弟」という言葉を聞いて、ゾフィーからタロウまでの6兄弟を思い浮かべる人も多いでしょう。そのためか、昨年に公開された映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』でも、タロウまでの6兄弟が登場しました。

しかし、続く『ウルトラマンL(レオ)』で、ウルトラマンレオと弟のアストラが、ウルトラマンキングからウルトラ兄弟の一員に加わることの許可が出ていることは、特撮ファンでも意外に見逃している場合が多いようです。レオに変身するおおとりゲンが、「お~い、アストラ~、俺たちはウルトラ兄弟になったんだぞ~」と喜ぶ姿は印象深いです。ということで、レオとアストラもウルトラ兄弟の一員です。

そして、『ウルトラマンL(レオ)』最終回から5年後の『ウルトラマン80』では、ウルトラ兄弟候補生としてウルトラマン80が地球にやってきます(ただし、劇中では「ウルトラ兄弟候補生」と明確に語られるシーンはありません)。『ウルトラマン80』の劇中では、80が最終的にウルトラ兄弟の一員になれたのかどうか描写されていませんが、『ウルトラマンメビウス』において、80もウルトラ兄弟の一員である描写がなされました。ここまでで、ウルトラ兄弟は9人です。「ウルトラ兄弟」と言えばタロウまでの6兄弟というイメージが強い人には、若干の違和感があるかもしれませんね。

しかし、タロウまでの6兄弟だけをウルトラ兄弟だと思っていて、レオや80をウルトラ兄弟だとは思っていない人がいることにも、それなりの理由があります。「ウルトラ6兄弟の歌」があるように、タロウまでの「ウルトラ6兄弟」というイメージが強烈であることが、まずは挙げられるでしょう。

ほかに、テレビシリーズとはパラレルな世界観で描かれた映画『ウルトラマンZOFFY』(1983年)や『ウルトラマン物語』(1984年)などで、レオと80は「ウルトラ兄弟以外の戦士」として紹介されていることも、要因の1つでしょう。『ウルトラマンZOFFY』ではゾフィーが、『ウルトラマン物語』ではウルトラの父が、レオや80を「ウルトラ兄弟以外の戦士」と呼んでいます。しかし、これらはテレビシリーズとは異なる世界観で描かれた作品なので、除外して考えるべきでしょう。

テレビシリーズを見る限り、レオとアストラは正式にウルトラ兄弟入りを認められていますし、80も『ウルトラマンメビウス』において、兄弟入りしていることが確認されました。そして、ウルトラ兄弟の意志を継ぐべく地球にやってきたメビウスも、ウルトラ兄弟の仲間入りをしています。現在は、これらのテレビシリーズに準拠して「ウルトラ兄弟」が考えられています。

こうしてみると、ウルトラ兄弟は、ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンレオ、アストラ、ウルトラマン80、ウルトラマンメビウスの10人と考えるのが妥当なところのようです。『ウルトラマンメビウス超全集』などでも、そう書かれています。レオとアストラ以外の兄弟はM78星雲光の国(ウルトラの星)出身であるのに対し、レオとアストラだけが獅子座L77星の出身です。

『ウルトラマン80』で初登場し、『ウルトラマンメビウス』第1話にもチラッと登場した、ウルトラの星の王女ユリアンや、『ウルトラマンメビウス』で活躍したウルトラマンヒカリは、厳密にはウルトラ兄弟の一員ではないと考えた方が良さそうです。

また、『ウルトラマンメビウス』の世界観とは異なる世界観で活躍した、M78星雲光の国出身のウルトラマンたちがいます。ウルトラマングレートやウルトラマンパワード、ウルトラマンネオスやウルトラセブン21などです。彼らも、ウルトラ兄弟として考えるのは妥当ではなさそうです。

メディアなどでは、ウルトラマンをすべて「ウルトラ兄弟」として紹介する場合がありますが、それは間違っていると言わざるを得ません。『ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』の公開時、テレビのニュースで「ダンゴ3兄弟」に因んで「ウルトラ3兄弟」として紹介していましたが、あまりに不正確です。

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2007年6月14日 (木)

ウルトラマンヒカリとウルトラマンアグル

『ウルトラマンメビウス』には身体のラインの色が青い、ウルトラマンヒカリが登場していました。ヒカリは、M78星雲から来たウルトラマンとしては、初めての青いウルトラマンということになります。

ただ、M78星雲とは設定上関係がない、平成のウルトラ作品には、青いウルトラマンが登場していました。例えばウルトラマンティガは、普段は赤いラインと紫のラインからなる身体(マルチタイプ)ですが、戦いの状況に応じて紫ラインのスカイタイプにタイプチェンジして戦っていました(赤いライン一色のパワータイプもあります)。まぁ、ティガの場合はあくまで紫であって、厳密には青ではないのですが、それでも従来のウルトラマンにはなかった特徴でしょう。

ウルトラマンダイナは、普段は赤と青のラインで構成されるフラッシュタイプと呼ばれる身体ですが、ティガと同様に、戦いの状況に応じてストロングタイプとミラクルタイプにタイプチェンジし、ストロングが赤いライン、ミラクルは青いラインの身体でした。

ウルトラマンコスモスもタイプチェンジして戦うウルトラマンですが、ティガやダイナと違って、青いラインだけで赤いラインを持たないルナ・モードが通常の状態だったという点が特徴的です。青いルナ・モードから、赤いラインを持つコロナ・モードなどにモードチェンジして戦います。

ウルトラマンネクサスにも、ジュネッス・ブルーという形態がありますね。

しかし、それらのウルトラマンよりも、ウルトラマンヒカリの設定やキャラクターに影響を与えていると思われるのが、『ウルトラマンガイア』に登場したウルトラマンアグルです。『ウルトラマンガイア』という作品には、赤いラインのガイアと、青いラインのアグルという2人のウルトラマンが登場し、アグルは劇中でも「青いウルトラマン」と呼ばれることが多かったのです。『ウルトラマンメビウス』における、赤いラインのメビウスと青いラインのヒカリのタッグに似ていますね。

『ウルトラマンガイア』は、こんな話です。「根源的破滅招来体」という、地球を破滅に導く存在が現われることが明らかになり、地球自身が高山我夢と藤宮博也に光の力を授け、その光によって2人はそれぞれガイアとアグルとしての能力を得ました。ただ、ガイア(我夢)とアグル(藤宮)には「ウルトラマンとは何か」という考え方において決定的な違いがありました。我夢がウルトラマンを、「地球と人間たちを守る存在」と考えたのに対し、藤宮は「ウルトラマンは地球を守るもの」で、「愚かな人間たちまで守る義務はない」という考えでした。

そのため、ガイアとアグルは協力して戦うこともありましたが、人間たちを守ろうとすると地球にピンチが迫るような状況では、ガイアとアグルは対立しました。例えば、「この怪獣を今倒さなければ地球は危ない。でも、ここで倒したら大爆発が起きて人間たちも危ない」というような状況では、どうしたらいいのか迷うガイアと、お構いなく怪獣を倒そうとするアグルが対照的でした。この点、メビウスと、復讐に囚われてハンターナイト・ツルギになってしまったウルトラマンヒカリの対立が、ガイアとアグルのイメージに重なる印象を私は受けました。

また、『ガイア』の中盤で自分の考えの過ちを悟った藤宮(アグル)は、戦うことを放棄して、我夢(ガイア)に自分の光の力を託し、どこかに消えていきました。それによって、ガイアはパワーアップしますが、メビウスがヒカリのナイトブレスの力でパワーアップしたのと少し似ていますね。『ガイア』の後半で藤宮は再登場。戦う意味を取り戻した藤宮は再び地球から光を授かり、アグルとして復活します。

私だけかもしれませんが、ウルトラマンヒカリの設定・キャラクターは、アグルの存在に影響を受けていると感じています。少なくとも、メビウスとヒカリが戦う姿は、ガイアとアグルが戦う姿を想起させました。

ところで面白いことに、ウルトラマンヒカリに変身するGUYSのセリザワ隊長を演じた石川真氏は、『ウルトラマンガイア』にも特捜チームXIG(シグ)の隊員役で登場しているということです。XIGは他のウルトラ作品の特捜チームとは異なって大所帯で、任務の内容や状況に応じて空軍チームの「チーム・ライトニング」や「チーム・ファルコン」(石川氏はこのチームの塚守隊員役)が出撃したり、陸戦部隊の「チーム・ハーキュリーズ」が出撃したり、救助部隊の「チーム・シーガル」が出撃するという体制になっていました。

そのため、石川真氏は『ウルトラマンガイア』に毎回登場していたわけではありません。しかしそれでも、石川氏が「青いウルトラマン」の先駆たるウルトラマンアグルが活躍していた『ウルトラマンガイア』に出演し、その後自らも「青いウルトラマン」ことウルトラマンヒカリに変身したのは、何とも印象深いことでした。

また、セリザワ隊長(ウルトラマンヒカリに変身)を演じた石川真氏と、藤宮博也(ウルトラマンアグルに変身)を演じた高野八誠氏は、どちらも仮面ライダーを演じた経験があるという点で共通点があります。ヒカリの石川氏はビデオ作品『真・仮面ライダー序章』で仮面ライダーシンに変身する風祭真を演じ、アグルの高野氏は『仮面ライダー龍騎』に登場する仮面ライダーライア・手塚海之と、映画『仮面ライダー THE FIRST』において仮面ライダー2号・一文字隼人を演じているのです。

要するに、ウルトラマンヒカリとウルトラマンアグルは、どちらも赤いウルトラマンとタッグを組んで活躍し(その前に対立がある点でも共通)、ヒカリに変身する役者さんはアグルが活躍した『ウルトラマンガイア』にも出演していて、そしてヒカリの役者さんもアグルの役者さんも、どちらも仮面ライダーとしての顔も持っているということです。

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2007年6月 5日 (火)

初代ウルトラマンとウルトラマンティガの共闘

昨年はウルトラマン誕生40周年を記念して、テレビで『ウルトラマンメビウス』が放送されました。その10年前の1996年には、30周年を記念して『ウルトラマンティガ』がテレビで放送されています。

この『ウルトラマンティガ』という作品は、それまでのウルトラ兄弟を中心とするM78星雲の世界観・設定とは切り離される形の物語になっていて、ティガもM78星雲の出身ではありません。しかし、ウルトラマン30周年ということもあって、第49話には、特別に初代ウルトラマンが登場しています。サブタイトルは「ウルトラの星」です。私は非常に好きな話です。以下、『ウルトラマンティガ』第49話の大まかなストーリーを、若干の感想を交えながら記してみます。

ある日、街で怪獣を探す不審な男がいました。その男は子供に教えられて、円谷プロダクションに行きます。男は、「怪獣バイヤー・チャリジャ」を名乗り、特撮の神様・円谷英二監督に会いたいと、円谷プロの専務に向かって言います。しかし、円谷英二監督はすでに亡くなっている人。チャリジャと応対した円谷プロの専務は、半ば冗談交じりに「1965年に行けば、円谷英二監督に会える」と、笑いながらチャリジャに教えたのです。

それを聞いたチャリジャは外に出て、カバンの中の謎の機械を操作し始めました。すると、チャリジャは突然消えてしまったのです。特捜チームGUTSのダイゴ隊員(ウルトラマンティガ)は、その一部始終を目撃していました。ダイゴはGUTSの本部に戻り、不思議な出来事について報告します。

ダイゴの報告を聞いていた、GUTS隊員の中で一番若いヤズミ隊員は、「誰なんですか、その円谷英二って人?」と隊員たちに向かって質問。そこへちょうど、サワイ総監がやってきて、「おいおい、円谷英二を知らないのか」と言いながら、ゴジラやモスラを生み出した円谷英二監督について語ります。

一方のチャリジャは、何と1965年の円谷プロにタイムスリップしていました。「怪獣を売ってくれ」と円谷プロのスタッフに頼むチャリジャでしたが、相手にされません。その頃の円谷プロは、『ウルトラQ』の制作が後半に入ってきて、次回作の企画を練っていました(劇中で『ウルトラQ』とは明言されていませんが、ガラモンの着ぐるみやカネゴンの絵が登場しています)。次回作の企画を任されている脚本家の金城哲夫氏は、次回作を生み出すことに苦労していました。

現代では、本部への報告を終えたダイゴ隊員が、再びチャリジャが消えた場所へ戻ってきて、調査を続けています。すると、チャリジャが消えたあたりに空間の歪みが発生し、ダイゴはそこに吸い込まれてしまいました。そして、ダイゴも1965年の円谷プロにタイムスリップしてしまったのです。

ダイゴが円谷プロのスタジオに入っていくと、特撮番組の撮影をしていました。ダイゴは円谷一監督に、何故か「長野」という名前のスタッフに間違われ、撮影を手伝わされます(ダイゴを演じているのがV6の長野博氏なので、一種のお遊びでしょう)。そこに、役者の演技に注文をつけながらスタジオに入ってきた人物こそ、特撮の神様である円谷英二監督(もちろん、ご本人は亡くなっているので、役者の方です)。ナレーションで、「子供のような夢見る心の持ち主」と呼ばれます。

ダイゴは撮影中にチャリジャを発見、追跡して、ミニチュアセットの中で対峙。チャリジャに正体を尋ね、さらに円谷英二監督に付きまとう理由を聞くダイゴでしたが、チャリジャは教えません。チャリジャはダイゴに向けて光弾を発射するも避けられ、逆にダイゴの攻撃を受けそうになって、その場から消えてしまいました。

一方、新シリーズの脚本を懸命に書く金城哲夫氏でしたが、円谷一氏はイマイチ乗り気になれないようで、一向にOKを出してくれません。自分の才能に自信を失いかけた金城氏は、円谷英二に相談します。

円谷英二は金城氏を励ますため、「ウルトラの星」と呼ぶ不思議な赤い石を手渡します。円谷英二監督は金城氏に向かって、「宇宙人から貰ったんだ」と嬉しそうに言いますが、金城氏は「まさかぁ」と笑って信じません。そんな金城氏に対し、円谷英二は、ある日の晩のことを話し始めます。

ある日、寝付けなかった円谷英二は、竜ヶ森湖のあたりを散歩していました(『ウルトラマン』第1話で、ウルトラマンとベムラーが戦った場所です)。円谷英二はそこで、巨大な隕石が湖に落下するのを目撃します。円谷英二が湖に近付くと、湖のほとりに、銀色の異星人が立っているのを見つけます。

その異星人は、円谷英二に対して、「私はウルトラマン。M78星雲から来ました」と語り、湖に怪獣を沈めたことを教えます。そして、「ウルトラマン」と名乗った異星人は、友情の印として、「ウルトラの星」という赤い石を円谷英二に渡し、空の彼方に飛び去っていきました。そんな話を、円谷英二は語ります。つまり、円谷英二が金城哲夫氏を励ますために渡した石は、「ウルトラマン」と名乗った異星人がくれたものだったのです。

その話を盗み聞きしていたチャリジャは、喜び勇んで竜ヶ森湖に向かいます。ウルトラマンが湖に沈めた怪獣こそ、チャリジャが探していた怪獣だったのです。チャリジャの力によって、竜ヶ森湖の中から復活する怪獣ヤナカーギー。その姿は、『ウルトラマン』に登場したベムラーとギャンゴを足したような雰囲気です。また、ヤナカーギーの肩書きが『ウルトラマン』最終回に登場したゼットンと同じく「宇宙恐竜」になっているのも、注目ポイントでしょう。

チャリジャも宇宙人としての正体を現わし、ヤナカーギーに破壊活動を行わせます。それを見かけたダイゴは、スパークレンスでウルトラマンティガに変身し、ヤナカーギーに挑みます。そこへ駆け付けた円谷英二は、瞬時にティガを「正義のヒーロー」だと認識し、ティガを応援します。

ところが、チャリジャが「宇宙一の暴れん坊」と呼ぶヤナカーギーは手強く、ティガは大苦戦。ヤナカーギーはティガの身体を押さえつけて、ティガのエネルギーを吸い取ろうとし始めました。ティガのカラータイマーが赤く点滅を始めます。危うし、ウルトラマンティガ!

そのとき、円谷英二監督の熱い想いが、オーラとなって奇跡を呼びました。円谷監督の身体から光が溢れ、その光は赤い球体の姿となって、ヤナカーギーを攻撃します。たまらず倒れるヤナカーギー。謎の赤い球体に救われたティガが、その球体を見ると、球体はまばゆい光を放ち、ティガと同じような銀色の巨人が出現。驚くティガ。その銀色の巨人こそ、円谷英二に「ウルトラの星」を渡したウルトラマンだったのです。

ウルトラマンが登場したときに、科学特捜隊のハヤタ隊員がウルトラマンに変身するときの効果音が鳴り響き、登場後は「すすめ!ウルトラマン」のBGMが流れ、気分は盛り上がります。ウルトラマンの出現にはチャリジャもビックリ。それどころかチャリジャは、「ウルトラマン!!懐かしい~」と、視聴者の気持ちを代弁してくれました。

現われたウルトラマンは胸のカラータイマーに手を当てた後、その手をティガの方に向けると、その手からティガに向かって光が放たれました。すると、点滅していたティガのカラータイマーが青に戻り、ティガのエネルギーが回復したのです。それを見て、頷くウルトラマン。

起き上がったヤナカーギーに向けて、ティガは必殺のゼペリオン光線を発射。同時に、ウルトラマンも懐かしのスペシウム光線を発射。手強かったヤナカーギーも、初代ウルトラマンとウルトラマンティガの同時攻撃を受けてはたまらず、大爆発。それを見てがっくりしたチャリジャは、「ウルトラマン、また会おう」と捨て台詞を残して、どこかに消えていきました。

そして、歩み寄り、握手を交わす初代ウルトラマンとウルトラマンティガ。新旧ヒーローがお互いを認め合い、握手する、なかなか感動的な場面です。それを見上げる円谷英二の、何とも嬉しそうなこと。ティガと握手を交わしたウルトラマンは、空の彼方へと飛び去っていきました。それを感慨深げに見つめるティガ。

2人の正義のヒーローの戦いを目の当たりにした円谷英二は、「ヒーローが必要なんだよ、金城くん、ヒーローが必要なんだ」とつぶやきます。金城哲夫氏が円谷一氏にOKをもらえなかった次回作の脚本には、ヒーローが登場していなかったのです。ウルトラマンとティガの共闘を見た円谷英二は、そこにヒーローを加える必要性を悟ったのです。

一方の金城氏は、円谷英二に貰った「ウルトラの星」を近くに置きながら、次回作の執筆に励んでいました。その「ウルトラの星」には、ウルトラマンの勇姿が浮かんでいます。

場面は変わり、「『ウルトラ作戦第一号』、撮影開始するよ」という円谷一氏の声がスタジオ内に響きます。そうです、『ウルトラ作戦第一号』とは、『ウルトラマン』第1話のサブタイトル。ウルトラマンから円谷英二を経由して授けられた「ウルトラの星」に励まされた金城哲夫氏は、『ウルトラマン』という作品を生み出したのでした。

エンディングでは、その『ウルトラマン』の名場面が流れます。そして現代では、怪獣出現の知らせを受けたGUTSが出動。そのとき、ダイゴ隊員はふと思います、「あのウルトラの星はどうしたんだろう、僕も、もっともっと力がほしい」と。そのとき、空に輝く光がありました。「ウルトラの星は、皆におおきな勇気と力を与えるため、いつも空の彼方で瞬いている」というナレーションが入り、ダイゴの乗ったGUTSウイングが、円谷プロの上空を飛行していきます。

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2007年6月 1日 (金)

スパイダーマン3

先日、映画『スパイダーマン3』を見てきました。1作目はレンタルビデオで見て、2作目は映画館で見て、そして待ち望んでいた3作目でした。全体的に面白かったのですが、2作目が個人的にかなり良かった分、3作目への期待が必要以上に大きくなってしまったのか、残念だった点がいくつかありました。以下、ネタバレを含みつつ、若干の感想を述べていきます。

まず、全体的に詰め込みすぎな印象があります。以下の4点が話の本筋に影響してきますが、それらすべてをうまく解決させるのは、なかなか難しかったのではないかと思います。

①スパイダーマンとして賞賛を浴びて調子に乗るピーターと、女優としての力量を酷評され舞台を降ろされたMJとの心のすれ違い
②ピーターが自分の父親を殺したのだと誤解する、親友ハリーとの戦いと和解
③ピーターのおじさんを殺した真犯人と疑われたサンドマンとの戦い
④宇宙からやってきた強敵ヴェノムとの戦い

上記のような色んな要素がありながらも、全体的にまとまっている感じはします。しかし、そのために強引とも思える展開や、「それでいいのだろうか」と思える描写も多く、納得できない面が少なくなかったことは事実です。

個人的には、サンドマンはいなくても良かったのではないかと思っています。サンドマンと彼の家族の話はスパイダーマン本人には直接関係がありませんし、今更おじさん殺しの件を蒸し返さなくても良かったのではないかと感じるからです。

何より、ラストでスパイダーマンがサンドマンを許してしまいましたが、それで良かったのでしょうか。彼がおじさんを殺したわけではなかったとしても、泥棒・強盗の類の犯罪を何度もやっていたことは否定できません。サンドマンにしてみれば娘の病気を治すためということになるのでしょうが、だからと言って盗みをしていいはずがありません。スパイダーマンは、そこを追及しても良かったと思います。

いや、そこまでやっていると面倒になるので、だからこそサンドマンは必要なかったのではないかと感じるのですが。また、サンドマンが誕生した実験施設の職員は、施設の異常を認識していながら「鳥だろ。飛んでいくさ」などと呑気なことを言って実験を強行していましたが、あれもどうかと思いました。そもそも、あれは何の実験施設だったのでしょうか…。

ハリーの執事は、ハリーの父親を殺したのがピーターではないと知っていたならば、もっと早くハリーに教えてやるわけにはいかなかったのでしょうか。そうすれば、ピーターとハリーが無駄に戦う必要もなかったと思いますが。

それに、ハリーには死んでもらいたくなかったです。できることなら彼には、ピーターとMJが結婚したときに、2人を祝福してほしかったと思いますが、たとえ続編があったとしてもそれが叶わぬことになってしまい、残念でした。

そもそも、ピーターとMJには結婚にまで至ってほしかったです。冒頭のハリーとの戦いで、ピーターは必死に指輪を落とすまいと頑張っていましたので、何とかラストでピーターとMJが結ばれるようなラストにしてほしかったです。もちろん、ハリーも生きて祝福するという形で。2作目を見た後、3作目に期待していたのは、そのような展開でした。

しかし、実際には色んな要素を詰め込みすぎた結果、ハリーも死に、何となくまだまだ結婚どころではないような感じの終わり方になってしまったのが残念でした。

ともあれ、色々と不満点はあったものの、それは2作目を見て、自分の中での期待が膨らんでしまって、自分が期待していたものと異なる展開になっていたからです。全体的には楽しめましたし、アクションシーンもさすがの迫力です。

ところで、私はピーターが住んでいるアパートの、大家の娘アースラが前作のときから好きなのですが、ネット上の評判を見る限り、同様の感想をお持ちの方も少なくないようですね。私だけではなくて、ちょっと安心しました。

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2007年5月16日 (水)

ウルトラマンメビウス超全集

今年3月末、個人的に大好きだった『ウルトラマンメビウス』の放送が終わってしまいました。久々にウルトラ兄弟を大きくクローズアップさせた作品だけに、すでにウルトラマンを「卒業」していたはずの人々の中にも、『メビウス』に注目する人は少なくなかったようです。

そして、明日5/17に、小学館から『てれびくんデラックス ウルトラマンメビウス超全集』が発売されます。「40周年記念番組の全てがわかる」という謳い文句です。価格は1,260円(税込)。

「てれびくんデラックス」という部分に子供向けの要素を強く感じて敬遠される方もいるかもしれませんが、このシリーズは大人も満足できる充実した内容となっている場合が多いようですので、今回も期待できると思います。実際、『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の超全集は、充実した内容でした。

例えば、監督・特技監督のインタビューが掲載されていたり、豊富なデザイン資料も収録されているそうです。これらは、どちらかと言えば、子供よりも大人の方が楽しめるものではないでしょうか。子供向け要素が強そうなものと言えば、付録として『ウルトラ兄弟ひみつ図鑑』なるものが付いてくるそうですが、これもウルトラ兄弟に興味があれば、大人だろうと子供だろうと楽しめると思います。

私はこの書籍によって、ウルトラマンメビウスとウルトラ兄弟の活躍を振り返りたいと思っております。

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2007年4月28日 (土)

ウルトラセブン21

私の好きなウルトラマンの1人に、「ウルトラセブン21(ツーワン)」がいます。ウルトラ兄弟と同じくM78星雲光の国出身で、ゾフィーが隊長を務める宇宙警備隊の一員です。宇宙警備隊の中でも、宇宙保安庁という部署に所属しています。宇宙保安庁は、昔のウルトラマン関連書籍に、初代ウルトラマンの実の父親が長官を務めているとの設定が記されていた組織です。

セブン21の初登場は、1995年。『ウルトラマンネオス』のパイロット版フィルムに登場し、ネオスと一緒に、脳魂宇宙人ザム星人および宇宙鉱石怪獣ドレンゲランと戦いました。ウルトラセブン21の「21」は、21世紀の新ヒーローという意味と同時に、パイロット版フィルムが制作された1995年の時点で、セブン21が21人目のウルトラヒーローだという意味を併せ持っています。

