アメリカ人女性が見た幕末
『山梨国際研究:山梨県立大学国際政策学部紀要』第2号(2007年)に、戸田徹子「マーガレット・バラの語る幕末日本」という論稿が掲載されています。
マーガレット・バラとは、宣教師の夫人として幕末の日本にやってきたアメリカ人女性だそうです。1861年(文久元年)~1866年(慶応2年)の間、日本に滞在し、その後1870年(明治3年)に再来日したそうです。
戸田徹子氏の文章は、そんなマーガレット・バラが1908年に出版した著書(当時の書簡も収録し、日本滞在時の出来事を綴ったもの)をもとに、幕末から明治初期に来日したアメリカ人女性宣教師たちが幕末の日本をどのように見ていたのか分析しています。
ちなみに、マーガレット・バラの著書の邦訳版が、川久保とくお訳『古き日本の瞥見』(有隣堂、1992年)です。
戸田徹子氏の文章はインターネット上でも閲覧することが可能で、下記のリンクをクリックすることで、PDFが開きます。
マーガレット・バラの語る幕末日本(国立情報学研究所・論文情報ナビゲータCiNii)
マーガレットは、薩英戦争で薩摩藩もしくは幕府に賠償金を求めるイギリスの態度や、長州藩による外国船砲撃で賠償金を求める、アメリカを含む西洋列強の態度を批判しているのが印象的でした。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
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