ディズニー・アート展
先日、ピクサー展についての記事をお届けしました。それに続いて先週の土曜日には、東京都現代美術館で開催されているディズニー・アート展に行ってまいりました。最初に感想から言ってしまえば、ピクサー展とはまた違った意味で素晴らしく、ディズニーファンなら行って損はないと断言できます。チケット料金は大人1,000円ですが、安過ぎるぐらいだと感じました。
会場に到着したのは、午後3時ごろ。非常に盛況な様子で、かなり混雑していました。美術館が閉館する午後6時までじっくり鑑賞したのですが、じっくり見過ぎたためか、すべての展示を見終わることができず。すべての展示をちゃんと見るには、多分、あと2時間ぐらいは必要だったと思います。また後日改めて、ちゃんと見られなかった分の展示を見たいです。ということで、もう一度行くことが早くも決定しました。今度は時間のあるときに朝から行こうと思います。2回行っても3回行っても構わないと思えるほどの、素晴らしい展示内容だったのです。
ディズニー・アート展の内容を全くご存じない方のために、簡単に説明します。ディズニー・アート展とは、ディズニーの初期映画作品のセル画やコンセプトアートなど約550点が公開されている美術展です。特に、『眠れる森の美女』についての展示が多いのが特徴。ディズニー映画が好きな方には、とてもオススメの美術展。また、ディズニー自体には興味がなくても、絵に関するお仕事をされている方には、興味深い内容の展示も多いのではないかと思います。
興味深い展示が多いディズニー・アート展ですが、展示されているセル画やコンセプトアートあるいは背景画などは、1959年に公開された『眠れる森の美女』までの作品だけです。最近の作品の展示はないので、その点には注意が必要かもしれません。何らかの展示品がある映画の主なものは、以下の通り(青文字部分)。カッコ内はアメリカでの公開年です。覚えている範囲ですので、抜け落ちているものがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
『蒸気船ウィリー』(1928年)、『花と木』(1932年)、『三匹の子ブタ』(1933年)、『白雪姫』(1937)、『ピノキオ』(1940)、『ファンタジア』(1940)、『ダンボ』(1941)、『バンビ』(1942)、『南部の唄』(1946年)、『ミッキーとジャックの豆の木』(1947年)、『メロディ・タイム』(1948年)、『イカボード先生のこわい森の夜』(1949年)、『シンデレラ』(1950年)、『ふしぎの国のアリス』(1951年)、『ピーター・パン』(1953年)、『わんわん物語』(1955年)、『眠れる森の美女』(1959年)などなど。
上記のディズニー映画のセル画などが公開されているというだけで、ヨダレが出るほど興奮する方もいることでしょう。実際、私がそうでした。世間体を考えてヨダレは出さないように気をつけましたが、数々の展示を興奮しながら鑑賞したのです。
特に印象に残ったことの1つが、メアリー・ブレア。ディズニー・アート展について書かれている色々なブログで彼女の話題を読んで、彼女が描いたコンセプトアートには期待しながら会場に入りました(私は、メアリー・ブレアについては最近まで知りませんでした)。映画で実際に使われた絵柄とは異なりますが、独特な色合いなどが印象的でした。
そして、ナイン・オールドメンが描いた原画も、とても印象的。ナイン・オールドメンとは、ウォルト・ディズニーがベテランのアニメーター9人をそう名付けたもので、今や伝説の存在となっています。そのナイン・オールドメンの描いた原画が展示されているのですが、どれも良かったです。ナイン・オールドメンを詳しく紹介しているのも良かったですね。
中でも印象に残ったのは、ウォード・キンボールとマーク・デービス。ウォード・キンボールの描いたジミニー・クリケットがかなり印象的でした。私がジミニー・クリケット好きということもあってのことなのですが。そして、マーク・デービスは、シンデレラ、アリス、ティンカー・ベル、オーロラ姫、マレフィセントなどの有名な女性キャラクターを生み出したアニメーターですが、彼が描く女性キャラクターは、確かに良かったです。一見の価値あり。
他には、小さい画面ではありますが、ミッキーマウスのデビュー作(製作された順番では三番目)の『蒸気船ウィリー』が会場内で上映されています。『蒸気船ウィリー』をご覧になったことのない方は、この機会にディズニー・アート展の会場で観賞するのも一興かもしれません。
また、私は時間の関係で観られなかったのですが、シリー・シンフォニー・シリーズと呼ばれる、初期のディズニー映画を代表したシリーズの中から、2本の短編映画が大画面で上映されていました。1つは世界初のカラー・アニメーション作品にして、アカデミー賞短編アニメ賞の第1回受賞作品ともなった『花と木』(1932年)。もう1つは、シリー・シンフォニー・シリーズの最初の作品である『骸骨の踊り』(1929年)。