また、セブン21の容姿は名前の通り、ウルトラセブンによく似ています。必殺のヴェルザード(別名:21スラッガー)も、ウルトラセブンのアイスラッガーを彷彿とさせる武器です。

パイロット版『ネオス』の映像の一部は、バンダイビジュアルから発売された『ウルトラマンワールド 決定版!ウルトラヒーロー』(ばっちしVシリーズ)などのビデオに収録されています。このビデオは初代ウルトラマンからウルトラマンネオス・ウルトラセブン21に至る21人のウルトラマンを一人ずつ紹介したものですが、各ウルトラマンの名前がウルトラサインで表示されるため、非常に面白いです。

パイロット版『ウルトラマンネオス』はTVシリーズ化に向けて制作されたものです。しかし、『ネオス』のTV化企画は頓挫し、実際にTVシリーズとして放送されたのは、M78星雲光の国が関係しない『ウルトラマンティガ』でした。そのため、ウルトラマンネオスとウルトラセブン21はしばらくの間、TV作品や映画などへの出演経験がない幻のウルトラマンとして、ショーなどでのみ活躍する時代が数年間続きました。

その後、2000年になって、ついに『ウルトラマンネオス』が全12話の新作としてビデオで販売されました。ウルトラセブン21はネオスをサポートするために、たびたび登場します。あるときはネオスとのタッグマッチ、またあるときは、ネオスが巨大化して戦っている間に別の場所で人間サイズでの戦いを展開したりと、多彩な魅力を見せてくれました。

また、セブン21の特徴として、登場するたびに変身する人間が異なるということが挙げられます。セブン21はウルトラセブンと同様に、自ら人間の姿に変身しているタイプですが、あるときは少女、あるときは外国人男性と、ネオスでさえセブン21の正体を見抜けないほどの変幻自在な能力を見せてくれます。

ビデオ版の『ウルトラマンネオス』には、ウルトラ兄弟の長兄でセブン21の上司でもあるゾフィーも登場します。そのため、M78星雲光の国のウルトラマンが好きな人にはなかなか見逃せない作品で楽しいです。ただ、1つ残念なのは、世界観が「今まで怪獣が出現したことのない地球」と設定されていたことです。そのため、ゾフィーは登場しますが、物語の舞台は過去にウルトラ兄弟が活躍した地球とは異なります。

個人的には、『ウルトラマンメビウス』のように、過去の作品との設定的つながりを持たせてほしかったです。それが無理ならせめて、過去の作品とつながっているのかどうか、曖昧な形に描いてもらいたかったです。しかし、ビデオ版『ウルトラマンネオス』の第1話は、地球人と怪獣のファーストコンタクトとして話が展開され、現われたネオスを見た地球人は「過去に地球を救ってくれたウルトラマンの仲間」とは認識せず「巨人」と呼んでいることなどからも、過去の作品とのつながりは明確に否定されてしまっています。

私は1995年のパイロット版の頃からウルトラマンネオスとウルトラセブン21、特にセブン21が大好きでした(私が元々、ウルトラセブンやウルトラマンタロウ系のデザインが好きだったことが大きいです)。ネオスが宇宙警備隊の勇士司令部所属、セブン21が宇宙警備隊の宇宙保安庁所属と設定され、M78星雲からやってきた久々の新ヒーローとして、期待を抱かせてくれたからです。それだけに、ビデオ版はゾフィーまでが登場しながらも、旧作との関連が否定されていて残念な気持ちを味わいました。

しかしながら、ウルトラセブンを彷彿とさせるウルトラセブン21は、魅力的なウルトラヒーローだと思います。M78星雲光の国出身で、宇宙警備隊の宇宙保安庁に所属しているという設定も、かつてウルトラ兄弟の活躍に酔いしれた世代の人々にも、受け入れやすい設定ではないでしょうか。

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2007年4月17日 (火)

『ウルトラマンメビウス』第1話を見返して

3月末で、毎週楽しんで視聴していた『ウルトラマンメビウス』が最終回を迎えてしまいました。とても寂しい気持ちなので、今は、以前に録画した『ウルトラマンメビウス』のビデオを時間のあるときに見ている日々です。

『ウルトラマンメビウス』は、第1話の冒頭からウルトラの父が登場するという嬉しい始まり方だったのですが、見返してみると、色々と感慨深いシーンやセリフが多いです。その中で、第1話でもっとも印象的だったのが、メビウスが登場したところを目撃した親子の、以下の会話。

子供「あれ、パパが言ってた」
父親「ああ、ウルトラマンだ」

上記のセリフは、かなり感慨深いセリフでした。

ウルトラマン80が地球を去ってから、25年間、地球に怪獣は現われなかったという設定で、『ウルトラマンメビウス』第1話は始まります。しかしながら、過去に初代ウルトラマンやウルトラセブン、ウルトラマンレオなどのウルトラ兄弟が活躍していた地球が舞台になっているのです。そのウルトラマンも25年間現われていなかった世界が舞台の『メビウス』第1話においては、ウルトラマンも伝説の存在扱いです。

「ああ、ウルトラマンだ」と喜ぶ父親のセリフは、ウルトラマンという存在が人々に確実に認知されている世界で、なおかつウルトラマンが久々に出現した状況でしか、ありえないセリフだったと思います。25年間ウルトラマンは現われなかったので、子供のほうはウルトラマンのことをよく知りません。だから、子供は父親に確認し、父親は昔地球を守ってくれたウルトラマンの姿を思い出して、確信を持って「ああ、ウルトラマンだ」と言ったのでしょう。

だからこそ、親子のやり取りが、『メビウス』の世界観でしか見られないような絶妙な会話だと感じられ、印象に残ったのです。

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2007年4月 5日 (木)

ウルトラマンメビウス 最終回

1年間楽しんだ、ウルトラマンシリーズ生誕40周年記念番組『ウルトラマンメビウス』も、先週の土曜日に最終回を迎えてしまいました。最終回(第50話)のサブタイトルは、「最終三部作Ⅲ 心からの言葉」です。遅くなりましたが、その感想などを綴ってみたいと思います。

さて、第49話のラストでウルトラマンヒカリが消え、GUYSのリュウ隊員が乗ったガンクルセイダーがエンペラ星人の攻撃で爆発してしまいました。今回はその続きから。リュウが死んだと思ったミライは、「よくも大切な人を~」と激しく怒り、悲しみます。そこに、「俺なら生きてるぜ」というリュウの声が聞こえてきます。と同時に、消えたウルトラマンヒカリが再び現われました。そして、そのヒカリが、リュウの声でミライやGUYSの仲間たちに語りかけてきます。

そうです、リュウ隊員はウルトラマンヒカリと一体化することで、死を免れたのです。ガンクルセイダーが爆発する直前、コックピットにいるリュウの周辺が青く輝いていましたから、そのときにリュウにヒカリの力が宿ったものと思われます。それは、ヒカリと一体化していたセリザワ(GUYS前隊長にして、リュウの憧れの人)の、「リュウに地球の未来を任せたい」という想いがもたらしたものでした。劇中ではっきりとは説明されていませんが、本来は『メビウス』第1話で死んでいたはずなのに、ヒカリと一体化したことで生きていたセリザワは、このときに本当に死んだのかもしれません。

ともかく、セリザワの気持ちを受け継いだリュウはウルトラマンヒカリとして、エンペラ星人に立ち向かいます。しかし、エンペラ星人にはどんな攻撃も通用しません。それを見たミライは、大切な人・リュウと一緒に戦うべく、メビウスブレスを使用することなしに、いわば気合だけで変身します。第49話で変身しようとして変身できなかったミライの体は、サイコキノ星人のカコちゃんが言うようにボロボロだったはずです。それが今回はなぜ、変身できたのでしょうか。

サコミズ隊長は、かつてミライに聞いた言葉を語ります。「最後まで諦めず、不可能を可能にする、それがウルトラマンだ」。このセリフは、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』で、ミライが伝説のウルトラ兄弟から教わった言葉です。映画でも、ミライ(ウルトラマンメビウス)はその言葉の通りに不可能を可能にして、強敵に打ち勝つことができました。

今回、ボロボロのミライが変身できたのも、不可能を可能にした結果なのです。「大切な人」と一緒に戦いたい、「大切な人」を守りたいというミライの気持ちが起こした奇跡だったのでしょう。「守りたい」という気持ちがメビウスの強さだということは、第16話でのヒカリの言葉や第49話でのザムシャーの死に際の言葉からもわかるかと思います。

並び立つウルトラマンメビウスとウルトラマンヒカリ。それぞれ、ミライとリュウが変身したことを思うと感慨深いです。ミライとリュウはこれまで、『メビウス』の主題歌の歌詞にもあるように、「ぶつかり合い、励まし合い、立ちはだかる闇を越え」てきました。そして今、究極にして最大の闇が、2人の前に立ちはだかっています。

その究極の闇であるエンペラ星人に、メビュームシュートとナイトシュートを同時発射するメビウスとヒカリですが、全く通用しません。そればかりか、エンペラ星人が放つ黒い光線(レゾリューム光線)を受け、メビウスは消えてしまいました。メビウスは物凄く苦しそうな声を上げて、それこそ本当に死んでしまったのではないかと思えるような様子です。それもそのはずで、エンペラ星人のレゾリューム光線には、ウルトラ一族の体を分解する作用があるらしいです。そしてヒカリのカラータイマーも激しい点滅を始め、力尽きて消えてしまいました。

トリヤマ補佐官の指示(このときの補佐官とマル補佐官秘書がカッコいい)でミライとリュウを探すGUYSの隊員たちですが、発見できたのはリュウだけ。ミライはやはり、エンペラ星人の攻撃で死んでしまったのでしょうか。

エンペラ星人はウルトラの父に向けて、「貴様らが『かけがえのない星』と呼ぶこの星の未来は潰えた」と言います。漂う絶望感。リュウは「また何も守れなかった」と悔しがります(第1話を踏まえたセリフですね)。今までどんな危機も乗り越えてきたGUYSの隊員たちも、さすがにもう勝つ手段はないのかと諦めかけたそのとき、彼らの心に、どこからか声が聞こえてきました。その声とは、エンペラ星人の力によって滅びそうになった太陽を救おうと奮闘する、ウルトラ兄弟のものでした。

ウルトラ兄弟(初代ウルトラマン=ハヤタ・シン、ウルトラセブン=モロボシ・ダン、ウルトラマンジャック<帰ってきたウルトラマン>=郷秀樹、ウルトラマンエース=北斗星司)はGUYSの隊員たちの心に、「君たちになら聞こえるはずだ。今はそばにいなくても、勝利を信じて共に戦ってきた仲間の声が」、「目をそらしてはいけない、地球の未来は今、君たちに託されているんだ」、「君たち人間がいたから、我々はどんな強敵とも戦ってこれた。君たちならそのことを教えられる」、「そして救ってくれ、弟を。君たちが培ってきたものがあれば、必ずや地球は守りぬける」と話しかけます。

ウルトラ兄弟の言葉を聞いたGUYSの隊員たちは希望を取り戻し、再びエンペラ星人に立ち向かうことを決意します。そして、リュウ隊員の右腕に出現したナイトブレスから、死んだかと思われたミライの声が聞こえてきたのです。

ミライがどうして助かったのか不思議がるリュウに、ミライは答えます。「ナイトブレスは、奇跡の力を持つ伝説の超人ウルトラマンキングから授かったものなんです」と。『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』には登場していたものの、『メビウス』本編には一切登場していなかったウルトラマンキングのことが、ここで語られました。そのキングの奇跡の力が秘められたナイトブレスによって、ミライは完全に消滅することを免れたようです。

そしてここで、『メビウス』第17話で、ウルトラマンヒカリがナイトブレスについて、「来たるべき戦いのとき、必ず必要になる」と語っていたことがミライの口から語られます。エンペラ星人との戦いが、まさに「来たるべき戦い」だったというわけです。メビウスがエンペラ星人を倒すためには、ウルトラマンキングの力が込められたナイトブレスが必要なのです。ウルトラマンキングは本編に登場こそしませんでしたが、その「伝説の超人」ぶりが確認できる展開になっています。

そして、メビウスがエンペラ星人を倒すために必要なものが、ほかにもあります。仲間たちとの「絆」です。メビウスは仲間たちとの「絆」を認識できたとき、無限の強さを発揮するウルトラマンです。第30話からメビウスがバーニングブレイブになる能力を得ることができたのも、仲間たちとの「絆」があったからです。その「絆」、そして地球を「守りたい」というメビウスの気持ちは、エンペラ星人を倒すために必須のものです。

メビウスブレスを着けたミライ、ナイトブレスを着けたリュウ、そしてジョージ、マリナ、テッペイ、コノミたちが手を合わせ、みんなで合体変身します。「絆」がない者どうし、あるいは「守りたい」気持ちがない者どうしでは、合体変身など決してできないでしょう。しかし、「絆」がある者どうしが揃ったことで、合体変身が可能になったのです。ナイトブレスは、この合体変身をする上で必要だったのだと思います。

この合体変身の一連の流れで、サコミズ隊長の「GUYS、サリー・ゴー」の掛け声と共に、隊員たちは「GIG、メビウ~ス」と叫んで光に包まれて変身しますが、個人的にはやたらカッコよく見えたシーンです。そして、今まで見たことのない、新しいウルトラマンメビウスが登場しました。メビウス・フェニックスブレイブです。ウルトラマンヒカリの力も加わっているためか、体に青い色が入っているのが特徴です。フェニックスブレイブとなったメビウスには、もうエンペラ星人のレゾリューム光線も通用しません。

ここで、サコミズ隊長は、第42話でタケナカ最高総議長から預かったカードを使って、ファイナルメテオールを起動します。42話からずっと思わせぶりだったカードは、ファイナルメテオールのカードキーだったわけですね。その正体は何と、ウルトラマンの光線に含まれるスペシウム・エネルギーを増幅する装置だそうです。

サコミズ隊長曰く、メテオールは元々、人間がウルトラマンの心に応えるために作られたものだったそうです。42話で語られたことですが、サコミズはかつて冥王星付近の宇宙空間で、人知れず侵略者と戦って地球を守っていたウルトラマン(詳しく言えばゾフィー)を目撃した人物です。そのときゾフィーはサコミズに、人間が自分たちと肩を並べるようになれるまで、自分たちが地球を守るという決意を伝えたのです。そのウルトラ一族の気持ちに応えるため、メテオールは開発されたのだということです。

ウルトラマンの光線の威力を増幅させるファイナルメテオール「スペシウム・リダブライザー」は、まさに人間がウルトラマンと肩を並べ、共に戦うことを実感させてくれるメテオールです。サコミズ隊長の指示で、メビウス・フェニックスブレイブはスペシウム・リダブライザーに向けて、メビュームナイトシュートを発射します。

メテオールの力で威力が増幅された光線がエンペラ星人を直撃し、エンペラ星人は苦しみます。メビウスと人間たちとの「絆」の力で強くなったメビウスの攻撃だけでも凄そうなのに、それが「ウルトラマンの心に応える」ために作られたメテオールで増幅された威力になっているのですから、さすがのエンペラ星人も苦しいようです。

メビウスの勝利も間近かと思われましたが、さすがのファイナルメテオールも、メビウス最終形態の強力な光線を受けて、耐え切れない状態になっているようです。どんどん、破損していきます。エンペラ星人も、それに気が付いたようです。

このままではエンペラ星人に反撃されるかと思われたそのとき、メビウスの戦いを見守るサコミズの心に語りかけてきた人物がいます。M78星雲光の国の宇宙警備隊隊長にして、ウルトラ兄弟の長男であるゾフィーです。ゾフィーはサコミズに「共に行こう、今こそ君の力が必要だ」と語りかけ、自分との一体化を促します。サコミズもそのゾフィーの声に応えます。サコミズとゾフィーはここで一体化、フェニックスネストからゾフィーが登場しました。その変身シーンの、何とカッコいいこと。

ゾフィーは40年前、『ウルトラマン』最終回において、初めて地球に来ました。そのときゾフィーは、科学特捜隊のハヤタ隊員との分離を拒む初代ウルトラマンに驚き、「ウルトラマン、そんなに地球人のことが好きになったのか」と言っていました。その後、ほかのウルトラ兄弟が次々と地球を訪れ、1人の例外もなく、ウルトラ兄弟は地球と人間たちのことを好きになりました(唯一、アストラが微妙なところですが)。そのことを、ゾフィーはどう思っていたのでしょうか。はっきりとはわかりません。

しかし、ゾフィーは地球でピンチになったウルトラ兄弟を何度も救出に来ましたし、サコミズがかつて目撃したように、人知れず地球のために戦ってくれていました。40年前、人間のことを好きになった初代ウルトラマンの気持ちを充分には理解できなかったゾフィーも、いつしか人間たちの可能性を信じてみようと思ったのかもしれません。地球の人間たちが自分たちと肩を並べる日が必ず来ると信じたからこそ、ゾフィーは地球のピンチを救うこともありましたし、人知れず侵略者とも戦ってくれていたのでしょう。

そしてゾフィーは、『メビウス』最終回の時点で、ついに人間が自分たちと肩を並べる日が来たと思ったのでしょう。ウルトラマンたちの気持ちに応えて、ウルトラマンと同じ場所に立って共に戦いたいと願うサコミズの気持ちに、ゾフィーも応えたのです。だから、サコミズに自分との一体化を促したのだと思います。『ウルトラマンメビウス』はウルトラマンと人間たちとの「絆」の物語ですが、それは単に主役のメビウス1人にとどまるものではなく、M78星雲光の国のウルトラマンすべてに当てはまることだったのかもしれません。

40年間のウルトラマン(光の国)シリーズは、ゾフィーの「そんなに人間を好きになったのか」という言葉に象徴されるような人間とウルトラマンの関係(この時点で、地球人を愛したのは初代ウルトラマンだけ)から、人間とウルトラマンが肩を並べ合い、共に戦う関係に至る物語だったのです。「人間がいたからこそ、どんな強敵とも戦ってこれた」というセブンの言葉や、「地球の人々はウルトラマンメビウスを必要としてくれました、僕はその想いに応えたい」というメビウスの言葉は感慨深いです。

サコミズと一体化したゾフィーは、ウルトラ兄弟最強と言われるM87光線で、メビウスを援護します。ファイナルメテオールが破損し始めて、もしかしたらエンペラ星人の反撃があるかもしれない、あるいはエンペラ星人を倒す前にファイナルメテオールが壊れてしまうかもしれないと思われた、まさにその瞬間のゾフィーの援護射撃によって、もはやエンペラ星人に反撃の余地はなくなりました。そして、最後にメビウスがトドメの一撃をエンペラ星人に食らわせます。人間とウルトラマンの「絆」の勝利です。

戦闘中、ウルトラの父がはるか彼方から、エンペラ星人に語りかけていました。闇があるところに光があり、光があるところに闇もあるのだと。ウルトラの父の言葉は色んな意味に解釈できそうですが、私はとりあえず、光となって死んでいったエンペラ星人の様子から、光も闇になることがある(例えば、惑星アーブを滅ぼされた復讐の心からツルギになったウルトラマンヒカリの過去は、その典型と言えるかもしれません)が、その闇も元々の本質は光なのだろうと判断しました。

『メビウス』の公式HPによると、エンペラ星人はウルトラマンと同様に、母星の太陽を失った存在だったようです。ウルトラマンたちは人工太陽を作り出すことによって光を取り戻しましたが、エンペラ星人は闇に堕ちてしまいました。しかし、そのエンペラも闇に堕ちただけであって、生まれつき闇だったわけではなく、元々は光だったのでしょう。だからこそ、ダメージを受けたエンペラ星人の傷口からは光が溢れ、最後は光となって消えていったのだと思います。

ウルトラの父の言葉を、ツルギ=ウルトラマンヒカリの例も考え合わせて、私はそのように解釈しました。『メビウス』の制作スタッフがどのような意図だったのはわかりませんし、私の考えは間違っているかもしれませんが、とりあえずそのように考えました。そう考えると、少し余談ながら、エンペラ星人が言うところの「光の者」としての存在意義を取り戻して、「ウルトラマンヒカリ」と命名された「ヒカリ」の名前は、興味深いような気がします。

一方、宇宙空間では、ウルトラ兄弟が奮闘していました。先述した初代ウルトラマン、セブン、ジャック、エースだけではなく、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンレオ、アストラ、ウルトラマン80も駆け付け、太陽は再び輝きを取り戻しました。そして、暗雲に包まれた地球にも、青空が戻ってきたのです。ウルトラ兄弟の活躍は少しだけでしたが、非常に重要な役回りだったわけですから、個人的には良かったと思います。特に、レオとアストラのウルトラダブルフラッシャーと、80が先輩ウルトラ兄弟と並び立つ姿も見られて良かったです。タロウがレオと一緒の画面に映ったのも、テレビシリーズでは初めてだったはず。

ともかく、メビウスはこれで最後の戦いを終えました。彼は、光の国に帰らなければなりません。第1話冒頭で、ウルトラの父が、「人間たちと触れ合うことで、大切なものが見つかるだろう」とメビウスに期待していましたが、ウルトラの父の期待通り、メビウスは大切なものを見つけることができました。仲間たちとの「絆」です。人間との「絆」を確立し、戦いにおいて成長したメビウスは、サコミズ隊長が言うように、ウルトラ兄弟の立派な一員です。

ミライは仲間に「ありがとうございました」とお礼を述べ、メビウスに変身して、ゾフィーとヒカリと一緒に光の国に帰っていきました。飛び立ったメビウスに向かってリュウは、「ありがとう~」と叫びます。ほかのGUYSメンバーも、ミライにお別れの言葉を述べていました。それらは、まさに今回のサブタイトルにもある、「心からの言葉」です。特に「ありがとう」という言葉は、『ウルトラマンメビウス』という作品を語る上で、忘れてはならない言葉でもあります。

メビウス(ミライ)が第1話で初めて地球に降り立って、最初に聞いた地球の言葉が、「ありがとう」でした。第29話では、地球での最後の戦いを決意したミライが、リュウの目の前で変身し、リュウに正体がバレてしまいました。そのときもミライは「ありがとうございました」とリュウに言っていましたが、その後のシーンでリュウは、「その言葉は俺のじゃねぇか」と述べています。リュウも、メビウスに、そしてミライに「ありがとう」を言いたかったのです。

第30話では、傷つき倒れたミライが1度リュウの前に姿を現わした後、忽然と姿を消してしまうシーンがあります。そのときリュウは、「俺はまだ、お前に言ってねぇことがあるんだよ」と叫んでいます。恐らく、「ありがとう」でしょう。

そして今回、リュウはついにミライに、「ありがとう」と言ったのでした。ミライも「ありがとう」を伝えて去っていきました。お互いに「ありがとう」を言い合ったミライとリュウ、そしてGUYSの仲間たちは、どんなに遠く、300万光年ほど離れていても、主題歌の歌詞にあるように、「絆は途切れやしない」と思います。

エンドロールでは、GUYSの仲間たちがそれぞれの道に戻り活躍している様子が描かれました。リュウは隊長に昇進したようです。『メビウス』の公式HP「WEBメビナビ」には、リュウ隊長と「共に戦う新たなクルーは、そう、キミかもしれない!」と書かれています。これは恐らく、アニメ版『ザ★ウルトラマン』の最終回で、いつかまたウルトラマンジョーニアスと一体化して戦うのは「そう、キミかもしれない」とナレーションされていたのを意識した記述だと思います。

もしかしたら、最終回は思ったよりも「あっさり」していた印象を抱く人もいるかもしれません。しかし、細かく見ていくと、一つ一つのセリフに一年間の『メビウス』の話が積み重なっていて、とても感慨深い最終回になっていると思います。単体の話として見るだけでなく、1年間の積み重ねの集大成としての「最終回」として評価することが必要だと思います。

特に、第1話~3話、第7話「ファントンの落し物」、第16話「宇宙の剣豪」、第17話「誓いのフォーメーション」、第18話「ウルトラマンの重圧」、第29話・30話のタロウ登場・ミライ正体バレの話、第35話「群青の光と影」、第36話「ミライの妹」、第42話「旧友の来訪」、そして最終三部作のⅠとⅡあたりをちゃんと見ておくか否かで、最終回の印象が変わるような気がします。もちろん、すべての話を見ておくのが一番いいのは間違いないのですが、特に上記の話あたりを見ているか見ていないかで、最終回の印象が変わると思います。

ともかく、『ウルトラマンメビウス』は終わってしまいました。次のウルトラマンのテレビシリーズがいつになるかわかりません。正直、寂しい気持ちです。しかし、ミライは、地球で学んだことを新たなウルトラマンたちに伝えていくことが、自分の新たな使命だと言っていました。きっとまた、新たなウルトラマンが来るのだと信じたいと思います。

個人的には、新たなウルトラマンには、またM78星雲から来て、『メビウス』と同じ世界観で活躍してほしいです。人間とウルトラマンが肩を並べた世界での、新たなウルトラマンの活躍が見てみたいからです。そのときは、第35話でヒカリが示唆していたように、「青いウルトラマン」が派遣される展開でも面白いかもしれません。

ところで、1年間楽しんだ『ウルトラマンメビウス』ですが、不満点がないわけでありません。50話すべてが名作だったとも思いません。また、名作だと思った話の中にも、「ここをもう少しこうすれば、もっと良かった」と感じる点もあります。演出に難があると感じた場面や、描写不足・説明不足と感じたシーンもあります。

