« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月10日 (金)

ピートはミッキーの先輩

ディズニーランドでは多くのディズニーキャラクターに会えますが、だからと言って、すべてのディズニーキャラクターに会えるわけではありません。『わんわん物語』や『バンビ』に登場したキャラクターに会いたいと思っても、今のところ不可能です。海外のパークには登場するものの、日本のパークには出てきてくれないキャラクターもいますね。

今のところ出てきてくれないキャラクターの中で、私が特に会ってみたい(見てみたい)と思うのが、ミッキーマウスの宿敵・ピートです。東京ディズニーランドのエレクトリカルパレードには、映画『ピートとドラゴン』のピートが登場していますが、もちろん別人。私が会いたいのは、山猫のピートです(『ピートとドラゴン』のピートも好きですが)。

ところで、このブログでも何度か言及したことがあるような気がしますが、ピートはミッキーマウスよりも長い歴史を持ったキャラクターです。ミッキーのデビューは1928年の『蒸気船ウィリー』で、ピートも同映画に出演していますが、ピートのデビューはもっと早い時期なのです。

ピートのデビュー作は、短編映画『Alice Solves the Puzzle』(アリス・コメディ・シリーズの1作)だそうです。1925年公開の作品なので、ピートはミッキーより3年早くデビューしたことになります。その後もピートはアリス・コメディ・シリーズや、しあわせうさぎのオズワルド・シリーズに出演し、ミッキーマウスの宿敵となるに至ります。

ただ、デビュー当時のピートが『蒸気船ウィリー』以後と大きく異なるのは、『蒸気船ウィリー』以後のピートが山猫のキャラクターであるのに対して、デビュー当時のピートは熊だということ。それに、その後の作品では狼のようにも描かれているということ。ピートは『蒸気船ウィリー』以降、ネズミのミッキーに対して、猫のキャラクターに変わったわけですね。

それから、初期のピートは片足が義足になっていて、そのためペグレグ・ピートと呼ばれることもあるようですが、途中で義足は描かれなくなります。義足があることで左右非対称になると、作画の効率が悪いからだそうです。そのため、現在のピートは義足なしで描かれることが多いですが、確か『ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士』(2004年)には、義足を付けたピートが登場していますね。

しかし、ピートはミッキーの宿敵であり、ドナルドダックやグーフィーが主演した短編作品にもよく出ているというのに、何故パークでは会えないのでしょうか。長年の疑問です。出演した短編アニメーションが1本しかないクラリスや、ピート以上にマイナーと思われるクララ・クラックなどの短編キャラクターもパークに登場しているので、ぜひピートにも出てきてもらいたいと思っています。

もしよろしければ、下記をクリックしてください。
人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 4日 (土)

アメリカ人女性が見た幕末

『山梨国際研究:山梨県立大学国際政策学部紀要』第2号(2007年)に、戸田徹子「マーガレット・バラの語る幕末日本」という論稿が掲載されています。

マーガレット・バラとは、宣教師の夫人として幕末の日本にやってきたアメリカ人女性だそうです。1861年(文久元年)~1866年(慶応2年)の間、日本に滞在し、その後1870年(明治3年)に再来日したそうです。

戸田徹子氏の文章は、そんなマーガレット・バラが1908年に出版した著書(当時の書簡も収録し、日本滞在時の出来事を綴ったもの)をもとに、幕末から明治初期に来日したアメリカ人女性宣教師たちが幕末の日本をどのように見ていたのか分析しています。

ちなみに、マーガレット・バラの著書の邦訳版が、川久保とくお訳『古き日本の瞥見』(有隣堂、1992年)です。

戸田徹子氏の文章はインターネット上でも閲覧することが可能で、下記のリンクをクリックすることで、PDFが開きます。

マーガレット・バラの語る幕末日本(国立情報学研究所・論文情報ナビゲータCiNii)

マーガレットは、薩英戦争で薩摩藩もしくは幕府に賠償金を求めるイギリスの態度や、長州藩による外国船砲撃で賠償金を求める、アメリカを含む西洋列強の態度を批判しているのが印象的でした。

興味のある方はぜひ読んでみてください。

もしよろしければ、下記をクリックしてください。
人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »