ジャイアンは面白い
最近、休日など時間のあるときに、ドラえもん映画のDVDをレンタルしてきて見ることがあります。例えば、ここ2~3週間ほどで、『のび太と鉄人兵団』、『のび太と竜の騎士』、『のび太のパラレル西遊記』、『のび太の日本誕生』、『のび太のドラビアンナイト』を見ました。
ドラえもんの長編映画は元々大好きでしたが、改めて見るのは久しぶりな作品ばかりです。どの作品も楽しめたのですが、子供の頃は気付かなかった新たな魅力に気付いてしまいました。それは、ジャイアンの言動が面白いということです。
元々、普段はいじめっ子のジャイアンが、映画になると勇ましく仲間想いのいい奴に変貌することを指摘する人は少なくありませんでした。ジャイアンは、映画になるとTVとは異なる魅力を見せてくれるのです。しかし、今回気付いたジャイアンの新たな魅力は、それだけでは語れません。彼の言動を注意深く聞いていると、ときおり物凄く面白いことを言うのです。
例えば、『のび太の日本誕生』。この作品では、7万年前の中国大陸にいたククルという少年が、時空乱流に巻き込まれ、現代世界にタイムスリップしてきてしまいます。ジャイアンとスネ夫は、そのククルを、のび太の部屋で見つけました。ジャイアンはククルに何者なのか尋ねますが、当然、言葉は通じません。そこで、ジャイアンは冷静に言いました。「外人だぜ、スネ夫~」と。
相手が原始人の格好をしていようが、言葉が通じなかろうが、ジャイアンは冷静です。あくまで冷静に、自分の目の前にいるククルが言葉の通じない外人であることを認識し、さして驚くこともなく、対策をスネ夫に相談するのです。
この場面、昔見たときは別に何とも感じなかったのですが、今回は妙に面白く感じてしまい、笑ってしまいました。ジャイアンの冷静かつ素直な言動が、私のツボにはまったのです。
その後、ククルはドラえもんたちに、自分の村が「暗闇族」と呼ばれる連中に襲撃されたことを語ります(このとき、すでに「翻訳こんにゃく・お味噌味」で言葉が通じる状態)。それを聞いたジャイアンは、ククルに詰め寄ります。「何で戦わないんだ、その真っ暗族と!!」。ここでスネ夫は、「ジャイアン、暗闇族」と冷静にツッコミます。このやり取りが、また面白いのです。
また、7万前の日本で空を飛びまわるトキの群れを見たスネ夫は、「これが20世紀にはほとんど絶滅しちゃうんだもんね」と言います。それへのジャイアンの応答は、真顔で「残念だなぁ」と言うことでした。ジャイアンの真顔が笑えます。
『のび太のパラレル西遊記』では、西遊記の劇で孫悟空の役を演じる出木杉くんと、猪八戒を演じるジャイアンのやり取りが笑えます。孫悟空役の出木杉に「このブタやろう」と言われたジャイアンは、お芝居であることを本気で忘れて、「ちょっと頭がいいと思って~」と怒り出し、出木杉に襲い掛かりそうになりました。ジャイアンの素直な性格が、いい味を出しているシーンに感じました。
妖怪の大ボスである牛魔王に捕まって、食べられてしまうかもしれないピンチに陥ったジャイアンは、牛魔王に向かって叫びます。「牛丼にしてやりて~」と。
『のび太のドラビアンナイト』では、絵本入りこみ靴で『ジャックと豆の木』の世界に入ったジャイアンが、面白いことを言ってくれます。スネ夫から、ジャックが豆の木を登って巨人の家に来て大変なことになるというあらすじを聞いたジャイアンは、冷静に次のような意見を述べます。「それはやめさせた方がいいよ」と。スネ夫は驚いて、そんなことをしたら話がメチャクチャになると言うのですが、ジャイアンは聞きません。「スネ夫、お前には優しさというものがないのか」と、スネ夫を叱るのでした。
とにかく、冷静に落ち着いてドラえもん映画を見ると、要所要所でジャイアンが物凄く面白いことを言っているのが目に付きました。これは結構、発見でした。
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コメント
作品とか、性格や牛丼とか気付いた
パルティは、牛丼をスリップしたかったの♪
投稿 BlogPetの内蔵太 | 2006年11月 7日 (火) 17時30分