しかしながら、全体的に見て、『ウルトラマンメビウス』は非常に良い番組、面白い番組だったと思います。不満点よりもはるかに、興奮しながら楽しめることの方が多かったのです。それだけ、『ウルトラマンメビウス』が私にとって素晴らしい番組だったということです。それが終わってしまったのは甚だ残念です。しかし、それほどにまで楽しめる番組があったということは、幸せなことでした。

最後に、『ウルトラマンメビウス』を世に送り出してくれたスタッフの皆様、キャストの皆様、1年間楽しませてくださって、ありがとうございました。そして、この長々とした記事を読んでくださった方も、ありがとうございました。これが、今の私の、「心からの言葉」です。

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2007年3月27日 (火)

ウルトラマンメビウス 絶望の暗雲

遅ればせながら、先週土曜日に放送した『ウルトラマンメビウス』第49話について、感想を書いてみたいと思います。今回の第49話のサブタイトルは「最終三部作Ⅱ 絶望の暗雲」。最終回の1つ前のお話です。

前回の48話で、地球人はどんなことがあってもウルトラマンメビウス(地球での仮の姿はGUYSのヒビノ・ミライ隊員)をエンペラ星人に引き渡さないことを決めました。そして、人々の気持ちを受け、傷ついた身体にもかかわらず変身したメビウスが、インペライザーと戦い始めたところで48話は終わりました。今回の49話冒頭で、メビウスは人々の声援を受け、バーニングブレイブに変身し、必殺のメビュームダイナマイトでインペライザーを倒すことに成功しました。

メビウスが命を縮める自爆技・メビュームダイナマイト(メビウス版ウルトラダイナマイト)を使ったのは、今回で3回目。師匠のウルトラマンタロウに比べて安易に使いすぎているようにも見えますが、私はメビウスの肉体的ダメージ・疲労が大きすぎて、通常の戦い方をしていたらエネルギーが足りないとの判断があったのだと思っています。恐らく命を削るダイナマイトはエネルギー残量にかかわらず発動可能で、現在のメビウスではそれを敢行するしか、インペライザーを倒す手段がなかったのだと解釈しました。

しかし、その戦いによって、ミライの身体はさらに傷つきます。しかも、皇帝エンペラ星人が送り込んできたインペライザーは、まだたくさん残っているのです。メビウスを完全に抹殺するためか、世界中に散っていたインペライザーたちが、フェニックスネスト周辺に集まってきました。そのうちの1体が、フェニックスネストに迫ってきました。

GUYSは必死に応戦します。ここで活躍したのが、『メビウス』第16話に登場したシルバーシャークG。これは、かつてTAC(ウルトラマンエースが地球で活躍していた頃の防衛チーム)が開発した対超獣用破壊光線砲を、さらに改良したものです。そのシルバーシャークGの攻撃で、フェニックスネストに迫ったインペライザーを撃退しました。

しかし、すぐに別のインペライザーが空間転移で送り込まれ、そのインペライザーの攻撃によって、フェニックスネストは壊滅寸前の危機に陥ります。ミライも身体がダメージを受け過ぎたためか、メビウスに変身できない状態で、まさにGUYSジャパン、そしてメビウス最大のピンチ。

そこに現われたのが、ザムシャーでした。第16話で、メビウス、そしてウルトラマンヒカリと対決した宇宙剣豪です。ザムシャーはミライに向かって、「勘違いするな、貴様は俺が斬ると決めた相手だ」と言い放ちます。16話でメビウスに敗れ、いつか必ずメビウスを斬ると宣言して去っていったザムシャーが、メビウス最大のピンチに、メビウスを助けるために現われたのです。これは燃える展開です。

さらに、サイコキノ星人カコとファントン星人もフェニックスネストに現われ、ザムシャーが斬ったインペライザーの破片を、カコが念動力で空中高く舞い上がらせ、それをファントンの圧縮技術で潰し、再生を防ぎました。ファントン星人は地球人の友達として、そしてカコは「ミライの妹」として、地球を救うために駆けつけたのです。サコミズ隊長曰く、「我々が紡いできた絆」です。1年間『メビウス』を楽しんできた者としては、非常に感動的な展開でもあります。

ファントン星人は第7話で披露した「キエテ・コシ・キレキレテ」の宇宙語(意味は「僕、君、友達」)を再び披露。この言葉は、40年前に科学特捜隊のイデ隊員が、バルタン星人と交渉するために使った言葉でもあります。ファントン星人は「友達」と認めた地球人を助けるために、駆けつけてくれたのです。

カコは第36話で、M78星雲の宇宙警備隊員が「兄弟」という言葉に特別な思い入れを抱いている点を利用して、「ミライの妹」を名乗ってメビウスに近付き、遊び感覚のような感じでメビウスを倒そうとした宇宙人。しかし、ミライや他のGUYS隊員たちの優しさ(それこそ、本当の妹に対してするような優しさ)に触れたカコが、いずれ改心しそうな雰囲気は、36話のラストで示唆されていました。そのカコが、「兄」であるミライのピンチに駆けつけてくれたのです。感慨深い援軍です。

そんな様子を見て、ついに地球に降臨した暗黒宇宙大皇帝・エンペラ星人。3万年前、M78星雲光の国を襲撃した宇宙人です。回想シーンとして、ウルトラの父とエンペラ星人の過去の戦いの様子が映りました。エンペラ星人が地上に降り立っただけで街が破壊され、そして空は暗雲に包まれてしまいました。エンペラ星人の力によって太陽も、消滅の危機を迎えています。

そんなエンペラ星人に果敢に挑むザムシャーですが、まるで歯が立たず、吹っ飛ばされてしまいます。カコの力もエンペラ星人には全く通用せず、エンペラ星人はフェニックスネストに攻撃をしかけます。そこに、今度はウルトラマンヒカリがハンターナイト・ツルギの姿で出現しました。

ウルトラマンヒカリとザムシャー、かつて戦ったライバルが、協力してエンペラ星人に立ち向かいます。何とも興奮する展開。GUYSのリュウ隊員も、フェニックスネストに残されたガンクルセイダーに乗って出撃。ガンクルセイダーは、ウルトラマンヒカリと一体化したセリザワが、GUYS隊長を務めていたときに使用されていた戦闘機です。リュウとセリザワの思い出の機体というわけです。しかし、ガンクルセイダーから放たれるスペシウム弾頭弾、そしてヒカリのナイトブレードとザムシャーの刀の同時攻撃を受けても、エンペラ星人はビクともしません。ヒカリとザムシャーは、再びエンペラ星人の攻撃に倒れます。

エンペラ星人がフェニックスネストに向けて最後の一撃を放ったとき、フェニックスネストを守ったのは、ザムシャーでした。しかし、エンペラ星人の攻撃をまともに受けて、ついにザムシャーは力尽きてしまいました。「これが、守るということなのだな、メビウス」と言い残して。カッコいいです、ザムシャー。

かつてザムシャーは、ウルトラマンヒカリ(ツルギ)と対決するために地球にやってきました。ザムシャーはヒカリとの対決前にメビウスと戦い、メビウスのメビュームブレードを折りました。そこにヒカリが現われ、ザムシャーの星斬丸とヒカリのナイトブレードがぶつかり合ったとき、ザムシャーの刀が折れてしまいました。ヒカリに負けたと思ったザムシャーに、ヒカリは「お前は俺に負けたのではない。俺と戦う前、お前の剣はすでに折れていた」と指摘します。ザムシャーはヒカリとの対決前、すでにメビウスによって星斬丸を折られていたのです。

ザムシャーにとって、星斬丸が折られたことは負けを意味します。その意味で、メビウスはザムシャーに勝っていたのです。自分がメビウスに負けた理由を理解できないザムシャーに、ヒカリは、メビウスのみんなを守りたいという気持ちがメビウスの強さだと指摘しました。メビウスの剣技ではなく、仲間を守りたいという気持ちが、ザムシャーの刀を折ったのです。そして、ザムシャーは「俺には守るものなど何もない」と言って去っていったのでした。

そのザムシャーが、自分のライバルであるメビウスを「守る」ために、死んでしまいました。ザムシャーはこのとき、「守る」ということの意味を実感し、そして自分がメビウスに勝てなかった理由にも納得して死んでいったことでしょう。正直、死ぬには惜しいキャラクターでした。

ザムシャーの死に怒ったヒカリは、エンペラ星人に必殺のナイトシュートを発射。しかし、エンペラ星人はそれを片手で払いのけてしまいました。ヒカリは、ネット上で配信されている『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』の第2話において、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)のスペシウム光線やメビウスのメビュームシュートを吸収してしまうベムスターを、光線技で倒してしまったほど、光線が強力なウルトラマン。しかも、そのときのヒカリは技の威力を増幅させると思われるナイトブレスを着けていない状態でした。そのヒカリの強力な光線技も、エンペラ星人には通用しなかったのです。

エンペラの攻撃を受けて、ヒカリが身に付けていた「勇者の鎧」(惑星アーブに授けられたもの)も、どうやら使えなくなってしまったようです。「惑星アーブよ、感謝する」とのヒカリの言葉で、かつてボガールに復讐しようとしていたヒカリの戦い、ヒカリがウルトラマンとは何なのか理解するまでの戦い、そして「青いウルトラマン」が今まで地球に来たことがなかった状況で、ヒカリが「ウルトラマン」として地球人に信頼されるまでの戦いの記憶が、一気に呼び起こされるような気がしました。ボロボロになりながらも立ち上がるヒカリの姿も、まさに「ウルトラマン」でした。体が青かろうと科学者出身だろうと、彼は「ウルトラマン」です。

ヒカリは最後の手段とばかりに、ザムシャーが残していった刀でエンペラ星人に斬りかかります。ついにエンペラ星人にダメージを負わせますが、倒すまでには至らず。逆にヒカリはエネルギーが尽きたのか、リュウに地球の未来を託すメッセージを残して消えていきました。

ラストはエンペラ星人の攻撃が、リュウが乗ったガンクルセイダーを直撃、ガンクルセイダーが爆発したところでミライが叫び(リュウはミライにとって、「大切な人」)、消滅寸前の太陽の様子が映し出され、次回に続きます。次回は、第50話「最終三部作Ⅲ 心からの言葉」です。

今回、細かいところで良かったと思ったのが、トリヤマ補佐官が倒れた宇宙人のカコに「しっかりしろ」と呼びかけたところ。以前のトリヤマ補佐官は、ウルトラマン以外のほとんどの宇宙人はみんな侵略者だと思うほど、宇宙人に偏見を持っていました。そのトリヤマ補佐官は前回の48話で、たとえ宇宙人であろうともミライは自分の大切な部下だと断言してカッコよさを見せ、そして今回は宇宙人のカコを気遣いました。若いGUYSの隊員たちだけでなく、定年間近のトリヤマ補佐官も、ウルトラマンと一緒に戦い続けてきたことで成長することができた、それを垣間見られたような気がします。

また、今回はフェニックスネストの周辺が派手に破壊されましたが、MATアロー(と同型の戦闘機)が映っていましたね。『メビウス』の劇中で実際に出撃するシーンは今までありませんでしたが、第24話で飛行していたジェットビートルとウルトラホーク1号・3号、そして先述のシルバーシャークGなどと共に、過去の防衛チームの存在を感じることができて良かったです。

そして、気になったのが次回予告。ついに、ウルトラ兄弟が総登場するようです。まず最初の注目ポイントですが、ウルトラ兄弟の長男にして、宇宙警備隊の隊長でもあるゾフィーが、フェニックスネストから飛び出してくるような映像が出てきました。やはりフェニックスネストの中にいる誰かが、ゾフィーに変身するということでしょうか。ゾフィーはエンペラ星人と戦ってくれるのでしょうか。とにかく楽しみです。

そして、初代ウルトラマンがスペシウム光線、ウルトラセブンがワイドショット、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)がスペシウム光線、ウルトラマンエースがメタリウム光線、そしてウルトラマンレオとアストラがウルトラダブルフラッシャーを発射している様子が映りました。

特にアストラが出てきてくれたことが個人的に嬉しいですね。アストラは、『メビウス』第1話で、地球に向かうメビウスを見送るためにチラッと出てきただけでしたから。

また、どうもゾフィーを除くウルトラ兄弟は宇宙空間にいたようなので、兄弟たちはエンペラ星人と直接戦うわけではなく、消滅寸前の太陽を救うために頑張るという展開になるのでしょうか。いずれにしても、楽しみです。予告には映りませんでしたが、ウルトラマンタロウとウルトラマン80も間違いなく登場してくれるでしょう。

そして、どうもウルトラ兄弟はGUYSの隊員たちにテレパシーで語りかけているような様子でした。ウルトラ兄弟の力の一部をGUYSの隊員たちが受けて、メビウスと協力してエンペラ星人を倒すという展開になるのでしょうか。

また、ウルトラマンヒカリのナイトブレスをGUYSの隊員の誰かが腕に着けているようです。どうやら、リュウみたいですね。予告にはヒカリも出ていましたから、今回のラストで消えたヒカリは死んだわけではありません。また今回のラストで、ヒカリが消えて、リュウが乗ったガンクルセイダーが爆発する直前、リュウの周囲が青く光っているようにも見えました。このとき、リュウにヒカリの力が託されたのかもしれません。まだ予想の範囲で全然異なる展開になるかもしれませんが、もしかしたらリュウがヒカリに変身するという展開もありえそうです。

結末がどうなるかわかりませんが、とにかく『ウルトラマンメビウス』は残すところ後1回。最終回だけです。結末がどうなろうとも、楽しみたいと思います。最終回は普段と違い、17時からの放送なので、興味のある方は見逃さないように注意してください。

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2007年3月21日 (水)

ウルトラマンメビウス 皇帝の降臨

昨年の4月8日から放送が始まった『ウルトラマンメビウス』も、ついに終わりが近付いてきました。先週の土曜日に放送した第48話は「最終三部作Ⅰ 皇帝の降臨」と題されています。

思えば『ウルトラマンメビウス』という番組は第1話から、地球に怪獣が出現するのは「25年と2週間ぶり」というセリフが出てきて、昔のM78星雲出身のウルトラマンの活躍に酔いしれていた人々を唸らせました。『ウルトラマン80』の最終回放送日が1981年3月25日で、『メビウス』第1話の放送日は2006年4月8日、まさに25年と2週間ぶりに怪獣とウルトラマンが地球に現われたという設定で、物語が始まったからです。

『ウルトラマンメビウス』劇中の人々は、ウルトラマン80が地球を去って以来、25年ぶりにウルトラマンを目撃したことになります。実際に『メビウス』の世界観の中に生きていたら、久々のウルトラマンの登場は相当感慨深いと思います。『メビウス』世界の人々は、「怪獣頻出期」と呼ばれる、怪獣災害や宇宙人の侵略が続出した時代をウルトラマンたちに救われながら、生き延びた人々なのですから。「自分が今生きているのは、あのときウルトラマンが助けてくれたから」なんて経験を持つ人がたくさんいるかもしれない世界なのです。もちろん、劇中の子供や若者は初めてウルトラマンを生で見たということになるでしょう。

また、『メビウス』を見る視聴者にとっても、ウルトラマンメビウスは感慨深い存在です。『ウルトラマン80』以降、M78星雲出身のウルトラマンが活躍する作品(『ウルトラマンネオス』や『ウルトラマンマックス』など)は色々と作られましたが、ほとんどの場合、かつてウルトラ兄弟が守った地球とは別の世界観が舞台になっていることが多かったからです。『ウルトラマンネオス』の場合、ウルトラ兄弟の長兄・ゾフィーが登場したにもかかわらず、作品の世界観は「初めて地球に怪獣が現われた」ことになっていました。

その点『メビウス』は、かつて初代ウルトラマンが科学特捜隊のハヤタ隊員と命を共有し、ウルトラセブンとウルトラ警備隊が侵略者と戦い、ウルトラマンレオが円盤生物と戦った地球…つまり、かつてウルトラ兄弟が守った地球が舞台になっています。そしてメビウスは、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』において、伝説のウルトラ兄弟の意志を継ぐ者として地球に来たということが語られています。

それだけに、そんなメビウスは感慨深い存在に感じられ、メビウスの活躍があと何回かしか見られないことが、とても残念です。ともあれ、第48話のあらすじやら感想やらを、簡単に述べていきましょう。

さて、第28話と43・44話に登場し、いい意味でも悪い意味でも存在感を見せ付けたゴシップ記者のヒルカワが、ウルトラマンメビウスの正体がGUYSのヒビノ・ミライ隊員であることを、週刊誌で暴露してしまいます。その記事を見ながら、「ウルトラマンのことを悪く言う奴はいない」とリュウ隊員が言います。そのセリフには、私が先述したような事情、つまりメビウスやウルトラ兄弟たちに何度も助けられたからこそ、今の地球があるのだという背景があるわけです。

一方、「皇帝」を名乗るエンペラ星人が、各国の主要都市に、13体の無双鉄神インペライザーを送り込んできました。第29話~30話において、たった1体でメビウスとウルトラマンタロウを苦しめた強敵です。それが13体も現われたのですから、一大事。とりあえずメビウスは、東京に現われたインペライザーに対して、果敢に戦いを挑みます。

第34話でウルトラマンレオに示唆された特訓によって編み出した回転キック、そして第43話で披露したメビュームダイナマイト(メビウス版ウルトラダイナマイト)を駆使してメビウスはインペライザーと戦います。その戦い方には、メビウスが強くなった様子が窺えます。

かつてのインペライザーは、ウルトラマンタロウのウルトラダイナマイトを食らってバラバラになっても修復するような驚異的な再生能力を見せましたが、今回のインペライザーはそれを有していないようにも見えます。メビウスやGUYSの攻撃で、簡単に葬り去られているからです。その代わり、1体のインペライザーが倒されるたび、新たなインペライザーが空間転位で送り込まれるという、物量攻撃がなされています。これは、メテオールの使用時間が1分間に限られているGUYS、そして地球上での活動時間が約3分に限られているメビウスには、辛い戦いです。

当然、メビウスは敗れてしまいました。決死の覚悟でメビュームダイナマイトを放ったのですが、そもそもウルトラダイナマイトは命を縮める危険な技。しかもメビウスは、師匠のタロウに比べて、ウルトラダイナマイトを使用した後の消耗が激しすぎるようです。それなのにまたも新たなインペライザーがやってきたため、ついにメビウスは力尽きたのです。

メビウスはミライの姿に戻りますが、消耗した体は「脈拍360、血圧400、体温90度」という、人間ではありえないほどの異常な状態に。それほど、ミライ(メビウス)の消耗が激しかったということです。この数値は、『ウルトラセブン』劇中において、侵略者たちとの戦いで披露したモロボシ・ダン(セブンの仮の姿)が示した数値と同じです。

皇帝エンペラ星人は、メビウスとの力の差を人々に見せつけ、メビウスを地球から追放する決断を地球人自身でするよう求めます。そうすれば、命は助けてやるというわけです。ここで、ヒルカワの暴露記事が生きてきます。エンペラ星人の要求を受け、政府の査察官シキが、ミライ隊員が本当にメビウスなのかどうか、確認するためにフェニックスネストにやってきたのです。ミライがメビウスだと判明した場合、連れて行くつもりのようです。

このときまでトリヤマ補佐官は、ミライがメビウスだということを本当に知らなかったようです。トリヤマは、第35話で街を壊したニセ・ツルギ(正体はババルウ星人)がまだ偽者とわかる前、自分がツルギだと明かしたセリザワ前隊長を拘束した人物。元々トリヤマは、ほとんどの宇宙人は侵略者だと思っているタイプの人なのです。そのトリヤマが、ミライの正体がメビウスだということを知って、そのミライを拘束しようとする政府の査察官に向かって、何と言ったか。彼は、次のように言いました。

「私は知っている。ヒビノ・ミライという青年を。彼は不器用だが、誰よりも一生懸命で、誰よりも優しく、誠実だ」
「彼は私のかけがえのない部下だ」

トリヤマ補佐官は、ミライを1年間近くで見てきました。宇宙人であろうと地球人であろうと、誰よりも一生懸命で誰よりも優しく誠実なミライをトリヤマは受け入れ、かけがえのない部下だと迷うことなく断言したのです。

このトリヤマのセリフが、今回の話で個人的に一番良かった部分です。第12話「はじめてのおつかい」では、トリヤマ補佐官がグロテス・セルを不注意にも落っことしてしまったことから大騒動を起こしてしまったようなダメ上司で、GUYSクルーたちからも「トリピー」呼ばわりされていた補佐官が、カッコいい姿を見せてくれて感慨深かったです。

シキに、「それはGUYS補佐官としての言葉か、それとも個人的なものか」つ突っ込まれて困惑するトリヤマでしたが、サコミズ隊長が、「総監の意見を代弁したもの」とフォローします。そうです、サコミズがGUYS日本支部の総監だったのです。総監の身分を隠していた理由を問われたサコミズは、自分もウルトラマンと一緒に戦いたかったからだと答えます。「そんな理由だったのか」と拍子抜けに感じた人もいるでしょうが、サコミズらしくて良かったと私は思います。

シキはサコミズに、ミライがメビウスであることを隠していた責任を問い、総監辞任を要求しますが、サコミズは総監としての最後の仕事として、記者会見に臨みます。そこでサコミズは、メビウスがGUYSの一員であることを最初に明かし、さらに自分がかつて宇宙を飛んでいた時、人知れず地球を守るために侵略者と戦っていたウルトラマン(ゾフィーのことです)に出会った体験(『メビウス』42話を参照)を語り、メビウスを「皇帝」に引き渡さないよう訴えます。サコミズの言葉を抜粋すると、以下の様になります。

「私が、亜高速で宇宙を飛んでいたとき、侵略者から地球を守るため、人知れず戦っているウルトラマンを目撃しました。(中略)彼らは人間を愛してくれた。そして命懸けで守り続けてくれたんです。私たちはその心にこたえる責任がある。 『地球は我々人類、自らの手で守り抜かなければならない』、ウルトラ警備隊・キリヤマ隊長が残した言葉です。 この言葉は、『ウルトラマンが必要でない』と言っているわけではありません。彼らの力だけに頼ることなく、私たちもと共に戦うべきだと伝えているのです。最後まで希望を失わず、ウルトラマンを声援する、それだけでも彼らとともに戦っていると言えるのです。彼らに力を与えることが出来るのです。お願いします。今こそ勇気を持ってください。侵略者の脅しに屈することなく、人間としての意思を示してください。」

サコミズの訴えは人々の心を動かし、どんなことがあってもメビウスを引き渡さないということで、多くの人々の意見が一致しました。そして、メビウスと地球人が互いに認め合い、皇帝エンペラ星人に立ち向かうわけですが、続きは次回ということになります。GUYSの「俺たちの翼」は大破し、メビウスもインペライザーの攻撃で倒れたところで終わりましたが、果たしてどうなることでしょうか。

次回は「最終三部作Ⅱ 絶望の暗雲」です。今回、太陽黒点の異常に気付いたウルトラマンヒカリ(ツルギ)も、本格的にエンペラ星人との戦いに参入するようです。見逃せません。

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2007年3月15日 (木)

ウルトラマンメビウス メフィラスの遊戯

先週の土曜日に放送した、『ウルトラマンメビウス』第47話のサブタイトルは、「メフィラスの遊戯」。1967年に放送した『ウルトラマン』第33話「禁じられた言葉」に登場したメフィラス星人が再登場、さらに初代ウルトラマンと変身前のハヤタも登場し、初代ウルトラマンとメフィラス星人の40年ぶりの再戦を堪能することができました。

ただし、今回『ウルトラマンメビウス』に登場したメフィラス星人は、40年前に初代ウルトラマンと戦った初代メフィラス星人とは「別人」と設定されているようです。しかしながら、今回も40年前も、メフィラス星人の声に起用されたのは加藤精三氏(代表作は『巨人の星』の星一徹)。今回のメフィラスと初代のメフィラスは声が同じな上、一見紳士的ながら思い通りにいかないと怒り出す性格も似ているため、「別人」とは言え、今回のメフィラスをかつてのメフィラスと重ね合わせて楽しむことができました。

『ウルトラマンT(タロウ)』には二代目メフィラス星人が登場していましたので、今回のメフィラス星人は三代目ということになるのでしょうか。ともかく、その三代目メフィラスは、「悪質宇宙人」の肩書きに違わぬ作戦を実行します。人間の脳波を操り、人々のウルトラマンメビウスについての記憶を、すべて自分の記憶に置き換えてしまったのです。つまり、メフィラスは、メフィラスが正義のヒーローでウルトラマンメビウスが侵略者と認識されている世界を作り出し、メビウスと人間に挑戦してきたのです。それどころかメフィラスは、怪獣グロマイトを自ら倒す自作自演工作まで行います。

GUYSの仲間たちに自分のことを忘れられてしまい、ミライ(正体はメビウス)は落ち込み、悲しみます。ミライが、自分がメビウスだということをGUYSの隊員たちに告げると、侵略者として銃を向けられてしまう始末。これはGUYSの仲間たちを心から信頼しているミライにとって、物凄く辛いことです。メフィラスは、メビウスが最も信頼しているGUYSの仲間達に、メビウスを倒させようと画策していたのです。

しかし、ミライの必死の訴えによって、まずはテッペイが記憶を取り戻します。メフィラスに脳波を操られていても、テッペイの心の奥底にはミライとの思い出が眠っていて、ミライの必死の訴えかけにより、テッペイはその記憶を取り戻したのです。その瞬間、第29話でミライがテッペイにあげたお守りに、ファイヤーシンボル(GUYSの絆の証)が復活します。

