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2008年5月 8日 (木)

『ウルトラマン プレミアステージ2』の感想

GWは名古屋に行ってきました。目的はいくつかありますが、主たる目的は5/2~5/6に中日劇場で開催されていた、『ウルトラマンプレミアステージ2』という舞台を鑑賞すること。この舞台は昨年開催して好評を博した『ウルトラマンプレミアステージ』の第2弾。この舞台の何が凄いって、通常のヒーローショーではなかなか観ることができない、変身前の俳優さんも多数出演しての本格的な舞台だということ。

例えば今年は、初代ウルトラマンのハヤタ・シンを演じる黒部進さん、ウルトラセブンのモロボシ・ダンを演じる森次晃嗣さん、ウルトラマンガイアの高山我夢を演じる吉岡毅志さん、ウルトラマンコスモスの春野ムサシを演じる杉浦太陽さんが出演しました。

それだけでも錚々たる顔ぶれですが、さらに『ウルトラマンメビウス』でGUYSのコノミ隊員を演じた平田弥里さんも出演しました。さらにさらに、ウルトラマンメビウスの声は五十嵐隼士さん、ウルトラマンヒカリの声は仁科克基さん、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)の声は団次朗さん、ウルトラマンエースの声は高峰圭二さんという豪華な面子が演じてくれているので、非常に楽しめます。

私は元々、俳優の皆さんが出演しない、純粋に着ぐるみキャラクターのみによるヒーローショーも好きな人間ですから(ヒーローのかっこいいアクションは見ていて楽しいのです)、35人のウルトラマンが総登場し(カーテンコールにしか出てこないウルトラマンもいますが)、変身前の役者さんも出演される舞台とあっては、興奮しないはずがありません。

何と、3回も観てしまいました。どの回もA席で鑑賞したのですが、1回鑑賞するのに5,000円必要なので、1万5千円の出費ということになります。名古屋への往復の新幹線代とホテル宿泊代をそれに足せば、多分5万円近くになると思うので、私はこのGWにウルトラマンのために5万円近く使ってしまった男ということになります。

ともあれ、『ウルトラマンプレミアステージ2』の内容を紹介しつつ、感想を述べていきましょう。舞台は第1部と第2部に分かれておりまして、第1部は『ウルトラエンターテイメントショー』と題された、歌と抽選会。黒部進さんや沢山のウルトラマンが登場するのは、第2部のライブステージです(一応、第1部にもウルトラマンタロウやコスモスほか、何人かのウルトラヒーローが登場しましたが)。

以下、第2部について紹介していきたいと思います。記憶が曖昧な部分がありますが、憶えている範囲で。

第2部の幕が開いた冒頭、まずはいきなりウルトラ兄弟と悪の宇宙人軍団の激闘!!ウルトラ兄弟の面子は、ゾフィーからタロウまでの6兄弟(初代ウルトラマンとセブンは少し遅れて登場)とメビウス。宇宙人軍団の代表格は、バルタン星人、キリエロイド、アパテー、ギギ、ザムシャーといった、こちらも錚々たる顔ぶれ(今回の舞台ではザムシャーは、最後まで悪の宇宙人としての役回りでした)。

激闘のさ中、暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人が遺した闇の鎧・アーマードダークネスが出現!!アーマードダークネスの攻撃に、ウルトラ兄弟は次々と倒れていきます。宇宙人軍団の目的は、主のエンペラ星人を失って彷徨っているアーマードダークネスを自分達でコントロールし、宇宙を憎しみで支配する事でした。激闘の中、何故かアーマードダークネスの力を求め、さらに何故かウルトラマンメビウスを憎んでいる宇宙人の少年・ニコの存在が明らかになります。

バルタン星人ら宇宙人軍団は、メビウスを憎むニコの心を利用して、アーマードダークネスの力を我が物にしようとしていました。そしてさらに、宇宙人軍団は、”命の星”と呼ばれる惑星フロスの生命エネルギー”フロスエナジー”をも我が物にしようとしていました。フロスエナジーの力を浴びた者は、強大な力を手に入れることができるという伝説があったのです。かつて、その力をめぐって醜い争いが起き、2人の勇者がフロスエナジーの力を”命の谷”に封印したとのこと。宇宙人軍団はアーマードダークネスとフロスエナジーの力で、宇宙を闇で包もうとしています。

