世界アニメーション映画史:ウォルト・ディズニー
『世界アニメーション映画史』第1集・第2集というDVDが、コロムビアミュージックエンタテインメントから発売されています(販売:紀伊國屋書店)。第1集と第2集はそれぞれDVD5巻構成で、全部でDVD10巻。その第10巻(第2集)が、『ウォルト・ディズニー』と題されています。
1巻ごとのバラ売りはされていないため、5巻セットの形で購入するしかないのですが、第1集も第2集もそれぞれ21万円(税込)。両方買うと42万円もします。そもそも、学校や公共施設向けを想定した商品らしいので、個人での購入はできないのかもしれませんが、以下のようになかなか興味深いラインナップです。
第1集
Vol.1:エミール・コール(Emile Cohl)「ファンタスマゴリア」他、計19作品
Vol.2:ウィンザー・マッケイ(Winsor McCay)「恐竜ガーティ」他、計8作品
Vol.3:ラディスラフ・スタレビッチ(Ladislas Starevitch)「映画カメラマンの復讐」他、計8作品
Vol.4:パット・サリバン(Pat Sullivan)「フェリックスの初恋」他、計15作品
Vol.5:マックス&デイブ・フライシャーⅠ(Max and Dave FleischerI)「ココと中国人」他,計17作品
第2集
Vol.6:ウォルター・ランツ(Walter Lantz)「ディンキーと赤ずきんちゃん」他、計12作品
Vol.7:ウィリス・オブライエン(Willis O'Brien)「恐竜とミッシングリンク」他、計11作品
Vol.8:マックス&デイブ・フライシャーⅡ(Max and Dave FleischerII)<ビン坊&ベティ>「ベティの白雪姫」他、計16作品
Vol.9:ヴァン・ビューレン(Van Beuren)<トムとジェリー、他>「ねず公の危機」他、計14作品
Vol.10:ウォルト・ディズニー(Walt Disney)「長靴をはいた猫」他、計14作品
以上のように、『世界アニメーション映画史』という題名に偽りのないような内容になっています。10巻の『ウォルト・ディズニー』については後ほど収録作品をすべて記載しますが、そのほかについても興味深いです。
例えば、Vol.6の『ウォルター・ランツ』には、「オズワルドの北極オリンピック」や「オズワルドの動物野球試合」などの短編アニメーションが収録されていますが、オズワルドはミッキーマウス以前にウォルト・ディズニーが生み出した、「しあわせうさぎのオズワルド」です。ここに出てくるオズワルドは、ウォルトがオズワルド製作の権利を失って以降のオズワルド。貴重だと思います。
ともあれ、Vol.10『ウォルト・ディズニー』に収録されている作品を、以下に記してみます。カッコ内は公開年です。アリス・コメディーのシリーズが多いですね。
・ラッフ オー グラム(1920)
・長靴をはいた猫(1922)
・アリスの平和の使者(1924)
・アリスとカニバルズ(1925)
・アリスと闘牛士(1925)
・アリスの農場は大騒ぎ(1926)
・アリスの中国は大騒ぎ(1925)
・アリスと快速列車(1925)
・アリスと捨て猫(1926)
・アリスの猛獣国(1925)
・アリスの家を守ろう(1925)
・アリスの捕鯨船(1927)
・オズワルドのロボット牛(1927)
・オズワルドの戦争(1927)
先述したように、このDVDは非常に高く、そもそも個人向け販売があるかどうか定かではありません。ですから、興味のある方はお近くの図書館などで探してみるのが良いかと思われます。
私が調べたところ、横浜国立大学、沖縄国際大学、京都大学、神奈川芸術工科大学、大阪芸術大学、東京芸術大学、佛教大学、慶應義塾大学湘南藤沢センター、龍谷大学などで所蔵しているようですね。それぞれの大学に教職員や学生として所属している方は、問題なく利用できることでしょう。一般にも閲覧を許している大学もありそうですね(私はそこまでは調べていません)。
もしよろしければ、下記をクリックしてください。
人気blogランキングへ
| 固定リンク



コメント