ミライとの絆を取り戻したテッペイは、他のGUYSの隊員たちに、ミライと過ごした日々を思い出すよう訴えます。その訴えを聞いて、まだ完全に記憶を取り戻せないながらも、ミライへの攻撃を躊躇する隊員たち。その状況に痺れを切らしたメフィラスは、GUYSの隊員たちに向かって円盤から攻撃を仕掛けました。その瞬間、ミライはメビウスに変身して、身を挺して仲間たちをメフィラスの攻撃から守りました。

その瞬間、テッペイ以外の隊員たちの心に、第30話でインペライザーの攻撃から自分たちを守ってくれたメビウスの記憶が蘇り、ミライとの絆を取り戻します。その瞬間、テッペイの場合と同じく、GUYSクルーたちがミライにもらったお守りに、ファイヤーシンボルが復活しました。メフィラスの人間への挑戦は、失敗に終わったのです。

記憶を取り戻したGUYSによって円盤を破壊されたメフィラスは、自ら姿を現わし、今度はメビウスとGUYSに実力行使で挑もうとしてきました。一部始終を見ていたハヤタは、メフィラスが現われるやいなや、ベーターカプセルを点灯させて初代ウルトラマンに変身!このシーンには昔の変身バンクがそのまま使用され、懐かしいBGMもかかります。

繰り広げられる、メフィラスとメビウス&初代ウルトラマンの激戦。初代ウルトラマンはメフィラスに向かってスペシウム光線、続いて八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)という代表的な必殺技を放ちます。このときの八つ裂き光輪は、昔は見られなかったホーミング機能を見せてくれました。

そして、メフィラスの光線技をバリアーを張ることもなく胸で受け止め、右手で払いのける初代ウルトラマンは、問答無用でカッコよく、強さに溢れる感じがして最高でした。かつて『ウルトラマン』第3話「科特隊出撃せよ」において、透明怪獣ネロンガの電撃光線を胸で受け止めてビクともしなかった初代ウルトラマンの姿を髣髴とさせるシーンです。

初代ウルトラマンに、「お前が自ら手を下した時点で、すでにお前の負け」と指摘されたメフィラスは、その説得を受け入れます。メフィラスは自分たち暗黒四天王が何故メビウスと人間たちに敗れたのか悟り、いつか必ずまた地球にやって来ると言い残して、去っていきました。しかし、宇宙空間で、不意に皇帝(メフィラスたち四天王が仕えていたエンペラ星人)の攻撃を受け、メフィラスは吹き飛んでしまいました。皇帝にとって、メフィラスも「ゲームの駒」の1つに過ぎなかったということです。

さて、今回の話ですが、何はともあれ初代ウルトラマンがカッコよかったです。ストーリー上、初代ウルトラマンが登場しなくても問題ない話だったかもしれませんが、威厳溢れる姿を見せてくれて嬉しかったです。

また、初代ウルトラマンがCGを駆使した空中戦を展開したことについては、賛否両論あるかもしれません。しかし私は、ウルトラマンたちの空中での素早い戦闘シーンを子供の頃から見てみたかった人間なので、賛成の立場です。

メフィラスが40年前の初代とは「別人」だったとは言え、最後のシーンで皇帝に殺された(と思われる)描写があったことにも、賛否両論あることでしょう。むしろ、このシーンがあるために、初代とは「別人」と設定されたのかもしれません。賛否両論ありそうなシーンではありますが、最終回に向けて凄い展開になることを予感させるようなシーンだったと思います。

次回からの『ウルトラマンメビウス』は、「最終三部作」に突入。私が一年間楽しんできた『ウルトラマンメビウス』も、あと3回で終わりです。どうも、最終回は放送時間の変更がありそうですから、ここまできて見逃すことのないよう、気をつけようと思います。

最終三部作の敵は、エンペラ星人。3万年前、怪獣軍団を引き連れてM78星雲光の国を襲い、光の国を潰滅寸前にまで追い込んだ宇宙人。この戦いは「ウルトラ大戦争(ウルティメット・ウォーズ)」と呼ばれています。この戦いで大活躍しながらも傷ついたウルトラの父を手当したのがウルトラの母で、それが縁で2人は結婚したのだという設定があります。そして、ウルトラの父と母には、ウルトラマンタロウという息子がいます。

ウルトラ大戦争によって、平和を脅かす悪の存在を知った光の国は、ウルトラの父を中心にして、全宇宙の平和を守る宇宙警備隊を組織しました。現在の隊長は、ウルトラ兄弟の長男・ゾフィーです。初代ウルトラマンもウルトラセブンもウルトラマン80も、ウルトラ兄弟はみんな宇宙警備隊に所属しています。ウルトラマンタロウは宇宙警備隊の教官を務めていて、その教え子がウルトラマンメビウスです。

つまり、エンペラ星人が3万年前に光の国を襲わなければ、ウルトラの父と母の結婚も、ウルトラマンタロウの誕生も、そのタロウの弟子のメビウスの地球派遣も、宇宙警備隊やウルトラ兄弟の結成も、すべてなかったかもしれません。そのような壮大な設定のみで語られていたエンペラ星人が、ついに画面上に姿を現わします。『ウルトラマンメビウス』の「最終三部作」がどうなるか、非常に注目です。

ちなみに、たまに混同している人がいますが、「エンペラ星人」と「テンペラー星人」は別の宇宙人です。映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』や『ウルトラマンT(タロウ)』に出てきたのが「テンペラー星人」で、今度出てくるのが「エンペラ星人」です。

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2007年3月 4日 (日)

ウルトラマンメビウスとウルトラセブンの共闘

昨日放送した『ウルトラマンメビウス』第46話のサブタイトルは、「不死身のグローザム」。暗黒四天王の1人であるグローザムと、ウルトラマンメビウスおよびウルトラセブンの戦いが描かれました。この記事では、その『ウルトラマンメビウス』第46話を見た感想などを書いていきます。

その前に、特に記事にしなかった第45話「デスレムのたくらみ」について、少しだけ書いておきます。第45話には、「帰ってきたウルトラマン」あるいは「新マン」という名称が一般的に有名なウルトラマンジャックが客演しました(→「帰ってきたウルトラマン」が「ウルトラマンジャック」と呼ばれている事情に詳しくない方は、過去記事「『ウルトラマンメビウス』 「エースの願い」」をご覧ください)。

第45話でのウルトラマンジャックの扱いには、不満を抱く方も少なからずいたようです。主役のメビウスとジャックが並び立つ姿が描かれず、ジャックの戦闘も地上での格闘戦は一切なく、CGを駆使して描写された空中戦だけだったからです。最新ヒーローのメビウスはともかく、CG技術がなかった時代に活躍していたウルトラマンが、現在のCG技術で描かれてしまうこと自体に違和感を感じる人もいるようですね。

しかし、私は第45話を楽しめました。確かにメビウスとジャックが並び立つ姿は見たかったですが、ジャックの空中戦は良かったです。空中を自在に飛び回るウルトラマンの姿は見ていて爽快です。また、ジャックはマイナーな「ウルトラVバリアー」なんて技を披露してくれましたし、変身前の姿(元MATの郷秀樹)もカッコよかったですし。

そして、昨日放送の第46話は、第45話のウルトラマンジャックに続いて、ウルトラセブンが登場しました。メガネつながりということで、ウルトラアイを使ってセブンに変身するモロボシ・ダンと、GUYSのコノミ隊員の交流が描かれました。

今回、ウルトラマンメビウスを倒すために地球にやってきたのは、冒頭でも述べた通り、暗黒四天王の1人・冷凍星人グローザムです。グローザムは、3万年前のウルトラ大戦争(ウルティメット・ウォーズ)にも従軍し、「不死身のグローザム」と恐れられた強敵と設定されています。ちなみにウルトラ大戦争とは、かつて『ウルトラマンT(タロウ)』の劇中で語られた、エンペラ星人率いる怪獣軍団がM78星雲ウルトラの星を襲った事件のことです。グローザムはそのウルトラ大戦争に、エンペラ星人の部下として従軍していたというのです。

そんな強敵のグローザムですから、宇宙警備隊(ウルトラ大戦争で活躍したウルトラの父が大隊長、ゾフィーが隊長を務める組織)のルーキー戦士であるウルトラマンメビウスでは、歯が立たなかったようです。メビウスの必殺技であるメビュームシュートもメビュームバーストも、グローザムを倒すことはできませんでした。メビュームバーストで倒せなかった相手は、グローザムが初めてです。そしてメビウスは、グローザムによって氷付けにされてしまいました。

メビウスが敗れるところを見て、絶望の気持ちに陥るコノミ隊員。そんなコノミを励ますのが、馬で駆けつけたモロボシ・ダン(正体はウルトラセブン)。なぜ馬なのかという疑問はありますが、カッコいいです。そしてダンはコノミに、諦めないことの重要さを伝えます。

そしてGUYSは、怪我や病気で戦えない男性隊員たち抜きで、メビウスを救出し、グローザムを倒す作戦を計画します。メビウスを助けるために使うのは、メテオール「マグネリュウム・メディカライザー」。かつて、ガッツ星人によって磔にされたウルトラセブンを救うために、ウルトラ警備隊が使用した「マグネリュウム・エネルギー光線砲」を応用して作り出されたメテオールです。男性隊員が戦えず女性隊員メインの話になったのは、放送日が3/3、つまり「ひな祭り」に因んでのことですね。GUYSの作戦名は「プライド・オブ・ガールズ」と命名されます(第10話での作戦名「プライド・オブ・ガイズ」をもじったもの)。

一方のグローザムは、メビウスを倒して絶頂の気分になっています。氷付けにしたメビウスを餌にウルトラ兄弟をおびき出して、一気に倒そうという作戦のようです。メフィラス星人が、ウルトラ兄弟だけでなく人間にも注意すべきだと忠告しますが、グローザムは「人間などひ弱な生き物だ」と言って意に介しません。メフィラス星人が人間を警戒するのは、40年前に初代ウルトラマンと戦ったメフィラス星人が、人間の心に挑戦して敗れたことを踏まえているのでしょう。ただし、今回のメフィラス星人が、かつて初代ウルトラマンと戦ったメフィラス星人(死んでいません)と同一人物かどうかは、現時点ではわかりません(声優は40年前と同じ人)。

モロボシ・ダンは、すぐに変身はしません。あくまで、GUYSによってメビウスを助ける作戦が行われるまでは、静観するつもりです。ダンはメビウスに、「人間であろうと宇宙人であろうと、君を君として認めてくれた仲間たち」が助け出してくれるのを待つように、テレパシーで伝えます。

このセリフからは、『ウルトラセブン』の最終回を想起しました。『ウルトラセブン』の最終回で、ダンはウルトラ警備隊のアンヌ隊員に対して、自分がウルトラセブンなのだということを打ち明けますが、アンヌは「人間だろうと宇宙人だろうと、ダンはダンに変わりないじゃないの。たとえウルトラセブンでも」と言います。そのダンとアンヌのやり取りを、今回のセリフで想起しました。ダン自身も、自分を自分として認めてくれる仲間の大切さというものを知っているのです。

GUYSは男性陣が出撃できないため、コノミが初めて戦闘機で出撃します。緊張して震えるコノミは、第4話でミライ隊員(メビウスの地球での仮の姿)に教えてもらった「勇気が出るおまじない」をやってみます。そのおまじないとは、「デュワ!」と叫んでメガネを顔に装着すること。そうです、第4話でミライがコノミに教えた「勇気が出るおまじない」とは、まさにウルトラセブンの変身方法そのものなのです。

メビウス救出、そしてグローザム打倒のため出撃するコノミとマリナでしたが、グローザムがメビウス救出を邪魔するために再び現われました。GUYSのフジサワ博士が立案したグローザム打倒作戦は、メビウスの復活と協力が前提となっていたため、メビウスの復活を邪魔されてはどうにもなりません。そんなGUYSのピンチに、ついにモロボシ・ダンがウルトラセブンに変身しました。

グローザムが出現したウルトラセブンと組み合っている隙に、マリナがマグネリュウム・エネルギーをメビウスに照射し、メビウスが復活しました。ここから、ウルトラマンメビウスとウルトラセブンの共闘が始まります。二大ヒーローの勇姿がカッコイイです。

この戦いの最中、ウルトラセブンはアイスラッガーを披露。言うまでもなく、ウルトラセブンで最も有名な必殺技ですね。そして、ウルトラマンメビウスのメビュームシュートと、ウルトラセブンのエメリウム光線の合体技がグローザムに炸裂します。アイスラッガーは映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』でも使われていましたが、エメリウム光線は映画では使いませんでした。それだけに、喜んだ方も多かったのではないでしょうか。

しかし、そんなメビウスとセブンの合体技を受けてバラバラになったグローザムですが、「不死身」と言われるだけあって死んでおらず、再生しようとしています。そこで、コノミの出番です。コノミが乗ったガンローダーには、フジサワ博士が考案した新型メテオール「マクスウェル・トルネード」が搭載されていました。炎の竜巻を発生させるメテオールです。ピンピンしている状態のグローザムに使用しても効果がありませんが、メビウスとセブンによってバラバラにされて、まだ完全に再生していない状態のグローザムになら通用するということで、今回のトドメはウルトラマンではなく、人間によるものでした。

しかし、3万年前のウルトラ大戦争で、グローザムは恐らく多数のウルトラマンと戦ったものと思われるわけですが、それでも生き残ったほどの強敵です。そんなグローザムにトドメをさしたのが、グローザム曰く「ひ弱」な人間だったわけですから、人間をナメてはいけませんね。まさに、メフィラス星人がグローザムに忠告した通りの事態になったわけです。

ダン(セブン)はミライ(メビウス)との別れ際、仲間を大事にしろと伝えます。「俺が受けた悲しい想いだけは君に味わわせたくはない」という言葉と共に。このダンの言葉には、かなりの重みがあるはずです。

モロボシ・ダンは『ウルトラマンL(レオ)』の放送時、地球を守るMACの隊長でした。そのMACは、円盤生物シルバーブルーメに基地ごと飲み込まれ、全滅したという過去がありました。基地内にいたMACの隊員たちも死んだはずです。そのときのダンはウルトラセブンへの変身能力を失っている状態でしたから、MACの隊員たちを救うことができませんでした。ダンはその悲しさを踏まえて、ミライに仲間を大切にするよう伝えたのでした。元MAC隊長としてのモロボシ・ダンが描かれるのは非常に珍しいことですので、嬉しかったですね。

次回の『ウルトラマンメビウス』のサブタイトルは、「メフィラスの遊戯」。ついに、初代ウルトラマンが登場します。

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2007年2月23日 (金)

『ウルトラマンメビウス』 「エースの願い」

先週の土曜日に放送した『ウルトラマンメビウス』第44話のサブタイトルは、「エースの願い」。タイトルどおり、ウルトラマンエース(ウルトラマンA)が登場しました。もちろん、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(2006年)で、久々にエースに変身する北斗星司を演じた高峰圭二氏も、再び北斗の役で出演してくださいました。

しかし、今回はそれだけでなく、星光子さんが南夕子を演じてくださり、北斗と南の久々の再会が描かれました。北斗と南が再会したのは、『ウルトラマンA』第28話「さようなら夕子よ、月の妹よ」(1972年10月13日放送)で、実は月星人であることが判明した夕子が月に帰って以来のこと。天の川をバックに久々の「ウルトラタッチ」を披露した北斗と南に、興奮あるいは感動したファンも多かったことでしょう(エース自体は北斗の単独変身でしたが)。

今回の『ウルトラマンメビウス』劇中において、エースが月面で戦った相手が、『ウルトラマンA』第28話に登場した満月超獣ルナチクスの別個体だったことにも、喜んだファンの方は多かったかもしれません。トドメのメタリウム光線も綺麗でしたね。そして、エースが月面でルナチクスと戦っている間、主役のウルトラマンメビウスが異次元空間で戦っていた相手は、かつてのエースの宿敵である異次元人ヤプール。

ヤプールは、メビウスと人間との心の絆がメビウスの強さの源であることに目を付け、メビウスと、メビウスの仲間であるGUYSのメンバーを分断する作戦を採りました。なおかつヤプールは、ヒルカワという男を利用して、人間の身勝手さを見せ付けます。GUYSのメンバーと離れ離れになり、人間の身勝手さを目の当たりにしたメビウスは、ヤプール相手に思うように戦えません。そのメビウス(普段はGUYSのヒビノ・ミライ隊員)を励ますのが、ウルトラマンエース(北斗星司)。

北斗(エース)はミライ(メビウス)に、たとえ離れ離れになっていても、仲間たちとの絆は感じることができるはずだと諭します。かつて、自分も南夕子という大切な仲間と離れることになったけれど、今でも近くに感じている、だからこそ自分は戦えたのだと、自身の経験に照らして、北斗はミライを応援します。北斗の言葉によってGUYSの仲間たちとの絆を感じることができたミライは、再びウルトラマンメビウスとして立ち上がり、ついにヤプールを倒すことができたのでした。

身勝手なヒルカワは助けてくれたミライ(メビウス)にお礼を言うことすらなく、全く改心する様子もありませんでした。困惑するミライに、エースは、かつて『ウルトラマンA』最終回で地球を去るときに残したものと大体同じ言葉を伝えます。「優しさを失わないでくれ。弱い者をいたわり、互いに助け合い、 どこの国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。例えその気持ちが何百回裏切られようとも。それが私の変わらぬ願いだ」と。最後の「変わらぬ願いだ」の部分は、『ウルトラマンA』最終回のときには、「最後の願いだ」というセリフでした。エースの願いは、その当時から今に至るまで変わっていないようです。いい言葉ですよね。

今回の話は色んな要素を詰め込みすぎて、もう少し丁寧に描いてほしいなぁと感じる部分も多かったのですが、それ以上に燃える展開が多かったですね。映画に登場して、前回の43話でTVシリーズに初めて登場したジングウジ・アヤが、ヒロインのような役割を果たしていることに唐突な印象を受ける方もいたようですが、私は特に気になりませんでした。『ウルトラマンメビウス』第44話を心から楽しむことができました。

次回の『ウルトラマンメビウス』は、第45話「デスレムのたくらみ」。明日の放送ですね。今度は、郷秀樹が登場して、「帰ってきたウルトラマン」に変身して活躍する姿を見せてくれそうです。注目ポイントとしては、1971年から放送された『帰ってきたウルトラマン』以来、「帰ってきたウルトラマン」「新マン」「帰りマン」「帰マン」「ウルトラマンⅡ世」など、様々な呼称で呼ばれてきた「帰ってきたウルトラマン」が、現在の正式名称である「ウルトラマンジャック」の名前で呼ばれるかどうか。

「ウルトラマンジャック」という名前は、1983年に公開された映画『ウルトラマンZOFFY』の際に付けられたもの。この映画は、ウルトラ兄弟の長男であるゾフィーがウルトラ兄弟の活躍を紹介していく内容になっているのですが、それまで「帰ってきたウルトラマン」だけ正式名称がなかったため不都合だということで、「ウルトラマンジャック」という名前が正式名称になったのでした。

しかし、『帰ってきたウルトラマン』という番組が終了して10年以上経ってからの後付け命名だったことのみならず、『ウルトラマンT(タロウ)』の企画段階で没になった名前が実は「ウルトラマンジャック」で、しかも没になった理由が「ハイジャックを連想させるから」だったことから、「帰ってきたウルトラマン」が「ウルトラマンジャック」という名前になってしまったことに違和感や不満を感じている方も少なくない様子。

前出の『ウルトラマンZOFFY』や、翌1984年に公開された『ウルトラマン物語』などの映画では、「ウルトラマンジャック」の呼称が使われていました。しかし、TVシリーズでは「ジャック」呼称が使われたことはなく、昨年公開の映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』でも、不満を抱くファンの気持ちを慮ってか、「ジャック」の呼称は使われませんでした。

そのような事情から、今度のTVの『ウルトラマンメビウス』第45話の劇中で「ウルトラマンジャック」という呼称が使われるのかどうか、注目したいところなのです。ちなみに、先週の『ウルトラマンメビウス』第44話で、予告の後に流れた「メビナビ」では、「ウルトラマンジャック」の呼称を使っていました。

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2007年2月 1日 (木)

宇宙警備隊の隊長ゾフィーとサコミズの出会い

先週の『ウルトラマンメビウス』第41話「思い出の先生」は、ウルトラマン80(エイティ)客演編。と言うより、『ウルトラマン80』の最終回と言っても過言ではない内容の感動作でした。『ウルトラマン80』の劇中では突然触れられなくなってしまった「ウルトラマン先生」の設定を、27年ぶりに復活させ、教師・矢的猛の物語を見事に完結させたと言えます。本当に感動作に仕上がっていて、私は『ウルトラマン80』をビデオでしか見ていない世代ですが、ボロボロ泣いてしまいました。

ウルトラマン80自身も、ウルトラスパイラルビーム、ウルトラレイランス、サクシウム光線、バックルビームといった多彩な技を披露してくれて嬉しかったです。80は光線技が得意なウルトラ戦士ですからね。また、80が今ではウルトラ兄弟の一員であることを、明確に描写してくれたのも嬉しかった点です。

発売されたばかりの『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のDVDも見ました。これも、映画館で見て以来の鑑賞ですが、またも感動の涙を流しました。ウルトラ兄弟の活躍ももちろん良かったのですが、今度こそアルトを助けるんだと決意するタカト君の気持ちが、私を泣かせました。「信じる力が勇気になる」、「最後まで諦めず、不可能を可能にする、それがウルトラマンだ」などのセリフが、私の心に響きました。

今週の土曜日は、『ウルトラマンメビウス』の第42話「旧友の来訪」が放送されます。何と、『ウルトラセブン』のセミレギュラーだったタケナカ参謀が、GUYSの最高総議長として登場。レッドキングとゴモラという二大有名怪獣も登場。さらに、サコミズ隊長の経歴が明らかになり、サコミズ隊長とゾフィーの出会いが回想として描かれるようです。

ゾフィーと言えば、M78星雲光の国に本部を置き、全宇宙の平和と秩序を守ることを使命にしている宇宙警備隊(隊員数は100万人)の隊長にして、ウルトラ兄弟の長男。必殺技のM87光線は、単独で放つ技としては最強の威力を誇ると言われています。そのゾフィーとサコミズ隊長の出会いが描かれるというだけでも、かなり楽しみです。

やっぱり、ゾフィーの人間体はサコミズ隊長ということになるのでしょうか。気になります。

<関連記事>
『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のDVD発売とウルトラマン80の活躍が間近

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2007年1月25日 (木)

『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のDVD発売とウルトラマン80の活躍が間近

昨年公開され、予想外の大ヒットとなった、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のDVDが、明日(1/26)いよいよ発売されます。ウルトラマンシリーズ40周年を記念したこの作品は、大人も子供も楽しめる映画になっています。特に、現在TV放映中の『ウルトラマンメビウス』を見ている方や、かつてウルトラ兄弟の活躍に胸躍らせた方には、オススメの作品です。私は映画館で見て、泣きました。

何と言っても、初代ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、ウルトラマンエースは人間体も含めて登場し、ゾフィーやウルトラマンタロウも映画のクライマックスで駆けつけ、ウルトラ6兄弟が勢ぞろいするのです。これは、興奮しないわけにはいかないでしょう。

そして、その感動・興奮ムービーが、ついに自宅で鑑賞できるようになります。映画館で見た方も、映画館には行かなかった方も、ウルトラマンに興味があって生活に困らない程度以上の収入があるならば、ぜひDVDを購入されてはいかがでしょうか。

ちなみに、今週土曜に放送されるTVシリーズ『ウルトラマンメビウス』は必見です。第41話で、サブタイトルは「思い出の先生」。待望のウルトラマン80が登場します。80の人間体・矢的猛(演じるのは長谷川初範氏)も登場します。

『ウルトラマンメビウス』の世界観においては、メビウスが地球に来るまでの約25年間、地球に怪獣は現われていませんでした。その25年前に地球を守っていたのが、ウルトラマン80。その80が久々に地球にやって来るのですから、楽しみです。ウルトラマン80に変身する矢的猛は、地球を守るUGMの隊員と同時に中学校の教師でもありましたが、『ウルトラマン80』の劇中において、途中から何の説明もなく矢的猛の教師生活は描写されなくなってしまいました。今週土曜の『ウルトラマンメビウス』では、その教師・矢的猛の設定を生かした話になるようです。非常に楽しみです。

どうも、『ウルトラマンメビウス』という作品は今後も凄まじい展開(ウルトラ兄弟の設定や世界観が好きな人にとって)になるようなので、次回予告も毎回見逃せない雰囲気です。

<主な関連記事>
ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟
ウルトラ兄弟

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2006年11月25日 (土)

ウルトラマンメビウス&ウルトラマンレオ

今日の『ウルトラマンメビウス』第34話「故郷のない男」は、以前から放送される日を心待ちにしていました。『ウルトラマンメビウス』という番組自体は毎週楽しく見ていますが、34話にはウルトラマンレオが登場する予定だと聞いたから、いつにも増して楽しみだったのです。そして本日、その34話を見ました。

ウルトラマンレオ、かっこよかったです。明日は、レオのソフビを買うためにおもちゃ屋に行く親子が続出ではないでしょうか。それぐらい、かっこいい客演でした。以前、メビウスの救援にやってきたウルトラマンタロウとは違い、人間体の登場があったのも良かったです。おおとりゲン、渋くて素敵でした。

