« ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 最終回 | トップページ | 池田屋事件の基礎的考察 »

2008年2月28日 (木)

ディズニー映画の猫たち 第3回

今回は「ディズニー映画の猫たち」を紹介する企画の3回目。今回は短編アニメーションでデビューした猫キャラクターを中心に紹介していくことになります。それに加えて、TVシリーズに登場した猫たちも紹介します。

まずは、ウォルト・ディズニーがラフォグラム社という会社で作った作品を2つほど。『ブレーメンの音楽隊』と『長靴をはいた猫』の2本。どちらも1922年の作品です。私は前者については未見なので詳しく存じていないのですが、ウマ、ニワトリ、イヌ、ネコといった4種類の動物たちが音楽隊を結成している話だそうです。後者は王様の娘と結婚したい少年が猫の知恵を借りるお話です。

1923年〜1927年まで続いた『アリス・コメディー』シリーズには、ジュリアスという猫のキャラクターが登場します。アリスと一緒に行動している猫なのですが、アリスよりも目立っているのではないかと思われます。何しろ、彼のお調子者的性格がトラブルを巻き起こすこともしばしばのようですから。シッポは自由に取り外すことができ、用途に応じて様々な使い方ができます。それどころか、頭も取り外しできたような記憶が…。ちなみにジュリアスは裸の猫ですが、二本足で歩きます。また、フィリックス・ザ・キャットの見た目を借用して生まれたキャラクターらしいです。

短編アニメーションに登場する猫キャラクターと言えば、山猫のピートを忘れてはいけません。ブラック・ピートとかペグレグ・ピートと呼称されることもある、ミッキーマウスの宿敵です。ピートはミッキーマウス・シリーズ以前のアリス・コメディ・シリーズやオズワルド・シリーズにも登場していましたが、その頃の外見はまだ猫ではありませんでした。1928年の『蒸気船ウィリー』に登場する際、ネズミのミッキーに対して山猫のキャラクターに改変されたものと思われます。

ピートは『蒸気船ウィリー』でミッキーと共演して以来、多くの短編作品でミッキー・ドナルド・グーフィーと共演しています。2003年に発売された、ミッキーマウス誕生75周年記念のビデオ作品『ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士』でも、ピートはミッキーの宿敵として活躍しています。

TVシリーズの話になってしまいますが、ピートには家族もいます。妻がペグ、息子がPJ、娘がピストルです。TVシリーズ『パパはグーフィー』では、ピート一家はグーフィー家の隣に住んでおり、グーフィーとマックスの親子とは家族ぐるみの付き合いをしています。また、長編映画『グーフィー・ムービー ホリデーは最高』やビデオ版続編『グーフィー・ムービー Xゲームは大パニック』では、PJはグーフィーの息子であるマックスの親友として活躍しています。

アカデミー賞短編アニメ賞を受賞した『プルートのなやみ』(1941年)はネコ絡みのお話です。ある日、偶然にもプルートは捨て猫を拾ってしまいますが、飼い主のミッキーはプルートそっちのけで、その猫を可愛がります。プルートは面白くありません。そんなとき、その猫が命の危険にさらされ、プルートの頭の中で「助けなさい」と言う天使プルートと「放っておけ」と言う悪魔プルートの戦いが始まって、最終的にはプルートが猫を助けるお話です。

また、1935年の『プルートの化け猫裁判』は、プルートががいじめてきたたくさんの猫たちがプルートを裁判にかけ、火あぶりの刑にするという、プルートの悪夢が描かれます。この作品でも、ミッキーは猫を可愛がっていてプルートは面白くない…というところから話が始まります。プルートが活躍する短編作品には、ネコ関係のものが他にもいくつかあるようです。

シリー・シンフォニー・シリーズにも、猫を主題とした作品がいくつかあります。1935年の『三匹の親なし子ねこ』はアカデミー賞短編アニメ賞を受賞した作品です。そのほかにも、『子猫の武勇伝』(1935年)や『いたずら子猫』(1936年)などの作品があります。

短編作品でデビューしたキャラクターではありませんが、長編映画『ピノキオ』に登場したフィガロが主役の短編作品がいくつかあることを、過去記事「子ねこのフィガロ」で紹介しました。

また、TVシリーズでデビューしたキャラクターですが、かつて東京ディズニーランドのグリーティングにも登場していたらしいので、ファットキャットを紹介しておきます。1989〜1990年のTVシリーズ『チップとデールの大作戦』に登場していた悪役です。犯罪組織のボスで、チップとデールのレスキュー・レンジャーと敵対しています。

第3回はここまで。第4回は、ネコ科のキャラクターたちを紹介します。

ディズニー映画の猫たち 予告編
ディズニー映画の猫たち 第1回
ディズニー映画の猫たち 第2回

もしよろしければ、下記をクリックしてください。
人気blogランキングへ

|

« ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 最終回 | トップページ | 池田屋事件の基礎的考察 »

コメント

プルートのなやみ、好きでした・・・
プルートよくやった!って思います笑
そしてあの天使と悪魔も好きですー

投稿: 27鳥 | 2008年2月29日 (金) 21時59分

>27鳥さん

コメント、ありがとうございます。

「プルートのなやみ」は私も好きな作品なんです。
プルートが魅力を最大限に発揮していますよね。
アカデミー賞を獲得するだけありますよねぇ。

投稿: パルティアホースカラー | 2008年3月 1日 (土) 19時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/128116/16950416

この記事へのトラックバック一覧です: ディズニー映画の猫たち 第3回:

» ディズニー映画の猫たち 第4回 [つばめ飛ぶ 餌を取りては 子のもとへ]
ディズニーのアニメーション映画に登場した猫のキャラクターたちを紹介する企画の、第 [続きを読む]

受信: 2008年3月25日 (火) 09時38分

« ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 最終回 | トップページ | 池田屋事件の基礎的考察 »