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2005年8月22日 (月)

ディズニーの知られざる映画-『奇跡の旅』-

今日も明日も明後日も、東京ディズニーランドやディズニーシーには、夢や魔法、冒険やイマジネーションを求める人々が、たくさん訪れることでしょう。元々はディズニー映画の中に表現されていた夢や魔法や冒険、それらを大きく広げ、さらに新たな夢や魔法やイマジネーションを加えて創り出された世界、それが二つのパークなのではないでしょうか。

だからこそ、二つのパークには、映画を題材にしたアトラクションが数多くあります。あるいは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』『カントリー・ベアーズ』のように、夢や冒険がいっぱいのアトラクションが映画化されたこともあります。映画を観てアトラクションやキャラクターを好きになる人もいれば、アトラクションを気に入って元ネタの映画に興味を持つ人もいるでしょう。

例えば、『ファンタジア』(『魔法使いの弟子』)を観てから、「ミート・ミッキー」で『魔法使いの弟子』の衣装を着たミッキーに会いたい気持ちが高まる人もいるでしょう。映画の『海底2万マイル』を観た人は、ミステリアスアイランドの景色に感慨を抱くに違いありません。「ブレイジング・リズム」で踊るターザンを観て、映画の『ターザン』を観たくなる人もいるかもしれません。「マーメイドラグーンシアター」に行った後、『リトル・マーメイド』を観てみようと思う人もいるでしょう。いずれにせよ、夢と魔法、そして冒険とイマジネーションは、人々の心の中で、かぎりなく広がってゆくわけです。新たな夢や魔法、冒険やイマジネーションを求めて、映画を観たり、パークに行ったりするわけです。ちなみに、ここに挙げた例は、すべて以前の私のことです。

しかし、ディズニーランドやディズニーシーのアトラクションに再現されている映画だけが、ディズニー映画ではありません。また、ディズニーランドの中で会えるキャラクターだけが、ディズニーキャラクターではありません。ほかにもディズニー映画はたくさんありますし、ディズニーキャラはたくさんいます。それらの中にも、夢や魔法、冒険やイマジネーションはたくさんあるのです。今回の記事では、ディズニーランドやディズニーシーに行くだけでは触れることのできないディズニー映画を紹介してみたいと思います。今回は『奇跡の旅』を紹介します。

『奇跡の旅』は、1992年製作の実写映画で、1963年の『三匹荒野を行く』のリメイク作品です。ディズニー映画と言えばアニメというイメージが強いですが、実はアニメ以上に数多くの実写映画を製作しています。『パイレーツ・オブ・カリビアン』、『海底2万マイル』などは、たくさんある実写映画の中の一つに過ぎません。『奇跡の旅』はそれら実写映画の中でも、ディズニーランドやシーのアトラクションなどに再現されていませんので、観たことがある方はどれだけいるでしょうか。

ストーリーは以下の通りです。三人兄弟の母親が再婚し、再婚相手の仕事の都合で、一時的にペットを飼えない家に引っ越すことになり、その間だけ、大切な三匹のペットを知人に預かってもらわねばならなくなりました。三匹のペットとは、ゴールデン・レトリーバーの老犬シャドウ、わんぱくなアメリカン・ブルドックのチャンス、気取ったヒマラヤンのサシー。この映画では、基本的に動物たちは人間の言葉を断片的にしか理解できないように描かれているため、三匹は自分たちが飼い主に置いていかれた理由がわかりません。元々は捨て犬で、保健所にいたこともあるチャンスはまた捨てられたのではないかと思い、シャドウは飼い主に何かあったのではないかと心配になります。ともあれ、飼い主(三人の子供たち)に会いたい三匹は、預かってもらっている家を抜け出し、元の家に帰ろうとして、荒野へと旅立ちます。行く手にはシェラネバダの山脈が立ちふさがり、クマやピューマに襲われ、激流に流され…二匹の犬と一匹の猫が協力して、数々の困難を乗り越え、ついに家族の元に帰り着く、感動の作品です。また、三人の兄弟たちが、母親の再婚相手を父親と認めるまでの過程を描いたホームドラマとしての一面もあります。捨て犬で、人間を心の底からは信頼していなかったチャンスが、ついに心を許せる「家族」を見つける物語でもあります。

とりあえず、泣けます。動物好きで、なおかつピュアな方ならば、号泣すること間違いなしです。ラストが少しご都合主義的な気もしますが、それを補って余りあるほどの感動ストーリー!!動物たちが家に帰ろうとする理由も、ただ自分たちが寂しいからということだけではなく、自分たちが子供たちのそばにいて、子供たちを守ってあげねばならないという使命感によります。また、動物たちの演技が素晴らしい!!もう、それしか言えないぐらい、素晴らしい。「どうやったら、こんな演技を犬や猫にさせられるんだ!?」と思うシーンの連続です。また、動物たちの会話も実に楽しいし、笑えます。つまり、涙と笑い、両方の要素があるわけです。ディズニーにこんな映画あったんだ~と思える、とても素敵な作品。動物愛護協会賞受賞作品です。

なお、続編として、『奇跡の旅2 サンフランシスコの大冒険』があり、こちらも面白いです。ちなみに、私はオリジナルの『三匹荒野を行く』をまだ観ていないのですが、オリジナル版の方が面白いという意見も多いようです。

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» 奇跡の旅2/サンフランシスコの大冒険 [ともやの映画万歳!]
(原題:HOMEWARD BOUND II:LOST IN SAN FRANCISCO) 【1996年・アメリカ】DVDで鑑賞(ともや評価:★★★☆☆) 1963年に公開された「三匹荒野を行く」が1993年に「奇跡の旅」としてリメイクされ、この作品はそのオリジナル続編となる。 前回の冒険から2年後。ア... [続きを読む]

受信: 2005年8月22日 (月) 01時35分

» 南部の唄。 [十六夜の庵]
オークションで購入しました。黒人差別問題が絡んでDVD化が望めないと云われる、 [続きを読む]

受信: 2005年8月24日 (水) 16時42分

コメント

奇跡の旅、泣けますね。
コメディタッチなのに、あの3匹が魅力的であるがために
どんどん感情移入してしまい、最後は感動ストーリー。

動物たちの演技には感服です。とりわけチャンスは、
顔つきからしてあまりお利口そうじゃないのに…(笑)
あのイタズラぶりも演技だとしたら、大変ですね。

「TDRのアトラクションと映画」について書かれていましたので、そのつながりでトラックバックさせていただきました。

投稿 ひまわり | 2005年8月24日 (水) 16時48分

>ひまわりさん

コメント&トラックバック、どうもありがとうございます。
確かに、あの三匹はいいですよね。三匹それぞれの個性があって、その掛け合いが面白いと思います。そんな個性いっぱいで魅力的な彼らだけに、ジーンと感動させてくれるんでしょうね。
どうやったら犬や猫にあんな演技をさせられるのか、映画のスタッフに聞いてみたいですね。

投稿 パルティアホースカラー | 2005年8月24日 (水) 22時29分

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