レオを見たとき、テッペイが「ウルトラマンレオだ~」と叫び、物凄く嬉しそうな顔をしていましたが、テレビの前で同じような顔をした方も多かったのではないでしょうか。30数年前にウルトラマンレオの活躍に酔いしれた方々は、レオが地球を守る後輩のウルトラマンの元に現れただけでも感無量だったのではないでしょうか。

ストーリー的にも今日の話は、マリナ隊員が「熱血バカが喜びそうな展開」と言っていた通り、熱い話でした。さすが、一度負けても特訓によって新しい技を編み出し、再戦によって敵を打ち破っていたレオの客演回だけあります。ミライ(メビウス)も、特訓によって新しい技を編み出しました。メビウスよりもレオの方が身体能力が高いというセリフには、レオのファンの方々も嬉しかったのではないでしょうか。戦いの最後で、メビウスとレオが繰り出したダブルキックは最高にかっこよかったです。

敵のリフレクト星人も、なかなか印象に残る奴でした。事前に静止画で見たときは印象が良くなかったのですが、動いている姿を見ると、結構かっこよく感じられたのです。彼がメビウスに負けそうになってGUYSを人質に取るという卑怯なことをしてくれたおかげで、レオがメビウスに加勢してくれました。リフレクト星人が卑怯な手を使わなかったら、レオ(おおとりゲン)はメビウスを見守ることに徹し、メビウスは1人でリフレクト星人を倒していたことでしょう。その意味で、リフレクト星人の功績は大きいです。

印象的だったのは、おおとりゲンがウルトラマンタロウのことを「タロウ兄さん」と呼んでいたことと、ミライがゲンのことを「レオ兄さん」と呼んだこと。タロウはもはやウルトラ兄弟の末弟ではないのだということが、はっきりわかるシーンでした。『ウルトラマンレオ』の本編でレオはすでにウルトラ兄弟入りしていましたが、他のウルトラ兄弟を「兄さん」と呼ぶ描写は初めてだったと思いますし。

ともあれ、今日は期待通り、面白かったです。熱い話でした。客演話が好きな私が大満足できる回でした。来週は、ついにウルトラマンヒカリが地球に帰ってきます。ババルウ星人がツルギに化けたり、こちらも見逃せない話になりそうです。

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2006年11月 5日 (日)

見逃せない状況のウルトラマンメビウス

昨日の『ウルトラマンメビウス』は第31話「仲間達の想い」。その一週間前は、第30話「約束の炎」。

『ウルトラマンメビウス』はまだ中盤にもかかわらず、地球を守るGUYSという組織に所属する主人公のヒビノ・ミライ隊員が、実はウルトラマンメビウスだということがGUYSの隊員たちにバレてしまうという見逃せない展開になっております。M78星雲出身のウルトラマンが主役の作品で、主役の正体が中盤で仲間達にバレるという展開は、今までなかったものです。

第30話は、第29話の続き。29話に続いてウルトラマンタロウが登場し、寿命を縮めてしまう大技・ウルトラダイナマイトを披露してくれました。タロウ、かっこよすぎでした。しかし、そのウルトラダイナマイトでも倒せないインペライザー、恐るべし。

その後、「必ず生きて帰る」という仲間達との約束を胸に、メビウスはバーニングブレイブにパワーアップしました。そして、メビュームバーストという必殺技で、タロウのウルトラダイナマイトでも倒せなかった強敵インペライザーを一発であっさりと倒してしまいました。その描写には、不満を抱く方も多いようですね。

私も実際、ウルトラダイナマイトよりもメビュームバーストの方が単純に強いのだという考えには納得できません。ですので私は、メビュームバーストの方がウルトラダイナイマイトよりも、インペライザーにはたまたま相性が良い技だったか、あるいはタロウの攻撃によってインペライザーはダメージを蓄積させていて、得意の再生能力が弱まっていたために、メビウスの攻撃でもとどめを刺すことができたのだと考えています。

別に、メビウスよりもタロウの方が強くなければ嫌だとか、そういうわけではありません。ただ、少なくとも、現時点でのメビウスはまだタロウを超える強さを身に付けていないと思うだけです。今後、メビウスが激しい戦いの末に成長を遂げ、タロウを超えることがあるかもしれません。でも、今のメビウスはまだ成長途中だと思いますので、簡単に教官でもあるタロウより強くなってしまうことには納得がいかないだけです。実際、29話では明らかにタロウの方がメビウスよりも強いような描写がなされていましたから。

第31話では、ミライの正体がGUYSのみんなにバレたことによって、逆に結束が強まった様子が描かれました。そして、ウルトラマンメビウス抹殺を命じられた新種の円盤生物がやってきました。円盤生物ロベルガーです。

かつての円盤生物は、ブラックスターという星からやってきました。しかし、そのブラックスターはウルトラマンレオのシューティングビームによって破壊されています。それなのに、第28話で昔ウルトラマンレオとも戦った円盤生物ノーバ、そして今回の新しい円盤生物ロベルガーが現れたのは何故なのか、気になるところです。やはり、3万年前にM78星雲光の国を襲撃したエンペラ星人が関わっているのでしょうか。今後の『ウルトラマンメビウス』が、ますます見逃せません。

今度の『ウルトラマンメビウス』は、第32話「怪獣使いの遺産」です。こちらも、かなり内容が気になる作品です。

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2006年10月22日 (日)

ウルトラマンタロウの活躍に燃えた日

昨日放送の『ウルトラマンメビウス』は、第29話「別れの日」。サブタイトル、あるいはメビウスに変身するミライが正体を仲間に明かすという展開から、最終回が近いと誤解している人もいるようですが、『ウルトラマンメビウス』はまだ中盤戦です。

昨日は日本シリーズ第一戦の影響で、『ウルトラマンメビウス』の放送時間が普段よりも1時間早くなるという事態でしたが、決して見逃せない重要な回でした。前後編の前編にあたる話というのもそうですが、ウルトラマンタロウがメビウスの救援にやってきた回だからです。いや、メビウスの救援に来たというのは、結果的にそうなっただけでです。

タロウが地球にやってきた目的は、メビウスに代わって地球の守りに就くこと。地球には大いなる危機が迫っていて、宇宙警備隊のルーキーであるメビウスでは戦えないと、ウルトラの父と母が判断したためでした。そのため、ウルトラの父と母の実の息子で、ウルトラ兄弟の中でも最強の呼び声が高く、メビウスの教官でもあるウルトラマンタロウが、メビウスに代わって地球を守る目的で地球に来たのです。タロウが地球に来たとき、メビウスは無双鉄神インペライザーに敗れる寸前でした。

ウルトラの父の命令にしたがって、地球を離れる決意を固めたGUYSのミライ隊員(正体はメビウス)でしたが、インペライザーの襲撃で逃げ惑う人々を見て、このまま地球を去るわけにはいかないと感じ、リュウ隊員の目の前で変身。しかしながら、メビウスの攻撃はインペライザーに全く通用しません。メビュームシュートも、ブレイブに変身してのメビュームナイトブレードも、インペライザーには歯が立ちません。

メビウス絶体絶命のピンチに、タロウが地球に到着しました。「ウルトラマンタロウだ!!」と、真っ先に反応したテッペイはさすがです。メビウスが苦戦する様子を見て狼狽していたトリヤマ補佐官も、タロウの登場には嬉しそうな顔をしていました。

タロウはさすがにウルトラ兄弟の中でもトップクラスの実力の持ち主だけあって、メビウスとは格が違う戦闘を見せてくれました。メビウスが手も足も出なかったインペライザーを、終始圧倒しました。スワローキックを見せてくれたのも嬉しかったです。

タロウ必殺のストリウム光線によって、インペライザーは上半身を吹き飛ばされました。それでも動きを止めなかったインペライザーですが、一時的に撤退したようです。

タロウの声は石丸博也氏。石丸氏は、映画『ウルトラマン物語』でもタロウの声を演じていた方なので、私は石丸氏の声でも違和感はありません。石丸氏の声を聞くと、どうしても兜甲児やジャッキー・チェンの吹き替えを思い出してしまう人が多いようですが、私は『マジンガーZ』もジャッキー・チェンの映画もよく知らない人間です。そういう意味で、私は石丸氏がタロウの声でも違和感を感じないのかもしれませんね。石丸博也氏と言えば、私はウルトラマンタロウしか知らないのです。

私は『ウルトラマンタロウ』という番組は、幼少時に見た再放送や書籍、大人になってから見たビデオなどでしか知りません。リアルタイムで見た世代ではないのですが、それでも一番好きなウルトラマンは、今も昔もウルトラマンタロウ。ですので、昨日の『ウルトラマンメビウス』でのタロウの活躍には、本当に燃えましたね。一番面白い回だったような気もします。とにかく興奮しました。

来週は、ウルトラダイナマイトまで披露してくれるとのことで、ますます見逃せません。もちろん、『ウルトラマンメビウス』という番組の主役はあくまでウルトラマンメビウスであることを、私は忘れていません。メビウスの活躍にも目が離せません。来週は、GUYSの全員にミライの正体がメビウスだとバレてしまうのでしょうか。予告の映像からすると、そんな印象を受けます。

また、インペライザーを送り込んだのは、ネット上で話題になっているように、やはりエンペラ星人なのでしょうか。あの、三万年前に、M78星雲光の国に怪獣軍団を差し向けたという…。今後も、『ウルトラマンメビウス』は大注目です。

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2006年10月 9日 (月)

ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟 超全集

ネットで注文していた『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟 超全集』(小学館、2006年)が届きました。「てれびくんデラックス」ということで、一見すると体裁は子供向け(漢字に振り仮名が付いていたり)ですが、中身は大人(ただし、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』を楽しめた方)でも楽しめる構成になっています。

例えば、内山まもる氏の漫画が収録されています。内山氏は昔、人気を博した『ザ・ウルトラマン』という漫画を描いた方です。また、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のプロデューサー・鈴木清氏のインタビュー、監督の小中和哉氏・脚本の長谷川圭一氏の対談、主役のヒビノ・ミライを演じた五十嵐隼士氏のインタビュー、黒部進氏・森次晃嗣氏・団時朗氏・高峰圭二氏の対談なども収録されています。これらは、子供よりもむしろ、大人の方が楽しめる内容だと思います。

ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念パーティーの様子についても書かれていますので、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』をエンドクレジットまで楽しんだ方なら、『超全集』も楽しく読めるのではないでしょうか。

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2006年9月26日 (火)

ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

先日観た、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の感想を述べたいと思います。まず率直に感想を言うと、メチャクチャ面白かったです。映画館で観て大正解でした。「ウルトラ兄弟」という記事でもお話したように、私はウルトラ兄弟が大好き。今回の『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』は夢のような映画でした。以下、個人的に見所だと感じたところを述べていきます。

まず冒頭。いきなりウルトラ4兄弟(初代ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック<帰ってきたウルトラマン>、ウルトラマンエース)が究極超獣Uキラーザウルスと、月面で戦っているところから映画は始まります。私はここで、ウルトラ兄弟の勇姿を観て涙しました。その後、何度も泣く場面があったのですが、イチイチ覚えてはおりません。泣いて鼻をすすっている時間がかなり長かったような気がします。また、月面での戦いは大迫力。冒頭の戦いだけでも、観る価値があります。

オープニングタイトルも見もの。かつての『ウルトラQ』や『ウルトラマン』のタイトルに懐かしさを感じる人は、ここでも興奮すること間違いなしだと思います。

ウルトラ兄弟の活躍に目を奪われがちですが、映画の主役はあくまでウルトラマンメビウス(地球での名はヒビノ・ミライ)です。メビウスも、主役らしい活躍をテレビシリーズ以上に見せていました。また、ウルトラマンに憧れる少年・タカトとの交流・やり取りは、説教臭いと感じる人もいるかもしれませんが、私はメビウス(ミライ)が「ヒーロー」に見えて良かったと思います。ミライとタカトのやり取りの中から、映画を観ている子供たちが何らかのメッセージ性を感じることができればいいですね。

ウルトラマンタロウとゾフィーの登場は少しでしたが、かっこよかったです。特にタロウ。「ストリウム光線」の掛け声はインパクト大でした。篠田三郎氏が出演していないため、タロウの声は石丸博也氏でした。恐らく、そこに不満を感じる人もいるでしょう。石丸氏は映画『ウルトラマン物語』でタロウの声を担当された経験のある方なので、『ウルトラマン物語』を観たことがある人なら、篠田三郎氏の声でなくても何とか許容できるのではないかと思いました。でも、それでも多少の違和感はあるかもしれませんね。

ハヤタ、モロボシ・ダン、郷秀樹、北斗星司の変身シーンはやはり興奮しましたね。ウルトラ4兄弟が並んで現われるなんて、まさに感涙です。真っ先に変身しようとする北斗と、北斗を止めようとするハヤタやダンに「勝てばいいんです」と言う郷秀樹は、特に良かったです。

伝説のウルトラ兄弟と、宇宙警備隊のルーキーであるメビウスの交流も、良かったですね。「我々ウルトラマンは神ではない、救えない命もあれば、届かない想いもある」とのハヤタの言葉は名言だと思います。

宇宙人連合もかっこよかったです。ザラブ星人、ガッツ星人、ナックル星人、テンペラー星人と、それぞれ見せ場があって良かったです。ニセウルトラマンメビウスに変身するザラブ、十字架でウルトラ兄弟たちを磔にするガッツ&ナックルなど。

最後のウルトラマンメビウス&ウルトラ6兄弟と、Uキラーザウルスの戦闘も、迫力満点でした。CGの多さが気になる人も多いかもしれませんが、個人的には許容範囲でした。スピード感のある戦いも良かったと思います。

エンドロールには、ウルトラマンティガやウルトラマンガイア、ウルトラマンジョーニアスなど、ほとんどすべてのウルトラマンが登場。シリーズ40周年記念パーティーの様子も映り、ウルトラマンシリーズ40周年記念作品にふさわしいエンドロールになっていると思います。

以上のように、見所がたくさんある素晴らしい映画だったのですが、当然、不満に感じた点はあります。それは、以下のようなもの。

CGの多さ自体は気にならなかったものの、「ここは別にCGじゃなくても良いだろう」と感じるシーンはいくつかありました。代表的なところでは、ウルトラマンタロウのストリウム光線発射シーン。物凄くかっこいいシーンなのですが、発射シーンはCGでした。発射する瞬間のタロウは着ぐるみでも良かったのではと思います。

上記のタロウのストリウム光線発射シーンはCGでしたが、掛け声のインパクトと発射の仕方が相俟って、物凄くかっこいいです。その直後、ゾフィーが無言でM87光線(Aタイプ)を放ちますが、ド派手なタロウの直後だけに、ちょっと地味。ゾフィーのM87光線は単独で放つ光線技としては最強の威力を持つという設定で、なおかつ滅多に発射シーンを観ることができない光線(特に八つ裂き光輪と似ているポーズで発射するAタイプが貴重)でもあるので、もっとかっこいい描写にできなかったのかと不満を感じます。

宇宙人連合の中で、最初にメビウスに倒されたテンペラー星人は、かつてウルトラ6兄弟も苦戦した強敵。しかし今回は、メビウスにあっさり負けてしまいました。そのへんがちょっと不満ですが、テンペラー星人にも個体差があって、ウルトラ兄弟を苦戦させるほど強い奴もいれば、メビウス1人に負けるほど弱い奴もいるということで納得しておきます。むしろ、メビウスが強くなったということかもしれませんし。テンペラー星人はかっこよかったですよ。

これは方々で指摘されていることですが、今回の映画では、GUYSがかなり蚊帳の外。このあたり、テレビシリーズとはかなり違いますが、まぁ仕方ないところでしょう。仕方ないとは思いますが、GUYSを好きな人には物足りないのではないかと感じました。

ウルトラ兄弟がかなり長時間戦っているように見えたのはご愛嬌ですが、エースのカラータイマー音が昔と違うことに少し違和感を感じました。

ウルトラセブンが、アイスラッガーとワイドショットという必殺技を披露してくれていますが、エメリウム光線も見たかったところ。額のビームランプから発射する光線で、セブンの技の中でも主要なもの。そのエメリウム光線を使ってくれなかったことは少し残念でした。

…不満は当然あります。ストーリー上の突っ込みどころもあります。しかし、それ以上に、素晴らしさの方が多いし、素晴らしい点のインパクトが絶大でした。不満点や突っ込みどころを忘れさせてくれるほど、勢いのある映画でした。ウルトラマンに少しでも興味のある方には、ぜひ観ていただきたい映画ですね。

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2006年9月25日 (月)

ウルトラ兄弟

先日、映画を観てきました。『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』です。ウルトラマンシリーズ40周年記念作品です。

私はテレビで『ウルトラマン80』が終了した後、1996に『ウルトラマンティガ』が始まるまでの間の1980年代(ウルトラマンにとっては冬の時代)生まれですが、ウルトラマンにはかなりの思い入れがあります。特に、「ウルトラ兄弟」という設定は大好きでした。

私の子供時代は、ウルトラマンシリーズはテレビでは再放送しかしておりませんでした。そのため、同年代にはウルトラマンに何の愛着も持たない人が少なくありません。実際、私の友人の中にはウルトラマン好きはほとんどいません。しかしながら、子供の頃の私は『てれびくん』などの児童誌を読んで、そこで特集されている「ウルトラ兄弟」という設定に胸躍らせ、いつかウルトラ兄弟が活躍する新しいウルトラマンのシリーズを見たいものだと願っていました。

1996年に、『ウルトラマン80』の終了から10数年ぶりのテレビ放送となる『ウルトラマンティガ』が始まりました。その後、『ウルトラマンダイナ』や『ウルトラマンガイア』と立て続けに放送しました。もちろん、私はそれらの放送を喜んで視聴し、かなり楽しんではいましたが、少しだけ寂しい気持ちがありました。それらの作品が、過去のシリーズとは完全に独立した世界観の作品になっていたからです。

独立した世界観で描かれたということは、「M78星雲」や「ウルトラ兄弟」というキーワードは登場しないということです。ウルトラマンエースやウルトラマンタロウの客演などは、望むこともできないような状況でした。ビデオ発売された『ウルトラマンネオス』では、主人公のウルトラマンネオスはM78星雲出身と設定され、それのみならず、かつてのシリースでウルトラ兄弟の長男として活躍したゾフィーも登場しましたが、世界観そのものは過去のシリーズとは関係ないものとして設定されました。これは悲しかったですね。ゾフィーがいるなら、初代ウルトラマンやウルトラマンレオが活躍していた世界観と同一にしてほしいと思ったものです。

『ウルトラマンネオス』よりも前に、『ウルトラセブン』の新作シリーズが『ネオス』と同じくビデオで発売されていましたが、この『セブン』の新作は、ウルトラ兄弟が過去に存在しなかった設定で世界観が構成されていました。「過去にウルトラセブンは地球に来たことがあるけれども、ウルトラマンタロウやウルトラマン80などの他のウルトラマンは存在しない世界」が舞台になっていたのです。これも、寂しいことでした。

しかし、去年テレビ放送した『ウルトラマンマックス』では、世界観そのものは過去のシリーズから独立した設定だったものの、主人公のウルトラマンマックスは、M78星雲出身と設定されました。テレビシリーズでは、まさに20数年ぶりにM78星雲からやってきたウルトラマンということだったのです。

そして今年、『ウルトラマンマックス』の後を受けて放送され、現在も放送されている『ウルトラマンメビウス』では、主人公のメビウスが、ウルトラマン80が地球を去ってから、25年ぶりに地球にやってきたウルトラマンと設定されました。第1話には、ウルトラの父やウルトラマンレオなど、かつてのシリーズで活躍したウルトラマンが登場しました。その後、ウルトラの母やゾフィー、ウルトラマンタロウも登場しました。『ウルトラマンメビウス』という作品は、『ウルトラマン』・『ウルトラセブン』・『帰ってきたウルトラマン』・『ウルトラマンA(エース)』・『ウルトラマンT(タロウ)』・『ウルトラマンL(レオ)』・『ウルトラマン80』といった作品たちと、同一の世界観を舞台に物語が展開するのです。つまり、主役のウルトラマンメビウスは、かつてのシリーズで活躍したウルトラ兄弟の後輩です。

そして、その映画版が、私が観てきた『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』です。この作品では、20年前に、異次元人ヤプールの怨念が生み出した究極超獣Uキラーザウルスをかろうじて神戸沖に封印することに成功したウルトラ4兄弟(初代ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック<帰ってきたウルトラマン>、ウルトラマンエース)が、それぞれ人間として神戸で暮らしている設定。彼らはUキラーザウルス封印によって、エネルギーを使い果たしてしまい、ウルトラマンとして戦う力を失ってしまったのです。

しかし、彼らが命懸けで封印したUキラーザウルスを復活させようと、ザラブ星人・ガッツ星人・ナックル星人・テンペラー星人の宇宙人連合が暗躍。その調査のために神戸にやってきたヒビノ・ミライ(正体はウルトラマンメビウス)が、ついに憧れのウルトラ兄弟に出会います。

そして、復活してしまったUキラーザウルスと、ウルトラマンメビウスとウルトラ4兄弟の戦いには、ウルトラ兄弟の長男であるゾフィーと、ウルトラの父と母の実子であるウルトラマンタロウも駆けつけます。ウルトラ兄弟が活躍する新作を観たかった私にとっては、「そうだよ、こういう作品を観たかったんだよ~」という、まさに興奮する映画に仕上がっておりました。

私の『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の感想は、また明日以降の記事に載せたいと思います。今回の映画については色々な方が感想を載せていらっしゃるので、それらをご覧になるのも楽しいと思います。例えば下記のブログを参照。ネタバレが嫌な人はやめたほうがいいかもしれませんが。

「アメコミ特撮だらりん」さん
「忘却界抄」さん
「DISNEY TREK」さん
「タルタルーガのドア♪」さん
「今ここに在る日々」さん
「日々雑言」さん
「停 車 場」さん
「ぺこぽこ屋」さん
「特撮ヒーロー作戦!」さん
「しったかぶろぐ」さん
「きのこ屋剛腕繁盛記」さん
「螢日記」さん
「yo-Cの戦い!!」さん
「うっかりはんぞう」さん
「月の光を背に受けて…… 」さん
「ブロ愚 ~おろか日記 blog style~」さん

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2006年9月16日 (土)

ウルトラマンメビウス 復活のヤプール

今日は、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の公開初日。私はまだ観に行ってませんが、ゾフィー、初代ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウのいわゆるウルトラ6兄弟が活躍する映画ですので、ウルトラマンに興味のある方なら要チェックの映画であることは間違いないでしょう。

で、今日はテレビで、『ウルトラマンメビウス』の第24話「復活のヤプール」も放送されました。見所がいっぱいで、何をどう語っていいやら分からない状態です。個人的に、以下の見所がありました。

・冒頭、ゾフィーとウルトラマンタロウが登場
・かつてウルトラマンエースやウルトラマンタロウを苦しめた異次元人ヤプールが復活
・ヤプールが造り出した超獣が復活
・超獣の中でもデザイン的に人気の高い、一角超獣バキシムが登場
・マケット怪獣ウィンダムが、宇宙恐竜ゼットンなどのデータを使って、ファイヤーウィンダムにパワーアップ

今日放送された24話は、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』よりも後の時間軸になっているので、映画を今日観に行った人が、もっとも効果的に楽しめたのかもしれませんね。ともあれ、ヤプールが復活したことで、『ウルトラマンメビウス』の今後の展開が楽しみです。来週は超獣ドラゴリーが登場するとのことで、それも見逃せません。

個人的に、今後の『ウルトラマンメビウス』という番組に一番望むことは、メビウスと先輩ウルトラ戦士の共闘ですね。今回の話では、ゾフィーがメビウスを助けるために地球に行こうとするタロウに向かって、「今は様子を見よう」と言っていましたが、様子を見るのはほどほどにして、タイミングを見計らってメビウスの救援に駆けつけていただきたいものです。

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2006年8月22日 (火)

ウルトラマンUSA

ウルトラマンと聞けば、実写の特撮ヒーローを思い浮かべる方は多いでしょう。しかし、中には実写ではなく、アニメ作品でデビューしたウルトラマンも存在します。例えば、1979年4月から約一年間TV放送された『ザ☆ウルトラマン』は、アニメ作品です。ウルトラマンジョーニアスという名前の新しいウルトラマンが主人公で、後に実写スーツも製作され、他のウルトラマンたちと映画の中で共演しています。そして、この記事で詳しく取り上げる『ウルトラマンUSA』という作品も、アニメ作品なのです。

『ウルトラマンUSA』は、日本の円谷プロダクションとアメリカのハンナ・バーベラ・プロダクションが、合作として製作した作品です。アメリカのケーブルテレビで放送され、日本では1989年に劇場公開されました。私はこの作品を小学生の頃に初めて観て、強い印象を受けました。3人のウルトラマンが登場するのですが、3人とも気に入っています。

基本ストーリーは、こんな感じです。M78星雲にある惑星ソーキンが爆発し、危険なソーキン・モンスターが地球に飛来。地球を守るため、M78星雲から3人のウルトラ戦士が派遣され、彼らはアメリカ空軍のアクロバットチームのメンバー3人と一心同体になり、「ウルトラフォース」のメンバーとして地球の平和のために戦うというもの。

