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2007年12月 9日 (日)

1975年の遊園地事情

東京ディズニーランドが開園したのは1983年。来年は25周年ということになります。1980年代生まれの私にとっては、東京ディズニーランドと言えば、物心付いた頃から当然のように存在していたもの。多分、私よりも年下の人、例えば10代の人などにとっては、なおさらそのような意識が強いのではないかとも思います。

その結果、「ディズニー」と言えば「ディズニーランド」を想起する人もかなり多いように感じます。それぐらい、東京ディズニーランドの存在は一般に浸透していると思うのです。もちろん、私の個人的印象なので、実際のところはどうなのかわかりませんが、しかし少なくとも、「東京ディズニーランドが存在していなかった時代」を簡単に想像できない人は確実にいることでしょう。

前置きはこのぐらいにして、以下は本題。今回は、東京経済大学が発行している紀要『コミュニケーション科学』第24号(2006年3月発行)に掲載された、上田裕氏の論文「1975年の遊園地事情‐文化社会学的考察‐」という論文を紹介します。まさに、東京ディズニーランドができる以前の日本の遊園地事情を考察した研究論文です。

私もまだちゃんと全部読んだわけではないので、内容の紹介は簡単に。上田氏によれば、関西の五大私鉄である阪神、阪急、近鉄、京阪、南海がそれぞれ運営する遊園地にとって、1975年前後の時期はまさに最盛期と呼べるものだったそうです。上田氏はその時期に、無作為に選んだ各遊園地の入園者を尾行し、いつ・どこで・何をしたかを記録し、最後に尾行していたことを明かしてアンケートに答えてもらうという調査をしていたとのこと。ここで紹介する論文も、その調査が生かされた内容になっているようです。

上田氏は1975年に調査した上記データを基に、当時の人々にとって遊園地というのはどのような存在で、どんな風に遊園地を楽しんでいたのかを描いていきます。そうすることによって、上田氏自身の言葉を引用すれば、「東京ディズニーランドの1983年開園に向けて着々とその計画が進められていた1975年という時期がもつ意味を考察」して、「遊園地からテーマパークへと展開していく娯楽のあり方とその社会的背景を提示」したいというのが、上田氏の論文の趣旨です。なかなか面白そうです。

興味深い内容が書かれていそうな上田裕氏の論文「1975年の遊園地事情‐文化社会学的考察‐」は、インターネット上でPDFで読むことが可能です。興味のある方は、東京経済大学のコチラのページで、「1975年の遊園地事情」と書かれた部分をクリックしてください。PDFが開きます。

また、コチラをクリックすれば、すぐにPDFで上田氏の論文が開きます。

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