宇宙人軍団の陰謀を知ったウルトラマンとウルトラセブンは、地球を訪れます。客席に現われるハヤタ、そしてダン!!会場が割れんばかりの歓声と拍手に包まれます。彼らが地球を訪れたのは、地球にいる2人のウルトラマン―ガイアとコスモスに協力を求めるためでした。舞台上に登場する、我夢(ガイア)とムサシ(コスモス)。またも大きな拍手が起こり、ハヤタ、ダン、我夢、ムサシという、昭和と平成の4大ヒーローが舞台上に集結しました。それだけでも5,000円払った価値があると思えるぐらいの、感慨深い光景が、自分の目の前に展開されていました。

コスモスはその慈愛の心で、何故かメビウスを憎んでいるニコの心を救うことを頼まれ、ガイアはフロスエナジーの封印を解く力を持つヴィオラ姫(演じるのはグラビアアイドルの小田あさ美さん)を守ることを頼まれたのでした。「生まれた星は違っても、僕らは同じウルトラ戦士」(我夢のセリフ。ウルトラマンの良さを単刀直入に語った感動的なセリフだと思います)という絆で結ばれた昭和と平成の4大ヒーローが、宇宙の平和を守るため行動を開始しました。

同じ頃、GUYSのアイハラ・リュウ隊長が、宇宙で消息を絶っていました。コノミ隊員が、リュウ隊長が訪れていたGUYSスペーシーの基地に着くと、基地は壊滅状態。そこには、GUYSスペーシーの生き残りの隊員、タケルとユウキがいました。タケルとユウキは謎のコントでコノミに状況を伝え、コノミはそれを奇跡的に理解(タケルとユウキは自分達のコントの意味が通じたことに大喜び)。コノミ隊員の解説によると、どうやらGUYSスペーシーの基地が宇宙人たちの襲撃を受け、リュウは宇宙人たちを追って出撃していったとのこと。と、そこにやってきたモロボシ・ダン!!

コノミ隊員はダンに会ったことがあるものの、タケルとユウキはダンと初対面。そこで、彼らとダンの間に、以下のようなやり取りが展開されます。

タケルもしくはユウキ「あんた誰?キムタク?」
タケルもしくはユウキ「馬鹿、違うよ、ブラッドピット」
ダン「よく言われる!!」(ここで観客が大爆笑)

この後、ダンが壊れて、タケル&ユウキと共に踊りながら、「ラーメン、つけめん、僕イケメン、宇宙のイケメン、ウルトラセブン!!」と叫び、さらにそれを何度も続けるので、会場が大爆笑。ウルトラセブンの渋いイメージが一変した瞬間でした。

我に返ったダンは、コノミ隊員たちにアーマードダークネスの脅威を語ります。と、そこにGUYSスペーシーの基地を襲撃した宇宙人(ギギやヒッポリト星人など)が戻ってきました。自分がここを食い止めると言って、コノミ隊員に惑星フロスに行くよう促すダン。そして、ダンが懐から取り出したものこそ、言わずと知れたウルトラアイ!!ダンが「デュワ!!」と叫んでウルトラアイを顔につけると、舞台が暗転し、ウルトラセブンが登場!!会場中から沸き起こる大声援。セブンと宇宙人軍団の激闘が展開しながら、場面が変わります。

ところ変わって、メビウスを憎むニコ。ニコは彼の憎しみの心を狙う宇宙人軍団に唆されて、アーマードダークネスにその身を捧げようとしています。メビウスが駆けつけますが、ニコはメビウスに対して心を開きません。それどころか、敵の数は多く、メビウス大ピンチ!!そこに駆けつけたのは、我らがウルトラマンコスモス!!コスモスが現われたことで撤退する宇宙人軍団。コスモスはムサシの姿に戻り、メビウスと協力してニコの心を救おうということになりました。

一方、フロスエナジーの封印を解けるヴィオラ姫のいる惑星カオスでは、善良な怪獣たちが楽しく踊っていました(怪獣たちが非常に可愛らしい)。そこにやってきたのは、ウルトラマンガイアこと高山我夢。ヴィオラ姫は我夢の訪問を受け、宇宙を闇に包もうとする宇宙人軍団の陰謀を挫くため、自分が惑星フロスに旅立つことを決意します。そしてヴィオラ姫を守り抜くことを誓う我夢(ガイア)。