3人のウルトラ戦士とは、リーダー格のウルトラマンチャック、若いウルトラマンスコット、女戦士のウルトラウーマンベスです。それぞれ、ウルトラフォースのチャック・ギャビン、スコット・マスターソン、ベス・オブライエンが変身します。この3人のウルトラマンはマイナーですが、私は大好きなのです。アニメとは言え、とても魅力的でかっこいいキャラクターに仕上がっていると思います。3人とも、ウルトラマンの象徴とも言うべきカラータイマーが胸に付いていませんが、その代わりに額のビームランプがピンチになると点滅します。

『ウルトラマンUSA』の内容で特筆すべきことは、初めてアメリカの大地に降り立つウルトラマンの姿が描かれたということ。『ウルトラマンUSA』以前に、ウルトラセブンやウルトラマンタロウ、ウルトラマンレオなど、たくさんのウルトラマンが登場していましたが、アメリカ合衆国の中で戦ったウルトラマンは初めてだったのです。

また、2つ目の特筆事項として、ウルトラマン・シリーズにおいて初めてキスシーンが描かれたということが挙げられます。ウルトラマンスコットに変身するスコット・マスターソンと、女性科学者であるスーザン・ランドのキスシーンが描かれました。

このように、『ウルトラマンUSA』はアニメ作品ということもあって、かなりマイナーではありますが、40年続いたウルトラマン・シリーズの中でも、それなりに意義のある作品と言って良いのではないでしょうか。個人的に一番惜しいと感じることは、せっかくウルトラマンスコット、チャック、ウルトラウーマンベスの3人はかっこいいのに、マイナーであるがゆえになかなか活躍の機会を与えてもらえないことです。

余談ながら、スコット・チャック・ベスの3人は、1995年になって実写用スーツ(要するに着ぐるみ)が初めて製作されました。そして、映画『新世紀ウルトラマン伝説』(2002年公開)などの作品で、他の実写ウルトラマンたちと共演しています。

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2006年8月 5日 (土)

ウルトラマンメビウス ウルトラマンの重圧

本日放送の『ウルトラマンメビウス』第18話のサブタイトルは、「ウルトラマンの重圧」。かつて、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)とウルトラマンタロウを苦しめた宇宙大怪獣ベムスターが登場しました。

先週の放送で、ウルトラマンメビウスのピンチを何度も救ってくれたウルトラマンヒカリは、M78星雲光の国に帰ってしまいました。地球を守るウルトラマンは自分1人だけだという重圧を、GUYSのミライ隊員(メビウスの地球での仮の姿)は感じています。その重圧から焦るメビウスは、GUYSの存在を考慮することなく、自分の判断だけで地球に迫る彗星を破壊してしまいます。

無事に彗星を破壊できたことでミライは上機嫌ですが、自分たちの存在を無視されたと感じるGUYSの面々は白け気味。リュウ隊員に至っては、メビウスも所詮は宇宙人だから人間の気持ちはわからないのだと言い放ちます。それを聞き、落ち込むミライ。

落ち込むミライに対し、サコミズ隊長は、信頼というものは築くのは大変だが、壊れるのは怖いくらい簡単だとアドバイス。サコミズ隊長の様子からして、ミライの正体をわかっているとしか思えません。

地球には、かつてウルトラマン2人を苦しめたベムスターが襲来。「ドキュメントMATに2度、ドキュメントZATに1度」出現が記録されているというセリフは、旧作でのベムスターを知る人にとっては嬉しいセリフだったのではないでしょうか。最初のベムスター襲来時、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)はベムスターに1度敗北し、ウルトラセブンに授けられたウルトラブレスレットの力によって勝利しました。2度目に出現したベムスターは、ナックル星人がウルトラマンジャックの能力を調査するために再生させた個体ですね。ドキュメントZATに記録されていた三匹目のベムスターは、復活した異次元人ヤプールが地球侵略のために派遣した「改造ベムスター」。ウルトラマンタロウが勝てなかった相手です。

そんな強敵のベムスターが迫っているということもあって、メビウスは余計に重圧を感じていたのでした。しかし、自分は1人ではなく、GUYSという仲間がいるのだと気付いたメビウスは、ベムスターの腹の口に飲み込まれそうになっていたマリナを救います。ベムスターに飲み込まれそうになっているマリナ隊員は、パニックでどうしていいかわからず、恐怖で涙を流していました。冷静に脱出するよりもリアルな描写になっていたと思います。

メビウスはベムスターに対して、必殺のメビュームシュートを放ちましたが、お腹の口から吸収されてしまいました。ベムスターとくれば、光線を吸収する描写はやはり必須ですよね。GUYSの、接着剤でベムスターの口を固めてしまおうという、とりもち作戦も、失敗してしまいました。

そこでメビウスは、ウルトラマンヒカリが地球を去る直前にメビウスに授けていった、ナイトブレスの存在を思い出します。ナイトブレスの力で、メビウスはメビウスブレイブにパワーアップしたのです。そして、左腕のメビウスブレスおよびナイトブレスから物凄い長さの光剣を出し、それでベムスターを倒しました。ウルトラマンヒカリに貰った武器でベムスターを倒すあたり、ウルトラマンジャックがウルトラセブンから貰ったウルトラブレスレットを彷彿とさせますが、凄い長さの光の剣を見て、『ウルトラマンマックス』の最終回を思い出したのは私だけではないはずです。

冒頭でGUYSを無視して彗星を破壊したメビウスのことを怒っていたリュウも、メビウスのことを改めて仲間だと認めたのでした。何となく、賛否両論ありそうな物語展開でしたが、私は面白かったですよ。とりあえず、ベムスターは物凄く可愛いですね。

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2006年6月17日 (土)

ウルトラマンヒカリ

今日は、『ウルトラマンメビウス』第11話「母の奇跡」を観ました。前回、ボガールモンスとの戦いを終えて力尽きたツルギが、銀十字軍隊長のウルトラの母の力によって、ウルトラマンヒカリとして復活しました。

最初にウルトラマンヒカリの姿を観たときは、「M78星雲人なのに、青い体なのか。あまりかっこよくないな」と思ったものです。昔は小学館の学年誌などで、M78星雲光の国にはブルー族と呼ばれる種族がいるということが語られていたらしいですが、私はそれを公式設定だったとは思っていなかったので、最初は何となく違和感を感じたのです。ウルトラマンアグルのように、M78星雲とは関係のないウルトラマンなら、体が青くてもそれほど抵抗感がないのですが。

しかし、今日は格闘しているウルトラマンヒカリを観て、結構かっこいいと感じました。赤い体のメビウスの横に立つと、青い体が映えるような気もしました。今後も、ウルトラマンヒカリの活躍に期待したいです。

「ウルトラマンヒカリ」という名前を付けたのは、GUYSのリュウ隊員。名付けた瞬間、他の隊員たちから一斉に非難の声が上がったので笑ってしまいました。この名前が良くないというのは方々で言われていますが、劇中の人物たちまで即座に否定するとは!!リュウによれば、ピカッと光って現れたから「ヒカリ」だそうです。何とも単純な名付け方ですし、それなら他のウルトラマンもピカッと光って現れる場合が多いので、「ヒカリ」という名前でもいいのではないかという疑問も浮かびます。でもまぁ、リュウと他の隊員たちとのやり取りが思いのほか面白かったので、私は「ヒカリ」という名前が段々と味のあるものに思えてきました。ということで、私はウルトラマンヒカリを応援します。

ウルトラの母の声を担当されている方は、1984年に公開された映画『ウルトラマン物語』の時と同じ方でしたね。『銀河鉄道999』でメーテルの声を演じている、池田昌子さんですね。私は『ウルトラマン物語』が大好きなので、何とも感慨深いです。

また、今日はマケット怪獣ウィンダムの初陣、「ライトンR30」という言葉など、『ウルトラセブン』好きにはたまらない回だったかもしれませんね。基本的に、今日も面白かったのですが、先週の方が全体的に盛り上がったような気もします。でも、それは先週が盛り上がりすぎたから、そのように感じるだけかもしれませんね。ディノゾールリバースのデザインがあまり私の好みではなかったことも、理由の1つかもしれません。

ともあれ、来週はトリヤマ補佐官が大活躍するギャグ回のようです。マイナーなコダイゴンが取り上げられるようでもありますし、楽しみですね。

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2006年6月10日 (土)

ウルトラマンメビウス GUYSの誇り

『ウルトラマンメビウス』の第10話「GUYSの誇り」を視聴しました。今日は燃える展開でしたね。

ミライとセリザワが、それぞれウルトラマンメビウスとツルギに変身するシーンに、まず燃えました。2人でボガールモンスに立ち向かっていくメビウスとツルギの姿も、かっこよかったです。空中戦や、光線同時発射も最高でした。

2人のウルトラマン(ツルギの正体は、ウルトラマンヒカリ)の共闘は、前作『ウルトラマンマックス』での、ウルトラマンマックス&ウルトラマンゼノンVSゼットン以来でしょうか。でも、あのときはマックスとゼノンは共闘したと言うより、別々に戦っていたような印象があります。光線も別々に発射していましたしね。話がわき道に逸れてしまいますが、私はウルトラマンマックスはもとより、ウルトラマンゼノンも結構好きです。ゼットン戦以降、最終回まで姿を見せなかったのが残念でなりません。

閑話休題。今日の『ウルトラマンメビウス』のラストには、ウルトラの母も登場。力尽きたツルギを助けるために現れたようです。欲を言えば、ウルトラの母には、もっと長い時間、画面に映っていてもらいたかったです。今日は、本当に一瞬映っただけでしたから。まぁ、来週のサブタイトルが「母の奇跡」なので、来週はもっとはっきりとした形で、ウルトラの母の姿を観ることができるでしょう。

メビウスとツルギをボガールモンスの爆発から救い出そうとするGUYSの面々も良かったですね。セリザワ(ツルギが身体を借りている)を慕うリュウ隊員が泣いた(本人は泣いていないと言ってましたが)のも理解できます。GUYSはいい組織ですよね。サコミズ隊長の、「希望を探すのもサポートの1つ」というセリフが良かったです。

今日の不満と言えば、ボガールモンスが何も語ることなく、あっさりと(メビウスのカラータイマーが点滅しなかったという意味で)、メビウスとツルギに敗れてしまったことでしょうか。でも、それはあくまで少々の不満。今日も、『ウルトラマンメビウス』は面白かったです。

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2006年5月28日 (日)

ウルトラマン、戦隊、仮面ライダー

昨日放送の『ウルトラマンメビウス』、今日放送の『轟轟戦隊ボウケンジャー』、『仮面ライダーカブト』を観ました。それぞれ、感想を簡単に述べていこうと思います。この三つはほぼ毎週観ていますが、一番好きなのは『ウルトラマンメビウス』なので、分量的に『ウルトラマンメビウス』の感想が多めになってしまいますが、ご容赦ください。

昨日の『ウルトラマンメビウス』は、第8話「戦慄の捕食者」。今回は、旧作のネタの使い方が最高に良かったです。マケット怪獣ミクラスに電気の力を付加するために選ばれた怪獣は、かつてウルトラセブンと戦った宇宙怪獣エレキング。しかし、その名前を聞いたコノミ隊員がアーカイブを検索してデータが出てきたエレキングは、ウルトラマンタロウと戦った再生エレキング。即座に怪獣マニアのクゼ隊員が、「それは別個体です」と指摘していました。この瞬間、再生エレキングを知っている人は笑ったのではないでしょうか。ウルトラセブンと戦ったエレキングは確かに電気が武器ですが、ウルトラマンタロウと戦ったエレキングは火を噴いていましたからね。

また、ミクラスのカスタマイズには、エレキング以外の電気怪獣のデータも使われていたようで、使われたのはネロンガとエレドータス。前者は初代ウルトラマンと戦い、後者はウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)と戦いました。どちらも透明になれる怪獣で、それによってマケットミクラスも透明になる能力を身に付けていました。ネロンガはともかく、エレドータスなんて、よほどウルトラマンが好きな人でないと知らない気がします。でも、私はエレドータスなんてマイナーな怪獣の名前を出してくれただけでも喜んでしまいましたよ。しかも不自然な形ではなく、物語に組み込んでいましたからね。

そして、今回はウルトラマンメビウスがやたらと格好良く見えました。まず、変身はいつものバンク映像ではなかったので新鮮でしたし、何よりも格闘戦が格好良かったのです。今までは弱いウルトラマンだと思っていましたが、成長したということなのでしょうか。これからも、格好良い戦いを見せてほしいものです。

ツルギは、やはりM78星雲出身なのですね。今後、どのようになるか楽しみです。セリザワ前隊長の体は借りているのでしょうか。リュウ隊員とセリザワ前隊長の回想シーンは良かったです。ウルトラマンの力を借りないと怪獣を倒せない防衛隊の存在意義に悩むリュウに対して、防衛隊がギリギリまで頑張るからこそウルトラマンは地球を見捨てないでいてくれると諭すセリザワ…好きなタイプのシーンですね。

あと何週かでウルトラの母が登場するらしいという『ウルトラマンメビウス』、目が離せません。

今日の『轟轟戦隊ボウケンジャー』は、何よりもチーフの変身シーンがかっこよすぎでした。そのシーンばかりが印象に残りすぎて、他を語る気がなくなってくるぐらいです。リュウオーンの剣をアクセルラーで防ぎ、そのままボウケンレッドにスタートアップ(変身)するシーンは、鳥肌が立つぐらいのかっこよさでした。観ていない人に文章で伝えるのは物凄く大変なのですが、かっこよかったです。

ところで、もう新メカが登場するのですね。何だか、早すぎる気がしますが、どうなのでしょう。私は、スーパー戦隊シリーズについては巨大ロボ戦よりも等身大での戦いの方が好きなので、新メカが出てきても大して興奮しないのですが、まぁそれはあくまで私の個人的好みの話。新メカが出てくることによって面白いストーリーが展開されるのであれば、それでいいと思っています。

今日の『仮面ライダーカブト』は、単純にいい話でしたね。今までは風間(仮面ライダードレイクに変身する)のことがそれほど好きではなかったのですが、今日の話を観て結構好きになりました。

母と娘の再会というテーマは感動しますね。ゴンが母親の記憶を取り戻して、その代償として風間のことを忘れてしまうのは切なかったですが。とにかく、心温まる話でした。

ところで、来週はついに仮面ライダーサソードが登場するのですね。私はライダーバトル(ライダーどうしの戦い)が好きではないので、そんなに嬉しい気持ちではありませんが…。

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2006年5月20日 (土)

ウルトラマンメビウス ファントンの落し物

今日も観ました、『ウルトラマンメビウス』。今日は第7話、「ファントンの落し物」。『ウルトラマンメビウス』で初めてと言えるギャグ要素の強い話でした。個人的には、かなり楽しめました。

しかし、ウルトラマンメビウスの地球での仮の姿であるヒビノ・ミライ隊員は、視聴者をヒヤヒヤさせる発言や行動が多いですね。超能力を発揮しちゃったり、宇宙語を理解してしまったり、地球の食べ物の名前をちゃんと覚えていなかったり、変身するために持ち場を説明なしに離れるところとか。今すぐ正体がバレてもおかしくないような気もして心配です。やっぱり、メビウスは正体がバレたら地球を去らねばいけないのでしょうかね。

そして、今日は宇宙語が良かったですね。かつて、科学特捜隊のイデ隊員が初代バルタン星人に対して使用した言葉も出てきました。こういうのは、昔の作品を知っている人には、嬉しい演出ですね。そのあたりが、昔のM78星雲出身のウルトラマンの世界観を踏襲しているメビウスの良さだと思います。

しかし、今日は予告もかなり気になりました。ミライ(正体はウルトラマンメビウス)が、ガイズのセリザワ前隊長(ツルギに変身)に向かって、「宇宙警備隊員ではない君が、何故この星で戦っているんだ?」と聞いていました。気になるセリフです。

宇宙警備隊とは、M78星雲光の国に本部を置く、全宇宙の平和を守ることを使命とする組織。隊長はゾフィー、その上の大隊長にウルトラの父。初代ウルトラマンやウルトラセブン、ウルトラマンタロウなども所属している組織です。メビウスはそこのルーキーという設定ですが、ツルギに向かってわざわざ「宇宙警備隊員ではない君」と言うのは、ツルギは宇宙警備隊には所属していないものの、本来はウルトラマンの仲間の1人ということなのでしょうか。ツルギの正体は過去作品には登場していない新しいウルトラマンだという噂もありますしね。今後が気になるところです。

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2006年4月22日 (土)

ウルトラマンメビウス ひとつきりの命

今日放送の『ウルトラマンメビウス』は、第3話「ひとつきりの命」です。登場怪獣は、火山怪鳥バードン。かつて、強力なクチバシの攻撃でウルトラマンタロウとゾフィーを倒した強敵です。はっきり言って、今の子供は反応しようがないと思いますが、昭和ウルトラ好きの私には、バードン登場というだけで嬉しいです。

で、今回は昔のバードンでは語られなかった設定がありますね。毒を持っているという設定です。この設定には賛否両論ありそうですが、私は別に気になりませんでした。

物語序盤~中盤のあたりで、ウルトラマンメビウスはバードンの毒を食らい、あっさりと負けてしまいます。ウルトラの父と母の実の息子にしてウルトラ兄弟最強の肉体を持つ男・ウルトラマンタロウと、宇宙警備隊の隊長にしてウルトラ兄弟の長男であるゾフィーを倒したバードン(と、同じ種類の怪獣)が、宇宙警備隊のルーキーであるメビウスに簡単に負けてしまったら、旧作のファンから非難轟々だったでしょう。その意味で、メビウスがあっさりと負けたのは良かったと思います。

メビウスは最後にバードンを倒しますが、それもガイズの協力があってこそ。ガイズの協力がなかったら、メビウスは2回目の戦いもバードンに勝てなかったことでしょう。ウルトラマンと防衛隊の共闘、何だか良い感じです。

今回は、ウルトラマンのカラータイマーの存在意義について言及した回でもありましたね。カラータイマーは単なる危険信号ではなく、あの輝きこそがウルトラマンが生きている証というのは、まさにその通りでしょう。実はメビウスであるヒビノ・ミライが、「自分の状態を一緒に戦う仲間に知ってもらいたいから」という発言は、ちょっと「それでいいのかなぁ」という気もしましたが、まぁそれはそれでアリだろうとは思えました。

むしろ、ウルトラマン=生物という認識がガイズの皆さんの中に明確になかったらしいということに、驚きました。あの世界の地球人は、「ウルトラマンはロボットかもしれない」とでも思っているのでしょうか。まぁ、そう思う人もいるのかもしれませんね。そうだとしたら、ウルトラマンはM78星雲から来た宇宙人ということが、地球人には案外知られていないということになりますが。

過去に命を失ったことのあるウルトラマンとして、初代ウルトラマン、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウの画像が出てきたのは良かったです。ウルトラマンが生物であるということが知られていなかったとしても、過去にウルトラ戦士たちが地球を守ってくれたことがデータとして残っているのは確かだとわかったわけですから。「ドキュメントZAT」という言葉も、子供にはわからないでしょうが、旧作のファンの方なら喜ぶでしょうね。

ともあれ、色々盛りだくさんな話だったのですが、私は面白かったです。ゾフィーやタロウがバードンに敗れる姿が回想シーンとして映像で流れないかと、ちょっとだけ期待していたのですが、まぁそれはなくても問題ありません。来週はミクラス登場ということで、どうなるか、楽しみですね。

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2006年4月17日 (月)

ウルトラマンメビウス、ボウケンジャー、仮面ライダーカブト

先週土曜日放送の『ウルトラマンメビウス』の第2話「俺たちの翼」には、かつて『帰ってきたウルトラマン』に登場した地底怪獣グドンが登場。ストーリー的にはグドンでなくても成り立つ話でしたが、グドンが登場したこと自体に喜びを感じている方も少なくないことでしょう。

全体的に面白く感じた話だったのですが、クゼ隊員が特に印象強かったです。グドンが現れたのを見るなり、「グドンだ」と叫び、メビウスのカラータイマーが鳴り始めると、カラータイマーが青から赤に変わるのは「危険信号だと考えられています」と解説する姿は、「旧作とつながっているんだなぁ」と実感させてくれました。今後も、彼には頑張って過去のウルトラマンや怪獣について解説してもらいたいものです。

また、M78星雲から出身のウルトラマンメビウス自身が変身している、ヒビノ・ミライ隊員(ガイズ)が、地球に来て初めてカレーを食べる描写は絶妙だったと思います。第3話に登場するのは、かつてウルトラマンタロウ(ウルトラの父と母の息子)とゾフィー(宇宙警備隊隊長)を倒したことがあるバードン。そんな強敵に、宇宙警備隊のルーキーであるメビウスがどのように挑むのか、楽しみです。

昨日放送の『轟轟戦隊ボウケンジャー』は、第9話「折鶴の忍者」。風のシズカとボウケンジャーが、出会った瞬間に戦いを開始するのではなく、まずは言い争いからスタートするというのは、なかなか面白かったです。

ブラックが、敵である闇のヤイバに、「お前の本質は闇」などと言われてしまっております。今後のストーリー展開上、どうなるかはわかりませんが、個人的には闇に堕ちたりすることのないよう、ブラックには頑張ってもらいたいものです。ブラックを信頼するレッドの気持ちが無駄にならないでほしいです。

『ボウケンジャー』の後は、『仮面ライダーカブト』。前回の放送に続いて、今回もハチャメチャな話でした。仮面ライダードレイクに変身する風間は、自分の周りにいたら結構嫌なタイプかもしれません。個人的にはライダーバトルはやってほしくないのですが、来週以降、カブトVSドレイクということになるかもしれないような終わり方でしたね。

来週は仮面ライダーザビーを再び登場するので、どうなるか楽しみです。

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2006年4月 8日 (土)

ウルトラマンメビウス、放送開始

ウルトラマンシリーズ40周年記念作品の『ウルトラマンメビウス』のテレビ放送が、ついに始まりました。40周年記念の割に、放送が数週間遅れの地域や放送未定の地域が多いのが、何とも残念ですが。

ともあれ、今日から放送が開始された『ウルトラマンメビウス』は、テレビシリーズ16作目。ちなみに、今までの15作品を列挙すると、以下のようになります。

①『ウルトラQ』…シリーズ第一作。モノクロ作品。ウルトラマンは登場しない。カネゴンやケムール人の初出作品。
②『ウルトラマン』…M78星雲光の国からやってきたウルトラマンが活躍。最終回で、ゾフィー初登場。
③『ウルトラセブン』…M78星雲光の国からやってきた、恒点観測員340号のウルトラセブンが活躍。
④『帰ってきたウルトラマン』…初代ウルトラマンによく似た新ウルトラマン(後に「ウルトラマンジャック」と公式に設定される)が活躍。
⑤『ウルトラマンA(エース)』…怪獣よりも強い超獣が登場。ウルトラ兄弟の設定が本格的に登場。ウルトラの父も初登場。
⑥『ウルトラマンT(タロウ)』…ウルトラの父と母の実の息子であるウルトラマンタロウが活躍。ウルトラの母が初登場。
⑦『ウルトラマンL(レオ)』…獅子座L77星出身のウルトラマンレオが、ウルトラセブンの指導によって成長していく。ウルトラマンキングとアストラが初登場。
⑧『ザ☆ウルトラマン』…初のアニメ版ウルトラマン。主役のウルトラマンジョーニアスはウルトラの星U40出身。
⑨『ウルトラマン80』…ウルトラ兄弟候補生のウルトラマン80が、5年ぶりに怪獣が出現した地球で活躍。ウルトラの星の王女・ユリアン初登場。
⑩『ウルトラマンティガ』…ウルトラマンシリーズ30周年記念作品。タイプチェンジしながら戦うウルトラマン、初登場。
⑪『ウルトラマンダイナ』…『ウルトラマンティガ』の続編。ネオフロンティア時代という壮大なテーマを描いた。
⑫『ウルトラマンガイア』…ウルトラマンガイアとウルトラマンアグルが活躍。根源的破滅招来体との戦いを描いた。
⑬『ウルトラマンコスモス』…「怪獣保護」をテーマにした作品。シリーズ最長の放送回数となった。
⑭『ウルトラマンネクサス』…「ウルトラNプロジェクト」の一貫としての作品。最終回、ウルトラマンネクサスがウルトラマンノアの姿に。
⑮『ウルトラマンマックス』…バラエティー豊かな話が多く、独特の雰囲気を持つ作品となった。ウルトラマンゼノンも登場。

恐らく、『ウルトラマンメビウス』の前の15作品は、上記の作品群で合ってると思います。帯番組の『ウルトラファイト』や『アンドロメロス』、海外製作の『ウルトラマングレート』や『ウルトラマンパワード』、ビデオで発売された後にテレビ放送された『ウルトラマンネオス』は含めないのだと思われます。

ともあれ、『ウルトラマンメビウス』の一番の注目ポイントは、以前の記事にも書いたように、『ウルトラマン』~『ウルトラマン80』(『ザ☆ウルトラマン』を除く)のM78星雲出身のウルトラマンたちが活躍した世界観を引き継いでいることでしょう。

今日放送の第1話「運命の出逢い」では、その設定がうまく活かされていました。冒頭、ウルトラマンメビウスは、宇宙警備隊の大隊長・ウルトラの父(声は西岡徳馬)に、地球へ向かう命令を受けます。その場には、かつて地球を訪れたウルトラマンレオ、アストラ、ウルトラマン80、ユリアンの姿が…。ウルトラ6兄弟の姿もイメージとして出てきます。この場面だけでも、燃えます。こういう場面を長いこと待っていたんだ!!という満足感に浸れました。

物語が進むと、『帰ってきたウルトラマン』の最終回に出てきた「ウルトラ5つの誓い」も登場しました。旧作と明確に繋がっている世界観を、うまく活用していて感動です。

メビウスが現れるや歓声を送る人々の姿も良かったです。ウルトラマンという存在が認知されている世界観ならではで。最近のシリーズでは、ウルトラマンという存在が今まで存在していなかった世界が舞台になっている場合が多かったため、「ウルトラマンの出現に喜ぶ人々」ではなく、「ウルトラマンの出現に驚く人々」の姿の方が多かったんですよね。

しかし、メビウスの戦い方はあまり強そうではありません。新米戦士という設定だから当然かもしれませんが。しかし、地球人に戦い方が下手だと文句を言われ、町を破壊し過ぎだと突っ込まれるウルトラマンは初めて見ました。これからは、メビウスの成長物語が展開されるわけですね。

ともあれ、私は『ウルトラマンメビウス』の第1話を楽しむことができました。今後も期待したいと思います。歴代ウルトラ戦士の客演話にも、期待しています。ただし、その際はメビウスにも先輩戦士にも、それぞれ見せ場があってほしいものです。メビウスが先輩戦士に活躍を奪われて弱く見えてしまうとか、先輩戦士がメビウスの噛ませ犬になるとか、そういうことは避けてほしいものです。

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2006年3月26日 (日)

ウルトラマンマックス つかみとれ!未来

4/1(土)に総集編が放送されるらしい『ウルトラマンマックス』ですが、本編自体は昨日で終わりでした。つまり、昨日の放送(第39話)が実質的には、『ウルトラマンマックス』の最終回と言ってもよい回でした。

1年弱、私は『ウルトラマンマックス』という番組を観続けました(第36話の「イジゲンセカイ」だけ見逃しました)。『ウルトラマンマックス』という作品は1話ごとがバラエティーに富んでいて、毎週観るのが楽しみな番組でした。正直、「今日はイマイチだったなぁ」と感じるときもありましたが、1年弱楽しませてもらったのは事実です。4/8から『ウルトラマンメビウス』が始まるとは言え、1年弱楽しんだ『ウルトラマンマックス』が終わってしまうのは非常に寂しいです。4/1の総集編、ちゃんと観ようと思います。

さて、昨日放送の第39話「つかみとれ!未来」は、前回の放送で生命反応が停止してしまったDASHのミズキ隊員を、主役のカイト隊員が人工呼吸と心臓マッサージで蘇生させるところから始まりました。ちょっと、予想外に地味な蘇生方法でしたが、カイトの一生懸命さが伝わってきて良かったです。ミズキもちゃんと蘇生してメデタシメデタシ。その後、ミズキを支えながらウルトラマンマックスに変身するカイト。等身大のマックスが登場したのは、今回が初めてでしょうか?