私は幼少時代に、所持していたビデオに部分的に収録されていた『骸骨の踊り』を観て以来、『骸骨の踊り』が大好きでした。部分的にではなく全編通して(と言っても10分弱ですが)を観たのは大人になってから。やはり、好きな作品です。思えば、幼少時代に『骸骨の踊り』というマニアックな作品を気に入っていた段階で、私がディズニー好きになる道は決まっていたのかもしれません…今にして思えばですが。ともかく、そんな『骸骨の踊り』と『花と木』が大画面で観られるのですから、ディズニー・アート展に今度行くときには、しっかり観てこようと思います。
ミッキーマウスの顔のイラストを描いて楽しめるコーナーや、ミッキーの帽子(魔法使いの弟子仕様)やオーロラ姫のティアラなどを紙で作って遊ぶコーナーなどもありましたので、セル画などの展示には興味を示さないお子様でも、楽しめると思います。
最後には、グッズを売っているコーナーがありました。ここも凄い混雑で、とりあえず目に付いたものだけを同行者と一緒に購入して帰りました。2,800円の図録など、全部で12,000円ほどお買い上げ(半分以上は同行者の出費)。ポストカードも売っていたのですが、あまりに種類が多くて、美術館の閉館時間が迫っていた関係でゆっくり見ることを諦め、また今度来たときに購入することにしました。
右の写真は、何となく購入した、ホーレス・ホースカラーのおもちゃ。ブリキの車で、チョロQのように走ります。別にディズニー・アート展の会場でなくても普通に購入できるものだったようですが、私は今まで目にしたことがないものだったので、即座に購入を決意。「ディズニー成分解析と、ホーレス・ホースカラーおよびクララベル・カウの話題」という記事でも書きましたが、私は「パルティアホースカラー」を名乗っているだけあって、ホーレス・ホースカラー好きですので、ついホーレスのグッズが売っていることに嬉しくなり、買ってしまったのです。
ともあれ、ディズニー・アート展は、ディズニー好きの方にはとてもオススメ。楽しいし、面白いし、興奮すること・感心すること・感嘆すること・驚愕すること・感動すること間違いなしだと思います。私もまた行くつもりです。
もしよろしければ、下記をクリックしてください。
人気blogランキングへ
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/128116/11161501
この記事へのトラックバック一覧です: ディズニー・アート展:
» 「ディズニー・アート展」 [京の昼寝〜♪]
昨年暮れに千葉大でディズニー・アニメの原画(セル画)が発見されたニュースには驚かされましたね でも、そのニュースを聞いたときには、いつかはきっと自分の目で当時の原画を確かめることが出来ると期待していました〜 そして今回、それらが一般に公開される「ディズニー・アート展」が東京都現代美術館で開催されることになりました
ディズニー・アニメはこの世に登場してから、どんな世代にも決し�... [続きを読む]
受信: 2006年8月 2日 (水) 23時38分
» ジミニー・クリケット‐星が認めた小さな「良心」の魅力 [つばめ飛ぶ 餌を取りては 子のもとへ]
最近、『ディズニー・アート展のすべて』というタイトルのDVDとブルーレイディスク [続きを読む]
受信: 2007年1月17日 (水) 20時18分



コメント
お久しぶりです。ディズニーアニメーションアート展に行かれたのですね。私も一度会場まで足を運んだのですが、あまりの混雑に帰ってきてしまいました。やはり滞在時間5時間くらいは必要でしょうか?朝から行かないとゆっくり見て回れなそうですよね。幸いなことに家から10分くらいで行けるので、今度は朝から行ってみようと思います。
花と木が大画面で見れるなんて・・・もうそれだけのために何回も通いたいです(笑)グッズもディズニーストアで売っているのを見ましたが、シックな感じでステキなものが多いですよね。アリスのポストカードセット(1700円くらいしたはず)が欲しいなぁと思いました。
投稿 あや | 2006年7月31日 (月) 23時18分
>あやさん
お久しぶりです。
コメント、ありがとうございます。
ディズニー・アート展は良かったですよ。じっくり見たいものが多すぎて、気付いたら見終わっていないのに閉館時間になっていました。ディズニー好きであればあるほどじっくり見ることになると思いますので、本当に5時間ぐらいあった方がいいかもしれません。
もっとも、他のブログさんなどを見ると、2時間ほどで回りきっている方も結構いるみたいですが、550点の展示物すべてをじっくり見るつもりなら、ある程度の時間は確保しておいた方が無難だと思います。
グッズは気になるものばかりですよ。ディズニーストアに置いてあるものはあくまでごく一部なので、それ相応の散財を想定して臨むことをオススメします(笑)。
投稿 パルティアホースカラー | 2006年8月 1日 (火) 07時11分
きょうディズニーで、閉館しなかった。
投稿 BlogPetの内蔵太 | 2006年8月 1日 (火) 14時59分