ニコもフロスエナジーの力を求めて、惑星フロスを目指していました。その道中でニコは、昨年のプレミアステージにも登場した、ファントン星人の子供であるフォンタと知り合い、お母さんの思い出を語ります。ニコが大好きだったお母さんは、何とウルトラマンメビウスに殺されたというのです。そこに現われたムサシは、「メビウスは間違ってもそんなことをしない」と説得しますが、ニコは聞く耳を持ちません。

と、そこへ現われるバルタン星人たち!!宇宙人軍団は、あくまでニコを利用するつもりです。そこへ駆けつけるハヤタ。ハヤタはバルタンとの戦いを引き受け、ムサシとニコに先に惑星フロスに行くよう促します。怪獣たちを前にして、ベーターカプセルを掲げるハヤタ……と思ったら、ハヤタの右手には何と、しゃもじ!!当然変身できるはずもなく、場内大爆笑。さらに、バルタンがしゃもじの解説を淡々と語り、さらに爆笑。ようやく本物のベーターカプセルを取り出して、ハヤタがウルトラマンに変身!!感動!!しばしウルトラマンと怪獣たちの激闘が展開された後、またも場面が変わります。

ところ変わって惑星フロス。舞台上にウルトラマンナイスとウルトラマンゼアスのコンビが登場し、会場を爆笑の渦に巻き込みます。そこへGUYSスペーシーのお笑いコンビがやってきて、ナイス&ゼアスに対抗。コノミ隊員も駆けつけて、ナイス&ゼアスとの再会を祝しているところに、我夢とヴィオラ姫もやってきます。ヴィオラ姫の部下であるザックスが、騒いでいるナイス&ゼアスとGUYSスペーシー2名を見て、「姫、何やら怪しい一団が!!」と言っていたのが地味に面白かったです。

そこにヴィオラ姫を狙うザムシャーたちが現われ、ザックスは姫をかばって倒されてしまいます。怒った我夢は、コノミやナイス&ゼアスに惑星フロスへ急ぐよう促し、「ガイアーーーー!!」と叫んで変身!!これも大感動!!

惑星フロスでは、ヴィオラ姫やコノミと、ニコが出会います。そこに駆けつけたメビウスと、コノミ隊員が再会。この場面は記憶が結構曖昧なのですが、駆けつけたムサシが宇宙人軍団に対して、「コスモ~ス!!」と叫んで感動の変身。そこに救援に駆けつけたのは、我らがウルトラマンとセブンですが、彼らこそフロスエナジーを封印した伝説の勇者!!最初からウルトラマンとセブンが狙いだった宇宙人軍団の罠にはまって、ウルトラマンとセブンは敵に捕らえられてしまいます。その後、我夢とムサシの前にウルトラの父と母も登場。

そして、メビウスを憎むニコは、ついにアーマードダークネスの中へ!!ニコを助けるため、メビウスもアーマードダークネスの中へ。その後、ニコの母親を殺したのはメビウスではなく、メビウスに化けたババルウ星人だったことが判明し、ニコの疑いは晴れます。

アーマードダークネスに飛び込んだメビウスとニコ、そして敵に捕まったウルトラマンとセブン、事態を打開するため”命の谷”に飛び込んだコスモスは、会場の人々の声援とフロスエナジーの力によって見事に復活。ゾフィー兄さんを始めとするウルトラ戦士たちも駆け付け、ウルトラ戦士VS宇宙人軍団の最終決戦の火蓋が切って落とされました。

まずはゾフィー、ジャック、エース、タロウ、レオ、80、メビウスたちの戦い。その乱戦が終わると、キリエロイドの前にウルトラマンティガが現われました。闇の力で宇宙を支配しようとするキリエロイドに対し、「TAKE ME HIGHER」をBGMに「人は自分自身の力で希望の光になれる!!」と宣言するティガが、まさにティガでかっこいい!!ティガのかっこよさが存分に表現された登場の仕方だったと思います。