ミズキを抱きながら地上に飛んでいくマックスもかっこよかったですね。その後、エネルギーが残り少ない状態でギガバーサークに挑むマックスですが、敵いません。M78星雲に帰るためのエネルギーまで使い果たしてしまったマックスは、カイトが自分と巻き添えになってしまうのを防ぐため、カイトを自分から分離させました。ミズキを助けるためにエネルギーを使い、さらにカイトが巻き添えにならないように分離するマックス…かっこいいですね。

その後、DASHおよびカイトの活躍によってマックスが復活するのは、個人的に盛り上がりました。カイトの、「俺だってマックスだ」というセリフは名言ですね。一旦は分離したマックスとカイトが再び一体化して戦うのは、燃える展開でした。

そして、復活したマックスの強さは見ものでした。超巨大化、分身マクシウムソード、ソード形態にしてギガバーサークを切り付けたマックスギャラクシー…どれも唸るような必殺技のオンパレードで、見応え十分でした。以前にも見せてくれた超巨大化や分身マクシウムソードをもう一度やってくれるとは、予想外の嬉しさでした。あえて欲を言えば、マクシウムカノンも見たかったですね。

そして、ギガバーサークを倒し、M78星雲に帰るマックスに、カイトは「今までありがとう」という感謝の言葉を述べました。その言葉は、マックスの活躍を毎週楽しみにしていた視聴者の言葉でもあるのではないでしょうか。

また、宇宙空間にウルトラマンゼノンが来ていたのも良かったです。物凄く久しぶりの登場でしたから。彼は、ゼットンに苦戦するマックスを助けに来たり、最終回でマックスと一緒にM78星雲に飛んでいったりするところから、イメージが完全にゾフィーを彷彿とさせますね。

そして、ラストで2076年の場面まで飛んだのにはビックリしました。完全に予想外の展開だったものですから。

とにかく、予想外な展開だらけの話で、とても楽しめました。この番組が今度の総集編だけで終わってしまうというのは、非常に惜しいと思いますし、残念です。しかしながら、『ウルトラマンマックス』という作品は、私の心にいつまでも残ることでしょう。

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2006年2月26日 (日)

ボウケンジャー第2話と仮面ライダーカブト

『轟轟戦隊ボウケンジャー』の第2話を視聴。

ボウケンイエローが記憶喪失で、自分が何者なのか知りたくてボウケンジャーに入隊したことが発覚。このイエローの記憶喪失が、今後の物語において重要になってくる予感。そして、ボウケンジャー5人が結束を固めたようで何よりです。

名乗りのシーンも初登場。「それぞれ名乗っている間に敵に攻撃されちゃうだろ」という揶揄もあるかもしれませんが、やはり戦隊ヒーローには名乗りシーンがほしいところです。それと、レッドは強いですねぇ。

結束を固めたボウケンジャーが、今後どんな冒険を見せてくれるのか、期待大です。

『仮面ライダーカブト』では、主役の天道がおばあちゃんから聞いた言葉が冴えていました。

天道がおばあちゃんに聞いたところによると、「花はすべての女性を輝かせる」のだそうです。そんな天道も、「カブト捕獲作戦」によって、ラストシーンで取り囲まれていました。来週はどうなることやら。

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2006年2月22日 (水)

ウルトラマンメビウス‐宇宙警備隊のルーキー‐

『ウルトラマンマックス』終了後に、『ウルトラマンメビウス』の放送が始まるらしいということは、ずいぶん前からネット上で噂になっていましたが、今日、大々的にニュースが流れてきました。詳しい情報については公式サイトを観ていただければ良いかと思いますが、ここでは私が気になった部分について、色々と述べてみたいと思います。

公式サイトにアクセスすると、ウルトラマンメビウスの姿と同時に、ウルトラの父の姿が目に入ります。そう、かつてヒッポリト星人によってブロンズ像に変えられてしまったウルトラ5兄弟を救い出すときに初めて姿を現した、M78星雲光の国の、宇宙警備隊の大隊長です。ウルトラマンタロウの実の父親でもあります。

また、公式サイトの他のページを観ると、ゾフィー、初代ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウ(以上の6人を「ウルトラ6兄弟」と呼びます)と、ウルトラの母(ウルトラマンタロウの実母)、ウルトラマンレオ、ウルトラマン80の画像が掲載されていました。

つまり、『ウルトラマンメビウス』という作品は、M78星雲光の国出身の歴代ウルトラ戦士がかつて活躍した世界を舞台に展開されるのです。これは実は、相当久しぶりなことです。日本国内のテレビシリーズとしては、1980年~1981年に放送された『ウルトラマン80』以来のことです。平成に入ってからの、『ウルトラマンティガ』・『ウルトラマンダイナ』・『ウルトラマンガイア』・『ウルトラマンコスモス』・『ウルトラマンネクサス』といった一連のテレビシリーズは、主役のウルトラマンがM78星雲出身ではなく、また、それらの作品の世界観も、かつてM78星雲出身のウルトラ戦士が活躍した世界と同一ではありません。

現在放送中の『ウルトラマンマックス』で、主役のマックスはM78星雲出身と設定されていますが、過去にM78星雲出身のウルトラ戦士が活躍した世界だと明確に設定されているわけではありません(メトロン星人の回だけ、完全に『ウルトラセブン』の続編となっていましたが)。その意味で、『ウルトラマンメビウス』の世界観が、かつて初代ウルトラマンやウルトラマンタロウやウルトラマン80たちが活躍した世界と同一だと明確に設定されていることは、興奮すべき要素に他なりません。単純に、ウルトラ兄弟の復活を待ち望んでいた方も多いでしょうから。

以前、ビデオ発売された『ウルトラマンネオス』という作品がありました。この作品には、主役のネオスのほかにウルトラセブン21(ツーワン)というヒーローも登場しました。この2人はM78星雲出身で、ウルトラ兄弟の長男であるゾフィーまでも登場。しかしながら、作品の世界観は怪獣が初めて地球に現れた世界であって、かつてウルトラ兄弟が活躍した世界ではありませんでした。この設定には、がっかりしたファンも多かったようです。私もその1人。しかし、『ウルトラマンメビウス』は、かつてウルトラ兄弟が活躍した世界を舞台にすることを明確に宣言しています。それだけに、期待が高まります。

ウルトラマンメビウスは、宇宙警備隊のルーキーという設定だそうです。宇宙警備隊とは、ウルトラの父が大隊長を務め、ゾフィーが隊長の組織で、ウルトラ兄弟はみんな、宇宙警備隊に所属しています。メビウスはそこのルーキーで、ウルトラの父の命令で地球にやってくるようです。ここも、興奮要素の1つですね。

また、『ウルトラマンメビウス』には、ウルトラセブンが変身できないときに使ったカプセル怪獣のミクラス、ウルトラマンタロウとゾフィーを倒したバードン、そしてウルトラマンジャックと戦ったツインテールとグドンの登場が確定しているそうです。『ウルトラマンマックス』に登場した旧作のリメイク怪獣は、基本的に旧作とは関係ないキャラクターとして設定されていましたが、『メビウス』では、これらの復活怪獣たちは、旧作と関わる形の設定がされているのでしょうね。楽しみです。

とにかく、期待が高まる『ウルトラマンメビウス』、本当に楽しみです。できることなら、ウルトラマンレオとかウルトラマン80が客演してくれると個人的に嬉しいのですが…しかし、ウルトラの父と母の登場は確定しているそうなので、それだけでも嬉しいです。

もちろん、現在放送中の『ウルトラマンマックス』も大好きなので、今はひたすらマックスを応援します。

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2006年2月19日 (日)

轟轟戦隊ボウケンジャー 第1話

先週、最終回を迎えた『魔法戦隊マジレンジャー』に代わって、今日から『轟轟戦隊ボウケンジャー』が始まりました。とりあえず、マジレンジャーとは打って変わった雰囲気の世界観ですが、なかなか面白そうな感じです。

まず、レッドが威厳のありそうなリーダーという設定は、スーパー戦隊シリーズでは久々なのではないでしょうか。マジレンジャーのレッドは一番下の弟でしたし、特捜戦隊デカレンジャーのレッドは新入り、爆竜戦隊アバレンジャーのレッドは威厳があるという感じではなさそうでした。

レッドにライバル心を抱くブラックという設定も、なかなか良さそうな感じです。また、イエローとブラックが新人というのも、面白い設定ですね。古代遺跡から蘇る悪という設定も、個人的には好きです。前作の『マジレンジャー』は結構好みの作風だったので、今回の『ボウケンジャー』はどうなるか、これから楽しみです。

CMで流れた、『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』のビデオも気になります。観たいです。…私はまだ、『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』を観ていないので、そちらを先に観るべきかもしれませんが。

『仮面ライダーカブト』は、2回目の視聴。殺した人間に擬態することができるワーム、擬態した人間の記憶まで吸収できるのは怖いですね。『仮面ライダーカブト』の世界では、普通に何食わぬ顔で生活し、昔の思い出話に花を咲かせる話をする友人や家族が、実はワームの擬態かもしれないということですよね。怖い世界です。

今日、主役の天道が語った言葉は、「人は人を愛すると弱くなる…けど、恥ずかしがることはない、それは本当の弱さじゃないから」。

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ウルトラマンマックスの分身

昨日放送があった『ウルトラマンマックス』第34話「ようこそ!地球へ 後編 さらばバルタン星人」を観ました。

とにかく、ストーリーよりも映像にびっくりの話でした。第33話で超巨大化能力を見せてくれたウルトラマンマックスですが、今回の話では何と、ダークバルタンに対抗して数え切れないぐらいの人数に分身。ものすごい数のバルタン星人とウルトラマンマックスが戦う映像は圧巻でした。

まぁ、私はバルタンとマックスの分身バトルを楽しめたタイプなのですが、違和感を感じる人もいたかもしれませんね。何の脈絡もなく、突然マックスは分身技を披露しましたから。「そんな物凄い技があるなら、いつも使え」という意見を言う人もいそうな気がします。

でも、マックスが分身技を元々使える能力を持っていたとして、それを今まで披露しなかった理由はいくつか考えることが出来ます。まず一つ目。今回はタイニーバルタンにエネルギーを補充してもらっての変身だったので、それで分身技を使う余力があったのかもしれません。タイニーバルタンの協力がなければ、地球上では分身技を使うエネルギーが確保できないので、今までは使わなかった

あるいは分身技を使おうと思えばいつでも使えるけれど、それは自分の寿命を縮めてしまう大技なので、通常の戦い方ではどうにもならない事態が発生しない限り使わないようにしているとか。ウルトラマンマックス以外のウルトラ戦士では、初代ウルトラマンのテレポーテーションや、ウルトラマンタロウのウルトラダイナマイトが、命懸けの技という設定でしたね。マックスの物凄い数の分身も、もしかしたら、そのような種類の技なのかもしれません。

個人的には、ダークバルタンがスペルゲン反射鏡を披露してくれたのが良かったです。スペルゲン反射鏡とは、かつてバルタン星人二代目が初代ウルトラマンのスペシウム光線を跳ね返した技。今回、ダークバルタンのスペルゲン反射鏡は、マックス最強の技(だと思われる)ギャラクシーカノンを跳ね返していましたね。凄かったです。

また、ラストシーンはウルトラマンレオ(に変身する、おおとりゲンをかつて演じた真夏竜氏)で締めるというのも、なかなか良かったです。ストーリーに関しては不満もあるのですが(銅鐸とか)、ダークバルタンとマックスの戦いが面白かったので、許せます。

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2006年1月29日 (日)

マジレンジャーと、仮面ライダーカブト第1話

今朝、『魔法戦隊マジレンジャー』第47話と、仮面ライダー35周年記念番組『仮面ライダーカブト』の第1話を観ました。

まず『マジレンジャー』ですが、麗(マジブルー)とヒカル先生(マジシャイン)の恋愛話。マジレンジャーと冥府神の戦闘シーンは少しだけしかなく、今日のメインはひたすら恋愛話。こういう話を、メイン視聴者である子供はどのように感じるのか、興味があります。ともあれ、大人である私は面白かったです。

番組後半、ヒカル先生が麗に対して、「僕の妻になってほしい」とプロポーズしたのにはびっくりしました。「僕も麗のことが好きだ」とか、その程度のセリフを予想していた私には衝撃的でした。おまけに、「僕が特別な魔法をかけてあげよう、幸せという」って、麗の家族みんなが見ている前で言えるヒカル先生は凄いです。

で、そのまま2人の結婚式に突入するという物凄く早い展開でしたが、そこへ天空聖界が全滅したとの知らせが…。次回以降、最終回に向けて怒涛の戦いが繰り広げられるのでしょう。とにかく、今日の『マジレンジャー』は楽しめました。

続いて、『仮面ライダーカブト』第1話。カブトムシをモチーフにした仮面ライダーとしては、すでに仮面ライダーストロンガーがいます。正直、個人的には外見のデザイン的はストロンガーの方が好きです。まぁ、外見はともかく、昔の仮面ライダーをある程度知っている人ならば私に限らず、カブトムシの仮面ライダーと言えばストロンガーをすぐに思い浮かべることでしょう。今日から始まった『仮面ライダーカブト』が、ストロンガーのインパクトを越えるライダーになれるか、注目ですね。

とりあえず、『仮面ライダーカブト』第1話全体の雰囲気は、どちらかと言うと私好みではないような感じがしました。しかし、まだ第1話。自分の好みに合うか合わないかは、もっと観てみなければわかりません。『仮面ライダーカブト』が、『仮面ライダークウガ』以降のライダーでは『仮面ライダーアギト』が一番好きな私の好みに合う作品になってくれたら嬉しいです。

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2005年12月17日 (土)

ウルトラマンマックス 友好異星人の話

本日放送の『ウルトラマンマックス』第25話のサブタイトルは、「遥かなる友人」。ネリル星人キーフと巨大異星人ゴドレイ星人が登場。

地球を気に入り、地球の人々と友人になりたいと願うキーフでしたが、『ウルトラマンマックス』の世界では異星人や宇宙怪獣の襲来・侵略が相次いでいるため、キーフの気持ちが人々になかなか理解してもらえません。「宇宙人は地球を侵略しようとしてくる者」だという先入観が、地球人の側に強いため、本当に友好的な気持ちを抱いているキーフも侵略者の仲間ではないかと疑われてしまったわけです。

科学者連中によって過酷な調査を続けられるキーフ。しかしキーフは、自分の後にも、きっと自分と同じように地球を気に入り、地球人と友達になりたいと思う異星人がいるに違いないと考え、そのためにも自分がまず地球人に信頼されて友人になる最初の異星人になろうとして、辛い検査にも耐えるのでした。彼は特に、自分はまだ地球人の姿に変身できるからマシだけど、地球人に変身できない異星人はなおさら苦労するに違いないと考えています。実際、『マックス』の世界でなく、現実のこの世界でも、地球人とは全く異なる容姿の宇宙人が友達になりたいと言ってきても、受け入れることができない人は多いんだろうなぁと思います。キーフと心を通わせたカケル少年の、「地球人にだって悪い奴がいるように、宇宙人にだって、いい奴と悪い奴がいるかもしれないじゃないか」という言葉はもっともですね。

そして、唐突に出現して、いきなり街を破壊し始めるゴドレイ星人。知性のカケラも感じません。ウルトラマンマックスが登場するも、マックス必殺のマクシウムカノンがゴドレイ星人には通用せず、さらにゴドレイ星人の強力な攻撃を受けて、マックス危うし。ゴドレイ星人の攻撃は、逃げ惑う街の人々に向けられます。そのとき、地球の人々を守りたいと思うキーフが自らの命と引き換えにゴドレイ星人の攻撃を防ぎ、その後立ち上がったマックスの最強武器マックスギャラクシーによって、ゴドレイ星人は倒されたのでした。

最初からマックスギャラクシーを使っていればキーフは死なずに済んだのではないかという気がしなくもないのですが、この話はこれで良かったんだろうと思います。少なくとも、地球人と異星人が仲良く共存できる未来への可能性が見えるラストでしたから。

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2005年12月11日 (日)

魔法戦隊マジレンジャー 先生の先生

今朝、『魔法戦隊マジレンジャー』第41話、「先生の先生~ゴール・ゴル・マジュール~」を観ました。『マジレンジャー』は全話欠かさず観ているわけではないため、全部のストーリーを把握できていないのですが、今はインフェルシアの神々(冥府神)と激戦中ということはしっかり把握しております。また、冥府神に苦戦するマジレンジャーの姿も何度も観ております。

今回は、そんな冥府神との戦いで自分の力不足を感じるマジシャイン(ヒカル先生)が、スノウジェルの教えに従って「赤い魔法使い」=マジレッド(魁)の生徒になるという話。

しかし、ヒカル先生は、とにかく考えるよりもまずはやってみる、慎重さよりも大胆さを重視するタイプの魁の行動に苛立ち、魁から学ぶものは何もないと判断。スノウジェルはそんなヒカル先生を見て、「お前には失望した」と言っておられました。とりあえず、そんな話で次週に続くという感じでした。

私の個人的な意見では、魁の行動に共感を覚えます。私も、とりあえずやってみるタイプの人間だからです。堅い鎧で身を守っている冥府神ドレイクに以前歯が立たなかった経験のあるマジシャイン(ヒカル先生)は、どうしたらドレイクにダメージを与えることができるか慎重に考えて、なかなか攻撃できず。しかし魁は、とにかく色んな攻撃をとりあえずドレイクに向けてやってみる形で戦っていました。私だったら、魁と同じような戦闘スタイルで戦うような気がしました。ということで、私は慎重すぎるヒカル先生にちょっと苛立ちを感じてしまったのでした。

思い切りの良さと慎重さ、両方のバランスをうまく取れるのが、生きていく上で一番いいのでしょうが、なかなかうまくいきませんね。

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2005年12月10日 (土)

ウルトラマンマックス 狙われない街

本日放送の『ウルトラマンマックス』第24話のサブタイトルは、「狙われない街」。『ウルトラセブン』の第8話である、「狙われた街」の続編です。どちらの話も、監督は実相寺昭雄氏。

『ウルトラセブン』第8話が放送されたのが1967年。セブンによって倒されたはずのメトロン星人が実は生きていて、今日の『ウルトラマンマックス』に「再登場」です。主題歌の後に「対話宇宙人メトロン星人 再登場」と書いてあって、結構興奮しました。「再登場」ということで、明確な続編として描いているわけですからね。劇中では一切「ウルトラセブン」の名前は出てきませんでしたが。また、メトロン星人の肩書きも『セブン』時は「幻覚宇宙人」でしたが。でも、メトロン星人の身体には、ウルトラセブンのアイスラッガーで切断されたときの傷跡がしっかりありました。

で、約40年前に北川町を拠点に地球侵略を試みたメトロン星人ですが、今回の話では40年間地球を見てきたメトロンが、地球は自分が何もしなくても勝手に滅びる、今の地球には侵略する価値もないと判断して母星に帰ってしまいます。だから、サブタイトルが「狙われない街」なんですね。メトロンは、ウルトラマンマックスに「バイバイ」をして帰りました。私はつられてバイバイを返すマックスに衝撃を受けました。

今回のメトロン星人はかつてウルトラセブンに倒されたメトロン星人と同一人物ということで、過去のウルトラシリーズと、21世紀になって初めて怪獣が現れたという世界観の『ウルトラマンマックス』の設定上のつながりが気になるところですが、あまり深く考えない方がいいのかもしれません。今回の脚本を担当された小林雄次氏によれば、あくまで今回の話だけが『ウルトラセブン』と地続きの世界観になっていて、ほかの回では過去のシリーズとの関連性はないと考えるべきなようです。でも、何とか他の回も『セブン』とつながってますよ~ということにする方法はないものですかねぇ。1話だけ他の回とは世界観が異なるというのは、個人的には納得したくないので。『ウルトラマンマックス』の世界観が最初から、ウルトラ兄弟が回想シーンにしか登場しないけれども、かつて確実にウルトラ兄弟が活躍していた『ウルトラマン80』のような世界観だったら良かったのになぁと思う今日この頃です。

ともあれ、なかなか面白い話でした。

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2005年11月19日 (土)

古代怪獣ゴモラの系譜。特に『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』についての記述多し。

本日の『ウルトラマンマックス』第21話「地底からの挑戦」には、古代怪獣ゴモラが登場。ゴモラと言えば、過去に歴代のウルトラマンと何度も戦った人気怪獣。『ウルトラマンマックス』放送前の、番組に登場してほしい怪獣のアンケートでも第1位に輝いたため、今回の登場となったようです。

というわけで、今回は『ウルトラマンマックス』の話ではなく、過去のゴモラの活躍を振り返ってみたいと思います。

まず最初のゴモラは、1966年7月から放送が始まった『ウルトラマン』の第26・27話(1967年1/8・1/15放送)の、「怪獣殿下(前編・後編)」に登場しました。

この話では、1970年に開催される大阪万博に、恐竜の生き残りであるゴモラを生きたまま出品しようとして大阪に運んできたら、麻酔が切れてゴモラ大暴れ。ゴモラは強烈な尻尾攻撃でウルトラマンを苦しめ、さすがのウルトラマンも前編だけではゴモラを退治することができず。

そして後編では、ゴモラは天下の大阪城を大破壊。…以上のような活躍を、初代ゴモラは見せてくれました。しかし、身長40mのゴモラを生きたまま万博に出品しようとする発想がすごいです。私なら、そんな万博には怖くて行きません。

ちなみに今日の『ウルトラマンマックス』では、今年は愛知万博開催の年だったものの、ゴモラは名古屋城を壊してくれませんでした。

続いて、現在は円谷プロダクション的には諸事情により黒歴史扱いになってそうな作品なのですが、劇場用映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』に、我らがゴモラは登場しています。この作品、何とタイとの合作で、物語の舞台はタイで、登場人物もタイの方々という、かなり異色作品。タイでの公開が1974年、日本での公開が1979年。

この映画の主人公の少年・コチャンは、序盤で仏像泥棒を捕まえようとして、逆に泥棒たちに殺されてしまいます。子供が観るにはなかなかショッキングな展開で始まるのです。この様子を地球から300万光年のかなたにあるM78星雲ウルトラの星から見ていたウルトラの母は、コチャンのことを可哀相に思い、コチャンを蘇らせてあげることにします。

しかし、普通の人間として蘇らせてあげるのではなく、ウルトラの母は、コチャンにわざわざインドの古典叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する神猿である、白猿ハヌマーンの命を与えて復活させるのでした。『ラーマーヤナ』って、世界史を学んだことのある人は聞いたことがあると思います。日本人にはなじみのないハヌマーンという存在ですが、タイあたりに行くと誰でも知っている有名な神様だとか。私はタイに行ったことがないので真偽は定かではありませんが。

ともあれ、ハヌマーンの能力を得たコチャンがまず最初に行ったことは、ハヌマーンに変身し、巨大化し、自分を殺した仏像泥棒たちに復讐することでした。「仏様を大事にしない奴は、死ぬべきなんだ」という凄いセリフを叫びながら、ハヌマーンは仏像泥棒たちを踏み潰し、握りつぶし、見事仏様を大切にしない存在を懲らしめたのでした。

続いてハヌマーンは、干ばつを解決させるため、太陽と直接交渉。「地球から離れてくれ」と言うハヌマーンの説得を聞き入れた太陽は、地球から遠ざかっていくのでした。太陽の軌道すら変えてしまうハヌマーン、恐るべし!!

