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2005年9月29日 (木)

『ジャイアント・ピーチ』の感想

ここ数日で、レンタルしてきた3本のディズニー映画『ジャイアント・ピーチ』『ブラザー・ベア』Mr.インクレディブル』を一気に観ました。そこで、これらの映画の紹介と若干の感想を述べてみたいと思います。この記事ではさしあたり、『ジャイアント・ピーチ』について述べます。

まず、『ジャイアント・ピーチ』ですが、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』でお馴染みのティム・バートンが手掛けた作品で、1996年に公開されました(『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』についての感想はコチラの記事をご覧ください)。『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を観てティム・バートンに興味を持ったので、この『ジャイアント・ピーチ』は同じくバートンが手掛けたディズニー作品ということで、レンタルしてきました。

この映画の特徴は、実写+ストップ・モーション・アニメになっているということでしょうか。あらすじは、主人公のジェームス・ヘンリー・トロッター(少年)と、人間サイズに巨大化して喋れるようになった虫たちが、みんなで協力して、巨大な桃に乗って憧れの街・ニューヨークを目指すというものです。原作は、ロアルド・ダールの『おばけ桃の冒険』で、バートンが一番撮ってみたかった作品だそうです。

この映画は、はっきり言って面白かったです。大きな桃が鳥に引っ張られて空を飛ぶなど、ファンタジックな場面が続出します。大体、大きくなった桃と大きくなった虫という設定自体、とても面白いです。ジェームスの仲間の虫たちもみんな個性的で、私は特に、大西洋よりも太平洋の方が広いことを知っている博学なキリギリス君を気に入りました。そのほか、ミミズ君やムカデ君など、みんなとても面白くて楽しい連中で、虫が苦手な人でも楽しめるキャラクターに仕上がっていると思います。

最後はディズニーらしく、ハッピーエンド。お子様も楽しめる良質な内容に仕上がっております。と言うより、映画全体の雰囲気がとても素敵です。初めは意地悪なおばさんたちに文句を言えなかった主役のジェームスも、冒険を通して危機を乗り越える度に成長し、最後にはおばさんを撃退するのも、見ていて痛快でした。冒険を共にしたジェームスと虫たちが、自分たちは家族だと歌うシーンなど、とても素敵です。いずれはDVDを購入したいなぁと思える作品でした。

作品全体の雰囲気が、1977年公開のディズニー映画『ピートとドラゴン』を彷彿とさせるような気がするのは、私だけでしょうか?『ジャイアント・ピーチ』の主役・ジェームスは、両親に先立たれ、意地悪な二人のおばさんに引き取られてこき使われ、逃げ出して大西洋を越えてたどり着いたニューヨークにまで、そのおばさんたちは追いかけてきて、でも最後には幸せを手にする…何だか、ジェームスに、『ピートとドラゴン』の主役の少年・ピートに通ずるものを感じたのです。と言うより、不幸なピートのところにエリオットがやってきたように、ジェームスのところにもエリオットが来てもおかしくないなぁと感じたんですね。実写+アニメで、ミュージカルシーンが魅力的ということでも、二つの作品の雰囲気は似ている気がしたのですが、どうでしょうか?ちなみに、『ピートとドラゴン』については、コチラのブログ(十六夜の庵)を是非ご覧ください。

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のジャック・スケリントンが、海賊の幽霊役で友情出演しているのも、見逃せないところです。

良かったら、『ブラザー・ベア』の感想(コチラ)と『Mr.インクレディブル』の感想(コチラ)もご覧ください。

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