ティガがゼペリオン光線でキリエロイドを倒して舞台裏に消えると、今度はナイスとゼアスが登場。「待って~、あ~行っちゃった~」とつぶやいているのはナイス。ナイスの息子はティガのファン(これは事実)なので、ティガの写真を撮りたかったとのこと。そこへ現われたヒッポリト星人に対して、「しょうがない、君で我慢するか」といった感じで、ナイスとゼアスはヒッポリト星人を翻弄します。翻弄されたあげく、ヒッポリト星人はゼアスのスペシュッシュラ光線とナイスのベリーナイス光線に倒されてしまいました。哀れ、ヒッポリト星人。

そして敵に苦戦するガイアの前には、ウルトラマンアグルが登場!!私が3回観たうちの最後の公演では、ガイアはアグルに対して「藤宮!!」と呼びかけていました。最初の2回は「アグル!!」だったので、恐らく吉岡毅志氏による生のアドリブだったのでしょう。『ウルトラマンガイア』を好きな方ならわかると思いますが、ガイアが「藤宮!!」と喋ったことに大感動!!超興奮!!「ちょうど身体がなまっていたところだ、手を貸してやる」と言うアグルに対し、「素直じゃないところも相変わらずだな」と返すガイア。あ~本物だ、本物のガイアとアグルが今目の前に!!ガイアとアグルらしいやり取りが展開されていて、このシーンは本気で感動&笑いました。

ピンチのコノミ隊員のところには、ウルトラマンヒカリが颯爽と登場!!その声はリュウ隊長!!かっこつけながら、「俺だぜ、コノミ」と言うリュウさん(姿はウルトラマンヒカリ)に笑ってしまいました。分身したバルタンを、ヒカリは鮮やかに倒します。続いてのコスモスの戦いには、やはりウルトラマンジャスティスが加勢。盛り上がります。

しぶとく生き残った宇宙人軍団は、自らの身体をアーマードダークネスに捧げ、アーマードダークネスは完全に覚醒。アーマードダークネスの力によって窮地に陥るウルトラ戦士たち!!舞台上には、ゾフィーからタロウまでの6兄弟と、レオ、80、メビウス、ヒカリ、ティガ、ガイア、アグル、コスモス、ジャスティス、ゼアス、ナイスがいました。17人のウルトラマンが束になってもアーマードダークネスには勝てません。

そこへ届く、ウルトラマンキングの声!!キングの声を聞いたウルトラ戦士たちは、最後の力を振り絞ります。まず、メビウス、ヒカリ(リュウ隊長と合体している)、そしてコノミ隊員の3人が一緒に「メビウ~ス」と叫び、フェニックスブレイブが登場!!フェニックスブレイブの攻撃と、他のウルトラマンたちの合体攻撃によって、ついにアーマードダークネスを倒すことができたのでした。

平和が戻って舞台も終幕。カーテンコールには、本編に登場しなかったウルトラマンたち(例えばウルトラマンマックスやウルトラマンダイナなど)も含めて総勢35人のウルトラマンが登場。ただし、ウルトラマン、セブン、ガイア、コスモスは変身前の俳優さんが出ているので、変身後の姿では出てきません。

カーテンコールでは本編で活躍した役者やヒーローだけでなく、本編で活躍しなかったヒーローたちの姿も見られることが楽しみの1つですが、なかでも出色だったのはウルトラマンジョーニアス!!マイナーなウルトラマンゆえ、舞台の端っこにいたのですが、自らが主役であるかと言わんばかりの猛烈なアピールを、客席に向けてしていました。それがまた、カッコイイの何の。最後、ジョーニアスの印象が強烈すぎて、今回のプレミアステージの良かったところを思い浮かべると、必ずジョーニアスが真っ先に脳裏に浮かぶという恐るべき事態になってしまいました。それぐらい、最後のジョーニアスが素敵でした。来年は、ジョーニアスをメインで活躍させるぐらいの勢いの舞台が観たいです。

『ウルトラマンプレミアステージ2』の内容と感想を書いてきましたが、後半は記憶が曖昧な部分も多く(燃えるシーンのオンパレードで、興奮しすぎて覚えていなかったり)、また書き続けて私自身が力尽きた面もあるので、かなり簡略になってしまいましたが、私の興奮の一端でもお伝えできたのであれば、望外の幸せです。

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