しかし、今度も仏様のご加護を信じない科学者が、独自に干ばつを解決させようとして発射した人工降雨ロケットが爆発し、その影響で地底に眠っていた怪獣軍団が復活。その怪獣軍団のボスが、我らがゴモラ。今回のゴモラは、何と念力を使います。そのゴモラを筆頭とする5匹の怪獣に立ち向かうハヌマーン。いかに太陽の軌道まで変える神様ハヌマーンでも、さすがに5対1はやや形勢不利。

そこへ飛来したのが、M78星雲からの使者・ウルトラ6兄弟。ウルトラ6兄弟とは、ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウの6人で構成されていて、セブンとタロウが従兄弟ということ以外に血縁関係はありません。また、コチャンをハヌマーンとして復活させたウルトラの母は、ウルトラマンタロウの実母です。

ともかく、血縁関係はないけれど兄弟を名乗るウルトラ6兄弟がハヌマーンに加勢して、一気に形勢逆転。我らがゴモラは、ウルトラ6兄弟とハヌマーンにリンチに等しい攻撃を受けて死亡します。…こんな映画ですから、ウルトラマンを観たことがない人にこの作品を見せてはいけません。ウルトラマンに変なイメージを持ってしまいます。

続いて、ゴモラは1980年から放送が始まった『ウルトラマン80』の第22話「惑星が並ぶ日何かが起こる」(1980年8/27放送)に登場。今回のゴモラは、「ゴモラⅡ」という名前で、光線を発射したりします。ウルトラマン80って結構マイナーですが、80に変身する矢的猛を演じたのは比較的有名な長谷川初範です。

続いて、ゴモラは『ウルトラマンパワード』に登場。この作品は、1993年から日本でビデオ発売され、のちにテレビ放送もされた作品なのですが、舞台はアメリカ。製作陣もハリウッドの方々です。パワードに変身するケンイチ・カイを演じるは、ケイン・コスギ。この『ウルトラマンパワード』の第11話「よみがえる巨獣」に我らがゴモラは登場しますが、イマイチ印象が薄いです。

こうして、歴代ウルトラマンたちと死闘を繰り広げてきたゴモラは、今日ふたたびその勇姿を見せてくれたわけです。

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2005年11月12日 (土)

ウルトラマンマックス 亜空間怪獣クラウドスの話

今日の『ウルトラマンマックス』第20話「怪獣漂流」はコメディ回でしたね。私はまあまあ好きなノリでしたが、好みの分かれそうな話だと思いました。

個人的に、特に笑えたポイントが二箇所ありました。最初が、クラウドスが起きそうになったところでカイト隊員がマックスに変身しようとしたところ、隣で気絶していたミズキ隊員が目を覚まし、カイト隊員が言った「どっちか寝ててくれよ」というセリフ。

笑えたポイントの二つ目が、クラウドスと戦闘中のマックスが、うっかり御神木を引っこ抜いてしまって、頭を抱えて慌てて元に戻した場面。ああいう演出は大好きですね。以前、ビデオ作品の『ウルトラマンネオス』でも、ウルトラマンネオスが建設中の家を壊してしまい、慌てて元に戻そうとしているシーンがあって、それも大好きでした。

最後、クラウドスが無事にも元の世界に帰れて良かったです。

ところで、「クラウドス」という名前、劇中では変だと言われていましたが、私は結構かっこいいと思いますが、私がおかしいのでしょうか。

で、予告によると、来週は古代怪獣ゴモラが登場するとのこと。予告では、「ウルトラマンを苦しめたゴモラ」と紹介していましたが、一応、昔の『ウルトラマン』と『ウルトラマンマックス』の世界観は別物だと思うので、ちょっと気になりました。

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2005年10月23日 (日)

『魔法戦隊マジレンジャー』と『仮面ライダー響鬼』を観ました

今朝は『魔法戦隊マジレンジャー』を観ました。私は土曜日の『ウルトラマンマックス』は毎週ビデオを録画しているのですが、『マジレンジャー』は録画までしていないため、見逃している回も結構多いです。なので、全体のストーリーがイマイチわからないときもあるのですが、基本的には楽しく観ることができています。

マジレンジャーの5人は兄弟なので、「家族」について考えさせてくれる話が多いような気がします(私が観た回がたまたまそうなのかもしれませんが)。兄弟戦隊と言えば、ほかに「地球戦隊ファイブマン」や「救急戦隊ゴーゴーファイブ」がありますね。

今朝の話で、15年ぶりに父と再会できたマジレンジャー。特に、末っ子のレッドは若いだけに父の思い出があまりないということで、なかなか感動的な話でした。でも、父は敵を倒すために命を犠牲に…。父は死んでしまったのでしょうか?個人的には、生きていてほしいと思いますが。

続いて観た『仮面ライダー響鬼』で、「人の命は守るもの」云々というセリフが出てきました。そのとおりですよね。救急戦隊ゴーゴーファイブ曰く、「人の命は地球の未来」ですからね(←好きなセリフ)。

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2005年10月15日 (土)

『ウルトラマンマックス』第16話に爆笑

今朝放送の『ウルトラマンマックス』第16話の「わたしはだあれ?」には、生物の記憶を失わせてしまう宇宙化猫(ばけねこ)のタマ・ミケ・クロが登場。

とにかく、面白すぎて爆笑した回でした。先週のイフは相手のあらゆる攻撃を自分のものにしてしまう最強の生命体でしたが、今回のタマ・ミケ・クロという3体の化け猫も、相手の記憶を失わせてしまうことで最強になりうる存在でしたね。

地球の平和を守るために結成された精鋭チーム・DASH(番組内では精鋭と呼べるような活躍を未だに見せてくれていませんが)のメンバーたちも、戦闘機の操縦方法を忘れてしまったために出撃することすらできない。二丁拳銃が特技という設定なのに未だに銃を番組内で撃つ描写がないことでお馴染みのコバ隊員は、戦闘機を発進させるつもりがどうすれば発進できるのか忘れてしまい、誤ってミサイルを発射して基地を破壊してしまう始末。

主役のカイト隊員までがウルトラマンマックスへの変身方法を忘れてしまう始末。変身道具のマックススパークを左腕に着ければ変身できるのですが、カイト隊員はそれを思い出せず、悪戦苦闘。マックススパークを使えばいいということだけは何とか覚えているカイト隊員は、色んな方法で変身しようと試みるのですが…わざわざ靴と靴下を脱いで、足の裏にマックススパークを装着させようとするカイト隊員に爆笑。いくら変身方法を忘れているからと言って、左腕に着けるより先に足の裏に装着しようとする発想がすごいです。転んだはずみでマックススパークを正しく装着し、どうにかウルトラマンマックス登場。

しかし、マックスまでも戦い方を忘れてしまっている!!必殺光線(マクシウムカノン)の発射ポーズを忘れてしまったマックスは、どうにか光線を発射しようと色んなポーズを試してみるのですが、どう頑張っても光線は出ない…と言うより、頼むからそんなかっこ悪いポーズで光線を出さないでくれと頼みたくなるぐらいに変なポーズを次々に披露してくれるウルトラマンマックス。しまいには、お笑い芸人のTIMの持ちネタの「命」と思われるポーズまで披露してくれるマックス…いくら忘れているからと言って、そんなポーズで必殺技が出るかもしれないと考えて試してみるマックスに爆笑。

頭を掻いたマックスは、マクシウムソード(ウルトラセブンのアイスラッガーのような武器)をボトッと水中に落としてしまいます。その瞬間、また笑わせていただきました。しまいには自分がウルトラマンマックスと呼ばれていることすら忘れてしまうマックスなのでした。そんなマックスがタマ・ミケ・クロの攻撃を受けて絶体絶命のピンチに陥ったとき、ウルトラの星らしき場所の描写が登場します。走馬燈だったのでしょうか?しかし、『ウルトラマンマックス』の劇中でウルトラの星と思しき光景が現れたのは今回が初。なかなか貴重です。

…まぁ、そんな感じで、大いに笑わせてもらった30分でした。笑わせてもらったポイントは他にももっとあります。戦い方や自分の名前まで忘れてしまったマックスも、みんなを守りたいという気持ちだけは忘れておらず、最後はその気持ちが勝利をもたらしました。なかなかの傑作話だったと思います。ゼットンやキングジョーが出てきた回よりもはるかに面白かったです。

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2005年10月 8日 (土)

ドカベンやらウルトラマンマックスやらディズニーランドのハロウィンやら

今週の木曜日から、『週間少年チャンピオン』で連載中の『ドカベン スーパースターズ編』と、『週間モーニング』で不定期に連載していた『新・野球狂の詩』で、別視点から同一の日本シリーズを描くという試みが始まりました。

この二作品は、どちらも漫画家・水島新司氏の作品ですが、『ドカベン』の方は、ドカベン山田太郎や岩鬼正美らの東京スーパースターズがパ・リーグの優勝チームとなり、『野球狂の詩』の方では、札幌メッツがセ・リーグの優勝チームとなり、このたび、『チャンピオン』ではスターズ視点から、『モーニング』ではメッツ視点から同一の日本シリーズを描くことになったのです。

しかし問題は、『ドカベン スーパースターズ編』と『新・野球狂の詩』は異なる世界観で進行していたということです。要するに今まで、『ドカベン』の世界観にメッツは存在せず、『野球狂の詩』の世界観にはスーパースターズは存在していませんでした。それをいきなり何の辻褄合わせもなく無理やり共演させる水島新司氏に脱帽です。まさに、自分の描きたいものを描いているという感じです。とは言え、なかなか面白い試みだと思いますので、どうか内容的にも楽しめるものになってほしいです。付録として付いていた選手名鑑で、80歳を超えているメッツの岩田鉄五郎監督兼選手が、投手として今年二勝をあげていることにビックリしました。

今日放送の『ウルトラマンマックス』15話は、ミサイルで攻撃すればミサイルを放つ物体に変化し、レーザーで攻撃すればレーザーを発射する物体に変化する生命体・イフが登場しました。先週・先々週は、ゼットン・キングジョーという往年の名怪獣が登場しましたが、今回は新怪獣です。で、そのイフですが、ウルトラマンマックスの必殺光線も通用せず、むしろマックスと同じような光線まで発射する物体に変化してしまい、その能力で街を焼け野原にしてしまいました。そんなイフは、失明したために絵を諦めて音楽を頑張ろうと誓った少女が演奏する楽器の音によって、音楽を奏でる物体に変化しました。まさに少女が地球を救ったわけで、なかなか感動できる話に仕上がっていました。

東京ディズニーランド(TDL)では現在、ハロウィンのイベントが開催されています。私もすでに何度か観ているのですが、パレードでのアヒルたちの活躍が目立ちます。パンプキンキングダムの魔法大臣という設定のドナルドダックを筆頭に、セクシーなドナルドの恋人・デイジーダック、ドナルドのおじさんであるスクルージ・マクダック、ドナルドの甥っ子であるヒューイ・デューイ・ルーイが頑張っています。

このパレードはキャラクターたちのセリフがとても楽しくて、カボチャで永遠の若さと美しさを手に入れようとするウィッチ(『白雪姫』の魔女)など、面白さ抜群です。もちろん、ミッキーやミニーも大活躍。ミッキーはパンプキンキング、ミニーはカボチャの馬車に乗っています。普段はなかなか会えないハートの女王も登場。スティッチは、映画『リロ&スティッチ』の冒頭で登場した、試作品626号の姿になってパレードに参加しています。このように、話題には事欠かないパレードです。10月中にTDLに行かれる方は、このパレードを是非観ましょう!!楽しいですよ。

今読んでる本は、田中彰『明治維新と西洋文明‐岩倉使節団は何を見たか‐』(岩波新書、2003年)です。岩倉使節団と言えば、条約改正交渉に失敗したとか、プロシア(ドイツ)に影響を受けたとかよく言われますが、使節団はスイスやオランダやデンマークといった、いわゆる小国にも大きな興味を抱いていたこと、しかしながら、その後の日本は小国になる道を捨て、大国への道を突っ走ってしまったことが力説されています。一般向けの書籍なので、かなり読みやすいです。

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2005年9月24日 (土)

ウルトラマンマックス ゼットンの娘

今日放送の『ウルトラマンマックス』第13話のサブタイトルは、「ゼットンの娘」でした。ゼットンとは、宇宙恐竜ゼットン。放送前から楽しみにしていました。その理由は以下の通り。

ゼットンとは、1967年放送の『ウルトラマン』最終回、「さらばウルトラマン」で、それまで無敵の強さを誇っていた超人・ウルトラマン(初代ウルトラマン)の技をことごとく跳ね返し、無力化し、最後にはウルトラマンを倒してしまった最強怪獣。ファンの間では伝説の存在と言ってもいいぐらいの有名怪獣です。私も好きな怪獣です。

その後も、『帰ってきたウルトラマン』の最終回や、『ウルトラマンパワード』の最終回にも登場したゼットンですが、今年放送が始まった『ウルトラマンマックス』で、再登場を果たしてくれたわけです。

で、かつて初代ウルトラマンを倒したほどの怪獣だけに、そのゼットンの扱い・描き方をめぐっては、ファンの方にも賛否両論あるようですが、私は今回のゼットンは良かったと感じました。何より、夜の街に立つゼットンの姿は初めて見ましたし、それにかっこよかったです。圧倒的なパワーと、マックスの技を跳ね返すゼットンシャッターで、マックスを絶体絶命の危機に陥らせたところなど、さすがゼットンです。途中で新キャラクターのウルトラマンゼノンが現れなければ、マックスは間違いなく負けていたでしょう。パワータイマー(マックスの胸のランプはカラータイマーではなく、パワータイマーと呼ぶ)もいつになく激しく鳴っていましたし。ということで、個人的には満足でした。複数のウルトラマンの共闘というのも、やはり燃える展開です。複数のヒーローの共演が大好きな私にとっては、嬉しいかぎりです。

まぁ、不満点もなきにしもあらずですが、ウルトラマンや怪獣がかっこよければ、とりあえずは面白かったと言えます。

今のところ、『ウルトラマンマックス』にはエレキング、レッドキング、アントラーなどの、往年の人気怪獣が登場していますが、ゼットン登場が一番嬉しかったですね。次週はキングジョー登場ということで、どうなることやら。

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2005年9月 3日 (土)

ドラえもんとウルトラマンマックス

本日は、ドラえもんの誕生日ですね。昨夜の『ドラえもん』のTV放送でも言っていました。ドラえもん誕生の2112年9月3日まで、あと100年ちょっと。頑張って生きたいと思います。

今朝は、朝7時半から放送中の『ウルトラマンマックス』第10話を観ました。ウルトラマンマックスは、海外製作作品やビデオ作品を除くと、実に25年ぶりにM78星雲出身と設定されたウルトラマンです。今のところ、一回も見逃さずに観ております。とりあえず、怪獣災害や宇宙人の侵略から地球を守る組織の人には、月に3回も遅刻してほしくないものです。

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2005年8月18日 (木)

『スターウォーズEP3』と『皇帝ペンギン』

昨日(2005/8/17)、タイトルにある二つの映画を観ました。『スターウォーズEP3』を観るのは、二回目。映画を公開中に二回観に行くのは、私はこの映画が初めて。それだけ面白い映画だと私は感じたわけですので、まだ観ていない方でスターウォーズに少しでも興味のある方は是非!!

パルパティーンを演じているイアン・マクダーミドと、メイス・ウィンドウを演じるサミュエル・L・ジャクソン氏が、実は4歳しか年齢が離れていなかったことを知って驚きました。前者は1944年、後者は1948年の生まれです。メイスの役者さんはもっと若いのかと思い込んでいました。

つづいて、『皇帝ペンギン』。私はプロフィールのページの背景にペンギンを使っているだけあって、ペンギン好き!!一時期、携帯電話のストラップもペンギンでしたし、ディズニー好きでもある私は、もちろん、映画『メリー・ポピンズ』に出てくる4羽のペンギン・ウェイターも好きです!!

そんな私なので、最初に『EP3』を観たときに予告で流れた『皇帝ペンギン』の映像を観たときから、興味津々。ついに、観てきたわけです。そして、思ったとおり、良い映画でした。自然の脅威と戦いながら子育てをするペンギンたちの姿に色々考えさせられましたし、ペンギンの子供は可愛かったです。また、余談ながら、アザラシがペンギンを食べる場面で、アザラシの鋭い歯がだいぶ強調されていました。私は南極にいるアザラシがペンギンを食べることは知っていたのでまだ良かったのですが、知らない人にはかなりの衝撃映像だったようです。

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2005年8月11日 (木)

眠れない夜は…面白い(?)夢の話でも

私は元々寝付きが悪いタイプでして、不規則な生活が続くと、なぜか昼寝はできるけど、夜は眠れなくなってしまうのですよ。今日もそんな日。一旦は布団に入ったものの、一時間経っても一向に眠れそうにないので、布団から出てブログの更新をしている次第であります。

そんなわけで、最近観た夢の話でもしようかと思います(そんなわけって、どんなわけでしょう!?)。先月、『スターウォーズEP3』を観に行ってきたのですが、それからしばらくして、私はを見たのです。その夢の話をします。

まず最初に見た夢は、自分がジェダイになっている夢でした。いや、私はこの手の夢は昔からよく見る人でして、仮面ライダー2号に変身する夢も見たことがあります。で、今回の夢では、私はジェダイになったわけですが、私の師匠は何とミッキーマウス。今年、アメリカのMGMスタジオにジェダイ・ミッキーが現れたという話は知っていましたが、そのミッキーが夢に出てきてくれたわけです。さらに、仲間のジェダイにドナルドダックとグーフィーもいました。で、四人で何故か魔法の絨毯に乗って、ピート(ミッキーよりも先に映画デビューした山猫。ミッキーの宿敵)を退治しに行くところでした。しかも、何故か戦う前からライトセーバーを構えている四人。かっこつけたかったのでしょうか?

で、夢の中の私は失礼にも、「このメンバーでピートに勝てるのだろうか…。不安だ。」と思っていたのでした。ああ、ごめんよ、ミッキー。でも、ミッキー・ドナルド・グーフィーが揃うと、生身の人間の私は無事でいられるのだろうかという不安に、つい襲われちゃって(笑)。残念ながら(幸いにも?)、ピートと戦う前に夢は終わってしまいます。ああ、良かった。残念です。

それからしばらくして、また夢を見ました。今度も私はジェダイだったのですが、ミッキーの弟子は卒業したようで、自分に弟子がいる状態でした。で、夢はまたまた戦いに行くところから始まったのですが、今度の相手は何と小泉純一郎首相!!…私は別に、郵政民営化反対というわけではありません。しかし、小泉政権を支持もしていません。郵政民営化には賛成ながら小泉政権は支持しない、微妙な立場です。

で、今度はちゃんと戦うところまで見ることができました。我が宿敵・小泉純一郎首相は、どこかの学校の屋上で、アロハシャツを着て、くつろいでいました。そこへ、私と私の弟子の二人で乗り込んだのです。ジェダイである私は当然、ライトセーバーを取り出しました。しかし…私のライトセーバーは、普通のではなかったのです。何と、折り畳み傘の機能まで付いているという優れものだったのです!!押すボタンによってライトセーバーになり、傘にもなるのです。すごいでしょう?この話を身近な人にしたら、「そんなライトセーバー、かっこ悪い」と言われましたが。

それはまぁいいのです。私の目的は、ライトセーバーで小泉を一刀両断にすること。だがしかし!!こともあろうに私は、小泉との大事な決戦において、間違えて傘のボタンを押してしまったのです。小泉の目の前で、私の傘が開きました。さすがの小泉も、これには面食らったらしく、呆然。

一方、私の弟子は、「何やってんの!?」と怒り出しました。それもそうでしょう。私がこの弟子の立場でも、師匠が間違えて傘を広げていたら怒りますよ。でも、夢の中の私は逆ギレして、「この傘が突然開くことによって、猫だましのように相手の動きを止める効果があるんだ」と、弟子に反論。私と弟子は口論を開始してしまったのです。私と弟子は、口論に夢中になって、小泉のことなど忘れていました。私は、「折り畳み傘は、硫酸の雨が降るような星で役に立つだろう」などと持論を展開。口論は終わりません。その隙に、小泉は逃亡してしまいました。せっかく追い詰めたというのに…悔しいです(いや、私のせいなんですけどね)。

私の夢の中では、小泉純一郎首相はシスの暗黒卿という設定だったらしいです。つまり、彼を倒せば銀河に平和が戻ったはずなのに、私が間違って折り畳み傘を開いてしまったために、平和は戻らなかったのです。ああ、私は何て馬鹿なんでしょう。

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2005年8月10日 (水)

「ウルトラセブン」が「ウルトラマンセブン」ではない理由

これからお話する内容は、特撮ファンにとっては「何を今さら…」という話題でしょう。でも、そうでない人には新しい知識を提供できるかと思います。

ウルトラセブンは、一般にはたくさんいるウルトラマンの中の一人と言ってしまって問題ないかと思いますが、ほかのウルトラマン(例えば、ウルトラマンタロウとかウルトラマンティガ)と違って、彼は「ウルトラマンセブン」とは呼ばれません。何故でしょう。

その謎を解くためには、ウルトラシリーズ制作の歴史を振り返らねばなりません。1966年7月から、『ウルトラマン』がTBS系列で放送されました。

しかし、これはウルトラシリーズ第一作ではありません。1966年1月から『ウルトラQ』という作品が放送されていて、『ウルトラマン』はその『ウルトラQ』の第二部という扱いなのです。

ちなみに、『ウルトラQ』にはウルトラマンは登場しません。普通の人間が知恵と勇気で、様々な怪事件を解決していく物語です。その怪事件の中でも、怪獣が登場する話が特に人気だったため、『ウルトラマン』は怪獣が毎回出てくる構成になりました。

で、1967年4月に『ウルトラマン』が終了して、半年のブランクを経て、1967年10月から『ウルトラセブン』が始まります。しかし、この時点で『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』は同じ世界観を舞台にしていたわけではなく、それぞれ独立した物語となっています。

さて。『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』と、円谷プロダクションは三つの人気作品を生み出しましたが、この三つのタイトルを見ていただければ、この時点では「ウルトラマン」シリーズではなく、「ウルトラ」シリーズだったことがわかるかと思います。

そして、『ウルトラセブン』が終了してから数年のブランクを経て、1971年に『帰ってきたウルトラマン』の放送が始まります。主役のウルトラマンは、以前のウルトラマン(初代ウルトラマンと呼ばれる)とは別人ですが、番組の企画段階では本当に以前のウルトラマンが帰ってくる純粋な続編ということになっていました。そのため、企画の内容が変わってもタイトルにだけ「帰ってきた」という言葉が残ったのです。この番組の主役のウルトラマンには当初、正式名称がなく、初代ウルトラマンと区別するために、ファンの間では「新マン」とか「帰マン」と呼ばれていました(のち、1983年、「ウルトラマンジャック」が正式名称になる)。

そして、『帰ってきたウルトラマン』にはウルトラセブンがゲスト出演して、『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の世界観が統一されました。そして、『ウルトラマン』にゲスト出演したゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマンの4人を、「ウルトラ兄弟」と呼称する設定ができました。

『帰ってきたウルトラマン』の後番組の企画として、『ウルトラA(エース)』が立案されました。「ウルトラマン」Aではなく、「ウルトラ」Aです。ウルトラAは、「ウルトラ兄弟」の五人目です。ところが、『ウルトラA』は企画の途中で、『ウルトラマンA』というタイトルに変わってしまいます。理由は、商標登録上の問題です。「ウルトラA」という名前の他社商品がすでに出ていたため、そのタイトルを使えなくなってしまったのです。

『ウルトラマンA』以後、ウルトラシリーズは『ウルトラマンT(タロウ)』『ウルトラマンL(レオ)』、そして現在放送中の『ウルトラマンマックス』へと続いていきますが、ウルトラマンAがウルトラAになれなかったばかりに、ウルトラセブンだけが「マン」が付いていない状態になってしまいました。『ウルトラA』が『ウルトラマンA』にならなければ、「ウルトラマンタロウ」は「ウルトラタロウ」、「ウルトラマンマックス」は「ウルトラマックス」と呼ばれていたことでしょう。

しかし、『ウルトラA』の商標登録の問題で、「ウルトラ」シリーズは「ウルトラマン」シリーズになってしまったのです。「ウルトラセブン」が「ウルトラマンセブン」ではない理由は、だいたい以上の通りです。

ちなみに、余談ながら、1995年、「ウルトラセブン21(ツーワン)」という新しいウルトラマンが誕生しました。2000年にビデオ発売された『ウルトラマンネオス』という作品の中で、主役のウルトラマンネオスをサポートしています。「21(ツーワン)」とは、21人目のウルトラマンという意味と、21世紀という意味を併せ持っています。

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