ディズニー短編映画とトゥーンタウン
以前、「書評:ディズニー映画音楽徹底分析」という記事で、谷口昭弘氏の著書『ディズニー映画音楽徹底分析』(スタイルシート、2007年)を紹介しました。同書は様々なディズニー映画で使用された音楽について、詳細な分析を施しているため、思い入れのある曲が頭に浮かんできたりして、読んでいて楽しい本です。
私は谷口氏の著書を読んでいるとき、特に東京ディズニーランドのトゥーンタウンに行きたい気持ちになりました。トゥーンタウンでは、「シリー・シンフォニー」シリーズや「ミッキーマウス」シリーズなど、ディズニー短編映画で使われた曲が、一日中流れているからです。ディズニー長編映画には名曲が多いですが、短編映画の中でも、印象深い曲(ディズニーのオリジナル曲以外も含めて)が使われていることが多いのです。
『ミッキーの日曜日』でミッキーとミニーが歌う「Puppy Love」や、『アリとキリギリス』でキリギリスが歌い、その後はグーフィーのテーマソングのようになった「遊んで暮らそうよ~♪」という歌詞の曲(すみません、曲名をど忘れしました)、『三匹の子ぶた』の「狼なんか怖くない」など、トゥーンタウンではほぼ一日中、ディズニー短編映画で使用された印象深い曲が流れていて、私は実に楽しいです。谷口氏の著書を読んでいるとき、そんなトゥーンタウンを思い出しました。
ディズニーと言えば長編アニメーションが有名ですから、『白雪姫』や『アラジン』などの長編作品はたくさん見たことがあっても、短編アニメはあまり見たことがないという方も、結構いると思います。でも、ミッキーたちが住んでいるトゥーンタウンには、ミッキーたちが出演した短編作品で使用された曲が流れています。機会のあるときにディズニー短編アニメを見てみると、トゥーンタウンをより一層楽しめるようになるのではないかと思います。
と言っても、短編アニメにどんなものがあって、どんなDVDに収録されているか、よくわからない方も多いと思います。そこで、興味のある方がおりましたら、以下のDVDなどをレンタルしてみてはいかがでしょうか。とりあえず、10本紹介します。個人的にオススメな短編作品が収録されているDVDばかりです。「…」以降の記述は簡単な内容紹介です。
・『ミッキーのスペシャル・クリスマス』…ビッグ5が初めて勢ぞろいした『ミッキーのアイス・スケート』や、プルートの動きや表情が面白い『プルートのクリスマス・ツリー』が収録されています。
・『ドナルドのギャグ・ファクトリー』…ドナルドダックがハチミツを採るためにミツバチのコスプレをする『ドナルドの蜂蜜泥棒』などが収録されています。
・『ミッキーとミニーはなかよし』…ミッキーとミニーのバカップルぶりが楽しめる『ミッキーの日曜日』や、デイジーダック主演作とも言うべき『ドナルドのジレンマ』が収録されています。
・『ハロー!チップとデールがやってきた!!』…チップとデールの憧れの歌姫クラリスが登場する『リス君は歌姫がお好き』を収録。
・『みんなだいすき ミッキー!』…ミッキーの代表作を堪能できます。ミッキー・ドナルド・グーフィーの3人が活躍する抱腹絶倒の作品も収録。
・『みんなだいすき ドナルド!』…ドナルドダックの代表作が収録されています。特に『ドナルドの摩天楼』と『ドナルドのダンス大好き』はオススメです。
・『みんなだいすき グーフィー!』…グーフィーの代表作が収録されています。特にオススメなのは、『グーフィーのスキー教室』です。
・『とっておきの物語 三匹の子ぶた』…『三匹の子ぶた』などが収録されています。シリー・シンフォニー作品が中心です。
・『とっておきの物語 みにくいあひるの子』…『みにくいあひるの子』や『風車小屋のシンフォニー』などのシリー・シンフォニー作品が収録されています。
・『とっておきの物語 ドナルドのさんすうマジック』…中編ですが名作の『ドナルドのさんすうマジック』と、ほか2本の短編作品を収録しています。
オススメの短編作品が収録されているDVDは他にもあるのですが、あまり多すぎてもどうかと思いますので、以上の10本でやめておきます。ディズニー短編作品を見たことがないけれど、でも興味があるという方は、とりあえず上記のDVDをレンタルしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、トゥーンタウンは元々、映画『ロジャー・ラビット』に初登場した設定で、アニメーションのキャラクターが暮らしている街です。
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